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ペンギン・ハイウェイ
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ペンギン・ハイウェイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全218件 21~40 2/11ページ
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森見先生の他の作品もいくつか読ませて頂きましたが、独特の世界観や表現がとても好みでワクワクしながら読んでいます。 ペンギン・ハイウェイもすごく楽しませて頂きました。 | ||||
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私も時間があれば、世界の果てや その先の宇宙の先を考えておりますが 最近、自分なりに答えが出て 宇宙とは大きくもあり、 小さくもある。 で、ある。 どういう事かと、短く説明するなら 今現在のあなたの場所から、 宇宙の果てまで飛んでいった先と、 それとは反対の小さい世界に飛んでいった先には、お互いの行く先で めぐり合うということです。 オッパイとは宇宙だ! 私が感じたことは以上で あります。 | ||||
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Kindle版で読んだため、あとがきに何か書かれているか知らなかったのですが、調べたところ惑星ソラリスから着想を得ているそうで納得しました! ペンギンという、可愛らしくも親しみやすい要素を用いてエンターテイメントに溢れているように見えますが、かなり哲学的です。謎が多いからこそ何度も読み返したくなる小説です。アオヤマ君のようにノート買って研究したくなりました。 | ||||
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普通に読み終わりましたが、特にこれといってオススメするほどの内容ではないと思いました。 アニメで見たら、それでいいんじゃないかな。 | ||||
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序盤はおっぱい…おっぱい…と思いながら読んでいました(実際アオヤマくんはそこまでおっぱいのことを考えてはいません)。 ウチダくんのペンギンが蒸発してしまったときの、「かなしい」「もどかしい気持ち」を味わっているところへ、「そろそろペンギン作るよ。実験しない?」というお姉さんの電話。開けていない窓からとつぜん熱気が流れ込んできたような、この温度感の違いを読んで、この本に夢中になりました。 内気なウチダくんは、とても気の優しい、動物の痛みにも共感できる人ですね。ハマモトさんは女子っぽい女子だし、スズキくんはジャイアンです。映画になるといいやつになるタイプです。 80%すぎる頃から世界が壊れていきます。つらいです。 壊れたあとの、爪痕がのこっていないところが、実際の災害とくらべて違う感じだな、と思ったのですが、それもそのはずで、原因は津波や大雨ではなく、ペンギンとジャバウォックと海だったんですもんね。 | ||||
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最初は導入から入りつまらない作品だと思ってやめようかと思ったが、読み進めていくたび話がつながってきた。 もう少し、ハマモトさんと少年のことを書いてくれたら面白かったかもしれない笑 | ||||
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アニメ映画きっかけで読みました。夏にぴったりの作品で小学生高学年から中高生に読んでもらいたい作品です。最後の一文に泣けます。小説で泣いたのは君のすい臓を食べたい以来です | ||||
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10歳の少年の1人語りで描かれる瑞々しいお話です。 物語の冒頭からタイトルである“ペンギン”が登場するのですが、その謎の解明と伏線の人間模様が柔らかく交差していきます。 主人公の少年は、賢く、潔く、強く、優しく、行動力があり、しかも多感です。少女漫画のストーリー的にある種、理想の人物像なのですが、最後のほうでホロッとさせるところを見せてきます。 森見登美彦作品は描写が良いです。 ちがう作風のお話でも、そこに底通する知性とユーモア、優しさや節度といった上品さは私にとっては申し分なく魅力的です。 私はあまり読書家ではないのですが、森見登美彦だけは別格で、森見さんの作品だけは一生読み続けていきたいと思っています。 | ||||
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主人公は小学4年生。小学生でも読みやすそうで、同時に「似たようなことあったなー」と少年・少女時代を思い出させてくれるような、大人も楽しめる物語でした。 「夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話体系」などの、にぎやかな森見ワールドとは一味違うしっとりとした終わり方です。 続きが気になるストーリーなのはもちろんのこと、ペンギンたちの「よちよち」「ぺちぺち」という描写から想像できる様子がかわいくって、ほっこりした気持ちになれました。 | ||||
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少し寂しい終わり方でしたがとても良かったです。少年の成長が楽しみです。 | ||||
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子供向けにしては長すぎるし、大人向けにしては刺激不足。量が多くて辛さが足りないカレーライスみたい。 「海」の描写もいまひとつ・・・うまく思い描けなかった。他の作品は情景がありありとイメージできるのだけど。 森見氏の作品はやっぱり、京都だの学生だのしている方が面白い。 | ||||
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本作は日本SF大賞を受賞しましたが、個人的にはSFというよりもアニメ的要素に満ちているように思えます。住宅地に突然現れ、消えるペンギン、水球、歯科衛生士の女性など、アニメ的で謎に満ちて、探求心をかきたてながら、結局はそれらが何なのかが全く明らかにされない、いわば不親切な作品です。 ただ、作者は、謎の開示にはさほど興味がなく、少年時代のわくわくする探求の過程の物語を書きたかったんだろうなと思います。 | ||||
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くるりの「ばらの花」とかSEKAI NO OWARIの「幻の命」がこの小説には凄く合うと思います。脳内BGMにすればいいです。しなくてもいいです。それは自由です。 みんなそれぞれのハイウェイがあります。 それを進めばいいのです。 その先には「おっぱい」があるでしょう。 もちろんここでいうおっぱいは「夢」であり「海」であり「おっぱい」自身なのかもしれません。 それではまた。 海辺のカフェで。 ヤマグチ | ||||
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こんな可愛らしい題名から、ここまで胸の締め付けられる結末が用意されているとは思わなかった。 森見登美彦さんの書く恋愛は、洒脱のなかに純粋さを交えてきて見ごたえがあるのだが、この作品はそれをとことん深化させている。悲しい宿命を背負ったお姉さんとひねくれ者の少年がつむぐ悲恋の物語は必見だ。 | ||||
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男子小学生は単純なようで実はとてもややこしい。アオヤマ少年は4年生。子どもから少年になりつつある。その象徴が乳歯。乳歯を抜いてくれるのは近所の歯科医院に勤めている「お姉さん」。アオヤマ少年は「お姉さん」が大好きである。いつも「お姉さん」のこと(と、そのおっぱい)を考える。少年の初恋の相手はたいてい近所の「お姉さん」である。しかし、当たり前だがその恋心は相手に通じない。少年が子どもだからだ。似鳥鶏『名探偵登場』の少年が思いを寄せる相手も近所の「お姉さん」だった。 村上春樹『海辺のカフカ』は、カフカ少年が不思議な体験をするファンタジーである。彼の行動力のエネルギーはエディプスコンプレックスにあるのではないかと思う。アオヤマ少年は純粋に「お姉さん」にあこがれる。そしてやはりもとても不思議な体験をする。ただ、アオヤマ君は小学生なのでそれ相応の体験である。 作中の静寂や不思議な色彩は、『海辺のカフカ』に通じるものがある。作者がどの程度意識したかはわからないが。そして、少年の強い欲求は両方ともかなえられずに終わる。もっとも、アオヤマ少年はあきらめないが。 アオヤマ少年の性格や行動は、森見作品によく登場する「腐れ学生」に通じる。小学生の段階ですでに将来が決まっているように読み取れる。男というものは進歩しないものなのかもしれない。 アオヤマ少年が「海」入ってからの描写は、後の『熱帯』によく似ている。この「海」を発展させたのが『熱帯』なのかもしれない。いずれにせよ、私としては『海辺のカフカ』と同程度の傑作であると評価するものである。「お姉さん」とアオヤマ少年がチェスをするのも「海辺のカフェ」であることだし。 | ||||
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「大事なことは、紙一枚にすること。・・・・・・・・大事なことがぜんぶ一目で見られるようにだよ。そのようにして何度も何度も眺める。・・・・・ずっと考える。」 アオヤマくんのお父さんのアドバイスです。 主人公のアオヤマくんとお友達のウチダくんとハマモトさんが住む町に、目を疑うようなことが次々おこります。3人は、調査と考察を深めていきます。それぞれ、論理的に、哲学的に、実証的に。。。。 読みながら、この3人の頭の中が、あまりにも濁りなく、限りなく透明に近いブルー(?)で、吸い込まれそうになりました。ウチダくんのが発見したことの説明には、アオヤマくんと一緒に大興奮してしまいました。 そうだ。たとえ答えがなくったって、一生懸命考えなくてはならないな、不思議なことに出会ったら。 | ||||
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読んでいて、とても心暖まる本です。 荒んだ心が洗われて、優しくなろうと思わせてくれる本。 登場人物の描写が、心根の良い人の素晴らしさを笑いも交えて描いてくれていて、とても良い。 おっぱいと研究がより好きになりました。 アオヤマ君やお姉さんの話し方がとても好きです。 | ||||
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研究熱心な小学生の男の子と不思議なお姉さんが織りなす世界観。 子どものころ、何かに夢中になってた純粋な気持ちを思い出します。 スラスラと読めますが、休日にお茶を用意して日向でゆっくり読みたい、そんな1冊でした。 | ||||
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出てくるキャラクターがみんな愛すべきキャラ。アオヤマ君は小学生らしからぬ小学生だけれど、小学生の頃の世界観が素晴らしい。確かに自分もこの頃は、毎日が楽しくて色んなものにわくわくして、今思えば信じられないようなことをやってみたり、バカみたいなこともたくさんしていたよなあ・・・と当時の自分を思い出しました。友達がちょっと変わった子だったのですが、その子の影響でとても面白い子供時代を過ごすことができました。 アオヤマ君たちは「海」の観察日記をつけていましたが、私たちは庭に餌台を作って、鳥の観察日記をつけていました。餌によってどんな鳥が来るのか、鳥の鳴き声は、など図鑑で調べたりしてとても楽しかったです。今では考えられませんが、小学生の友人はサバイバルナイフを持っていたので、それで木を切ったりして、公園の一角に秘密基地を作ったり、庭にハンモックをつるして横になったり、屋根に上って柿をもいで食べたり、充実した小学生生活を送りました。(目黒区笑)今はちょっと変わった子はすぐに親御さんから注意されたりして淘汰されそうですね。小学生の頃くらい、少し冒険した方がいいと思うのですが。 この物語、最初はとっても楽しいですが、最後はとても切ないです。でも、アオヤマ君はこの経験により、またひとつ大人に近づいていくんです。大人びているけれどちゃんと小学生のアオヤマ君が愛らしいです。まだ映画を見ていませんが、是非見たいですね。 | ||||
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気にしすぎかもしれないが、そういった考察の批評がないだろうか。 | ||||
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