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ハートの4の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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業界裏話風。単純な事件なのにやたら長い。エラリーの論理は冴えない。 | ||||
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他の人のレビューの感想が良かったから読み始めましたが、前半は珍妙な登場人物ばかりで、ドタバタ、コメディタッチで苦手でした。エラリー・クイーン10作品くらい読んだ中でも1番ページが進みませんでした。親同士が喧嘩ばかりしていて本当は愛しあっていた。そしてその息子と娘も同様ってこんなトンチンカンな設定ありえないと思います。後半、犯人に罠をかける計画をたててからはすごく盛り上がってクライマックスの謎解きまでノンストップで読めました。 | ||||
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所謂『ハリウッドもの』の一冊。初めはいつもと違う、陽気すぎるエラリィ・クイーンに戸惑い気味だったが、最後はあまりの面白さにページをめくるのが惜しくなりました。これが1938年の作品なんて信じられない。 クイーンは全部で40冊の長編を出しているのですが、実際に書いたのは1958年の30冊目の長編『最後の一撃』がラストらしいです。その後の10冊は監修しただけで実際は別の作家が書いているようです。その実際書いた30冊(なーーーんてまどろっこしいんだろ)の中でも、国名シリーズやX・Y・Zの後の中期のクイーンがぼは素晴らしいと思います。この辺の作品群を読まないでミステリィを語る事なんてできないんじゃないだろうか????それほど完璧なプロットです。 ポーラ・バリスの素敵さがラストへ近づくほど宝石のように光ります。最後の1ページの最後の一行までシビレます。クイーンの最高傑作に推す人もきっといると思います。 | ||||
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名探偵エラリー・クイーンのロマンスが描かれていることでも人気の高い作品とのことです。 ただ実際に読んでみると、奇天烈なキャラクターが多く出てくる割に怪しいと思える容疑者が少ない、痴話げんか的な挿話が多くこれを楽しく読めないと退屈するといったマイナス面があるように思いました。 とはいえ、飛行機を駆使した犯罪、印象的な幕切れなど読みどころも多くあると思います。また進行していく犯人の計画に登場人物たちの関係の変化が影響が与えるなどの工夫もされており、さすがミステリの大家による作品といった面があると思います。 国名シリーズや悲劇シリーズを読んで、推理問題としての作品群に感銘を受けた人も、それらとは違った魅力を知るために読んで損はないと思います。 | ||||
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私が読んだハリウッド物の中の2冊目でしたが、「悪魔の報復」に続き、残念感の方が大きかった作品でした。☆2.5と言ったところです。 | ||||
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6版カバー付求む!! ★評価は5。 取り急ぎ・・出品ありませんので宜しくお願い致します!! | ||||
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エラリー・クイーン名義の13作目の長編、前作『悪魔の報復』に続き ハリウッドで活躍するエラリーのお話です。 でも話は繋がってないので単独でも読めます。 かつては恋人で結婚まで噂されながら別れてしまった、 俳優のジョンと女優のブライズが再婚しようとプライベートジェットに 乗っていたところ毒殺され、犯人から脅迫と思えるトランプのカードが 送られていたことからエラリーの推理が始まります。 クイーンお得意の小物を使った分析かと思えば、すっと脚をとられてしまいます 読み応えたっぷりのクイーンです。 | ||||
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アメリカの推理作家エラリー・クイーン(フレデリック・ダネイとマンフレッド・ベニントン・リーの従兄弟同士による合同ペンネーム)の 1938年作です。 なんだろう、これは映画王国ハリウッドを舞台にしてるということもあってやたら豪華壮麗なんだね。やり手というよりはやたらにやり過ぎ な登場人物たち。そして最後にやたら可愛いエラリーがいるんだね。そこが一番成功してるのかも。従来の硬直したエラリーへ健全な生命力を 吹き込んでしまった(笑)。事実上、僕には性はないなんて平然と言ってたのにここではメロメロ状態。。 そうだよ。誰でもがいかれてしまうポーラ・パリスだよ。超美人コラムニスト。しかし群衆恐怖症。しちめんどくさいったらありゃしない気も するけど、誰にも邪魔されずに二人きりで出会えることを利点と思えば最高なのか?(笑)。 さてそれはいいとして、肝心の事件はというと、長らくと反目しあっている二つの俳優一家のそれぞれの当主が誘拐されて毒殺される。 しかしどちらか片方なら犯行の動機はわかりやすいのだが、なぜだか不思議な二重殺人。。ちょくちょくと送られてきていたトランプのカード だけが入った封筒。このおかしなファンレターが意味するものは?最後はまさに犯行の決定的瞬間をとらえたぞ!と思いきや、、 そして一見無関係にみえるものは連関構造へと運命づけられていた。。その事件の全貌をまるでエナメルのように滑らかな質感でもってして 解き明かしてみせるエラリー。いいねえ。でもそれは突飛なものだったので、あれ?そんな事実があったんだっけ?アンフェアじゃないか!と 思ってパラパラパラパラとページを戻ってみると、あっ、その会話のなかでポロッと一言ほのめかしてたんだね。。実にフェアだ!(泣笑)。 しかしこの犯人の計画は面白い。推理小説のリアリティー上なのはもちろんだが。まあ現実の性格なら、間違っていることが分かっていても 他人と違うことを言わなきゃ気がすまないって感じか。でも可愛い。一個人なら。いつも思うことなんだどさ、なぜか時代だとそうならない。 それは時代毎に通用しないことが分かっていても譲れない価値観を持ってる人間がいるのを知ってるからだろうね。でもなにもさ、 みたくないものもみなきゃとか、必ず弱い側へと付くべきだとか、そうゆうのとはまた違って、あくまで自然な人間的感情による反抗なんだ。 そして本当のところ反抗は知性なんだよ。知らなきゃできない、知ろうとしなきゃ尚更。でも知らなきゃそれはそれで幸せなのかもしれない。 作中でエラリーが思うように、なんでいじめるんだ?なぜ考える?考えて何になる?本当に幸福な人たちは何一つ考えない。だから幸福だと。 結局は人間も時代も長所と短所でプラマイゼロなんだろうから。しかし無条件で好きになれる輝ける存在とはどんどん出逢えるだろうけど、 間違っても無条件でいい時代になったなあ〜なんてことはまずないんだろう。だがそこまで考えて、その両者こそが連関構造であり切り離せる わけがないと気づいて頭を抱えちゃうだね。駄目だこりゃ(笑)。でも終わりよければすべてよしってか、、 時代に絶望してしまってもさ、人間には絶望したくないじゃないの | ||||
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ハリウッドが出てくるだけあり、 ゴージャスな世界が広がっています。 それなのにエラリイは脚本を書く羽目… おまけに事件に巻き込まれてしまってさらに大変。 動機すら謎な事件、 トリックも巧妙になっていて、 読みなれた玄人の方でも、推理をするのは 困難でしょう。 ただ第二の事件だけは 推測が容易です。 そういう関係になったら… ということで大体勘が働くはずです。 しかしこれだけでは終わらないのは さすがクイーン先生。 事件解決かと思われたら、 思わぬ事実を用意しているのですから。 最後まで気を抜いちゃいけませんよ? これは読む前の警告です。 | ||||
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所謂『ハリウッドもの』の一冊。初めはいつもと違う、陽気すぎるエラリィ・クイーンに戸惑い気味だったが、最後はあまりの面白さにページをめくるのが惜しくなった。これが1938年の作品なんて信じられない。 クイーンは全部で40冊の長編を出しているのだが、実際に書いたのは1958年の30冊目の長編『最後の一撃』がラストらしい。その後の10冊は監修しただけで実際は別の作家が書いている。その実際書いた30冊(なーーーんてまどろっこしいんだろ)の中でも、国名シリーズやX・Y・Zの後の中期のクイーンが僕は素晴らしいと思う。この辺の作品群を読まないでミステリィを語る事なんてできないんじゃないだろうか????それほど完璧なプロットだ。 ポーラ・バリスの素敵さがラストへ近づくほど宝石のように光る。最後の1ページの最後の一行までシビレる。(●^o^●)クイーンの最高傑作に推す人もきっといると思う。 | ||||
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ハリウッドを舞台にしたシリーズの第2弾。エラリーは映画会社に迎えられ、脚本家の手伝いをすることになるのですが、制作しようとしていた映画に主演が予定されていた俳優と女優が殺されてしまいます。その俳優と女優はいがみ合っていたので、片方が他方を殺すのなら納得が行くのですが、両方を殺したいと思う人がいるはずがないというのがポイントです。ハリウッドが舞台だから父親のリチャード・クイーン警視が登場しなかったり、女嫌いだったはずのエラリーの恋愛が描かれたりと、珍しい要素がたくさん盛り込まれていて楽しい作品に仕上がっています。国名シリーズや悲劇シリーズに比べるとちょっと格が落ちることは確かですが、そうした有名シリーズに飽きた人には絶好の作品だと思います。 | ||||
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エラリイ・クイーンのハリウッド4部作の2作品目長年仲たがいを続けていた男優と女優が突然和解し新婚旅行に出た際に毒殺され・・反目を続けていた、それぞれの息子・息女も意気投合したため魔の手が忍び寄る錯綜したプロットときつい結び目を解していく論理性が売りだった初期のエラリイ・クイーンから作風が変化して単純なプロットと大衆受けの良い素材(ハリウッドのスキャンダル)を取り入れた作品です。 | ||||
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