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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年



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【この小説が収録されている参考書籍】
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の評価: 3.41/5点 レビュー 1023件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1023件 201~220 11/52ページ
No.823:
(1pt)

つまらない

熱狂的信者の方にはこれがいいんでしょう。
1Q84は現実と空想の狭間のような浮遊感を楽しみました。
が、これはつまらん。
意味も盛り上がりもない文章の羅列にしか感じられませんでした。
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No.822:
(4pt)

ファンです

人はある時から変わり、後戻りして元の自分に戻ることはできない。
ある時点で輝きを失ってしまったり、意識が全く変わってしまったりする。
ときにはそれがその人に致命的な影響を与えてしまうこともある。
50年以上生きてきてそのことは痛いほどよくわかる。
実際にはありえないような物語や、男女の会話。
それでもそこには日常以上の真実がある。
私は、事実や日常を連ねた小説にはあまり興味がない。
また、あまりにシンプルで飾り気のなさすぎる文章にも魅力を感じない。
小説はあくまでエンターテイメントであり、ある種の美しさを感じられて
引き込まれるようなストーリーがあって
そこからなにがしか学んだり、自分の気持ちを
代弁する部分があってくれれば満足できる。
そういう意味では私は村上ワールドにいたく満足しているファンの一人である。

なぜむきになってアンチ村上的なまるで村上氏を敵視したようなレビューがあるのだろう。
そういったレビューを少し読んでみたがうんざりしてしまった。
あまりに失礼なレビューもあり、内容がないなどと、書いたご本人は何様でいかほどの方なのだろうと
思ってしまう。
まあ、ネット上での感想なので、自由といえば自由なのだが、これほど賛否両論の分かれる作家も
珍しい気がする。
それだけ話題になっているということなのだろうか。

1984は村上氏にしては珍しくハッピーエンドで、若い人へのエールだろうかと思ったが、
この作品はまたいつものなんとなくすっきりしない終わり方だった。
これはこれで余韻が残り想像力を掻き立てられるので悪くはないのだが、
私は氏の作品の中では1984と世界の終わりとハードボイルドワンダーランドがとても好きだ。
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No.821:
(5pt)

意識の最後尾の明かりは 希望へのガイドか?

凄く面白い作品でした。

最初は数年前に読み、
次は昨年末に
出版された文庫版で
読みました。

いろいろなレビュー、
深い解釈がありますが、
個人的に
率直に感じたことは、
近年の村上作品には
ときめきがあるなと。
(1Q84と今作ですが。)

過去の村上作品にも、
恋愛にまつわるエピソードは
たくさんありましたが、
登場人物の
感情の動きが浅いように
思えてました。
(それが村上作品らしさでも
ありますが。)

しかし、
近年の作品には
愛への衝動や
人間の内側の感情などが
リアリティを帯びている
と思います。

受動的ではなく、
微々たるものですが
能動的になった印象です。

今作は
フィンランドでの
再会の場面に
そのときめきが
あったと思います。
(どこが?と思われる人も
いると思います。)

人の心の揺れ動きに、
人の心は
共鳴するものですね。

フィクションだと
分かっていてもです。

話はずれますが、
昔の村上作品なら
ガールフレンドとの
電話のシーンで
終わっていたよなと
推測してます。

ちょっと最後の文を
文学的な一節に変えて。
(偉そうな推測ですが。)

しかし、
続くプロットで
駅でのシーンが
あることが
個人的に凄く良かったです。

数多くの物語が交差する
巨大で複雑な駅と
希望を掴みかけている
1人の男の描写が
素晴らしいと思いました。

駅というファクターが
村上作品の象徴のように
感じました。

確かな余韻を残してくれる
一冊だと思います。

ただ、仲間5人の内、
4人の名前に色が入っている
設定は、フィクション感が
強くてあまり好きでは
ありません。
(フィクションとは
そういう物ですが。)

名前に色々と意味があると
思いますが、
最初はそこの部分で
ちょっと冷めました。

多くの批判的な意見も
ありますが、
(ユーモアがあり面白いですが。)
それほど村上作品の
独自色があるからだと思います。

何もないより、
もちろん
あったほうがいいですよね。
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No.820:
(5pt)

春樹臭プンプン

単行本で話題になっていた時は我慢して、文庫化されたので、やっと読了。 ちょっと不思議な出来事に、酒と音楽とセックス。ザ・村上春樹。 高校時代の仲良しグループかと、思い出に耽ろうかと思ったけど、俺は男子校だった。残念。 名古屋のレクサスは星ヶ丘店がモデルの一つだって話だったから、週末にでも行ってみることにします。アオに会いに。 ちなみに、今度もiTunesで、リストの「巡礼の年」をダウンロード。ラザール・ベルマンとアルフレッド・ブレンデルそれぞれの響きを愉しみながら読みました。
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No.819:
(5pt)

さらりと読めました。

純粋に、面白かったです。
主人公よりやや上の年齢ですが、自分自身の高校時代の友人のことや、大学生の頃を思い出しながら、村上春樹さんらしい音楽や思索や様々なエピソードを楽しみながら読みました。
ちょっと切ない別れや終わり方も好きでした。
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No.818:
(4pt)

気が付くと夢中になって読み進めた作品

あらゆるメディアで取り上げられていたため、本著を読んでみた。
村上作品は本書で初めてとなるが、比喩が多く、その比喩を考えながら読んでいたこともあり、なかなか先に進めなかった。
しかしながら、面白いことに中盤あたりになると頭が慣れたせいか、また物語の展開も気になり始め、暇さえあれば本書を読み進めていた。
ただ、個人的につくると沙羅との今後の展開がとても気になった。
本書をきっかけに、他の村上作品についても読んでみたいと思えた作品である。
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No.817:
(4pt)

年齢による衰えはあるが、まだまだやれる。面白い。

村上春樹の作品はどれも面白いが、短編は別として、中・長編に関しては、読者の評価が落ちてきている。確かに、中編に関しては、傑作「国境の南、太陽の西」の後、「スプートニクの恋人」、「アフターダーク」とそれなりに面白いが、傑作度は徐々に落ちて来ていると感じていたので、この作品にはあまり期待していなかった。ところがこの作品、期待に反して面白かった。まだまだ村上春樹は衰えていないと感じた。傑作揃いの中で、「ノルウェイの森」のような構想のまとまりを欠く駄作もあるので、傑作度の低下は、単なる年齢による衰えだけではなさそうだ。短編には、今後も大きな期待を寄せている。
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No.816:
(1pt)

内容を持たない村上春樹と、彼の失礼なオチ

マイセンのコーヒーカップ&ソーサーのようにしゃれた形と上品な色彩、でも中身は空っぽ、だから自分で好きなものを入れてね、といういつもの作品。コーヒーカップを眺めているだけで満足できる人にはお勧め。でも私はコーヒーが飲みたい。「IQ84」は、買った本を手元に置いておく私が唯一古本屋に売った本だ。三冊目を読みたいとは思わなかった。知らん曲の紹介と知らんブランドのコーディネイトの描写に飽きた頃にセックスでつないでいくという姑息なやり方には釣られるが、コビトが出てくると私はもうダメ。そこで読むのをやめてしまう。必然性を納得する自信がなくなってくる。「色彩〜」は私が最後まで読んだ村上作品の二つ目だ。終わりの方で「森の妖精」なんて口走るから危なかったが、姿を現さなかったので最後まで読めた。それにしても仲間はずれにしながら、加害者が後悔していないのが不思議だ。他の方法があったのではないかと普通は苦しむだろう。ずっと引きずるだろう。そこを描くべきだろう。また仲間はずれの理由も全く説得力がない。一緒に解決するべき問題だ。レイプも深刻な問題なのに、小道具として使われている。被害者の内面を掘り下げることもなく、加害者を描くこともない、悪魔の仕業のように臭わせてカタをつけている。この冷たさが村上春樹なのか。自分がこの世で最も恐ろしい存在だなどというようなことを彼はどこかで書いていた。「色彩〜」にもそれらしい一文があった。でもそう書きながらも頭で思うだけで実感していないのではないか。だから冷たい作品が書ける。しかしその冷たさは村上の心の中にある恐ろしさを追求した結果から来るものではなく、テーマになりそうなものをつまみ食いして中途半端に投げ出すことによるものなのだ。
 昨年度ノーベル文学賞受賞のアレクシエービッチの「チェリノブイリの祈り」は読むのがつらくて、私は何度もページを閉じた。恐ろしい人間がいて、美しい人間がいることに圧倒された。私は村上を思わずにはいられなかった。ノーベル文学賞の候補者として秋になれば毎年マスコミに挙げられる。しかし両者には単にノンフィクションか否かという差ではなく、根本的な違いがある。熱いかそうでないかである。村上には熱くなるのを拒むものがある。どこまでも上品な空のコーヒーカップなのである。
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No.815:
(2pt)

村上作品の中では駄作(≧∇≦)

面白くない。 文章が必要以上に長め。 ストーリーも面白くない。 (主人公のつくるが絶交された訳がアッサリわかってしまう)
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No.814:
(5pt)

いわれのない差別の原因は?

「女のいない男たち」を読んで目から鱗で感動したので、この本も購入しました。 ストーリーに引きずられて一気に読みました。 いわれのない差別とイジメを受けて、その原因が分からず苦しむ内容なので、 アメリカでベストセラーになったのでしょう。 結局、原因は自分ではなかったことが分かるが、 知人から突然厳しい視線を浴びたとき、自分のどこが悪いのか分からず トラウマになることも多い気がする。
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No.813:
(5pt)

なんか頭が良くなったように感じる

読もうと思っているうちに文庫化されたのを見つけ、これ幸いと購入しました。
村上春樹の文章に触れているとなんか頭が良くなったような気がするのは私だけでしょうか?
本の質感もテカテカして柔らかくて好きです。

なんかすごいことが起こっていて、書かれていて読まなきゃっていう感じでどんどん読み進められました。
ストーリーの中では実際にはそれほど世界の命運を握るようなすごいことが起こるわけでもない。
一人の男の喪失と再生を描いた心の物語でした。
レクサスについて詳しくなれたアオとの再会のシーンやクロとの別れのシーンに文学の本質を感じたりして、
読みながらああ、好きだなあとしみじみ思ったりもしました。
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No.812:
(5pt)

こういった作品を村上春樹の小説では面白いと言う

深夜4時に好きな人に愛の告白をしたくなるくらいには面白い作品です。
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No.811:
(4pt)

村上ワールドへようこそ!

独特の文体ですがとても読みやすく、感動を与えてくれます。 しかし、田崎つくるが名前だったとは・・・
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No.810:
(3pt)

良くも悪くも村上春樹ワールド

とても久しぶりに村上春樹作品を読みました。 随所に過去の作品に使われたモチーフや表現が顔を見せます。 「世界の…ワンダーランド」「国境の南、」「ねじまき鳥…」「海辺のカフカ」などを足してよく捏ね合わせた感じです。 話の展開はディケンズのクリスマスキャロルみたいに主人公にとって意味のある人物に次々と会っていく形で進みます。 青春時代に村上春樹さんの作品を数多く読んだ読者なら、ある程度許容範囲内でしょうが、この作品で村上春樹デビューという方にはビミョ〜にポカ〜ンとする作品でしょう。
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No.809:
(3pt)

推理小説になりうる本。

読了後にレビューを見たら酷評も多く驚きました。 私は数年前にこのお方の本を読んでその文体についていけず、読むのを辞めました。 ですが、本屋の立ち読みで冒頭の「大学2年生の7月から、翌年の1月にかけて、多崎つくるはほとんど死ぬことだけを考えて生きてきた。 」の文に惹かれて、買いました。 読みやすさにビックリしました。 又、ネットで解説を読みこの本の奥深さが倍になり、味わい深い小説になりました。
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No.808:
(2pt)

うーん…

物語が動き始めたときは面白くなってきた!と感じがしましたが、次第に最後の終わり方がなんとなく想像できてしまいました。 何回か多用されていた「含みのある沈黙」という言葉はとても好きでした。
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No.807:
(5pt)

非常に含みの多い小説

一読して何だかわからない終わり方。 でもところどころの描写に引っ掛かりを感じ読み返すと、多崎つくるがいかに鈍い(これもまた人生にとって悪いばかりではないのだが)人間かがわかってくる。 非常に難解だが読む楽しさを与えてくれる作品。
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No.806:
(5pt)

一番好きな本

レビューは散々のようですが、私はいちばん好きです。 思い悩むのも、人間的でとてもいい。 言葉がしみます。
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No.805:
(3pt)

うわさの

うわさの本をちゅうこで読んでみました。 感想は、まーぼちぼちってとこです。 村上春樹さんは、好みってとこですかね?
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No.804:
(3pt)

あまりオススメできません。。

こちら初め読んだ時はどうも子どもっぽい主人公が過去の心の傷を抱えたまま心に薄い膜を張ったような状態で生きていてその心の傷を克服していくという話で中身がないと思ってしまいました。
途中友人の謎の死などはっきりしない事もありますが、いつもの村上春樹的な曖昧に終わらせているのかなとおもっていましたが、考察サイトを見つけてこの本は推理小説だ!という書き込みを読んでしまいそちらをふまえて、もう一度読み直してみました。
結局真相はわかりませんが、それなりに面白いと思うことができました。みんなにはオススメできませんが、推理小説が好きな方は読んでみてもいいのかもしれません。
しかし、推理小説であればきちんと犯人がわかる本のほうがスッキリしますし結局どっちつかずな印象はぬぐえません。
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