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塗仏の宴 宴の支度/宴の始末



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塗仏の宴 宴の支度/宴の始末の評価: 4.11/5点 レビュー 82件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(3pt)

何だか読むのが苦痛になって来た…。

何だかドンドンとつまんなくなって来ます。
本の分厚さを維持するが為だけに内容に無駄な話が多過ぎに感じますね。
途中で京極堂が「何ひとつ事件らしい事件は起きていないじゃないか」
ってセリフが有ったんですが、流石にこの状況でソレは無理が有るでしょ?って思いましたよ。
ソレがきっかけで急激に話が安っぽい物になってしまった感じを受けました。
全体的に理不尽さが目立つだけで初期の頃の清廉さが無くなってしまいましたね。
一応、読み終えたんですが、ラストも何となく消化不良気味に思えるし…。
手元に後2作残ってますけど、更につまらないってレビューも結構見掛けるので、 
段々と気持ち的に読むのが苦痛になって来てしまいました。
ぶっ通してずっと京極堂シリーズを読んでいるせいもあるですけど、
ここに来てちょっとこのシリーズ自体に飽きて来てしまった感が有るのは否めないです。
文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)より
4062738597
No.14:
(3pt)

状態良く、支障有りませんでした。

状態良く、支障有りませんでした。また機会があれば宜しくお願いします。
文庫版 塗仏の宴―宴の支度 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:文庫版 塗仏の宴―宴の支度 (講談社文庫)より
4062738384
No.13:
(3pt)

いかがなものか

「宴の支度」でそれぜれの人物のに思い入れを感じ、その彼ら行く末が
どうなってしまうのか、どんな事情があるのか、感情移入しながらページを捲りました。
ですが、「宴の始末」を読むと
作者の意図は全く違う所にあったようです、トリックや、どんでん返しは他の作品に比べ
それ程酷いわけではありません。ですが今までは強引でも無理矢理に納得させられる迫力がありました。それはやはり人物を大事にしていたからではないでしょうか。このシリーズで
一番出来の悪い作品だと思います。
文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)より
4062738597
No.12:
(3pt)

大きく広げた風呂敷をしまうのは、かなり大変です。

前作、の5つの物語を一つのゴールへ収束させて解決に導かねばならない訳ですが、さすがに今回は話を広げすぎたため、かなり強引な終焉となった感じがします。旧日本軍の残党=悪の親玉はいかにも、漫画的で昭和初期の冒険活劇風ですが、京極堂にはもう少し、小さな事件をクールに解いてほしい。月光仮面や黄金バットではないのですから。
塗仏の宴 宴の始末 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:塗仏の宴 宴の始末 (講談社ノベルス)より
4061820338
No.11:
(3pt)

うーん

支度を読み終わり、さぁ始末をどうつける!?と期待して読んでいけども、始末が始まらない。結局、始末を始めるのは中盤以降という・・・。これは始末とは言えないんじゃないだろうか。まぁ始末と言えば始末なんだろうがスッキリしない。読後感も冴えない。だからこそなのか、徒然袋がかなり面白かった。始末を読み終えるまで我慢してたせいか、声を出して笑ってしまった。
塗仏の宴 宴の始末 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:塗仏の宴 宴の始末 (講談社ノベルス)より
4061820338
No.10:
(3pt)

魅力ある主役たち

「宴の支度」から続く物語。その厚さに比例し、主要8人に朱美、織作茜まで、
登場人物の数が半端じゃない。今回は登場人物たちがそれぞれの事情で
いつもよりシリアスになっており、鬱々とした中にも切迫感が増していたため、
最後の榎木津の暴れぶりに救われました。
博識京極堂によりわかりやすく語られる知識はもちろんのこと、
登場人物たちがそれぞれに魅力を放つこのシリーズですが、
やはり京極道と榎木津の登場は待ち遠しい!
厚さが増すにつれテンポダウンしていっている感がありますが、
限られた出番を楽しみに読み進めていっている自分がいじらしいです。
文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)より
4062738597
No.9:
(3pt)

何だよこれ。

膨大なページ数を退屈させずに読ませる手腕はさすが。
だが・・・だがしかし、奇を衒い過ぎてはいないだろうか?
京極堂が謎解きを始める直前の乱闘シーンはまるでアニメか漫画だ。この作家の作品はデビュー作から全て読んでいるが、「馬鹿らしい」という五文字が始めて目の前に浮かんだ。どんでん返しの部分も、ただどんでん返しのためのどんでん返しという印象が非常に強い。「実はこういうことだったんだ」と謎解きされても、「だから何だ?」と聞き返したくなるような謎解きだった。手段が自己目的化してしまっているようだ。「爆裂」とか「爆睡」とか時代考証を無視した言葉を使うぐらいなら許せるのだが。
事件の黒幕の退場のさせ方も、次回作以降に登場させようという意図が見え見えなのが痛い。「始末」と銘打っておきながら、「続く」的なストーリーというのもいかがなものだろうか?
これまでの五作、外れは一作もなかっただけにちょっと失望している。
文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)より
4062738597
No.8:
(3pt)

始末のつけ方

相変わらず面白いのだけど、始末のつけ方に不満が残るため評価が下がりました。
これで京極堂の帝国陸軍時代の秘密裡工作部隊の話は終わったように思えたので
安心しかけたのも束の間。黒幕のパワーアップ部隊が、お子様の成長なども絡め
てまた登場するかのような終わり方。少しご勘弁の気分です。この黒幕の始末の
つけ方が一番愉しくなかったです。
私は京極堂シリーズの1作目からここまで連続して一気に読んでいるので、本が
出るごとに「待たされた」後、いよいよ手にとって読むのとは又違う感想にな
るのか、と思いますが、最後に実は何でも知っていた京極堂が全てを解決する、
というのプロットが、少々疲れてきました。
京極堂シリーズでは珍しい海千山千の成金主義、羽田氏と茜の絡みは面白かった
のですが、早々に死んでしまいちょっと残念。もっともこの二人の絡みなら、
京極夏彦というより、大沢在昌の世界になるかもしれませんが。でも、この
成金オヤジ、羽田氏の会話なども、京極夏彦さすが!上手です。
また、これだけの新規キャラクターデザインを既存のサブキャラと練り合わせ
絡み合わせた手腕、京極夏彦の筆力に感動感謝して、3つ星を1つあげて4つ星
にしたいところではあります・・・流麗な筆致の新絡婦の理の次作に、骨太な
作風を持ってこれるところも作家としての懐の深さを感じます。
最後に、関口氏が非情な哀れな扱いで、少し淋しくなってきました。ジミな存在
ながら良いキャラだと思っていましたが、京極堂、榎木津が超人的にパワー
アップし、ビルが建つ程の探偵料が入ったり、弟子や下僕に恵まれ、二人の
尊名が轟くのと正対照的に、敵味方双方から人間の屑のような扱いと情けを受け、
私生活もままらなず、いよいよドン底が見えてきて(どん底か)、ファンと
してはだんだん淋しくなってきました、というよりちょっとイヤかな。
文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)より
4062738597
No.7:
(3pt)

道具立ての割には中身が乏しい

「京極堂」シリーズの第6作。「村が消滅した」というキャッチ・コピーとこれだけの大部である事から期待して読んだが、正直期待外れだった。この他、盛り沢山の趣向があるのだが、本質的に面白くないのである。以下ではネタを割っているので、知りたくない方は飛ばして下さい。
まず「村が消滅した」話は、読む前、村(人)が消滅したと早合点していて、それなら怪異譚や不可思議現象に繋がると予想していた。ところが、読んで見ると「村人が入れ替わった」という説明でガッカリした。そんな事ができるのは国家権力しかないではないか。
この他、前作の犯人を殺害の被害者にさせ、しかも犯人として関口を捕らえさせるというエピソードを挿入しているが、これは関口の精神構造に全面的に依存したもので、感心できない。
更に、新興宗教、気功道場、謎の少年等を登場させ、紙面を賑わせているが、それに関る不可思議な事件が全て「後催眠」で説明されるのはヒドイと思った。元々、本シリーズは本格ミステリを目指したものではないので、全て合理的に説明しろとは言わないが限度がある。「後催眠」で全てが説明できるなら、どんな不可能犯罪でも可能になってしまう。
分量の多さ、趣向の多様さに反比例するかのように中身の乏しい作品で残念である。
塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)より
4061820028
No.6:
(3pt)

ココロが不安定に・・・

 レギュラー人が次々と不可解な出来事(事件)に巻き込まれていくのですが、何とも後味の悪さと言うか気持ちの悪さに苛まれました。「はやく!はやく!京極道!憑き物を落として〜!」とコレほど思ったことはないかも・・・
 この巻のラストは驚愕!手元に『始末』の巻を用意して置くことをオススメします・・・
塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)より
4061820028
No.5:
(3pt)

これはちょっと……

京極堂シリーズはどれも読みどころがあって面白いのだが、この作品に関しては他の作品よりも数段落ちる出来栄えだと思う。まずシリーズ特有の薀蓄だが、これまでの作品では無関係に見えても実は関係があったたため、いつも非常に驚かされていたのだが、この作品に関しては無関係な薀蓄が多すぎる。重要なファクターである催眠術にしても、ちょっとご都合主義、というか今までの作品では例えご都合主義であってもそうとは感じさせない力があったが、この作品にはそれもない。京極堂シリーズの中では珍しく凡作という印象
塗仏の宴 宴の始末 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:塗仏の宴 宴の始末 (講談社ノベルス)より
4061820338
No.4:
(3pt)

うーん、始末が悪い。

分厚いの2冊・・・とうとう京極堂の出番。
もうこのシリーズは終わるのかと思ってじっくり読んだ本。
最後の始末がどうしても納得できず。
でも、読んでしまう。京極夏彦の魅力です。
文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)より
4062738597
No.3:
(3pt)

始末がつかない

This is京極ワールド、である。この分量でも、最後まで読ませる膨大な「情報量」を詰め込んだのはさすが。少しずつ仄めかしながら、最後に怒涛の憑き物落としへなだれ込む、いつもの手法だが、情報量が多い分さらに大変なことになっている。が、「魍魎」でも少しばかり感じたことだが、京極堂が「知っていた」ことがあまりにもkeyになりすぎていて、後から読み返すと疑問に思える部分が無くもない。最後には京極堂が必ず「拝みに」やってくる、という前提で読んでしまうと、人の哀しみを祓い落とすはずの憑き物落としが、なんだか予定調和の添え物に見えてしまう、そんな違和感も感じてしまう。ま、それもこれも京極夏彦の本に対する期待が大きければこそ、これまでの作品に対する満足度が大きければこそであるが。
文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)より
4062738597
No.2:
(3pt)

 ──宴の始末をお願いします

 とうとう上下巻になってしまった京極堂シリーズ(笑)。こちらはその後編。 今回のお話は中禅寺自身の事件であり、今までのシリーズ中に登場してきたキーパーソンはほとんどが出てきます。  ……個人的に思ったのが、〝新絡婦の理〟といい〝塗仏の宴〟といい、関君の役回りがあんまりにチョイ役すぎる気がします(笑)。 読者の視点でありワトスン役であったキーパーソンも、形無しですね。 次回以降の活躍を祈るばかりで。
文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)より
4062738597
No.1:
(3pt)

京極夏彦流、宴の支度しっかり見せます

 この本は京極夏彦の6冊目の妖怪シリーズです。 昭和28年春、一人の小説家に奇妙な事件の取材が依頼された。 それは戦前、伊豆山中に確かに存在した1つの集落が住人ごと、 忽然と消えうせているという事件だった。小説家は始め、 戦争による記録の消滅だと考えていた。しかしその村に食べると寿命を延ばすことができる「くんほう様」が守られていたという話に 興味を持ち、取材をはじめる。調べれば調べるほどに奇妙な点が増え、 小さな集落の消滅が、やがて多くの人々を謎に巻き込み、思わぬ方向へと 事件は発展していく。  私は読んでいる途中、あまりの登場人物の多さに驚き、戸惑いました。登場人物達はみんな血眼になって消滅したはずの集落を手に入れようと 画策していますが、事件の全容が全く見えてこないのです。私は早く全容が 知りたくて必死に頁をめくっていくと最後には思いもかけない結果が…。下巻宴の始末までしっかり楽しめます。 長編が読みたい方におすすめです。
塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)より
4061820028

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