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(短編集)
シャーロック・ホームズの冒険
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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズの冒険の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全155件 21~40 2/8ページ
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光文社文庫は読みやすい現代文、シドニーバジェットの挿絵入りというところが気に入って、買い進めています。 光文社文庫のシャーロックホームズを読むのであれば、本書は3冊目におすすめです。 1冊目:緋色の研究、シャーロックとワトスンの出会い。 2冊目:四つの署名。ワトスンの婚約者との出会いが書かれています。 3冊目:本書「シャーロックホームズの冒険」。 こうすることで、時系列的に読むことができ「〜冒険」でときおり出るワトスンの妻の話等もすんなり受け入れられます。 一方で、テンポよく短編集を読んでいきたいという方であれば、本書からでも良いかもしれません。 個人的に好きなのは「青いガーネット」で、子供達が寝るときに読み聞かせていました。 「オレンジの種五つ」はBBCの現代版シャーロック、シーズン1第3話「The Great Game」において、種(pip)=短い電子音(pip)に変えて題材に使用しています。 うまい引用だなと感じました。 | ||||
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アラフォーで初めてのシャーロックホームズです。 そんな昔の小説おもしろいのかなと半信半疑でしたが、面白すぎます。 翻訳も海外小説にありがちな???という感じの文章もなくスラスラいけます! | ||||
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2021年60冊目/6月4冊目/『シャーロック・ホームズの冒険』(新潮文庫/新潮社)/コナン ドイル/P.472/1953年/552円+税/★3.3 #読了 #読了2021 初めてコナンドイル作品を読む。思っていた以上に読むのに時間がかかった。人口に膾炙している作品とは言え、やはり翻訳なのでそれなりに読みづらい。小中学生がこれを読むにはなかなか辛いだろう。個人的には『赤髭組合』『唇の捩れた男』『まだらの紐』あたりが印象に残っている。アイデア自体はいつの時代でも敷衍して使えそうだ。シャーロックホームズを読み進めていると、電車に乗っている人の服装を見て、無意識にいろいろと推理する自分に気がついた。また時間をおいて、エドガーアランポーの作品も読んでみようと思う。 | ||||
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子供の時に良く読んだホームズが読みたくなって購入。 カタカナの名前が覚えられないので、Kindleで人物名にマーカーを入れ、振り返りながら読みました。 ▼好きな点 ・皆さんレビューの通り。翻訳が上手いのかスルスル読めます。 ・ホームズとワトスンの人柄が素敵だと思います。ワトスンのホームズへの尊敬を込めたやり取りもさることながら、ホームズほどの賢者が見せるワトスンへの信頼や他の人々への礼儀。 大人になって改めて読んだからか、翻訳が作品の元々持つ素晴らしさを表現しようと試みたのかわかりませんが、私のホームズのイメージはもっと独尊的というか、一人が輝くタイプで、他の人への気遣いは最低限の印象でした。 ・子供の頃はそういうものなのね、とスルーしていた海外文化や時代背景的なものが、大人になってもう少し理解ができるようになっていました。 「コンサートに出演して歌い、毎日五時に馬車で出かけて七時きっかりに帰ってきて夕食を食べる」 帰ってくるの早!地理的に北に位置するから?早く日が暮れる季節だから? …などと想像するのも大人になってから読む楽しみと思いました。 ▼こうだったらよかった点 ・カタカナの名前は覚えにくい… マーカーを使うなどしますが、途中で相関図が入ったらいいのにと思うこと多々。 子供の頃読んだのがきっかけという方はたくさんいらっしゃるようですね。 当時は夢中になって読んだので、訳が読みにくいとか外国の知らない時代背景とか、あまり覚えていません。 相変わらずワトスンくんは前置き長い割に、重要なポイントだけ記述するからオチが読めたりして…笑 少し読んで懐かしむつもりが次の巻も買ってしまいました。 | ||||
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到着は予定通りでした。 | ||||
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シャーロック・ホームズは、子供の頃に児童向けのを読んだ記憶はあるけれど、大人向けのを読んだのは初めてです。「シャーロック・ホームズの冒険」が書かれたのは1892年(明治25年)なので今から100年以上前の作品です。まず最初に「謎」が提示され、それが少しずつ解明されていくというスタイルは、推理小説だけに留まらず、その後のエンタテインメント系ドラマのお手本となったように思います。そしてその「謎」を解明する手法が「論理的かつ科学的な推理」だという辺りがまた、いかにも20世紀的です。 しかし作者のコナン・ドイルは、晩年には心霊主義に深く傾倒していたようです。第1次世界大戦で多くの知り合いを亡くしたことに起因するとか・・・「探偵物」と「心霊主義」で思い浮かべるのは、20世紀の終わりに人気となったTVドラマの「ツイン・ピークス」です。あのドラマも、シャーロック・ホームズ張りの「謎解き」スタイルを取っていましたが、「謎」を解明する手法は「論理的かつ科学的な推理」とはかけ離れた「夢」でした。 そういう意味でシャーロック・ホームズは、まさに20世紀を代表するヒーローではないでしょうか。 | ||||
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かつて他社の訳本で、当文庫本にも所収の作品「三人の学生」を用い現代文の授業を行いました。日本語訳の違いで読者の受け取り方も微妙に異なってきます。石田文子様の翻訳も素敵ですので、機会がございましたら授業で用いたいと思いました。素晴らしいですね。 | ||||
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解説にも書いてありますが、ホームズ物って「子供・少年が読むもの」と思い込んでいたので、食わず嫌いなまま敬遠していました。でも、愚かでした。大変面白いし、大人の鑑賞に十分堪えるものです。私がバカでした! | ||||
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使った感じがしない、めちゃ良い | ||||
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子どもの頃、『名探偵シャーロック・ホームズ』のシリーズ物を何度も繰り返し読んでいたが、その後は本で読むことはなかった。 少し前に海外ドラマの『SHERLOCK』を見て、時代を現代に置き換えた大胆な翻案に感心するとともに、ホームズの若々しくエネルギーにあふれ、しかしかなりやんちゃな人物像に少々違和感を持った。というのは、子どもの頃のホームズのイメージは知性にあふれた成熟した大人で、これぞ「探偵」というイメージであり、若々しい行動力や危険を顧みないやんちゃな面はあまり印象に残らなかったからである。 今回、改めて本書を読んでみて、子どもの頃のイメージよりもむしろ『SHERLOCK』のイメージの方が原作のホームズに近いと感じた。確かに、年齢は30代?でベイカー街の下宿で一人暮らし、友人は相棒のワトソン博士だけ、新聞を詳しく読むが読むのは社会面と身の上相談だけ、興味をかき立てる事件にはとことんのめり込んで徹夜し、事件の解決のために独断独行で突き進み、変装や違法行為も辞さないというわけだから、かなり変人であり、やんちゃそのものである。 本書に収められた12編は、最初の長編『緋色の研究』の好評を受けて雑誌に毎号読みきりで連載された短編集であり、短編ゆえに物語の複雑な展開はないが、ホームズの超人的な観察眼と推理の冴えを楽しむには最適なシリーズと言っていいだろう。 依頼者の靴の泥や衣服のすり切れ方などからその職業や行動を瞬時に言い当てるおなじみの観察眼は、著者コナン・ドイルが大学で医学を学んだときに最初に出会った教授がモデルらしいが、現代的にいえば科学捜査のお手本である。思い込みによる見込み捜査ではなく、物証を重視して徹底的に現場検証し(あの「大きな拡大鏡」が活躍する)、確実な事実から推理を組み立てるわけである。 さらに、国王や貴族に対するシニカルな見方が随所に示され、人種差別団体「K.K.K」がらみの犯罪、没落貴族とアメリカ大富豪の娘の婚姻といった19世紀末の社会問題も扱われており、ホームズが正義感の強い、コスモポリタン的思想の持ち主であることが示されている。 | ||||
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面白い | ||||
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I expected it to be a novel, when the book is a pocket size small one | ||||
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楽しい | ||||
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イギリス的な独特の表現を勉強するのには、良いと思います。サイズも単行本で、後ろにページごとに難しい表現 の訳がついているのも助かります。☆3つなのは、ややスレなどがあり使用感が見られたことです。私のような節約 生活の人は、十分です。 | ||||
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思ったより読みやすく、面白かったです。 | ||||
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コナン・ドイルのシャーロックホームズ・シリーズの第一短編集。「赤髪組合」「まだらの紐」など、児童向け絵本でもしばしば扱われる有名な作品を含む10編の短編小説が収録されている。 個人的には確か、児童向けではなく原作小説のきちんとした邦訳版として読んだ初めてのホームズ作品がこの新潮文庫版「シャーロック・ホームズの冒険」だったと記憶している。中学生の頃のことである。 「ボヘミアの醜聞」 「醜聞」とはいったいなんのことだろう?というのが、本作を初めて読んだときに中学生だった私の最初の印象である。英語の原題を見ればわかるが、ようするに「スキャンダル」のことであり、女性問題のことである。さて、ホームズ作品全体を通して、ホームズにとって「あの女」とは、常にただ一人の女性を指していて、その意味するところが明らかにされているのが本作品「ボヘミアの醜聞」である。ホームズは概して、女性問題とは無縁な位置にいることが多い。一般的には、女性嫌いの部類に入るだろう。しかし女性の扱いがぞんざい一辺倒だということでもない。実はかなり紳士的に女性を扱いもするし、何が必要かということもかなり心得ている節がある。それでもやはり、女性に対して冷ややかな目で見ているのがホームズという人間である。そのホームズにして一目置いている女性が本作品には登場する。この点から言っても、本作品がホームズ作品の中でも極めて特殊な意味を持っていることがわかるというものだ。 「赤髪組合」 裕福な紳士の遺志により設立された赤毛のメンバーばかりの組合「赤髪組合」、その組合員に欠員ができ、非常に魅力的な条件のため多くの希望者が殺到する。ある質屋の主人は最近雇った有能な店員の勧めに応じて応募し、見事審査にパスするが、ある日なんの予告もなく組合が解散する、という奇妙な経験をする。ホームズ作品の中でも有名な作品の一つ。本作品から得られる教訓の一つは、誰かを雇おうと思ったらその人物に見合った適切な給料を提示して雇うこと、であろうか。低い給料でも喜んで働いてくれる店員は、雇い主にとって一見好ましい人物に見えるかもしれないが、世の中それほど単純ではないということである。 「まだらの紐」 本作品もかなり有名な作品。児童向け作品としてもしばしば取り上げられており、私自身もマンガ版「まだらの紐」を読んだ記憶がはっきり残っている。しかし以前から気になっていたのだが、金庫の上の牛乳の入った小皿、というのはなんなのだろうか。最後の謎解きの中でいちおうの説明が加えられているし、事件の本筋でもないのであまりこだわる人もいないとは思うが、でもやっぱりおかしい。ああいう使い方は普通しないだろ?と思うのである。 「椈屋敷」 興味を持てるような事件が見当たらず、気概のある犯罪者はロンドンからいなくなってしまったのではないかと嘆くホームズ。相談と言ってもこんなつまらない手紙が来るようになったと投げやりな態度でワトソンにその手紙を投げてよこす。手紙の内容は、非常に有利な条件の家庭教師の口があるのだが行ってもいいものだろうか、とやや心配げな若い女性の相談である。 やがて本作品では、「自分の妹ならけっしてあんな家へやりはしない」と言い切るホームズの女性に対するやさしさや、現地へと向かうホームズとワトソンの会話で、郊外の素晴らしい田園風景に心躍らせるワトソンに対し、家屋敷が点在する郊外だからこそ犯罪の秘匿性が問題になると断じるホームズのプロフェッショナリズムが感じられる展開が待っている。また、事件の始まりは一見つまらない相談ごと、しかし事件を掘り下げるにつれて、その背後には許しがたい犯罪が隠されている、というホームズ物の王道パターンも見られ、個人的にはイチ押しの作品。 | ||||
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新潮社の全10巻を持ってはいるけど、再読するにあたって、読みやすいと言われているこちらの光文社のものを買い直すことにしました。 | ||||
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酷評されている方もいますが、僕にとってのホームズ訳はこの延原版です。多少表現が古くさいのですが格調高い文章は当時の雰囲気をよく表していると思います。ただ、本の厚さか何かの都合で端折られた「技師の親指」と「緑柱石の宝冠」(『叡智』に入っている)を復活させた完全版をもうそろそろ出してもいいのではないでしょうか。読み始めた当初(もう30年以上前になる)は、それが嫌で他文庫に浮気したこともあります。創元とか角川とか。完全版を出せば売り上げが確実に上がると思うのですが。あと気になるのが、カバー裏折り返し(?)のCドイルの本の紹介順が「冒険」「帰還」「思い出」となっていますが、なぜなんでしょう。ホームズ入門者の方はこの順番で読んじゃいますよ。「帰還」を読んで次に「思い出」を読んだらダメでしょ。「冒険」「思い出」「帰還」の順に読んでください。 | ||||
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子どものころ学校の図書館で読んで「つまんない。」と思って、ポーを読んだ時「コナンドイルはまねっこか」と思って以来、ホームズ君は映像世界を楽しむだけで本には手を出さなかったのに、なんとなんと、面白いではないですか!! これは、短編だけどボリュームがすごい。ようやくホームズを読む楽しみが分かった気がしました。 | ||||
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翻訳が読みやすく、とても楽しめました。 シャーロック・ホームズは子供のころに読んだ記憶がありますが、 大人になってもう一度読み返したくなり、 注釈が多いこのシリーズを手に取りました。 きわめて細かなところまで気を配っている注釈が楽しく、 大人の方におすすめです。 | ||||
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