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通り魔



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【この小説が収録されている参考書籍】
通り魔 (1963年) (創元推理文庫)
通り魔 (創元推理文庫 146-2)

通り魔の評価: 4.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

F・ブラウンはミステリーも巧いですね。

新聞記者スイーニーは使命感に燃えているわけでなく動機は不純だけど、不思議と共感できます。途中まではかなり良いです。危うい雰囲気を味わえるし、読みやすい。翻訳も良いと感じるし、ブラウンものりのりで冴え渡っています。
通り魔 (創元推理文庫 146-2)Amazon書評・レビュー:通り魔 (創元推理文庫 146-2)より
4488146023
No.3:
(4pt)

歓びの毒牙の元ネタ

ガラス扉の向こうで血まみれで倒れこむ女性、犬が洋服のホックをはずし、
あらわになる白い肌・・・。いやいや、なんともフェティッシュな冒頭。
スクリーミングミミと名付けられた人奇妙な形、ストリップシーンなどなど、
偶然、手にした古い本に、ぐいぐい引き込まれてしまいました。
SF短編の作家だと思ってたのに、やるね、ブラウンさん。

ちなみに映画化を目論んでいたベルナルド・ベルトリッチがこの小説を紹介したのが
ダリオ・アルジェント。気にいったアルジェントが映画化権を買おうとしたけど
高くて断念し、「通り魔」を元に書いた脚本が、アルジェントの監督デビュー作
「歓びの毒牙」だそうだ。

おいしい蕎麦屋で、頼んだカレーうどんがおいしかった、って感じ。
ごちそうさまでした。
通り魔 (創元推理文庫 146-2)Amazon書評・レビュー:通り魔 (創元推理文庫 146-2)より
4488146023
No.2:
(4pt)

飲んだくれ記者の一念発起

非シリーズ物の長編。シカゴの街を通り魔が跳梁し、すでに3人の美女が惨殺されていた。飲んだくれの新聞記者スイーニーは、一命をとりとめた4人目の被害者をたまたま目撃し、その美しさに "一目惚れ" する。彼女をものにするためには…そう、通り魔を捕まえるのがいちばん! 一念発起したスイーニーは、通り魔の追跡に血道を上げるが…。軽く読めるが、さほどパッとしない話だと思っていたら、急転直下ショッキングな結末となり、度肝を抜かれた。しかし、決して突飛なものではなく、読み終わってみると、伏線が巧妙に張りめぐらされていたのがわかる。ブラウンはつくづくうまい作家だな、と改めて感心した。
通り魔 (創元推理文庫 146-2)Amazon書評・レビュー:通り魔 (創元推理文庫 146-2)より
4488146023
No.1:
(4pt)

飲んだくれ記者の一念発起

非シリーズ物の長編。シカゴの街を通り魔が跳梁し、すでに3人の美女が惨殺されていた。飲んだくれの新聞記者スイーニーは、一命をとりとめた4人目の被害者をたまたま目撃し、その美しさに "一目惚れ" する。彼女をものにするためには…そう、通り魔を捕まえるのがいちばん! 一念発起したスイーニーは、通り魔の追跡に血道を上げるが…。
軽く読めるが、さほどパッとしない話だと思っていたら、急転直下ショッキングな結末となり、度肝を抜かれた。しかし、決して突飛なものではなく、読み終わってみると、伏線が巧妙に張りめぐらされていたのがわかる。ブラウンはつくづくうまい作家だな、と改めて感心した。
通り魔 (1963年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:通り魔 (1963年) (創元推理文庫)より
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