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雀蜂
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雀蜂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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雪深い山荘でスズメバチと一人戦う男の姿を描いたパニックホラー。 アナフィラキシーショックを恐れ、持てる知識で防戦と攻撃を繰り返す主人公。ねちっこさはキングの「クージョ」を想起させる。これでラストまで引っ張っていく力技が凄い! 姿を消していた妻の策略なのか?脱出不能の状況下、襲いくる大量のスズメバチの対処に主人公は、満身創痍になって…という展開だ。この戦いの決着は?そしてこの手の込んだ罠を仕掛けたのは誰なのか?、に興味を惹かれて読み進めることになる。 …何と、予想外の結末!ツッコミどころはあるものの、そこは目をつぶって気持ち良く騙されるべきだろう。それまでのハラハラ感からズレた感に好き嫌いはあるかもしれないが。 | ||||
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貴志さんの小説の中では深みも意外性も全くない作品かな。 でも、狭い別荘の中で主人公がジタバタあがく状況の連続に何故か笑いも出てしまう面白さがありました。 暇な時に読み切るには楽しいかも 笑 | ||||
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山荘で雀蜂から身を守るため、身の回りにあるものを使って知恵を絞りながら局面を打開しようとする主人公。主人公を罠に嵌めたのは誰か、なぜこのような回りくどい罠を仕掛けたのか。 「ラスト25ページのどんでん返しは予測不能」との紹介だが、煽るほどの結末でもなし。ただ主人公が勝手に書いた絵本の続編の下りはホラー文庫に相応しい内容。 読みやすいので、電車に乗っている時とかの隙間時間に読むには悪くない。 | ||||
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この作者の持つ特有のどんでん返しが 2度は読みたいとは思わない感じですね。 | ||||
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とは言え、パニック物でもない。 あまりにも期待値が大きかったので肩透かしされた気分になってしまいました。 天使の囀り系のお話かなと思っていたのですが、違いました。 いかんせん、短すぎる。確かに蜂との格闘だけなら丁度いいのかもしれませんが、もうちょっと何か欲しかったなぁ。 確かにどんでん返しはありますが、小説のあらすじにどんでん返し有り!みたいに書かれるとちょっとがっかりです。あの煽りのようなあらすじがなかった方がまだ良かったなぁ。 | ||||
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確かに他の作品に比べると小粒感はあるけど、酷評する程ではない。一人称で進む話。滑稽なまでの雀蜂との奮戦も主人公の人となりを鑑みると納得できるモノ。2週目を読む時に頭の中でちゃんと主人公を動かしてみたら良い。そうしたらよりコミカルな主人公が浮かび上がるから。 | ||||
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貴志祐介氏は評価が難しい作家に思えます。「新世界にて」や「黒い家」、「天使の囀り」といったアイデアとディテールに凝った水準を大きく超える作品を世に出す一方で、「クリムゾンの迷宮」や「ダークゾーン」のようなつまらなくは無いけど書き飛ばしような、読んだ後は鼻紙にでもしたいような作品も出しています。 本作は、どちらかというと後者に属する作品で、雀蜂から身を守るために語り手が奮闘する展開はそれなりに緊迫感を持って読めました。しかし、ネタが割れるととたんにがっかりします。綾辻行人氏や、麻耶雄嵩氏、海外ならセバスチャン・フィツェックのような巧妙な書き手であれば、本作のネタを作中に見え隠れさせて、読者を翻弄しつつ、ラストに大きな驚きを与えてくれただろうと思います。しかし、この小説では「見え隠れ」の部分で隠しすぎてしまったために、唐突な印象を読者に与えてしまっています。 確かにヒントは隠されていますが、ネタばれを避けるために遠まわしなたとえをすれば、「ハンバーグを嫌いな人がハンバーグを注文した」といったことがヒントになるにせよ、それは「ハンバーグを嫌い」と「ハンバーグを注文した」という二つの情報があって始めて、ヒントになります。しかし、この作品では、「ハンバーグを注文した」は開示されても、「ハンバーグを嫌い」は明示されず、「焼き魚定食」を食べているシーンから類推しろといっているようなレベルです。 もう少し丁寧に書かれていれば、傑作になったかもしれません。 | ||||
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雀蜂vs人間。パニックホラー+ミステリーといったところか。長編というほどの読みごたえはなく中編一本勝負の構成。文章は相変わらず読みやすい。ページ数の少なさもあってあっという間に読み終えられる。 この話を書いたのが貴志祐介であるという先入観さえ捨てれば、全体を通してそこそこ面白い作りになっていて楽しめる小説だと思う。ただ既刊の重厚な伏線と圧倒的な構成力を知っていて、尚且つそこが好きであればあるほど残念に思う完成度なのも確か。 今回の敵はどんな行動に出るか予測がつきにくい人間ではないためある程度緊張感は削がれる。けしてつまらなくはないが、良くも悪くも普通の作品。ちなみにトリックとしては王道というか凡庸なので、ホラー小説として読んだ方がまだ楽しめると思う。 | ||||
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貴志祐介大先生に1言言いたい。 即ち"読者はこの作品に対し金を払っていますよ"と。 それ程までに酷い内容。 大先生のファンでもコレは避けて良い部類(・_・;) | ||||
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ここでは酷評されることが多いようですが、私はそれ程(低評価レビューに対して)悪くはないと思います。 他の作品同様に着眼点が面白いと思います。また、作品ごとに読者の裏切り方を変えているのも感心します。 一方で、殺人を犯した者の顛末は一貫しているように感じます。 ただ、この作品の題材の”雀蜂”に対して、自らの経験がないこともあり、詳細な描写があっても然程恐怖を感じなかったこと、結末があっけなく感じたこと、この2点は惜しい気がします。「硝子のハンマー」のように反対視点の描写もあったらなと思いました。 | ||||
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発売当初に購入して積んだまま存在を忘れていて先ほど一気に読んだのですがラストはそう来たかと思いました 伏線というかラストに一転はあるだろうと思ってはいましたがそれが二転したというだけではありましたが 読んでる最中モンスターパニック的な小説にしてはヌルくて面白くないなぁと思っていたら実はサスペンスだったという Amazonのレビューで酷評されいるということを念頭に置いて読めばそれなりに読めました 貴志祐介の完全新作だ!と期待して読めば肩透かしを食うかも ちなみに貴志氏の小説は全て読んでいます | ||||
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閉鎖空間で雀蜂と戦うという珍しい設定が見所だと思います。 読んでる側としてはゲームのような感じでした。特定の場所へ行って限られたアイテムを使って武器を作ってなんとか敵(雀蜂)を倒す、など。 ホラー文庫ですが、怖さはないです。雀蜂に対する怖さならあるかもしれませんが、ジャパニーズホラーみたいな怖さはないです。 で、オチも正直ありきたりなので「衝撃のどんでん返し!」みたいな煽りもあったみたいですが、期待してはいけません。このオチをするなら殺戮に至る病ぐらいの文章を書いて欲しいです(この書き方だとほとんどネタバレしてますが) 悪の経典はただスプラッタなだけの作品でしたし、ダークゾーンはルールに難がある将棋ゲームでしたし、今度のコレにいたっては片手間に書いたって印象です。ちょっと作者買いするのも今後は考え物かなと思ってしまいました。 天使の囀りや黒い家のころの怖さ、うすら寒さをもう一度見せて欲しいです。 | ||||
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貴志祐介の熱烈なファンを自認する私だが、読み終えたとき、さすがに これはないと思った。 ピントのずれた主人公の、スベりまくりの対雀蜂戦が展開する序盤は、 爆笑に次ぐ爆笑で最高に楽しめたのだが、中盤の絵本のくだりから急速 に失速し、終盤は『ダークゾーン』に続くまさかの御法度オチ再来。 前半と後半の落差ときたら、全く異なる別の作品を半分に切って1冊に まとめたのかと思わせるほど。 某所で見かけた著者インタビューで、『雀蜂』の上梓が遅れた理由に ついて、「ほぼラストまで書き上げた段階でオチが気に入らず、全体 の構成を大幅に書き直した」みたいなことを語っていたのだが、それが 完全に裏目に出たのか・・・真相は貴志祐介と編集者のみぞ知る。 悪ノリ貴志祐介節が炸裂した前半は文句なしの星5つだが、後半は文句 なしの星1つ。さんざ待たされた挙げ句の作品がこのていたらくという ことで総合点も星1つをつけたい気持ちだが、『新世界ゼロ年』への 熱い熱い期待を込めて星を1つ加点した(意味不明)。 | ||||
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初めて貴志さんの作品を読ませていただいたのですが、最初の蜂との攻防にうとうとし、終盤の「分身」というどんでん返しに座布団1枚!というのが正直な感想です。以前から貴志さんの作品を読んでいる方にとっては物足りなかったのでしょう。。。。 | ||||
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貴志祐介のギャグセンスは・・・ 「75点!!」 まあまあやな ホラー側、コメディー側のどちらにも行かず中途半端になったな | ||||
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小説ならではのトリックも十分に散りばめられた作品ではあります。 暇つぶしにはもってこいというか、気軽に読める分には文句なしではありますが、この作家さんの他の作品と較べれば小粒という印象は拭いきれません。 とはいえ、出す作品全てが傑作や問題作であることなど求めるべきではないし、堪能させてもらったことも事実なので、私はきちんと勧めさせていただきます。 私はたいへん面白く拝読できました | ||||
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まだかまだかと待ち望んでいた新作が出たので早速購入しましたが、なんだかこの人の歴代ホラーにあったような緊張感がないですね アレルギーを持っている主人公が蜂から逃げるという手に汗握る展開だろうと思っていましたが、なんだか余裕が感じられますね ただ、ホラーながらもある種のどんでん返しを組み込んでおりそこそこ面白いのではないでしょうか | ||||
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とりあえず完読しましたがなんか貴志さんらしくない作品でした。 確かに雀蜂を使ったトリックなどの奇抜な発想は貴志さんらしいのですが作品の全体のイメージが貴志さんらしくない気がします。 クリムゾンの迷宮や黒い家で描かれたような人間の本能の怖さや不気味さが感じられず蜂との戦闘も何だがギャグにしか感じられず頁も200程しかなく全体的にボリューム不足です。 発売日に角川ホラー文庫フェアがあったのは知っていましたがそれにあわせて無理無理書いたとしか言えないほどあらゆる描写がお粗末に感じました。 ですが雀蜂のトリックは細かく設定されているし最後のオチももう少し練れば上質の物に仕上がったと思いました。 とりあえずその2つは評価できたのでこれからの期待を込めて☆3つです。 | ||||
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当たり外れの結構多い、貴志様ですが、 いろんな書評で絶賛されているし、どれどれと書店でお買い求めして。 いそいそとページをめくりましたが・・・ 正直「外れ」としか言いようがないです、はい。 「悪の教典」で稼ぎまくったから、もうしばらく余裕だしって手抜きかしら? それともコメディだと思えばいいのかしら? まあ、なんとなく悪の教典もコメディ入ってはいたけどさ・・・ かの名作「黒い家」と同じ人が書いたとは思えません。 あの人間の心の闇どころか心の地獄絵を文章にして現代によみがえらせてくれた、 素晴らしい貴志さまが・・・なにか悪いもんでも食べたのか?(笑) 救いは、文庫本だったので546円と安かったことです。 | ||||
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もう一回雀蜂に刺されたら死んでしまう状況で雀蜂の大群に襲われ、どうやって乗り切るのか!という話のはずが、最後の方、雀蜂関係なくなっちゃいました。。 | ||||
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