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銀河英雄伝説
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銀河英雄伝説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全92件 61~80 4/5ページ
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宝塚を見て読もうと思いました ちょっと難しいけど面白かったです これからも続けて読みます | ||||
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作者のこだわりか、出版会社の問題か知らないけど。 キンドル化するにとても良いコンテンツ。 三国志もキンドル化されて恩恵を受けた人も多数いる。 活字離れの若者のことも考え、ご一考を! | ||||
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君主制と民主制の二大勢力が争い、皇帝が銀河を統一する大河小説です 漫画ですが銀河戦国群雄伝ライやキングダム、蒼天航路が好きな人におすすめです 1980年代に出版され 1990年代を通じてアニメがつくられいまだ朽ちぬ輝きを放ち続けている作品です。 アニメも小説も最高ですね アニメは暇なときに何度見たり聞いたりしたことか 素晴らしい作品、これ以外何も言うことはありません ぜひ一読をおすすめします。ああでもレンタルDVDで借りてアニメの視聴からがいいかもしれません | ||||
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でてくる未来の軍事技術は全く現実味がないし、 すでに21世紀で超えてしまったもの、作中に出てくる方向にはいきそうもないものばかりだ。 イデオロギー対立いうのも20世紀的発想だし。 ただ社会的部分、人間臭い部分で印象に残る部分も多い。 ヤンが死んで以降が愚作になってしまっているのが難点。 | ||||
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小説は人物を描くもの。銀河英雄伝説で描かれる人物はというとラインハルトとヤン・ウェンリーの二人だ。 ただ、本作の非凡なところは主役以外の人物像が明瞭に刻まれていることだ。 例えば、最初に出てくるアスターテ会戦ではラインハルトの麾下には5人の提督がいる。 そのうち、メルカッツとファーレンハイトはこの後、戦場で轡を並べたかと思うとお互いに対峙したりと人生の有為転変を見せてくれる。 それが、正義とか国家とかといった大層なことより、やむを得ない運命の選択を重ねた結果なのが切ない。 そんな、ドラマがいくつも通奏低音のように折り重なり、事件や会戦ごとに浮かび上がってくる。 単なるSF小説ではない。 さて本巻では主役級のキャラクターがもう一つ誕生する。人間ではない。 同盟軍第13艦隊、通称、ヤン艦隊。 ラインハルトは艦隊指揮官というよりは簒奪者か皇帝かであって、艦隊をはじめとするハードは消耗品でしかない。 むろん、麾下の将兵を気遣う描写は多々あるが、その役割は主として前半はキルヒアイス、後半はマリーンドルフと提督たちが担っている。 しかし、ヤン・ウェンリーは終始、艦隊指揮官であり艦隊はその半身を形作るといって過言ではない。 イゼルローン攻略を終え、退役を申し出たヤン・ウェンリーにシトレ本部長が「君の艦隊だ」と語りかける。 この時、ヤン・ウェンリー自身もそのことを思い知ることになる。本当の意味での「ヤン艦隊」の誕生だ。 そしてヤン自身が亡くなった後も、ヤン艦隊は戦い続けることになる。 登場人物の多彩さ、背景となる社会制度、それに至る歴史とスケールと厚みを考えると10巻で完結したのだ奇跡とも思える。 まずは、主要キャラクターを本巻で一覧して、ゆるゆると読み進めていくことをお勧めする。 | ||||
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最初はちょっと、分かりづらい?小説と思いましたが、読みすすめるうちに銀河の世界に・・・女性でも楽しめます。 | ||||
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この作品ほど、私の胸を引き付ける傑作はありません この作品を読み進めるたびに、読者は銀河に覇を競う、歴史の一員となることができます。 銀河の歴史を流れる壮大な歴史ロマンを体験することで、人間とは、国家とは、戦争とは・・ さまざまな知見を学び、体験することができるでしょう。 この作品に出てくる人物を知れば知るほど、実際の友人や先達のように、感じられることでしょう。 私はこうした人々と20年近く、人生を共にしています。 実際、この作品に出てくるある提督が亡くなった時、私を含めた多くの読者が、実際の親しい人が 亡くなったように涙を流しました。 それを可能にしているのは、ひとえに作者である田中芳樹先生の知識や構想力、描写のなせる業と 言えるでしょう 田中先生は国文科の博士課程に居たこともあり、文学や歴史など深い知識を持っています。また 戦記ものを多数書いているように古今の戦争や政治に関する知識も豊富です。 そうした現実の歴史や戦争、政治にかかわる多くの知識をベースにして本作品が書かれています。 その為出てくるキャラクターや、会戦においても史実を基にしたものも多く、リアリティを生み出 しているのだと思います。 特に政治や歴史に関する書き込みは他の作品を圧倒するものがあり、歴史の重厚さをフィクションで 生み出すことに成功しています。(作品内にもこうした物語内の歴史を解説する章がありますが、 これだけで重厚な物語を形成しています) この作品は万人にお勧めできます。読んでない方は、ぜひ、自分を新たな歴史の世界にダイブする ことを強くお勧めします。 | ||||
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この話は好きだし、特に3巻目以降とっても面白くなって、これより面白い本ってちょっと思いつかないんだけれども、いくつかとても気にかかるところがある。 まず、女性が少ない。その少ない女性も、誰かの妻、誰かの娘、誰かの恋人。これだけ。書かれてからの間によっぽど女性の社会進出が進んだんだろうか。未来の話にしては不自然だけど、田中芳樹は沢山の女性は書き分けられないから、しょうがないとも言える。 次に、悲劇の主人公アンネローゼさん。この先誰と結婚することも、誰かの子を産むこともなくと、6巻辺りで決めつけられていたけど、まだ30代前半だから、充分結婚も出産も可能だと思う。それに、皇帝に15で処女を奪われたってそんなに悲劇かな? 多分、貴族階級だから名前しか知らない夫に嫁ぐ可能性が高いと思うけど、夫に初夜に処女を奪われるのと何が違うのか、正直わからない。この人が何を考えているのか全く出てこないことが、話の中心に奇妙な空白を作っているように思う。 と思って読んでいくと、急に、女性の歴史家の方が男性の歴史家よりも、アンネローゼさんがラインハルトにもっと何かしてやるべきだったという批判が強いとあって、ちょっとドキッとした。でも、実際、女の私は、普通の恋愛結婚じゃない政略結婚と何も変わらないから、貴族女性としては普通の人生だと思ってしまうのだけれど、そこに釘を刺された気分で、気にかかってしばらく悩んだりした。 でもやっぱり、悲劇の主人公として扱われることで、アンネローゼさんの人間的魅力は、ただの偶像としての魅力に押しつぶされてなくなってしまったと思う。主役の一人になりえたのに、もったいないなあと。 | ||||
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これも未読を恥じるSFの傑作。ファンのみなさん、ごめんなさい。俗っぽい(わかりやすい)ラインハルト・フォン・ローエングラムが主人公のBL的なスペース・オペラかと、誤解してました! もう一人のヒーロー、ヤン・ウェンリーがすばらしすw 日本SF界の巨人(文字通り)鏡明氏の解説(P375)から。 「余談だが、その結果として、私の個人的なひいきであるヤン・ウェンリーの存在理由が生まれてきたわけだ。一人のヒーローの個人的な戦いとしてのスペース・オペラでは、ヤン・ウェンリー的な人物は、サブ・キャラクターとしてしか存在できないからだ。戦略が必要とされて初めて、戦略家が存在するわけだ。そして、この理想的な戦略家は、善と悪について語らない。私がヤン・ウェンリーをひいきにするのは、彼が、この物語を象徴する存在だとおもっているからだ。」 そのヤン・ウェンリーの言葉。「恒久平和なんて人類の歴史上なかった。だから私はそんなもののぞみはしない。だが何十年かの平和でゆたかな時代は存在できた。吾々がつぎの世代になにか遺産を託さなくてはならないとするなら、やはり平和がいちばんだ。そして前の世代から手わたされた平和を維持するのは、次の世代の責任だ。それぞれの世代が、のちの世代への責任を忘れないでいれば、結果として長期間の平和がたもてるだろう。忘れれば先人の遺産は食いつぶされ、人類は一から再出発ということになる。(中略)要するに私の希望は、たかがこのさき何十年かの平和なんだ。だがそれでも、その十分の一の期間の戦乱に勝ること幾万倍だと思う。」(P183〜) 未来史を読んでいるというより、まるで古代ローマや中国の帝国物語を読んでいるようだ。鏡氏の述べるように「そしてそうした試みが、すでに二十年以上も前に(2007年の解説)、この国で成されていたということを、私たちは誇りに思っていいと信じる。」 ええ、誇りに思いますとも! 素晴らしい。 | ||||
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本作が世に出たのは確か1982年、 「スターウォーズ」やらS・スピルバーグ作品やらの成功で、 映像メディアを中心にSFブームとかいわれていた時分であり、 その後、法外な規模のプロジェクトに発展出来たのもその影響は大きい。 とはいえ小説家としてはまだまだ新鋭ミステリー作家(笑)だった著者のこと、 トクマノベルスの新書版で初めて遭遇した本巻ではタイトルもまだ、 「〜篇」もローマ数字の巻数も付いて無い『銀河英雄伝説』のみという扱い、 こりゃまた大仰な題名じゃ、と半ば呆れてページを繰り始めたものだ。 果たしてそこに展開された物語は…三国志はもとよりローマ〜欧州へと連なる近代史から、 戦史・科学史・人類文化史の壮大なパスティーシュ、悪く言えばヒトの歴史のパロディ。 筒井ならブラックに笑い飛ばしたであろうこのテーマを、 本著者は(大いにユーモアを交えつつも)大真面目に劇的に語り上げた。 その描写は人物造形・ディテール・無茶な科学考証・語り口の全てに於いて確信犯的で、 それが多くの支持を得、現在に至るもメディアの枠を超えて人気を博している。 不人気ならば全一巻で終了の可能性も少なくなかった本書では、 先述の特徴はより際立っている。演者たちはニコリともせずに悲喜劇を演じ切っていて、 それは宛らモンティ・パイソンやピーター・セラーズの笑いの如く、 マニア受けや楽屋落ちの対極に位置して、以降の作品世界を支えていると思うのだ。 | ||||
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昔アニメからファンになり、 小説、漫画と購入して もちろん同人誌も! 繰り返し読んだ作品です! 好きなキャラが 主人公の片方ラインハルト様 で大変楽しめました! 脇役を好きになったり、 ヤンを好きになると、 亡くなると読めなくなる人が多いと聞いてます! アニメで大好きな声優 堀川亮さんが ラインハルト様だったので 彼の声で読んで 楽しかった! アニマックス 銀河英雄伝説の再放送 を見ながら(^w^) | ||||
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昨日、徹夜に近い状態で読み終えた状態なので、 興奮したレビューになると思いますので、あしからずご了承を。 自治領ラントをはさんでの、帝国軍と同盟軍の銀河における戦いは、 2世紀近くも続き、戦況は膠着している。 そんなときに、銀河帝国に現れた金髪の美貌の青年、ラインハルトン。 彼は、下級貴族の生まれながら、優れた軍事能力を持ち、頭角を現していく。 一方、自由惑星同盟にも、天才的な用兵家ヤンが脚光を浴びるようになっていた。 対照的な二人の英雄が、銀河の戦場で合間見えることになる。 帝国軍と同盟軍、なんて聞くと圧倒的に前者が悪者で、後者が善ってイメージなんですけど、 意外とどっちもどっちな、どろどろの状態で、 そんじゃあ、自治領ラントが、いい者なのかというと、こいつも私利私欲に走ってるしたたか者で、 どう転んでも、私たち一般国民は辛い目にあうのね、って感じ。 唯一の希望は、同盟国の勝利よりも平和を望んでいるヤンにあるのですが、 残念なことに、ヤンは権力もないし、あっても使いたくないタイプ。 いささか、立場が弱く旗色が悪い。 一方のラインハルトンは、積極的に権力を得て、勢力を増していく。 あらゆるものを手に入れようとするラインハルトンは、恐ろしいけど惹きつけられる。 どんな結末が待ってるのか、今すごいわくわくしてる。 もう読破してしまった人は、きっと私がうらやましいんだろうな、と思ってニヤニヤしてしまう。 | ||||
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お話は抜群に面白いです。 ただ 文章が回りくどく、どうでもいい描写も多く、読んでて疲れます。 それでもやはり、抜群に面白いです。 | ||||
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懐かしさとうろ覚えな記憶を掘り起こしつつ読んだのですが、 やっぱ面白い! 1度は読んでおくべき本ですね。 | ||||
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久しぶりに読みましたが、面白くて一気に読んでしまいました。 第1巻だけ見れば、コンパクトな分量に係わらず、導入部とクライマックスの2回に渡る艦隊決戦、要塞攻略といった戦闘シーン、背景となる政治情勢、主要登場人物の生い立ち、暗躍する第三勢力の存在など、バランス良く盛り込まれています。 全10巻、外伝5巻の長い物語の始まりにふさわしく、今後の展開を期待させるラストと、娯楽を追求するという意味では完成度はかなり高いといって良いでしょう。 | ||||
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どんなジャンルの小説を読んでいる世代にも、また性別の垣根なしに読んで楽しめる可能性ある傑作です。 国語なり道徳なり社会なりの授業教材にしちゃっていいんじゃない?と思えるほど、正統なシナリオと歴史劇が楽しめます。 でも正統とはいっても、物語で語られる歴史には、ゴジップもあれば色恋もあり。 心の繊細さを楽しむ女性にも、おいしく読める作品と思います。 私にとっては、所属していた吹奏楽部の練習部屋がテーブルロールプレイングゲーム場と化してしまうわ、タレント ウッチャン・ナンチャンが熱に魘され(?)コスプレして公共電波(TV)に乗り出してしまうわと、色々賑わいを与えてくれた問題作でした。 | ||||
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多くの方と同様、中学生の時に一気に読破しました。当時はオーベルシュタインの、過激なマキャベリズムと、その裏にあると思われる絶対平和主義が好きでした。構成やキャラ立てが絶妙で素晴らしい完成度の高さなのですが、当時は友人と、宇宙戦争が二次元だったり、中途半端なワープやレーダーの設定、変な兵器や情報インフラ、時間や惑星運動の矛盾を笑い話にしていました。著者の田中さんも数々のSF設定の矛盾は織り込み済みで、思い切って捨象しているのも面白かったです。 | ||||
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15年近く前に読んだ小説なのですが、今でも読み返したくなります。 科学考証を度外視し、はるかな未来の宇宙を舞台に歴史小説スタイルで描かれた歴史群像。 今でもこうのようなスタイルの小説はほとんどないように思います。 初めて読んだときはその横文字の登場人物の多さに少々辟易した記憶がありますが、 何度も読んでみると、その一人一人が実に活き活きと描かれています。 アニメ、ゲーム、同人誌など多くの分野の派生したことで、もちろん得もしているのですが、 ややオタク色の強い作品と思われ、損をしている気もしていました。 今回このような硬派な装丁で再版されることになり、純粋に小説として新たな読者の目に触れてくれれば、昔からの読者としては嬉しい限りです。 | ||||
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この作品の魅力は、挙げるときりが無い。 あえて挙げるとすれば、スペースオペラという舞台設定での戦記物で、尚且つ破綻が無く面白い事と、少し固めの濃い文体、圧倒的な数のキャラがそれぞれ個性的で魅力的だということだろう。 とくにキャラクターに関して言えば、天才的だと思う。 キャラクター作りはさることながら、それの動かし方がすばらしい。 これだけ壮大なストーリーとなると、魅力的なキャラクターでも動かずにただいるだけとなってしまう場合もあるが、皆がそれぞれ、自分の性格と状況に即して動いている。 だが、この物語は戦争物なのである。 この作品にはご都合主義と言う物はなく、戦争というものは相手の人間を殺す事なので、バッタバッタとお気に入りのキャラも含めて死んでいく。 あるキャラが死んだときは、本当に死んでしまったのか5回くらい繰り返して読んだものだ。 他の作品にあるように、実は捕虜になったとか、蘇生できたとかなく、本当に死んでしまうのだ。 作者の伝えることは他にあるのかもしれないが、自分にとっては反戦と平和の尊さを教えてくれた最高の物語だ。 | ||||
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三国志にはまった方は間違いなく楽しめると思います。 私も中学校時代に、はまりにはまり 登場人物のプロフィールは、ほぼ暗記していました。 娯楽小説をとして、ファンタジー版三国志として すごく楽しめます。 次に、創竜伝を読むことをお勧めします。 そうすれば、田中芳樹氏を卒業するか信者になるか結論が出ると思います。 思い出の作家です。 | ||||
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