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雀蜂
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雀蜂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全124件 21~40 2/7ページ
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最後にどんでん返しはあるけれど、お話自体は退屈。とても、ホラーとかサスペンスとか呼べる代物ではない。失敗作では? | ||||
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スズメバチの薀蓄をひたすら垂れ流した後に取り繕うようにトリックを入れたという感じの作品です 何かあるんだろう?と読み進めてしまいましたが、結末に至っても予期していた通りで非常にガッカリの出来でした 登場人物のリアリティが~と地の文で描かれていましたが、舞台設定から何までまさにそれを描いた自虐小説のようでした | ||||
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ちゃんとした伏線のないどんでん返しはどんでん返しじゃない。ただの新たな情報の付け足し。小説を面白くするものではない。高校の文学部レベルです、がっかり。貴志祐介先生のことは天才だと思っているので、次回作に期待しています。 | ||||
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他作が面白かったので手にしました。 怖さはないです。 とってつけたようなミステリー風なオチがあるだけです。 追われる恐さや、極限状態の緊張感はありません。 ダークゾーンとこれで、私は筆者に見切りをつけました。 | ||||
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「天使の囀り」「クリムゾンの迷宮」など、数作品を楽しく読んだことがあったので、電車移動の伴にと軽い気持ちで購入しました。端的に言うとあまり面白いと感じなかったのですが、おそらく①読者が(主人公が抱いているような)危機感を感じられないこと、②主人公の格好や作戦が滑稽に映ってしまうこと、という原因があるように思います。 主人公はスズメバチの毒によってアナフィラキシーショックを起こす(と思い込んでいる)ので、スズメバチを非常に恐ろしい存在と認識していますが、読者は別にそうではない。確かに怖いは怖いですが、ホラー的な怖さかというと微妙です。イノシシやクマの方が怖いと思います。明らかに不自然な群れや、知性を持って……というのなら話は別ですが。 それに対する主人公の対策も、スプレーで作った簡易火炎放射器とか、バルサン(作中ではバリサン)とか、うん、普通……という印象を持たざるを得ません。防寒着の下にプチプチシートを巻いてモコモコになり、ヘルメットを被っている姿は、お世辞にも恰好いいとは言えませんし、スズメバチに復讐してやるんだ、と一人テンションを高めている主人公には、失笑すら湧いてきます。 ただしそういうヘンテコさは、ラストを見ると若干納得できるように思えます。それでもホラー作品としては微妙、という感想です。 | ||||
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雀蜂vs人間。パニックホラー+ミステリーといったところか。長編というほどの読みごたえはなく中編一本勝負の構成。文章は相変わらず読みやすい。ページ数の少なさもあってあっという間に読み終えられる。 この話を書いたのが貴志祐介であるという先入観さえ捨てれば、全体を通してそこそこ面白い作りになっていて楽しめる小説だと思う。ただ既刊の重厚な伏線と圧倒的な構成力を知っていて、尚且つそこが好きであればあるほど残念に思う完成度なのも確か。 今回の敵はどんな行動に出るか予測がつきにくい人間ではないためある程度緊張感は削がれる。けしてつまらなくはないが、良くも悪くも普通の作品。ちなみにトリックとしては王道というか凡庸なので、ホラー小説として読んだ方がまだ楽しめると思う。 | ||||
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スズメバチ対人間の格闘ですが、スズメバチの恐怖は、その攻撃に躊躇がないというところだと感じました。 それは、第二次世界大戦中の日本の特攻の様で、我が身を抛つ攻撃には、恐怖が先行してしまい、優位的な状況でも自らそれを崩壊させてしまうという心理が面白かったです。 しかしただのスズメバチ対人間の話に終わらなかった点は、やはり貴志祐介であって、終盤夢子の登場あたりからはミステリーとしても面白く読めました。 ボク的にはいくつかの謎は残りましたが、それらも複線として散りばめられており、ボクが気づかないということだけなのでしょう。 | ||||
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別のレビューにもあるように、「すごい厚着をして、トイレとかにこもって、換気口をふさいで、おとなしく助けを待つ」あたりが現実的なようではあるが、 ・アレルギーによるアナフィラキシーショックの恐れがある ・道具や衣類を取りに行くのさえ蜂の存在によってままならない ・通信手段を絶たれた雪山の山荘のため、ジっと待っているだけでは餓死するかも という密室設定ではあります。 自分は、S.キングの「ミザリー」や、元祖(?)昆虫パニック小説の「蚊」( 椎名誠 著)を思い出しました。 正統派ミステリーというより、主役が不条理なまでに右往左往するパニック描写を楽しむというか。 主人公の独白はちゃんと彼の正体の伏線にもなっています。 | ||||
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貴志祐介大先生に1言言いたい。 即ち"読者はこの作品に対し金を払っていますよ"と。 それ程までに酷い内容。 大先生のファンでもコレは避けて良い部類(・_・;) | ||||
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スズメバチとの乱闘がこの小説の大半をしめるとは思ってなかったので半分くらいを過ぎたあたりからさすがに退屈してしまいました。でも驚愕の結末だなんて内容紹介にあったので、それを期待して何とか最後まで読み切ることが出来ました。天使の囀りの大ファンとしては少し肩透かしをくらった感じです。この作者の作品がなぜこんなに低い評価なんだろう・・・という疑問にも納得いきました。 | ||||
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貴志 祐介先生の作品は始めてで、オーディブルで楽しんだわけですから、生粋の貴志 祐介ファンからは邪道呼ばわりされるかもしれません。 特に、貴志 祐介先生の他の作品を読んでいるわけではありませんので、単純にこの作品だけ、素直に捉えると、何か一本筋が通っていて、視聴後、心に何か残るという性格の物語では無いと感じました。 どなたか、他の方も言われているように、米国の喜劇映画を日本版に置き直したようなドタバタの後に、チョット小癪などんでん返しを付けたような作品です。 どんでん返しが、何かを狙ったわけではなく、読者・視聴者を煙に巻こうとでもされたように感じますので、先生の根っからのファンの皆さんからは、小馬鹿にされたように感じるという側面もあると思います。 私は、特に先生の作品に思い入れはありませんので、楽しいドタバタ喜劇を見させていただいたような、恐らく、最後のどんでん返しの目的は、全体を緊張した恐怖物語から、笑えぬ喜劇に変えることだったのではないかと邪推しています。 朗読作品そのものは、丸山 雪野 さんの緊張した声が、物語の琴線を弾き、素晴らしい作品に仕上がっています。 オーディブルで楽しむ限り、何も感銘を受けないが、十分楽しめる作品だと思慮します。 楽しい作品、ありがとうございます。 | ||||
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ただの蜂と戦うという、チャレンジ精神はいいと思います しかし、流石に無理がある描写が多いかなと 確かに蜂は怖いですし、二回刺されたら…と心配になるのは、自分でも同じですし、怖いとは思います でも、雀蜂が塊で襲ってくるならまだしも、数匹飛んできて、匍匐前進したり、一匹部屋に入ってきて、「何か武器は…そうだスプレーだ!こっちに気づくなよ…」(スプレーまでジリジリ〜) …ティッシュの箱でも何でも、そのくらいなら潰せるだろうと… 終始、蜂との闘いが、プロレス実況のような文章で展開され、緊張感を感じられないまま終わってしまいました | ||||
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ここでは酷評されることが多いようですが、私はそれ程(低評価レビューに対して)悪くはないと思います。 他の作品同様に着眼点が面白いと思います。また、作品ごとに読者の裏切り方を変えているのも感心します。 一方で、殺人を犯した者の顛末は一貫しているように感じます。 ただ、この作品の題材の”雀蜂”に対して、自らの経験がないこともあり、詳細な描写があっても然程恐怖を感じなかったこと、結末があっけなく感じたこと、この2点は惜しい気がします。「硝子のハンマー」のように反対視点の描写もあったらなと思いました。 | ||||
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短くて読み終わるのに時間はかかりませんでした。 貴志祐介さんの小説はこの作品が初めてですがもう手に取ることはないように思えました。 黒の家も同時に買っているのでそちらも楽しめなかったらもう貴志祐介さんの作品を読むことはないでしょう。。 | ||||
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著者の作品が大好きで、ほとんど読んでいます。 評価があまり高くなかったので、本作は読んでいませんでした。 図書館にあったので借りてみましたが、私は楽しめました。 家のなかに蜂と閉じ込められるという状況が最初いまいちピンとこなかったですが、読み進めていくうちにいろいろな背景が分かり設定は理解できました。 恐怖の対象が人ではないという作品はあまり読んだことがなかったので新鮮な気持ちで楽しめました。 | ||||
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雀蜂、楽しく読ませて頂きました。読んでいる途中でゲラゲラ笑ってしまいました。私は怖くありませんでした。 | ||||
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レビューが酷評すぎて、買うのを躊躇してましたが、ファンとしては、やっぱり全部読んでおきたいという想いから読んでみましたが…。 酷評のお陰でハードルが下がっていたためでしょうか。さほど酷くはないのでは?という想いです。 確かに、ホラーとして『黒い家』『クリムゾンの迷宮』『天使の囀り』のように、夜中ひとりで読むのも怖いくらいの恐怖は微塵も感じられませんでしたし、本当にあの貴志祐介が書いたのか、と疑う出来ではあると思いますが…。 貴志さん以外の作家さんの作品としてなら、こんなものかな?という評価☆4つです。 最後のどんでん返し…なんて、今までありましたっけ?逆に凄く新鮮でしたが…。 『青い炎』の倒叙ミステリは別として、『硝子のハンマー』などの本格ミステリには心底残念におもいましたので、個人的にはミステリは書いてくれるな、という思いでおりましたが…。 これは、一応…ホラーなのでしょうか?それとも、叙述ミステリなのかな? とにかく、個人的には、貴志さんの作品でなければ普通に面白いのではないかな、というのが率直な思いです。片手間に読めます。 | ||||
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貴志先生の作品はクリムゾンの迷宮から入って新世界よりでその世界観に感動した人間です。 同作者作品でも、見るからにサスペンス系は肌に合わなくて読んでない程度。 何買うか迷ってたときに店頭で見かけたので、まあ安パイだろうと立ち読みもせずに作者買いしたんですが・・・。 結論から言うと読まない方が良いです。 面白いとかツマラナイとかそういうレベルにすら達していません。 話としては雪山の別荘の中で嫁さんに陰謀で命を狙われた(と推測した)作家が家から逃げ出そうとするストーリーなんですけど、 その殺害の手段がただ雀蜂を沢山放して刺されるのを待つとか・・・。 しかも普通の雀蜂で、そこになんらかのトリックが有るわけでも無し。(表題なんだからコイツラが主役なんでしょうに) せめて外に出るのが困難でずっと屋敷の中&心理トラップな地点にハチ配置の繰り返しの見えない心理戦とかならまだ緊張感があったんですがねぇ・・・。 それに、アレルギー持ちだから一刺しで助からないって前提条件がありますが、そんなの口で言われても困る。せめて過去に目の前で一人死なせるくらいないと。 登場人物が感じてるほどの危機感が読者にないため、主人公が焦れば焦るほどこちらはどんどん冷めていくこの矛盾感。 これホントにプロの作品ですか? あまりのヒドさに早々に辟易しましたが、帯にも書いてあるすばらしいどんでん返しとやらを確認するためだけに義務感で読み進めました。 が、想像の斜め下でした。 ええ、想定していたよりも遙かに斜め下でした。 いやさ、このオチにするならさ、せめて途中で過去描写と色々矛盾させていくとかなんとか、なんか読者にうすうす違うって感じさせる様にしなきゃ、な~んのカタルシスも与えられなく無いですか?違いますか?? さっきから”せめてせめて”を繰り返していますが、ドシロウトでも簡単にそう言えるくらいのレベルで駄作ってことです。 余計な部分をバッサリ切って短編集の一話にするなら及第点の作品だと思いますが、正直なところアイデアとして短編レベル止まりのネタを一冊分まで薄めて使ったからこんなゴミみたいな作品に成り下がったんだと思います。 そして、この本読んで一番驚いたのは奥付の出版日ですかね。もっと初期に若気の至りでやっちゃった作品だと信じて疑わなかったのに、最新作でしたもんね。 あのね、プロが書いてる以上、対価を要求することが前提なんですから、金払わせるだけの話じゃ無きゃ世に出したらイカンのですよ。 ここまで褒めるところが無い話をいい年して厚顔無恥にも平気で発表できるってんなら、もう引退したがいいですよ。ホントに。いやホントに。 | ||||
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読んでいる最中、何この小説。 ギャグ小説ですか。 と思うシーンが有るほどびっくりした。 読了までが苦痛で、貴志さんって才能が枯れ果ててしまったのかと思うほどでした。 20年近く前に初めて貴志さんの小説を読み、それからずっとファンで在り続けたのですが、 ダークゾーンやこの作品を読み、悲しくなってきました。 でも、このままでは終わらないと信じて、次の作品を心待ちにしています。 | ||||
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半分程読み進め、ここでボロクソ言われているほど酷くないとの感想を抱く。 むしろ緊迫感と軽妙さのバランスが取れたテンポのよい蜂とのバトルは面白く、前半は一気に読んでしまった。 「お待たせしました。バリサンです。」には笑わせて頂いた。(主人公の気持ちを思えば決して笑うシーンではないのだが) 貴志先生がこの文章を書いている所を想像すると可笑しい。 しかし、刑事が到着してからの展開に唖然。 そういう余計なのいらんです、はい。 いや、あっても良いけど、やるなら後半のボリュームを少し増やしてちゃんとやれと言いたい。 あんな投げやりな扱いになる設定ならば、無い方がマシである。 主人公に蜂を仕向けた犯人はそのままあの2人という素直なストーリーにし、最後まで雀蜂とのバトルで貫いたほうがマシな出来になったと思われる。 貴志祐介史上最低作品との烙印は免れない。 作者の大ファンなので、次回作に期待。 | ||||
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