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ペンギン・ハイウェイ
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ペンギン・ハイウェイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全218件 101~120 6/11ページ
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本屋さんに行かなくてもお気に入りの本が購入出来たと息子が喜んでいました。 | ||||
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子供が主人公であったことから、読み始めの感情移入がスムーズにいかなかったのですが、アオヤマ少年が私の息子の幼少期に若干似ていると思いだしたところから、半分懐かしい気持ちで引き込まれていきました。研究テーマと称するものがどんどん拡散していき、一体どうやっておさまるのかと思ってましたが、ちょっぴり切ない最後でした。最後の最後、ちょっぴり精神的に成長したアオヤマ少年、ぎゅっと抱きしめたくなります。 | ||||
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「夜は短し歩けよ乙女」に続き、二作目の森見作品。 氏の作品が気に入ったからというわけではなく、昔からただ単にペンギンが好きなので、「ペンギン・ハイウェイ」という題名だけで飛びついたのだが、遅々としてページを捲る手は進まず、1週間も持ち歩く始末。 自分の心に余裕があれば、もっと違った感想になったかもしれないけれども……言葉が泳いでいる感じで、心に全く定着しなかった。 | ||||
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最初に森見作品に触れたのは夜は短し歩けよ乙女でした。 独特な煌びやかで儚くてどこか懐かして切ない雰囲気に惹かれ、次に四畳半神話体系を読み、3番目にこの作品に触れました。 「あれ?何か違う」と言うのが読み始めの感想でした。が、しかし頁をめくる程に気がつけばどっぷりと森見ワールドにひたっていました。 読み終わった後、煌びやかで儚くてどこか懐かしい気分でした。 端的に感想を述べるならば、夜は短し〜は縁日に出かけ散々楽しんだ後の切なさなら、この作品は黄昏時に公園から帰る少年達の、もう少し大好きな友達と遊びたいな的な切なさ。 | ||||
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自分が読んだ、四畳半神話体系と夜は短し歩けよ乙女は似たような内容でした しかし、このペンギンハイウェイは、それらとは一風変わった作品でした 内容はSFになるのかな?とても面白い作品でした 皆さんも是非読んでみてください | ||||
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小学生の視点で書いているということもあり、文章は読みやすいですし、「おっぱい」など、森見登美彦先生らしいユーモラスある表現もちらほらあって面白いです。でも、有頂天家族や夜は短しのような、いい意味でごっちゃごっちゃした楽しい展開はなく、厚さの割に内容は薄いように感じました。なんだか物足りなかったです。 ただ、切ないラストには思わず泣きそうになりました。 | ||||
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今までの森見 登美彦の作品とは文体が異なっていると感じました。今までの豪華絢爛な言葉使いではなく、非常にシンプルな文体になっています。ただし、シンプルとは言っても、もともと語彙の多い作家ですし、どの1行をとってもスキがないな、と思いました。 もちろん物語性も十分ですが、やや冗長な趣があるかも知れません。私は続編を期待して、その布石となりそうな文章やセリフを全て書き出しました。 ジャンルとしては、SFファンタジーと言ってもいいと思います。ほのぼのとした少年の恋心に心を打たれます。 | ||||
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お姉さんへの想いにすごく共感させます。森見さんならではのあの文調でないところも、只ならぬ才覚を発揮してます。いつまでも心に残る名作ですね! | ||||
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新興住宅街での不思議な出来事を通しての、ちょっとオマセな男子小学生とお姉さんとの出会いと別れ。京都を舞台に繰り広げられる他の作品も楽しいですが、この本もたいへん楽しく読むことができました。 | ||||
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読んでいて始終、母性を感じる作品でした。 少年、お姉さん、海、クジラ、カンブリア紀といったモチーフもそうですし、 何度も強調される青い空、白い雲、おっぱいなども同様。 恐らく、「読者を退行させ、再び母親の子宮に戻し、 お姉さんとの対話を通じて、読者にカタルシスをもたらす。」 それが本作の意図の一つだと私は思います。 そして、これはジブリ作品の『崖の上のポニョ』と類似していて、 森見さんと編集者は恐らく、「ポニョ」を意識してこの作品をつくったと自分は思いました。 (宮崎駿監督も『乙女』を読んでいるようで、ポニョでその影響がみられます) そういう意味ではポニョとペンギンは補完的な関係の作品になるかと思います。 加えて、日常系の漫画や「ソラリス」などのSF小説の影響も色濃く見られます。 また、上の要素に加え、「平行世界」、『世界の果て」「大人になりたい」、などサブカル的な要素もかなり強い作品です。 今までの森見さんの作品は、 実写の世界にアニメ的要素を加えたようなイメージの作品が主でした。 しかし、今作ではアニメの世界に実写の要素を装飾した、 いわばアニメ的な作品になり、ファンタジーの色合いがかなり強いです。 それでいて、マジックリアリズム的でSFにもなってる不思議な作品でもあります。 また、コーラの缶から生まれたような「造られた」キャラと世界感が独特の味を出しているが、とてもよかったです。 さらに、碁盤のような新興住宅地、チェス、歯科医院、観測ステーションなど、幾何学的なモチーフが作品に独特の清潔さをもたらしています。 新興住宅街が舞台ですが、読み進めていくうちに、 白衣を着たお姉さんと、近未来的な月面基地を冒険しているような そんなSF的な錯覚を与えてくれるのも面白いです。 そして、SF的作品でありながら、 超常現象に対して明確な答えを与えなかったのも良かったと思います。 疑問に対してハッキリとした答えを望む人には不評かもしれませんが、 自分はこれぐらいの塩梅でちょうどいいと思いました。 欠点としては、地理的な情報を把握するのに苦労することです。 できれば簡単な地図を備え付けるべきだと思いました。 まとめになりすが、 森見作品の中では、かなり読みやすく、そして喉ごし爽やかな作品です。 また、終盤の「ごめんなさい」とお姉さんが謝るシーンや、 ラストの淡く切ないラストなど、魅力がいっぱいの内容で、漫画家の萩尾先生が言うように 「(読後に)この本を抱きしめたくなる」 そんな作品です。 是非読んでみて下さい! 夏に読むのがベストかと。 オススメです。 | ||||
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小4の男の子が、町に突如現れたペンギン、 ペンギンを生み出すことのできる歯科に勤めるお姉さん 水でできているように見える不思議な物体<海> などの謎を解いていく物語。 彼はとても落ち着いており、起きた出来事を冷静に分析し対処していく。 そんな子が主人公の物語を読んだことはなかったので、新鮮だった。 クラスの子にいじわるをする男の子のグループに 彼はプールに入っている時に水着を取られてしまう。 その時彼は瞬時に、狙いは恥ずかしがることであることを見抜き 堂々とプールから出ることをした。 そのシーンは圧巻だった。 しかし、冷静沈着すぎるように私には感じられた。 物語の世界に、のめり込むことができなかった。 お姉さんはきれいで、スタイルが良く、優しく、 彼が謎を解いていこうとするのを温かく見守り とても魅力的に描かれていた。 主人公が違っていたら、化学反応が起きていたかもしれないと思うと 残念でならない。 | ||||
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この小説を一言で例えると…やはり、 おっぱいですね。 題名がオッパイウェイでもいいかもしれません。 おっぱい好きでも、そうでなくても楽しめると思います。 | ||||
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娘が学校の読書用に購入しました。おもしろかったのか、あっという間に読んでしまったようです。 | ||||
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賢くてエロいアオヤマくんが、不思議なお姉さんの謎を解くお話。 世界の果てとか、世界のはじまりとか、人の死とか、 どうなってんだろ?とかって疑問なんかが満載のファンタジー。 しかし、それらの疑問は、おとなになった今でも謎なんだよなあ・・・。 | ||||
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作中から小学生であるように書かれてはいましたが、発言や考えがそうではないと否定しています。しかし、それでも小学生であるような表現があるところに小学生らしい可愛らしさを感じることができました。 その小学生らしさが完結までに段々とより大人へと成長する様は、まるで実際の我が子が成長するように感動しました。 森見登美彦さんの本の書き方は話し言葉のように分かりやすく、難しい言葉があまり使われていないので、とても読みやすかったです。またその作者らしさがこの本に非常にマッチしていて、その共鳴がよりこの本を磨いていたと思います。 | ||||
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他の作品に比べ作者独特のギャグは少なく、最後にせつない気持ちにさせられた。 | ||||
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小さな世界で日々新しい事を学ぶ喜び。 お姉さんへの淡い恋心。 大人びたアオヤマ君の言い回しの中に感じる子供らしさと共に 小学生時代の混沌とSFが調和し、やさしく、鮮やかに描かれています。 森見登美彦の作品にありがちだった奇怪軽快な台詞回しや 何もかもごった煮にした小汚い世界観は皆無です。 従来の作品をラーメンとするなら、この作品はソーメンです。 ラーメンと思って食べると痛い目みます。 | ||||
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ファンタジーでしたが、残念です!途中何度も読むのを止めようと思った。理論矛盾で意味不明です! | ||||
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今作の前までは京都が舞台でしたが 今回は違うようです。有頂天家族で完成された 今までの個性とはひと味違った個性を感じます。 大人も楽しめる児童向け冒険小説といった感じを受けました。 エンディングが大好きです。 | ||||
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アニメのセル画のように青い空、緑の森、そして登場人物たちがすべてアンドロイドのように思える。 生き物がいきいきと動いていた「有頂天家族」とは対極の印象を受ける。 それでいて、子供の頃の懐かしい感じを思い出す、不思議なお話。 | ||||
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