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いつまでもショパン



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いつまでもショパンの評価: 3.92/5点 レビュー 49件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全37件 21~37 2/2ページ
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No.17:
(5pt)

これは良い

この本はクラシック好き、またミステリ好きとしては最高に満足です。 ショパンコンクールが大好きなので、こうした作品はもっと書いて欲しいくらい。
いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)より
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No.16:
(4pt)

動機を考えると殺しすぎ

クラッシック音楽への造詣の深さ、曲の分析に魅了されて、ドビュッシー、ラフマニノフに続いてこの本を読みました。
ショパンコンクールの進行方法、課題曲や選曲について、とても興味深く読みました。
ただ、ポーランドの民衆の気持ちとは別に、アメリカに、中東への軍事介入に反対するドイツ、フランスは古いヨーロッパ、中欧のポーランドなどは新しいヨーロッパなどと言われて、喜んでいたポーランド政府と追随する一部のポーランド人。
そんなことを考えると、ポーランドが抵抗し続けたという歴史は一面的だと思います。
テロ犯の動機が個人的で、動機の割になぜこれほど多くの無辜の人々を殺さなければいけなかったか?疑問に思います。
もっと歴史を遡った怨念を動機にして欲しかった。そうしたら、共感できたかも。
でも、今回もショパンの理解を深めてくれたことは、感謝します。
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No.15:
(5pt)

本当におもしろい

最近読んだ書籍で一番熱中して読んだ本です。何度読み返しても面白い。これからも楽しみです
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No.14:
(4pt)

YouTubeでショパンを聴きながら読みましょう

岬シリーズの3作目です。
個人的には舞台が海外でちょっと感情移入がしにくかったですが、中山さんの作品からは音が聞こえるって本当だと思います。
本文中の曲をYouTubeで聴きながら読むとさらに情景が浮かぶことは言うまでもありません。
ラストの人質奪還の場面は、絶対にありあえないことにもかかわらず、思わず涙が出てきました。
音楽ミステリーというジャンルはほかにはあまりないので、より一層貴重です。
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No.13:
(4pt)

とにかく面白い!

いったい誰が犯人か?引きずり込まれるように読んでしまいました。世界情勢と重なった事もあり、ドキドキしながら読み進み、アッと言う間に終わりました。涙しそうになる場面もあり、本当に面白かったです。
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No.12:
(4pt)

『岬洋介シリーズ』を課題図書にするべき

本作はピアニスト・岬洋介を主人公にした、シリーズ第3作である。

 本作も前2作に負けず劣らずの、素晴らしい作品だった。

 読んでいて強く印象付けられたのは、「僕がぼくであるため」のものの大切さだ。

 最近は知らないけど、自分が小学生くらいの時には、夏休みになると必ず『課題図書』というものが紹介されていた。

 本作は、課題図書になるだけの価値がある作品だと思う。

 でも、ただ単に夏休みの読書感想文の宿題のために読むのなら、時間の無駄だと思うので、そういう動機の人にはお勧めはしない。

 「僕が僕であるために」これを考えたことがある人にお勧めしたい。
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No.11:
(4pt)

文字から音が聴こえる

音楽を演っていた人なら涙するのではないでしょうか。
ストーリーは一部で若干の破綻が感じられましたので、マイナス一点としました。
しかし、文字から音が聴こえる体験は凄まじく感動しました。
カフェで読んでいたのですが、人前で危うく泣くところでした。
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No.10:
(4pt)

ミステリーとしては×だけど

「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」がミステリーとしてはいまいちだったので、本書を書店で見かけた時は手に取るかどうかも迷いましたが、帯に書いてある紹介でショパン・コンクールが舞台だと分かって、買いました。
ミステリーとしては、ハッキリ言って、×です。
すぐに犯人が分かります。猟奇的に思える犯行の理由も併せて分かります。伏線の張り方がこれまで同様下手すぎると感じました。
ミステリーを期待してはいけない本です。

しかし、一気読みしてしまったぐらいおもしろかったです。
音楽から与えられる気分の高揚、それが伝わってきます。
このミスでデビューして、それもこのシリーズの始まりがデビュー作だったので、ミステリーを入れなければならないのでしょうが、ミステリーとしては低い評価をせざるをえないのが残念です。
音楽物として、もっと読みたいと思いました。

評価は五点満点で四点です。それより下は付けられないと個人的に思います。
あえて言うならばイスラムについての書き方が少々まずいかも知れません。イスラムというのは同じ宗教を信じる人々の総称であり、国という狭い範囲ではなく広範囲に渡っていて、それを十把一絡げにしてしまうのはいかがなものかと思います。まして、一緒に結びつけられているのが、テロ、ですから。イスラムで最大の美徳とされるのは「寛容」であると読んだ事があります。なぜ、そうでありながら、テロ活動をする人々がいるのか、その歴史背景を知っているのか疑問です。知らずに安易に書いているように感じました。しかし、永遠の0とは違って、許される範囲内にあると思います(私はイスラムではないので推測にしかすぎませんが)。
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No.9:
(4pt)

「音楽の力」に感動したい

『さよならドビュッシー』が気になっていたところに「ショパン」ときた。つい手にとってしまった。唸らされた。何よりもその音楽の描写の巧みさに。特にショパンの楽曲の演奏シーンについては、「解説」じみた押し付けがましさがなく、実際に演奏を聴いているかのような情景まで浮かんでくる。本人はピアノを全く弾けないそうだが、よくそれでこれだけの描写ができるものだ。文章という「音」の無い媒体で音楽をここまで表現するとは、素晴らしい。漫画でそれをやってのけた一色まこと『ピアノの森』との共通性を感じる人も多いのではないか。

ラストの出来事に関しては多少強引な面もあり、人によって評価の分かれるところだろうが、「音楽の力」を信じる者にとってはさほど違和感なく受け止められる結末だと思う。似たような風景として『ショーシャンクの空に』での「フィガロ」の場面が想起される。つまり、作者自身がそれだけ「音楽の力」というものを信じているのだ。そこにこそ共感したい。

つまり、この小説の主人公は、実は「音楽」なのだ。厳密なトリックで衆目を驚かす類の話ではない。音楽的感性の深みで味わう話だ。そこを外して読んでは、この物語の味わいは半減する。その意味では読み手を選ぶ作品だと言える。選ばれた者は大いに楽しめるだろう。
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No.8:
(5pt)

ずっと読みたかった本

文庫が出たおかげなのか?割安になって市場に出店されたような気がする。
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No.7:
(5pt)

すごい。

ミステリーなので、内容は言えませんが、岬先生シリーズの今後に、期待大です。
いやー、いいですねえ。
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No.6:
(4pt)

曲の描写が圧倒的

いつもながら曲の描写が大変濃くて
曲を聞かずにはいられなくなります。
今回もコンクールの場面に出てくる曲が手持ちのCDに無いかどうか引っ張り出して確認し
同時進行で聞きながら読みました。
そうせずにはいられない、豊かな表現で見事です。
ショパンに対する造詣も
この作品のおかげで深くなったように思います。
逆に、そのためなのかどうか、ミステリー部分は付け足した感満載。
早い段階で犯人にめぼしがついちゃったし。
こうなったらミステリーよりも、音楽ネタを中心にした作品のほうがよいのでは、と思うほどです。
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No.5:
(5pt)

購入商品について

ショパンのフアンである家人のために購入しました。
商品到着までの経過報告も的確で、本の状態も非常によく満足しています。
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No.4:
(5pt)

一気に読みました。

なぜか漫画「ピアノの森」を思い出しながら読みました。

「音」を文章にする山中氏の筆の力にいつも圧倒されています。
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No.3:
(5pt)

音楽好きにはたまらない!

前2作がとても面白く、期待して読みましたが、その期待を裏切らない作品でした。
ショパンコンクールを舞台におこる殺人事件。私は犯人が誰か途中でわかってしまいましたが、そうくことをおいて、とても面白かったです。
ミステリですが、最後はとても感動的です。
お勧め!
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No.2:
(5pt)

ドビュッシー「喜びの島」?

私は橋本愛さんのファンで、その主演映画原作として『さよならドビュッシー』を
拝読して、それほど好きでない・・・と思ったものの、『おやすみラフマニノフ』、
『さよならドビュッシー 前奏曲』と手にして、とうとうこの一冊まで。
 なかなか近所の書店で目にすることがなく、Amaozonを利用させて頂きました。

 自分なんぞも、前のレビュアーの方も書かかれているように、本作が一番
好きかな・・・。
 なんでだろう?と考えてみると、舞台がショパン国際コンクールが開催される、
ポーランド・ワルシャワ。もう“超スーパーヒーロー”岬洋介が活躍する舞台に、
ぴったり。あ、ついでになぜかアフガニスタンまで登場しますが、そこでヨウスケ・
ミサキのピアノが奇跡を起こします。
 そして、前作では時に能弁に1ページ分くらい長々と語り始める部分が、鼻に
ついたのですが、今回の岬は“にわか教育者”ではなく、一人のコンテスタンツ。

 クラッシク音楽の知識はほとんど無い私ですが、地道にYoutubeを利用して、
「この曲は、どんな曲?」と確認しながら読み進めると、しっくりきます。
 『さよならドビュッシー』で主人公だった女の子がちょっとだけ本作でも
登場しますが、手にする楽譜はドビュッシー『喜びの島』。演奏時間が約6分少々
というところが、『〜ドビュッシー』を読んでいる方なら、ニヤリと出来るところ。


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No.1:
(4pt)

このシリーズで一番好き

このシリーズ「ドビュッシー」「ラフマニノフ」に続く3作目の本作。
前2シリーズも読んでますが、本作が一番好きですね。
「一番おもしろい」のではなく、「好き」って感じです。

ストーリーの舞台は、ポーランド のショパンコンクール。
登場人は、「岬 洋介」(おなじみのイケメン)
「ヤン・ステファンス」(本作の主役)彼を中心に物語は展開。
彼らが参加するショパンコンクールで、殺人事件が起こります。
殺されたのは、爆弾テロ犯を追う警官。指を切り取られた死体。
そして、爆弾テロ犯の通称は「ピアニスト」
彼らの周りでも爆弾テロは続き、この異常事態でコンクールの行方は!?優勝者は?
最後に、音楽が作り出す以外な結末。

これまでのシリーズを読んでなくても、全く問題ないです。
読んでいる方は、岬を読んでいると、そこから透けて見えるストーリを違った角度で楽しめるでしょう。
これまでの登場人物(ドビュッシーのあの娘)のその後も少しだけわかり、ニヤッとできます。

今作は、ミステリー色は薄いです。謎解きを楽しむのではなく、ストーリー展開を期待してください。
犯人は誰なのか?コンクールの行方。
みんな凄い演奏をするので、読んでると、「え!?コレを超えることできるの?」と思うんですが、
それを超えたり、裏切ったりするのが、いいですね。
あと、結局最後の結末が好きです。(言えないですけど・・・)

※私は、ショパンをほとんど知らないですが、今回もショパンを聞いてみようかなー。と思いました。
これまでも、音楽を知るいいキッカケになってます。
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