九人と死で十人だ

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九人と死で十人だの評価:

4.13/5点 レビュー 23件。 B ランク

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平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全31件 21〜31 2/2ページ
No.11
(4pt)

題名の付け方の妙に感心 !

第二次世界大戦中、ニューヨークからイギリスに向かう客船兼爆薬輸送船の中で起こった不可解な殺人事件を偶々乗り合わせたH.M.卿が解くという物語。カーの作品で船という巨大な密室の中の殺人を扱ったものでは「盲目の理髪師」が有名だが、そのような狂騒性はない。その代り、時代設定に合わせ、船は灯火管制下、即ち夜は真暗闇で殺人には打って付け。乗客には軍関係者が多く、スパイが混じっている事も示唆される。そして最大の謎は、第一被害者の婦人の遺体に残された指紋が乗客・乗務員の誰とも一致しない点。また、乗客数はH.M.卿を含め9人なのだが、題名(原題の直訳)の意味する所は ?乗客全員に配られる救命胴衣とガスマスク。事件と並行して乗客を襲う敵の襲撃の恐怖。その中で起きる第二の被害者はフランス軍人だが、自殺の可能性もあると共に、スパイかつ第一の殺人の犯人である可能性もある。限られた人数の中で、話の錯綜のさせ方が相変わらず上手い。そして、魚雷接近の警報ベルが鳴り...。指紋の解決はやや平凡だが、題名の付け方の妙には感心した。全体構成に破綻がなく、安心して楽しめる。「爬虫類館の殺人」と同様、戦時中という状況を巧みに利用しているのも印象的。これまで存在すら知らなかったが、カーの作品中でも上位に入るのではないか。
九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26) Amazon書評・レビュー: 九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26)より
4336041563
No.10
(5pt)

従来概念が通用しない作品。

目に映る事実では
通用しない作品です。
犯人は意外性はあまり感じないものの
手法がとてつもなく大胆です。

なぜならば、到底思いつかないでしょうし
まさか有力な手段すら
犯人は打ち砕くようなことをするのですから。
特に有力手段を欺いた手法は
必見であります。

そしてさらに珍しさを助長するのは
あのH・M卿がなんと狙われるのです。
しかも後ろからがつんと。
探偵役が狙われてしまう
貴重な作品です。

もちろん彼のドタバタ場面もあるので
お見逃しなく。
九人と死で十人だ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 九人と死で十人だ (創元推理文庫)より
4488118453
No.9
(5pt)

従来概念が通用しない作品。

目に映る事実では通用しない作品です。犯人は意外性はあまり感じないものの手法がとてつもなく大胆です。なぜならば、到底思いつかないでしょうしまさか有力な手段すら犯人は打ち砕くようなことをするのですから。特に有力手段を欺いた手法は必見であります。そしてさらに珍しさを助長するのはあのH・M卿がなんと狙われるのです。しかも後ろからがつんと。探偵役が狙われてしまう貴重な作品です。もちろん彼のドタバタ場面もあるのでお見逃しなく。
九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26) Amazon書評・レビュー: 九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26)より
4336041563
No.8
(4pt)

ようやく読める

昔雑誌に掲載されただけで、本になったことがなかったこの作品が
読めるようになっています
事件は単純ですが
船の中という状況を良くいかしていると思います
九人と死で十人だ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 九人と死で十人だ (創元推理文庫)より
4488118453
No.7
(4pt)

ようやく読める

昔雑誌に掲載されただけで、本になったことがなかったこの作品が読めるようになっています事件は単純ですが船の中という状況を良くいかしていると思います
九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26) Amazon書評・レビュー: 九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26)より
4336041563
No.6
(4pt)

Uボート

トリックは江戸川乱歩が短編で使ったことがあるもの
それ一つをメインに持ってきて
長編に仕立て上げただけ合って
ちょっと無理があるんだけどね
戦時中のドイツの潜水艦攻撃におびえながら
航行する船の中での緊迫した事件という設定を
うまく生かした作品
九人と死で十人だ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 九人と死で十人だ (創元推理文庫)より
4488118453
No.5
(4pt)

Uボート

トリックは江戸川乱歩が短編で使ったことがあるものそれ一つをメインに持ってきて長編に仕立て上げただけ合ってちょっと無理があるんだけどね戦時中のドイツの潜水艦攻撃におびえながら航行する船の中での緊迫した事件という設定をうまく生かした作品
九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26) Amazon書評・レビュー: 九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26)より
4336041563
No.4
(3pt)

謎の単純化を志向した佳作

洋上を航行する船という設定から
容疑者が絞られているのですが、指紋が発見される割には
容疑者のどれとも合致しない  何故???
謎はこれだけ。
謎を単純化して戦時下の緊迫した状況下の心理ストーリに重点を置いているのですが
カーは人物のかき分けが悪いので・・・
同じような洋上の船を題材にした
クェンティンの「死を招く航海」も似たようなものだったけど
九人と死で十人だ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 九人と死で十人だ (創元推理文庫)より
4488118453
No.3
(3pt)

謎の単純化を志向した佳作

洋上を航行する船という設定から容疑者が絞られているのですが、指紋が発見される割には容疑者のどれとも合致しない  何故???謎はこれだけ。謎を単純化して戦時下の緊迫した状況下の心理ストーリに重点を置いているのですがカーは人物のかき分けが悪いので・・・同じような洋上の船を題材にしたクェンティンの「死を招く航海」も似たようなものだったけど
九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26) Amazon書評・レビュー: 九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26)より
4336041563
No.2
(3pt)

よくまとまっています。が・・・

第二次世界大戦中、ナチスドイツの潜水艦の脅威に怯えながらアメリカからイギリスへ向かう船の中でおきた殺人。現場にはハッキリした指紋が残され、犯人はすぐにわかると思ったものの、乗客中にも船員の中にも同じ指紋を持つものは見つからなかった・・・。
閉ざされた状況での事件、不可思議な謎と、いかにも探偵小説、読んでいてゾクゾク楽しくなってきます。が、カーター・ディクスンの持ち味ともいえる怪奇趣味とドタバタ騒ぎは抑えられ気味です。それだけマジメに(?)真っ向からミステリに挑戦したのかもしれませんが(怪奇趣味、ドタバタ騒ぎのあるディクスンのミステリがマジメでないといいたいわけではありません、念のため)、ミステリとしてはよくまとまっているものの、ファンには少しさびしく物足りなく感じてしまいます。
九人と死で十人だ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 九人と死で十人だ (創元推理文庫)より
4488118453
No.1
(3pt)

よくまとまっています。が・・・

第二次世界大戦中、ナチスドイツの潜水艦の脅威に怯えながらアメリカからイギリスへ向かう船の中でおきた殺人。現場にはハッキリした指紋が残され、犯人はすぐにわかると思ったものの、乗客中にも船員の中にも同じ指紋を持つものは見つからなかった・・・。閉ざされた状況での事件、不可思議な謎と、いかにも探偵小説、読んでいてゾクゾク楽しくなってきます。が、カーター・ディクスンの持ち味ともいえる怪奇趣味とドタバタ騒ぎは抑えられ気味です。それだけマジメに(?)真っ向からミステリに挑戦したのかもしれませんが(怪奇趣味、ドタバタ騒ぎのあるディクスンのミステリがマジメでないといいたいわけではありません、念のため)、ミステリとしてはよくまとまっているものの、ファンには少しさびしく物足りなく感じてしまいます。
九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26) Amazon書評・レビュー: 九人と死で十人だ 世界探偵小説全集(26)より
4336041563