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彼女のため生まれた
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彼女のため生まれたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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このような展開にびっくり!!大どんでん返し掟破りに脱帽です。ただサスペンス調で、スピード感がたまらない。どうなっているのか、ラストですべてを明かす展開に思わずため息であろう。 | ||||
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メフィスト賞作家の浦賀氏が幻冬舎から出してベストセラーとなった彼女は存在しないからの彼女シリーズの3作目で、主人公は2作目の彼女の血が溶けてゆくからの続投となる作品。 前作が医療テーマだったのに比べて本作は1作目の雰囲気に近い。 浦賀氏の作品としてはカニバリズムや近親相姦などの要素がなく、定番のテクノミュージックネタもないオーソドックな作りになっており、かなり一般層読者を意識して書かれている。 魅力的な冒頭の事件から終盤のドンデン返しまでリーダビリティは抜群で面白い作品に仕上がっている。 事件の真相が荒唐無稽だという意見があるが、浦賀氏の作品で荒唐無稽でない作品がある訳なかろう。的外れな指摘である。 | ||||
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著者は若いときにデビューされてますが、それがゆえに長い割には強引過ぎる真相でしたね。「彼女は存在しない」よりはかなり読みやすくなっていますが おそろしく荒唐無稽な真相に、そこにいくまでの重苦しい展開でなんとも言えませんね。疲れます。 | ||||
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フリーライターの桑原銀次郎が主人公で、その母親が高校時代の同級生に刺し殺され、犯人はその足で母校校舎屋上から投身自殺するという事件から話は始まります。遺書に、銀次郎を貶める虚偽の記述があったために、母親が殺された真の理由を求めて主人公が動き、考察するという物語です。 本の中程まで進んでも、どのような結末になるかまるで想像がつかなかったことと話にリアリティを感じたので、とても興味深く、これは久々の第一級のミステリだと思いました。ところが、主人公が他の登場人物に、自分のそれまでの動きと得た推論を都度説明するくだりなど、読むのが面倒な箇所が気になりだす後半は、ちょっと強引な筋になり、期待した最後は残念な気持ちで読むのが駆け足になってしまいました。 ミステリの大半は、ひどい事件を中心に回されるので暗めですが、本書の結末では現実離れしている分追加された暗さを感じます。 | ||||
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タイトルにインパクトがあるよね。 でも、最初の「彼女は存在しない」はありがちな多重人格でしたが、今回のはタイトルはこじつけっぽい感はありますが、ミステリーとしては充分読み応えがあったので良いと思います。 さて、このシリーズ、いつまで続くのかな? | ||||
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レビューの評価が良かったので購入してみました! この作家さんを読むのは初めてで、タイトルも惹かれました。 文章が丁寧で読みやすく、 フリージャーナリストの主人公の葛藤もよくかけている感じ 母親が殺され、悲嘆にくれる中で 事件発生直後の同級生の不可解な自殺から始まるこの事件。 同級生の遺書には、主人公の過去の行状を暴く内容が しかし、それは身に覚えのない内容……なんでこんな嘘を? このあたりで一気にミステリー感が強まって引き込まれます。 しかも、被害者であるはずの自分が、非難されかねない窮地に立たされ そのもどかしさ、苛立ちが読んでいて伝わってきました!! よく書けているし、一気に読めます。 真相が二点、三点していくのもよく練られています。 だけど、少し解せないのは、主人公と加害者の後半の姉とのやり取り、 さすがに、加害者の姉に欲情しますかね? 他にも解せない点がちらほら そして最大の納得できない点が、この事件が起きた真相でした。 さすがにそれはないだろと、最後の最後で、一気に残念な気持ちに。 自分的には全ての真相が明らかになるまでは、4.5位の評価でしたが さすがに最後の真相の部分を読み、3の評価に それでも、文章は読みやすく他の作品も読んでみたいな思いました。 人それぞれの評価があると思いますが、楽しめる作品であることは間違いありません。 | ||||
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浦賀氏の小説は、「彼女は存在しない」しか読んだことがなく、正直あまり期待していなかったが、今回の小説については、本を置くタイミングが難しいほど充実していたと思う。銀次郎の狼狽する姿が三次元で想像できて、リアルに頭の中に入ってくる、そんな感じです。 | ||||
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母親が殺された上に、自殺した犯人の遺書によって汚名を被せられたフリーライターが、 事件の真相究明と自身の汚名を返上する為に奮闘するサスペンスものです。 かなりの長編ですが、これがなかなか良いです。 読むのを中断するタイミングに困りました。 一旦、真相が明らかになり、それで終わりかと思いきや、更なる真相が明らかになり終わりを迎えます。 この展開の流れは、ジャンルは違いますが、ミステリー界の今邑彩さんの事が頭をよぎりました。 フリーライター銀次郎シリーズはこれで2作目のようなので、1作目も読んでみようと思います。 | ||||
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『彼女の血が溶けてゆく』と同じライターの桑原銀次郎を主人公にした書き下ろしの傑作ミステリー。銀次郎の母親が銀次郎の同級生により殺害されるという衝撃的な事件の裏に潜む真相とは。 次々明らかになる驚愕の事実と誰が悪人なのか解らなくなる二転三転の展開は前作を遥かに凌ぐ。特に終盤の展開には背筋が寒くなった。そして、最後にタイトルの意味を知ることに… | ||||
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非常に良く出来た筋である。主人公である、フリーライターの桑原銀次郎は、母親を殺されるが、その原因が自分にあるという主張が世間に広まってしまう。 自分と家族の名誉を賭けて、桑原の必死の探求が始まるが、驚くべき事実が次々と現れてくる。 とにかく面白いことは間違いないし、一体どうなるのか気になって、読み始めると止めることが非常に難しい。 意外な事実があまりに多く現れすぎるという感じもあるが、これはあり得ないというような不自然なストーリー展開はない。 | ||||
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