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塗仏の宴 宴の支度/宴の始末
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【この小説が収録されている参考書籍】
塗仏の宴 宴の支度/宴の始末の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全82件 81~82 5/5ページ
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消えた村を探しに行った関くんは、本当は何を見て何を聞いたのでしょうか?逮捕された彼はこのままでいいのでしょうか?すぐにでも助けたい気持ちになりますが、京極堂の始末は今回は少々勝手が違うようです。心の隙間は厄介で、どの人物の心も複雑に交錯して。。。あまりに沢山の登場人物に思わず相関図を書いてしまうほどですが、みごとに落ち着くところは流石です。榎さんファンならずともキラリと光る言葉はグッときます。 | ||||
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この本は京極夏彦の6冊目の妖怪シリーズです。 昭和28年春、一人の小説家に奇妙な事件の取材が依頼された。 それは戦前、伊豆山中に確かに存在した1つの集落が住人ごと、 忽然と消えうせているという事件だった。小説家は始め、 戦争による記録の消滅だと考えていた。しかしその村に食べると寿命を延ばすことができる「くんほう様」が守られていたという話に 興味を持ち、取材をはじめる。調べれば調べるほどに奇妙な点が増え、 小さな集落の消滅が、やがて多くの人々を謎に巻き込み、思わぬ方向へと 事件は発展していく。 私は読んでいる途中、あまりの登場人物の多さに驚き、戸惑いました。登場人物達はみんな血眼になって消滅したはずの集落を手に入れようと 画策していますが、事件の全容が全く見えてこないのです。私は早く全容が 知りたくて必死に頁をめくっていくと最後には思いもかけない結果が…。下巻宴の始末までしっかり楽しめます。 長編が読みたい方におすすめです。 | ||||
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