■スポンサードリンク
皇帝のかぎ煙草入れ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
皇帝のかぎ煙草入れの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説としては超一流。恋愛小説、人間ドラマとしては最低ランク。まるで「売れ筋商品」と「ずっと売れ残っている商品」を抱き合わせにしているみたい。読む人はそれを理解したうえで読んでください。 どうでもいいことだけど、「最後に美味しい思いをした人物」は作者が自分自身を投影したのかと勘ぐってしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他のレビュアーの方も書かれていたが、この手の心理トリックは、京極夏彦の『姑獲鳥の夏』以降の新本格ミステリーから入っている世代にとっては、正直あまり新鮮な驚きはないですな。ああ、昔からこの手の、アンフェアすれすれのトリックはあったんだなといった感じ。そもそも、この作品は、カー特有の怪奇趣味、ゴッシックテイストは皆無で、終始ラブロマンス風の小説です。他のレビュアーが、アガサ的カーと書かれていましたが、まさにその通りだと思います。その手の小説が好きな方なら、ハマるでしょう。この作品が、カーの中で一番評価が高いんだよね。。。「オスダメ」というサイトで「S」の評価が付いていました。私は、個人的には、『火刑法廷』と『黒死荘の殺人』のように怪奇趣味のあるほうが好きかな。まー、さほど、カーの作品を読んでいるわけではありませんが。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めてのカー作品です。 この作品のトリックは驚愕というより感心させられるものでした。 トリックが明かされた時には「えっなにそれ」って感じでした。 そこで該当ページを読み直してみて、「あ〜〜そういうことか!」と感心しました。 私が単純な性格な故かイヴと一緒に彼に暗示をかけられていました。 この作品は、奇想天外なトリックで次々と人が殺されて行くような作品が好きな方にも読んで頂きたいです。 私がそうだったようにもっとカー作品を読みたいと思えるかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説マニアでは無いですが、面白かったです。 読んでて、男女のドタバタ物なのか?!と思ってしまいましたが、 そういう箇所があった分、楽しく読めました。笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クリスティつながりで初めてカーの作品を手に取りました。玄人好みの作家が大衆向けの作品を著した、という部分がファンからことに評価されているようですね。いつまでたってもミステリー入門書あたりをウロウロしている身としては、皆さんの濃いレビューにちょっと圧倒されました。 自分勝手な人がたくさん登場して、物語をかき回します。トラブルを生み出すその自分勝手な部分が、人間くさく、作品を魅力的なものにしています。でも肝心の主人公だけは、男性のファンタジーが生み出したような無味無臭の人物。そのためか、トリックや構成はわくわくするものの、主人公にひきずられ、無味無臭なぼんやりした読後感ばかりが残りました。時代、なのでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クリスティつながりで初めてカーの作品を手に取りました。玄人好みの作家が大衆向けの作品を著した、という部分がファンからことに評価されているようですね。いつまでたってもミステリー入門書あたりをウロウロしている身としては、皆さんの濃いレビューにちょっと圧倒されました。 自分勝手な人がたくさん登場して、物語をかき回します。トラブルを生み出すその自分勝手な部分が、人間くさく、作品を魅力的なものにしています。でも肝心の主人公だけは、男性のファンタジーが生み出したような無味無臭の人物。そのためか、トリックや構成はわくわくするものの、主人公にひきずられ、無味無臭なぼんやりした読後感ばかりが残りました。時代、なのでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Carroll & Graf Publishers; 2nd edition。カーの他の作品は読んだことが無いがこれは分かりやすい文章で適当に面白い小説だと思う。ただ、純粋に探偵(推理)小説の醍醐味を味わいたい読者にとっては肩透かしを食わされる出来事があって興味半減し、またミステリーを楽しみたい読者にとってはお粗末な謎と構成でかなり拍子抜けすることだろう。登場人物と状況証拠が限られているので殺人犯を当てるのは至極簡単、そこでその仕掛けを推理する事に関心が向けられるわけだが巧妙な策略がある反面何とも不当な要素もあり、その上伏線の張り方も上手いとは言えない。もしこの作品が短編で例のかぎ煙草入れに関する仕掛けに磨きがかかっていたら更に面白く随分印象深いものになっていたかもしれない。最後の数ページは話がしつこくて私は無くても構わないと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Carroll & Graf Publishers; 2nd edition。カーの他の作品は読んだことが無いがこれは分かりやすい文章で適当に面白い小説だと思う。ただ、純粋に探偵(推理)小説の醍醐味を味わいたい読者にとっては肩透かしを食わされる出来事があって興味半減し、またミステリーを楽しみたい読者にとってはお粗末な謎と構成でかなり拍子抜けすることだろう。登場人物と状況証拠が限られているので殺人犯を当てるのは至極簡単、そこでその仕掛けを推理する事に関心が向けられるわけだが巧妙な策略がある反面何とも不当な要素もあり、その上伏線の張り方も上手いとは言えない。もしこの作品が短編で例のかぎ煙草入れに関する仕掛けに磨きがかかっていたら更に面白く随分印象深いものになっていたかもしれない。最後の数ページは話がしつこくて私は無くても構わないと思った。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!