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(短編集)
シャーロック・ホームズの思い出
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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズの思い出の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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ホームズはワトスンの事をすごく頼りにしていることが分かって凄くいいと思いました。 面白い事件があると嬉しくなって誘うのがとても人間らしいですね。 事件は犯人が捕まるというのはあまりなく、死んだかもしれないという展開が多いのは現代の警察ドラマを見ている人にはよく分からんとなるかも。 犯人側もすごいなぁと思わされる描写にもなっている。 もっと読み込みたいなと思わされる作品。 | ||||
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新品を購入したが、13ページ分まとめて折られていた。 返品は請求しないが、今後気をつけていただきたい。 | ||||
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2021年70冊目/7月2冊目/『シャーロック・ホームズの思い出』(新潮文庫/新潮社)/コナン ドイル/P.350/1953年/514円+税/★3.2 #読了 #読了2021 間違えて、先に第三部作目『帰還』を読んでしまっていたので、事前情報で知っていたホームズが結婚していた云々の話がスッと入ってきて、ある意味よかった。とはいえ、本書『思い出』で印象に残っているのは、「マスグレーヴ家の儀式」くらいか。最近、体調が芳しくなく、本を読んでいても強烈な眠気が襲ってきて、記憶が飛んで同じページを冒頭から何回も読む、という状況が続いていたので、読了するのに非常に時間がかかった。エドガー・アラン・ポーの作品も読みたいと思っていたけれど、この調子だと読んでも、気が合いそうにない。 | ||||
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予定通りの到着でした。よかったです。 | ||||
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ホームズもの第二短編集。読みどころは「白銀号事件」「グロリア・スコット号」「海軍条約文書事件」そして「最後の事件」。特に「最後の事件」はモリアティ教授との対決でホームズが行方不明(死亡?)になり「最後の」事件になる(筈だった)物語。 大人も子供も楽しめる、優雅なヒマつぶしとして、ドイルの作品は輝きを失わない。 | ||||
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ホームズもの第2短編集にして、作者のドイルが最後にするつもりで書いたいわく付きの作品集。私は宿敵モリアティ教授との対決でホームズがなくなったと言うのは知っていたが、実際に読んだのは初めてで、読む価値はあると思った。他にも、ホームズの実兄の登場や、ワトスンの結婚など読みどころは多く、ホームズファンなら読んで楽しい内容と思う。 しかしながら、現代の目で見るといわゆるミステリとして優れたものはなく、専らホームズと言う特異な人物のキャラに頼っている感じ。正にキャラミスの走りと言ってよいと思う。特に、「宿敵モリアティ教授」などと書いたが、実際には書き込みが全然足らず、最後の対決までただ言葉で煽ってるだけなのは頂けない。失礼ながら、作者のドイル自身が終わらせるつもりで適当に書いたのではないかと思ってしまった。 | ||||
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昔読んだのを思い出して買いましたが、名著はいつ読んでも面白いですね。訳も自然で良いと思います。 | ||||
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「緋色の研究」から読み始めて、「4つの署名」、「シャーロック・ホームズの冒険」を経て、ついに4冊目。 ホームズが最初に取り組んだ事件、兄の登場、モリアティ教授との闘いとホームズの最期、等々が描かれていて、今回も楽しませてもらいました。 | ||||
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タイトルは他文庫では「シャーロックホームズの回想」だったり、微妙に違う。ややこしい。 「思い出」というタイトル通り、ワトスンに出会う前にホームズが手掛けた事件や最初の事件が収録されている。 あと、「白銀号事件」や「黄色い顔」など、ちょっと毛色の違う事件が収められていることが特徴かな。 しかしホームズシリーズって動機にあんまりバリエーションないなあ。「金銭目的」or「昔の罪を隠す」がかなり多い。だからこそ「黄色い顔」は面白く読めたけど。 「最後の事件」はやっつけ感が半端ない。ホームズがモリアティを捕らえるために張った網とやらの具体的な説明が欲しかったなあ。 | ||||
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ネット注文した商品ではなく20年以上も前の古い版の本が届きました。商品に偽りありです。 | ||||
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元の単行本から大幅に注訳が省かれていますが、初めて読む方はこちらの方が読みやすいのではないでしょうか。 内容は言うまでもなく面白かったです!!! | ||||
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子供のプレゼントに、他3冊とあわせて購入。本の表紙に、それぞれキズや汚れが有りがっかりしました。今までこんなことなかったので、とても残念です。もうこちらでは、本は購入しません。 | ||||
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延原謙氏のシャーロック・ホームズの翻訳は、品格があります。これまでも数冊入手しております。一つ一つの作品を、折に触れ、時宜に応じて、気分の赴くままで読むのには最適です。改版でポイントが大きくなったのも、読みやすくて、大いに助かります。新潮文庫版全巻を読破するつもりです。 | ||||
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他の全集を持っていたので(日本語・英語各1セット)購入を迷っていましたが、自分へのご褒美という名目で購入しました。 訳注が非常に多いので、単純にミステリーとして読みたい人にはお勧めしませんが、時代背景などが分かるので、より詳しくシャーロック・ホームズや19-20世紀のロンドンについて知りたい方には大変お勧めです。 | ||||
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私の場合シャーロック・ホームズの小説のすごさ・面白さは、大人になって、本当にいろいろ感じるようになりました。 また、邦訳の場合、翻訳者の素晴らしさもずいぶん重要だ、ということも、最近感じるようになりました。 延原氏は日本のシャーロック・ファンにとっては、とても重要な仕事をされた方、と言えるのではないでしょうか。 この思い出、には、例のライヘンバッハの滝のエピソードなども入っています。 私は、文章を読んでいても19世紀から20世紀初頭のイギリスの具体的様子を思い浮かべることが、細かいことなど難しいこともあるので、 例のジェレミー・ブレットのテレビドラマは、大変参考になりました。 ただし、役者やドラマの関係で、ホームズが比較的若い時にワトソンと出会う前に扱ったとされる事件が、ジェレミー・プレットのドラマでは、 顔にしわができてから、ワトソンも一緒に、事件に取り組んでいるドラマになってしまっていたりすることも、ありましたが・・・ コナン・ドイルは事件の設定をどうやって考えているか、と思うのですが、 案外、そんなにややこしくなく思いついていそうな感じしますが、語り方が大変上手なので、 種明かしされるまでは、すごく謎に思えるし、種明かしの語りが上手で、シャーロックがすごく聡明に見える、のではないかなー、という気はします。 でも、読者を本当に楽しませてくれる読み物だと思います。 事件の内容だけで楽しませるのでなく、語り口の保っている格調、とか、 やはりホームズのキャラクターですね!あんなに、現実的で、普通の人ほどロマンティックな感情も全然持たない、みたいなのに、 …バラの香りや色は人生の装飾でこそあれ、必要な条件ではありません。・・・神の神髄の最高の保証は、花の中にこそ見られるのだと私は思う。 なんて、事件の依頼主に突然言ったりするのです。このバランス感覚! こういう人物を、どうやって描こうとするにいたったか、わかってくるまでまだまだホームズものを読もうと思う所以です。 | ||||
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「黄色い顔」ほど読者に家族愛を端的に訴えた作品はあるだろうか?犯罪に関係している事件かと思ったらそうではなく感動路線でそのギャップ故か思わず泣きそうになりました この本にはホームズ最初の事件、己の能力を過信して失敗(?)した事件、最後の事件(タイトルより)が収録されています。そして相変わらずの注釈、解説のページの量で満足な一冊でした 推理小説を読んでいるとモリアーティ教授の名前が何度か出たのでものすごい人なのだと思っていました。実際にフェアにホームズの前に現れたり手紙を書く時間を与えたり大物っぷりはあったのですが、彼の具体的な行動やロジックの組み立てが読者に伝わらなかったので少し残念でした | ||||
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小さい頃に日本語で読んだ中身を思いだしながら、ゆっくり読み進めてます。 ともかく分量が多いです。 | ||||
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iPhoneのキンドルにダウンロードして入れておきました。息子を連れてどこかに行ったはいいが本を忘れた時、iPhoneに入っていればおとなしく読んでくれるので重宝しました。キンドル本ってほんと革命的。 | ||||
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シドニー・パジット氏による挿画とオックスフォード版の充実した解説により、ホームズの世界を思う存分楽しめる一冊となっている。 スピンオフ作品は数あれど、やはり本家は何かが違う。 本書の中のお気に入りを挙げよう。 『The Masgrave Ritual マスグレーヴ家の儀式』 冒頭、ホームズの有名な奇癖を並べた後、ホームズ自身の学友により持ち込まれた事件が展開される。 男女の痴情のもつれと金銭欲が招く悲劇。これだけなら平凡な探偵作品だが、イングランド史にまつわる伝承と身近な推理ものが混交し、本作を傑作へと昇華させている。 『The Final Problem 最後の事件』 スイスの美しい描写とモリアーティ教授の不気味さと恐怖が対照をなす。 自らの最期を悟り、友人ワトスンを安全な場所へと向かわせた直後のホームズの姿(p543)は清々しく、そして美しい。 推理性の皆無、必然性の脆弱さなどが批判される作品だが、それでも、男の最期を飾る物語としてすばらしい叙事詩だと思う。 1927年のシンポジウムにおけるドイル氏の講演『いかにして私は本を書くか』(p665、付録二)も参考になる。 訳者あとがきにはドイル氏の家庭事情と作品の関連性が詳しく記述されるが、研究者層ならともかく、本書の読者層には必ずしもマッチしないと思う。少し残念だ。 | ||||
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例によって、既訳で内容を相当程度分かっている読者は、またまた「解説」から読んでゆくことをお勧めする。ここでも、何篇かの作品の中のメトニミーが紹介されているからだ。 因みにひとつだけネタばらしをするなら、ホームズ生涯の敵、あのーモリアティー教授はドイルの母メアリのメトニミーだという・・・・・・・。もっと言うなら、ドイルのカレッジ在学中にモリアティーなる同級生が複数人いたっていうことも紹介されている。 「緋色の習作」「四つのサイン」では「報復」という考え方で作品のプロットが貫かれており、それが「冒険」にも引き継がれていったが、この「思い出」では、「背信行為の暗示」が強められている。背景には母親メアリの婚外恋愛を批判しているのだ。 NHK-BS"Sherlock3"のリリースに合わせて再文庫化が進行している感じの(まあ、実際そうなんだらう!)このホームズシリーズの河出文庫化だけど、ホームズファンにとっては映像ともども、いろいろと再発見する機会ともなっていて、なかなか面白い。 (それにしてもAKB総選挙じゃないけど「His Last Bow:逢いたかった?」のラスト・シーンはなかなかのもんだった) | ||||
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