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友罪



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【この小説が収録されている参考書籍】
友罪
友罪 (集英社文庫)

友罪の評価: 3.99/5点 レビュー 112件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全112件 21~40 2/6ページ
No.92:
(3pt)

ストーリーは面白いです

登場人物のほとんどが、あまりにも他人に興味を持ちすぎていて、ちょっと引いてしまいました。
見開きいっぱいに主人公が「俺は今こう思った」って書きつづった直後に対峙した人物が「この人は今こう思ってるわ」とこれまた見開きいっぱいに続いたときはページをめくりそこなったのかと思いました。
文章そのものは読みやすく、ストーリーも良いですが、校正が足りてない印象があります。
友罪 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.91:
(1pt)

この小説のモデルになったサカキバラはただのサイコパス!ADHDだといった裁判所は嘘をついてる。

サカキバラ事件は、ADHDを犯罪者に仕立て上げるために政府が仕組んだ事件だと私はみてます。
この小説だってその一環でしょ。

アスペルガーとADHDは育てにくいから児童虐待が多い→犯罪者は子ども時代に虐待された人が多い→犯罪者はアスペルガーとADHDが多い

という飛躍した理論を使って、
アスペルガーとADHDを犯罪者に仕立て上げたトンデモ医師に注意してください。

犯罪とアスペルガーとADHDは1%足りとも関係が無い。

犯罪は基本的に境界例が行うものです。
境界例(人格障害)の中でも重い、反社会的人格障害、いわゆるサイコパスですね。
(基本的に境界例と書いたのは、普通の人が、
境界例に操られて、マインドコントロールされ、犯罪を起こすケースがあるからです。
尼崎連続殺人事件参照)

境界例は感情が処理できないから、
投影性同一視という行為を行います。
自分の感情を相手の顔に投影し、
攻撃するのです。
また、対象恒常性機能が育ってないので、
善悪の区別が緩い。良心が無い。

犯罪に必要なのは行動力ですが、
サイコパスはそれがあり、
衝動的なところも原因だと思います。
アスペルガーは内向的で慎重派だから
犯罪をやらないのです。
ADHDは善良だからやらない。

ただ、ここで注意していただきたいのが、
境界例や
サイコパスイコール犯罪予備軍というのは
誤った考えだということです。
境界例も長所があり、少数は社会に必要なのです。

もしアスペルガーやADHDが犯罪を犯したとしたら、
その人は境界例とアスペルガー•ADHDの掛け持ち型です。
境界例は幼少期の育て方が原因なので
アスペルガーもADHDも境界例になります。
いわゆる積極奇異タイプがこれです。
その場合でも、アスペルガー•ADHDとしての素養ではなく、境界例の素養が犯罪を引き起こしたのだから、アスペルガー•ADHDは犯罪に無関係なのです。

政府は境界例を増やす政策をとり、
それを隠すために、
境界例がやったことをアスペルガー•ADHDになすりつける内容の本をたくさん出版してます。

このような本でアスペルガーとADHDの評価を落としておき、企業に就職の時の性格適正テストを導入させ、内向的な人間を落とす。
本人に自覚させる必要無いんです。
筆記テストと同日で実施すれば、
どちらで落とされたかわからない。
軽度な層、グレーゾーンまで対象になってる。

裁判所まで嘘をついてる。
犯罪は境界例のやることだから、
自閉裁判なんてありえないのです。
これから境界例が激増し、
犯罪が増えるから、
アスペルガー•ADHDになすりつけたいのです。

児童虐待も境界例の投影性同一視が原因です。
毒親は自分の嫌な部分を子どもに投影して攻撃しているのです。母に心を引き裂かれてという本とモラハラ資料というブログを読んでください。
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4087453790
No.90:
(1pt)

皮肉にもこの本のモデルとなった事件の犯人は確か自己陶酔、自分可哀そうみたいな本を書いてましたね。現実はこんなものです。

皮肉にもこの本の出版の2年後にこの本のモデルとなった事件の犯人が確か自己陶酔、自分可哀そうみたいな本を書いてましたね。現実はこんなものです。毎晩うなされるとかそこまでする犯人の方が少数派ですよ。個人的には加害者に寄り添いすぎた法律があるのが一番の問題と感じますね。他人の心身を著しく傷つけた人間には最低でもノルウェーの刑務所みたいに快適でない刑務所での無期懲役が妥当です。償いをさせられこれ以上の被害を抑止することができますから。
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No.89:
(5pt)

償いとはいろんな意味で難しい
過ちを犯した人を許すことは出来ないけど罪を背負って生きて行くことの方が辛いのだと感じた❗
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4087453790
No.88:
(2pt)

非現実的な設定の人物ばかり

酒鬼薔薇事件の犯人を模した人物。友達の自殺に責任を感じている主人公。
AV出演歴を極悪人の元彼にバラされて苦しんでる女性。息子が…。等々
訳ありの過去を持ってる人物ばかり。元少年が最初無愛想だったのに、いつの間にか和気あいあいとしてる
特に何のきっかけもなく。不自然。
元AV嬢も単体は数本のみでその後売れなくなったのに、世間の知名度がありすぎる。
最後の主人公から元少年への手紙はちょっとよかったが、それも内容に無理がありすぎる。
着想はよかったが、自分としては面白さがわからなかった。なぜこれが映画化されるのかわからない。
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No.87:
(5pt)

自分の価値観を抉る

いじめ、ストーカー(DV)被害の経験があり今も思い出しては気分が悪くなるような人がいたとすると、この小説はそれらを想起させると思うので、その方にはお勧めできない。

(以下ネタバレを含む)
益田:自分の意志を貫き、異論に立ち向かう強さを、彼は山内から得た。でもそれ益田に感受性があったからこそだと思う。
鈴木:事件を起こす前のことを掘り下げなかったことがこの小説を成り立たせるためには必須だったと感じた。鈴木はやるべきことをやっている。
山内:世間の怒りを逸らすために家族を崩壊させた。それが贖罪になると考えての行動だった。結局、世間は犯人と関係者が幸せになることを許さない。犯人が死ぬまで。だから目障りなので目の届く範囲から消えてもらうのが一番よい(死刑執行を含む)。本当にそれでいいのか。
藤沢:益田を憎悪しつつ、鈴木も許さないという難しい立ち位置をとった。自らの過去に対峙し「逃げない」と最後は腹を括るが、そこに至るまでよく精神が持ったと思う。
工場の人:世間そのもの。社長のように一見物分りがよさそうな人でも身近に起これば不安に駆られて「火の粉」を振り払おうとする。その不安にどう対峙するか、がその人のリアルな人間観を示す。
「殺人犯」と「AV俳優」は自分よりも下に見る。何があっても同じカテゴリには入らない。それは週刊誌記者も同じ。

鈴木のようにやるべきことをやれば、生存を許すのか。
たとえば「やまゆり園」事件の首謀者の青年が、仮に死刑判決を免れ、服役して刑期を終えて出所した時、今と同じ主張をしていたら彼の生存を許すのか。

自分の価値観を抉る著作だった。
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No.86:
(4pt)

罪を負って生きていく、とは?

本作品は、1997年に発生した神戸連続児童殺傷事件という、中学生の少年が小学生たちを殺傷し、世間に大きな衝撃を与えた事件を題材にしたフィクションです。

本作品では、「黒蛇神事件」という名称で呼ばれており、主人公の益田純一が中学生であった14年前、隣町でふたりの小学生が相次いで殺され、逮捕されたのが同い年の中学生であったことから日本中を震撼させたという設定になっています。

物語は、ジャーナリストを志しながらも、希望が叶わず、職を転々とする益田が、埼玉にあるステンレス製造会社の面接に応募するところから幕を開ける。
採用枠は1名であったが、ここにもう一人、鈴木という男性が面接を受けに来る。
結果は、ふたりとも合格で、試用期間としてアルバイトとして採用されることになった。
ふたりは、会社の寮で暮らすことになったが、どこか他人に馴染もうとしない鈴木に、益田は違和感を覚えた。
それでも、次第に打ち解けていくふたりであったが、益田は、あるきっかけで、鈴木が、黒蛇神事件の犯人なのではないかと疑い始めた…。

自分の身近な人が、殺人犯だったら――という設定で、その時、人はどんな心境に陥るのか、そしてどんな行動を取るのか、という点がサスペンスフルに描かれていきます。

本作品が、単なるサスペンスで終わっていないのは、鈴木以外の登場人物たちの多くが、知られたくない過去を抱えており、苦しんでいるという点です。
主人公の益田もそうですし、会社の同僚である藤沢美代子、黒蛇神事件の犯人の医療少年院時代の保護観察官である白石弥生、会社の寮長である山内といった人たちです。
鈴木が本当に犯人であったのかが明らかになるメインの展開と絡めて、彼らの過去の実態が明らかになっていき、飽きさせることのないストーリーが展開していきます。

もっとも、益田がどうやって鈴木の素姓を知っていくのか、という点だけでみると、ある程度予想のつく展開だったのも事実です。
しかし、問題は、その後で、益田と鈴木の人間関係がどんな結末を迎えるのか、については、着地点を推測するのは困難でしょう。
そして、この思いもかけない結末は、人間と贖罪の関係を巧みに表現しており、ある種、感動的なものとなっていました。

文章そのものは平易で読みやすいので、中学生による殺人という罪を単なる興味本意ではなく、人間と罪との関係としてじっくりと考えたい方には、是非とも読んでいただきたい佳作と感じました。
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No.85:
(3pt)

友達?本当にそう言える?

鈴木の視点から書かれていないので動機がよく分からない。
母親の愛情不足が動機なら鈴木のような人間が山ほどいるはず。

鈴木は死んではいけない、楽になってはいけない、
死ぬまで楽しんではいけない、笑ってはいけない、
カラオケも映画の楽しさも知らず寿命まで苦しんで生きろと思う。
鳥かごの中で一生見張られて生きていけと思う。

人殺しなのになぜこんなに手厚く擁護するのか分からない。
未成年だからという理由では納得できない。

首を絞めて殺され目をえぐり取られた少年たちの両親は
更生という名のもとに庇われる犯人を許せるはずがない。
どんなに犯人が悔い改めようと殺された者は帰ってこない。
目のない子供の遺体を思い出すたび胸が張り裂けてしまうだろう。
カラオケで歌っている鈴木の写真を見た時の
少年たちの両親はの怒りはどれほどのものだっただろう。

益田君は何か勘違いをしている気がする。
鈴木を救い自分も救われようとしているのか、、
唐突に終わるこの話の続きを読んでみたい。
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No.84:
(5pt)

難しい選択。

重たい内容でしたが、一日で一気に読んでしまいました。このかたの本は初めて読みましたが、ほかの作品も読んでみたいと思いました。

仲良くなった人が殺人を犯したことのある人だったら、疑わしい事実に直面した時自分だったらどうなるのか?事実を知った後どう思うか?いろいろと考えさせられる内容でした。

映画も見に行ってみようと思います。
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No.83:
(4pt)

いろいろ考えながら一気に読みました

少年犯罪関連の小説を立て続けに読みましたが、これは特に面白かったです。映画化もされたので、そちらもチェックしてみようかなと思います。
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No.82:
(5pt)

誰にでも宿る、悪と悔い

登場人物の息遣いが伝わってくる臨場感がある。
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No.81:
(5pt)

考えさせられる

すごく考えさせられる!!周りの当たり前の反応と、偽善のような感情と、実際に目の当たりにしないとわからない感情と、合わさりあって、すごく考えさせられた!!
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No.80:
(3pt)

映画化されて話題のようですが

モデルとなっていてる神戸の少年Aについてはあまりにもたくさん書かれたりメディアに情報が出ていたりした上、本人までもが静かに社会の中で生きていけない言動をしているのでオーバーラップして作品としてのめり込めない。また、文書も滑りが良く、スラスラと読めるのでテーマの割に軽く読めてしまう。
登場人物たちの反応も予測の範囲内。もっと深い新しい洞察を期していると肩透かしを食らう。携帯小説の域を出ない。人間の本質を考えようと思って本を読もうと思う人には向かないと思う。
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No.79:
(5pt)

友達とは

とても難しい問題だと、感じました。出会った人の過去など、考えてみたら良く知らない。むしろ知らないほうがいいと思う事がとても、感じられた。
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No.78:
(2pt)

微妙かな

酒鬼薔薇聖斗事件を知ってるのが前提みたいな内容。
これでフィクションならまたノンフィクションをみた方がましかな
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No.77:
(5pt)

一気読みでした。

久しぶりに面白い小説に出会いました。一気読みです。ペラペラな内容ではなく重いです、深く考えさせられます。都合の良いところ都合の良いものが出てくる簡単な小説ではないので、読めば主人公と一緒に心が苦しみ笑い泣きます。真に迫っているので、作家本人の経験(?)と感じるほどでした。読んだ人の心を育ててくれる本と思います。
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No.76:
(5pt)

贖罪

薬丸岳先生の作品は初めて読みました。映画公開日に何となく気になり観に行って、その後ネットでリサーチしてみると原作は小説だと知りすぐ書店に買いに行きました。読み始めて3日で読み終え、長編小説でしたがスラスラ読めました。簡単に「感動した」という言葉では語れない物語。終わり方もスッキリとするものではありませんが私にはとても合っている作品でした。読んでいくうちに鈴木(劇中では瑛太)に少し感情移入してしまい、益田(劇中では生田斗真)に苛立つ箇所もありましたが、もし私が益田の立場だったら?自分にとって特別な存在の人が過去に世間を震撼させた大事件を起こした犯人だったら?そう考えると簡単に鈴木の肩を持つことはできませんし鈴木の過去を知り、それまでは鈴木と普通に接していた人達が鈴木から離れていくのも仕方がありません。でも鈴木も"あの罪を背負いながらどう生きていけばいいのか" "贖罪とはなんなのか"を必死に考えながら生きています。それは益田も一緒です。形は違えど人間ならば1つや2つ重くて暗い過去を持っているものです。その過去や罪にどう向き合っていきていくのか。とても考えさせられました。私も犯罪を犯したわけではありませんが同じような過去があります。何年も経った今でもずっと、何をもってあの罪への贖罪が終了するのかずっと考えていますが未だに答えは出ません。きっと一生出ないでしょう。そして、私が犯した罪は一生消えないし、許してもらえないでしょう。私が傷付けた相手の心は一生癒えることはないでしょう。そういった点に関しても、鈴木にも益田にも共感出来る点があります。読んでいる途中泣いてしまいました。その後どうなったのかとても気になります。鈴木と益田がもう一度出会えているといいな。
何年何十年経とうと罪は消えません。背負って生きていくしかないんです。
友罪 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.75:
(4pt)

読みやすく

読みやすく、とても面白かった。自分的には教官親子の関係をもっと読みたかった。幼い時の親の愛情を読みたかった。
友罪 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.74:
(5pt)

難しい問題を逃げずに正面から描いた秀作です。

「贖罪」という簡単には答えの出ないテーマに真っ向から取り組んだ読み応えのある秀作だと思います。
少年犯罪に関心のある方におすすめします!
友罪 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.73:
(1pt)

友情って

自分が被害者遺族側だったら友達でいられるわけない。
なんでそこまで友情にこだわるのか納得できなかった。
実の兄弟が殺人犯だった方がまだ切ってもきれない関係性として固執するのはわからなくはないけど。
所詮他人だし。変なテーマ。
友罪 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:友罪 (集英社文庫)より
4087453790

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