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友罪
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友罪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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酒鬼薔薇事件の少年Aがモデルの人物が登場するということですが、あの事件には冤罪説がある事を著者はご存知ないのでしょうか?「少年Aが犯人である」という前提で書かれた小説には私は違和感を感じます。 酒鬼薔薇事件の冤罪説については、「絶歌』の出版と元少年Aのホームページ開設により、 全く忘れ去られてしまいました。少年Aが自白したから、彼が犯人であるというのはあまりにも短絡的です。 酒鬼薔薇事件は冤罪、もしくは複数犯であったというのが真相です。 詳しくは、MIXIコミュニティ「橋〇麻美子さんファンクラブ」をご覧ください。 | ||||
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スッキリとしない内容でした。 人が他人に抱く感情は人それぞれであるためなのか…共感できる部分が少なかった。 テーマが重たく考えさせられるものだけど実際にそういった場面がほとんどないので共感できなかったのかもしれませんね。 | ||||
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サカキバラ事件は、ADHDを犯罪者に仕立て上げるために政府が仕組んだ事件だと私はみてます。 この小説だってその一環でしょ。 アスペルガーとADHDは育てにくいから児童虐待が多い→犯罪者は子ども時代に虐待された人が多い→犯罪者はアスペルガーとADHDが多い という飛躍した理論を使って、 アスペルガーとADHDを犯罪者に仕立て上げたトンデモ医師に注意してください。 犯罪とアスペルガーとADHDは1%足りとも関係が無い。 犯罪は基本的に境界例が行うものです。 境界例(人格障害)の中でも重い、反社会的人格障害、いわゆるサイコパスですね。 (基本的に境界例と書いたのは、普通の人が、 境界例に操られて、マインドコントロールされ、犯罪を起こすケースがあるからです。 尼崎連続殺人事件参照) 境界例は感情が処理できないから、 投影性同一視という行為を行います。 自分の感情を相手の顔に投影し、 攻撃するのです。 また、対象恒常性機能が育ってないので、 善悪の区別が緩い。良心が無い。 犯罪に必要なのは行動力ですが、 サイコパスはそれがあり、 衝動的なところも原因だと思います。 アスペルガーは内向的で慎重派だから 犯罪をやらないのです。 ADHDは善良だからやらない。 ただ、ここで注意していただきたいのが、 境界例や サイコパスイコール犯罪予備軍というのは 誤った考えだということです。 境界例も長所があり、少数は社会に必要なのです。 もしアスペルガーやADHDが犯罪を犯したとしたら、 その人は境界例とアスペルガー•ADHDの掛け持ち型です。 境界例は幼少期の育て方が原因なので アスペルガーもADHDも境界例になります。 いわゆる積極奇異タイプがこれです。 その場合でも、アスペルガー•ADHDとしての素養ではなく、境界例の素養が犯罪を引き起こしたのだから、アスペルガー•ADHDは犯罪に無関係なのです。 政府は境界例を増やす政策をとり、 それを隠すために、 境界例がやったことをアスペルガー•ADHDになすりつける内容の本をたくさん出版してます。 このような本でアスペルガーとADHDの評価を落としておき、企業に就職の時の性格適正テストを導入させ、内向的な人間を落とす。 本人に自覚させる必要無いんです。 筆記テストと同日で実施すれば、 どちらで落とされたかわからない。 軽度な層、グレーゾーンまで対象になってる。 裁判所まで嘘をついてる。 犯罪は境界例のやることだから、 自閉裁判なんてありえないのです。 これから境界例が激増し、 犯罪が増えるから、 アスペルガー•ADHDになすりつけたいのです。 児童虐待も境界例の投影性同一視が原因です。 毒親は自分の嫌な部分を子どもに投影して攻撃しているのです。母に心を引き裂かれてという本とモラハラ資料というブログを読んでください。 | ||||
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皮肉にもこの本の出版の2年後にこの本のモデルとなった事件の犯人が確か自己陶酔、自分可哀そうみたいな本を書いてましたね。現実はこんなものです。毎晩うなされるとかそこまでする犯人の方が少数派ですよ。個人的には加害者に寄り添いすぎた法律があるのが一番の問題と感じますね。他人の心身を著しく傷つけた人間には最低でもノルウェーの刑務所みたいに快適でない刑務所での無期懲役が妥当です。償いをさせられこれ以上の被害を抑止することができますから。 | ||||
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酒鬼薔薇事件の犯人を模した人物。友達の自殺に責任を感じている主人公。 AV出演歴を極悪人の元彼にバラされて苦しんでる女性。息子が…。等々 訳ありの過去を持ってる人物ばかり。元少年が最初無愛想だったのに、いつの間にか和気あいあいとしてる 特に何のきっかけもなく。不自然。 元AV嬢も単体は数本のみでその後売れなくなったのに、世間の知名度がありすぎる。 最後の主人公から元少年への手紙はちょっとよかったが、それも内容に無理がありすぎる。 着想はよかったが、自分としては面白さがわからなかった。なぜこれが映画化されるのかわからない。 | ||||
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酒鬼薔薇聖斗事件を知ってるのが前提みたいな内容。 これでフィクションならまたノンフィクションをみた方がましかな | ||||
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自分が被害者遺族側だったら友達でいられるわけない。 なんでそこまで友情にこだわるのか納得できなかった。 実の兄弟が殺人犯だった方がまだ切ってもきれない関係性として固執するのはわからなくはないけど。 所詮他人だし。変なテーマ。 | ||||
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美化されているのは加害者にとっては喜ばしいことだと思う。 そういった意味で評価はこれにします。 | ||||
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まず、「友罪」というタイトルがすごく魅力的なので期待しすぎてしまいました。 出てくる登場人物の人格設定も言動も単純で、こういう過去を持った人ならいかにもこういう言動をしそうだよな、 という想定の範囲内を見事に出ることなく、「人間」を書いて落とし込んでいくプロセスが一本調子で雑な印象 でした。 一番それが顕著だったのが元AV女優の美代子という人物で、鈴木の罪と対比させるために「法には触れないが 決して人に知られたくない過去」=AV女優ということなのでしょうが、まずそこでAV女優というのが短絡的だし、 こう言っては悪いですがこの美代子という人物はAVや女性への男性側の幻想の産物という気がして気持ち悪かったです。 あれだけAV女優という過去から逃げ回ってノイローゼのようになっているのに、最後に社長夫婦に過去を知られてしまってから 「私は悪いことをしていません」と突然開き直るのはなんとも奇妙でしたし。男性側が女性にこうあって欲しいという 願望なんだなとしか思えませんでした。 ただ、私はこの作品が想定している読者層ではないのかもしれません。 社会に出てだいぶ経つ人間ですので、友人関係に今まさにリアルに悩んでいる中高生や大学生などの学生だとこの作品のテーマは 響くのかもしれません。友情ってなんだろう、償いってなんだろう、罪を犯した友達に何をしてあげられるのか、など、人生の ビギナーに考える糸口を与えてくれる作品なのかもしれません。 | ||||
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こう言われたらこう思う、こうされたらこう感じる、こんなことを見かけたら自分ならこうする、という共感がずれていていわゆるワイドショー的な劇っぽい印象。最後の手記の酔いしれてる感じとか言い回しとかが常に自分の想像の外側なので共感はなく淡々と読んで淡々と終った | ||||
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薬丸岳先生の作品は今回初めてでした。 テーマに引かれ購入。 着地点が気になり、一気に読んでしまいました。 すこし設定が上手くいきすぎているところはありましたが、もう少し長編だと良かったのかと思います。 須藤が益田に問う《お前はその手に宝くじの一等券を…》のフレーズが大好きな映画のワンシーンにあったのでビックリ。 偶然なのかなー。 | ||||
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テーマに興味を引かれて買いました。 スッキリした文章で読みやすく、面白いと言えば面白かったけど、浅すぎる感も否めない。 読み終えられたのは、内容そのものよりテーマによるところが大きかったと言える。 途中から、周りの人間の設定や、主人公たちの状況が世間に明るみに出ることに、随分都合の いい人がたくさん出てくることに気づいてその時点で大分シラけたのですが、とりあえずどうなる のかとの思いだけで読了となりました。 主人公がジャーナリスト志望なのはいいとしても、中学時代に友達を裏切って自殺させた過去が あって、元カノは人気女子アナ。 同僚には若気の至りでAVに出た女の子、さらに息子が酒気帯び運転で罪を犯してしまった人も いる。 ただ普通の生活をしてきた人、というのが中心人物に一人もいないから、あまりリアリティが 感じられなかったし、鈴木の罪も、彼らのために、むしろ軽くなってしまった印象さえあった。 本書の核となる、 「周りにそんな犯罪者がいて、その口から罪を直接聞かされても、友達でいられるのか?」 についても、 たぶん無理。 という答えは、本書を読む前も読んだ後も変わらなかったから、この本はさほど参考というか、 私には衝撃はなかったことになる。 後半、主人公の書いた記事が知らぬ間に世に出るシーンも、週刊誌で働いたことがあるのだから、 彼らのやり口くらい想像できろよなー、と思ってしまいました。 先輩記者にスマホを簡単に渡して目の前で画像の転送までさせたい放題なんてバカすぎる。 その辺りでオチも想像できてしまいました。 美代子は大した事件の経験もない、ただ地味な人生を送り続けてきた女の子という設定のほうが、 過去のある益田との対比になってよかった気がします。 他の方も書いてますが、このテーマは別の作家さんだとどうなるのか、とても気になりますね。 誰か書かないかな。 | ||||
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テーマは重く非常に興味深い。 でもその掘り下げ方が詰めが甘いというかなんというか・・・。 登場人物の描き方はステレオタイプで、どこかで読んだことがあるような印象である。 いって見れば、一流の素材を使った凡庸な料理。 吉田修一がもしこのテーマで書いたならもっともっと読み応えのあるものになっただろうな、と思わせる。 | ||||
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鬼畜にも劣る犯罪歴を持つ男を美化しすぎている。周囲の人間たちが愚かで醜いので、鈴木という男がとてもピュアで優しく見えるのだが、その男の嘗て行った行為は幼児の目玉をくりぬいたことなのである。にもかかわらず、少年法に守られて社会に復帰しているのである。殺された幼児やその親の測り知れない無念さを考えたら、鈴木は人並みの生活、ましてや喜びなど絶対に味わうべきではない。 この本は、いかなる犯罪者であっても更生の機会は与えられるべきだし、周囲も理解すべきだと主張しているようだ。甘美なラストで終わらせることで、何にでもすぐに感動したがる人の涙腺を緩めることには成功しているが、私としては到底認められるべき話ではない。 | ||||
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テーマはいいのに、全体的に登場人物が浅薄な気がした。心を開けるほど仲良くなった人間が過去に殺人、それも猟奇犯罪と呼べる事件を犯していたと知れば反射的に距離をあけるだろうが、同時に一緒に過ごしてきた間の甘美な時間もまた一面であり、その狭間で揺れ動くと思うのだが、この作品ではその揺れの部分の書かれ方があまりに雑な気がする。 お茶の間で人気の女子アナがネットカフェ難民からなんとか脱して場末の工場で働いてる主人公をいつまでも想い続けるというのもリアリティが薄いし、なによりかつての猟奇殺人犯の鈴木の書かれ方があまりに薄い。そこまで人気があったわけでもない元AV女優の現在の情報がネットに出ただけで業務に差し障るほどのイタズラ電話が会社に殺到するだろうか、とか。 しいて良いところを探すならば「自分はいい人でありたい、いい人に見られたい」という欲求はここまで人を傷つけるんだな、というテキストにはなってる気がする。 秘密を打ち明けたいのはあなたが楽になりたいからでしょ?本当に申し訳ないと思ってるならそれを全部自分で抱えて生きていくのが筋なんじゃない?ってなんで誰も言わないのか。 面白いという人もいると思いますが、自分には合わなかったです。 | ||||
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新聞の書評を読んで興味を持ち、買ってみた。 ある有名事件をモデルにしているが、焼き直し感が強く、事実よりもチープな印象は否めない。 過去に重大事件を起こした青年が主人公と「親友」になるが、その過程が簡単すぎて共感できなかった。 事件のノンフィクションを数多く読んだが、青年の心の闇は根深く、簡単に心を開くとは思えない。 物事を単純化しすぎて表面だけを撫でている。 というのが率直な感想。 それから、居酒屋と喫茶店での会話がやたら目につく。 会う約束をして店に入って、メニューを見て注文して…と、本題に入るまでが長くてイライラした。 無駄に長い。 | ||||
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