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皇帝のかぎ煙草入れ
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【この小説が収録されている参考書籍】
皇帝のかぎ煙草入れの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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無実の罪に問われて窮状に陥った美女が、華麗に救われる物語。 メイントリックは、さすがクリスティが褒めてるだけあって、「え?嘘?あ、すごい、ホントだ!」と思える素晴らしい出来でした。 ただ、この本に、ミステリ初心者の頃に出会いたかったす。絶対に、心底仰天して、その大胆さと巧みなミスリード、あちこちに張られた伏線の妙に感嘆したでしょう。しかし、日本の新本格を読みまくった今だと、衝撃が弱く感じられてしまいました。そう、まるで、新本格ミステリの○○トリックものを体験しすぎたあとに『アクロイド殺し』を読んで、あっさりトリックを見破ってしまう不幸というか…。 | ||||
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「だまされたと思って騙されてください」という帯にのせられて買ったディクソン・カーの代表作。読み終わって強い不満が残った。 殺人現場の目撃証言も不確かで怪しいものを前提に最後まで話がすすんでいく。 書かれた当時としては、新鮮な心理トリックだったのかもしれないが、日頃日本作家の本格探偵小説を読み慣れている人間が温故知新の目的で読むとしたらがっかり。有栖川有栖、二階堂黎人、綾辻行人(初期の)等々、カーなど英国物本格推理の影響を受けているはずの日本人作家達のほうがよほどトリックとしても面白いものを量産している。 愚痴ばかりになってしまって悲しいが、翻訳も「目玉焼き(Fried egg)」を朝食用に卵を揚げるだとか、犬の種類のキング・チャールズ・スパニエルをスパニエル犬の”チャールズ王”とか、犯人でもない人物の証言を「本人の自供によれば」など、55版も重ねているのだから、何とかしてほしい。 | ||||
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「だまされたと思って騙されてください」という帯にのせられて買ったディクソン・カーの代表作。読み終わって強い不満が残った。 殺人現場の目撃証言も不確かで怪しいものを前提に最後まで話がすすんでいく。 書かれた当時としては、新鮮な心理トリックだったのかもしれないが、日頃日本作家の本格探偵小説を読み慣れている人間が温故知新の目的で読むとしたらがっかり。有栖川有栖、二階堂黎人、綾辻行人(初期の)等々、カーなど英国物本格推理の影響を受けているはずの日本人作家達のほうがよほどトリックとしても面白いものを量産している。 愚痴ばかりになってしまって悲しいが、翻訳も「目玉焼き(Fried egg)」を朝食用に卵を揚げるだとか、犬の種類のキング・チャールズ・スパニエルをスパニエル犬の”チャールズ王”とか、犯人でもない人物の証言を「本人の自供によれば」など、55版も重ねているのだから、何とかしてほしい。 | ||||
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