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屍者の帝国
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屍者の帝国の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全114件 61~80 4/6ページ
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プロローグだけなら星五です プロローグで、なにこれ面白そうと わくわくさせておいて次の章から文体が変更 ひどいものです 後はもう読む気なくなるぐらい雰囲気がガラッと変わります 無理やり出版するとかダメですね | ||||
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伊藤計劃も円城塔も初めてでしたが,プロローグのみの遺稿から引き継いだ作品ということを聞いて読んでみました. 他のレビューでは,伊藤さんらしさが失われているという意見もありますが,わたしはおもしろく読めました. 円城さんはあとがきで「伊藤計劃ならどう書くかということを考えなかった」とつづられています.友人への手向けとして素直で,真摯な姿勢だと思いました. | ||||
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安価にもかかわらず非常に良い状態でした。大変満足しています。 | ||||
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第1部のみ書き上げ作者はなくなりましたが、後を引き継がれた方の努力により遜色ない作品で大変面白く一気に読んでしまいました。 | ||||
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ほかの方もお書きになっているとおり、やはり伊藤計劃と円城塔で別物、という感じはします。 ただどこからどちらの作家が書いたかが明確なので、割りきって読めば、これはこれで楽しめるのではないかと思います。 で、肝心の本文は、伊藤計劃のプロローグに引きずられたか、円城塔にしては「ふつうに読める」文章。 難しいという意見も多いですが、他の作品に比べれば平易です。 この辺りは伊藤計劃の作を期待して読み始めるか、あらかじめ円城塔の作家性を知ったうえで読み始めるかで、印象が変わってくるかと。 3と4の中間ですが、おもしろく読み進めることができたので、4にしました。 | ||||
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伊藤計劃が残した冒頭。そこからほぼ資料がない中、円城塔が伊藤計劃という文体を纏って書いた本作。 だが、いくら伊藤計劃を纏っていると言っても、書いている本人は今を生きている生者。 屍者は蘇らない。 | ||||
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伊藤計劃さんの新作をもう読むことが出来ないことを残念に思います。 | ||||
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屍者のイメージは面白い。たが、ところどころ描写がわかりにくく、読むスピードが落ちてしまう。マンガにしたら面白いなと感じる場面が多いのに残念。あと、主人公とマッチョ役の絡みがワンパターンで飽きが来る。 | ||||
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圧倒的なスピード感と奇想天外な展開。一気に最後まで読み切りました。 | ||||
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本の帯に、本屋大賞と記してあったため、期待して読んだのですが、私には内容の理解がしづらく、途中までがまんして読んだのですが、とうとうあきらめて読むのをやめてしまいました。 | ||||
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作中に書かれてる概念的な考察の部分が読みにくい上に何の魅力も感じない。 本当に読み手の好き嫌い次第なので好きな人にはたまらないエンターテインメントなのでしょうが私には全く受け付けません。 所々の読み手の脳内を侵食して来るクドい概念的な講釈垂れ流すよりもっと控えめにして欲しかったです。 一方、動的な荒事が書かれている部分と時折見られる登場人物同士のくだけたやり取りの部分は面白く読ませていただきました。 | ||||
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既に多くの有用なレビューが存在し、多くのファンや読者様が素晴らしい考察を提示してくれていました。 私はそれらのご意見に概ね同感であります。 伊藤計劃氏の遺志を感じる事の出来る文章は冒頭、導入まで。 それ以降は円城塔氏にバトンが引き継がれます。 読んでいて (あっ、この文体は少し硬いな…。説明臭いな…) と、感じました。「ハーモニー」の時の様なゾッとするくらいの”簡素さ”は無く(これは私の感覚ですね。笑)円城塔氏の文体が強く感じられました。 サー・アーサー・コナンドイル原作「シャーロック・ホームズ」の土壌を上手く活かし、滑らかに主人公”ワトソン”の前日譚の物語が幕を開けます。 初めて読んだ時は… 「おぉ!そう来たか!」 と興味をそそられ読み進めましたが、最終的には「う〜ん…」な作品でした。期待していただけにけっこう残念でした。 その理由はいくつかありますが… 「屍者」の設定がSF的にそんなに目新しくもなければ、内容も予想を裏切る事はありませんでした。この手の題材に敏感な人はすぐ見抜いてしまう事と思います。 次に 円城塔氏の言い回し、文体に慣れていないせいか 「これは全くの別物だな」 と思いました。(伊藤計劃氏が紡いだであろう”なめらかさ”が足りませんでした) 私は円城氏の作品を一つも読んだことが事がありませんでしたので、今作では違和感を感じてしまい、情景描写や物語を構成させる為に出てくる様々な”情報・知識・見聞”がどうしても、解説文臭く感じられ、作品に対する没入感を阻害されました。 総括 「伊藤計劃さんの物語が好きだっ!読みたい!」という計劃ファンには少々厳しい出来だと思います。 逆に 「円城塔氏の作品のファンだっ!読みたい!」という円城読者にはかなりお薦め出来るものかと思います。 私は前者のタイプでしたので、今作「屍者の帝国」は一つの娯楽作品として読み切る分には☆5 計劃作品として読んでしまう分には☆3 総合的に鑑みて☆3の及第点。 と、させて頂きました。 伊藤計劃氏とその遺志を引き継いでくださった円城塔氏に心から感謝を込めて。 この物語を書き切ってくださってありがとうございます! | ||||
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円城さんが伊藤計劃さんを悼み、手向けた小説なんだなあと感じた。ワトソンくんが伊藤計劃さんでフライデーが円城塔さんかな。そしてフライデーには伊藤計劃さんが内包される。様々な小説や映画のコラージュでもありその変容が面白い。そしてとても映画的。歴史改変ものとしても面白い。文学や映画の人物たちと実在した人物たちが絡み合う。文学と映画ではわかるのだけでも『名探偵ホームズ』、『ドラキュラ』、『フランケンシュタイン』、『カラマーゾフ』、『007』シリーズ、『風と共に去りぬ』、『地獄の黙示録』など。 | ||||
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まず、やはり伊藤計劃の新作を求めて、本作品を読んでしまったのが最大の間違いであったのでしょうね。伊藤氏の虐殺、ハーモニーは近未来を舞台に設定していましたが、本作品は過去の時代を舞台としており、どうなるか楽しみにしていましたが。。。円城氏の物語は全く共感や感情移入が出来ませんでした。ワタイなりにその理由を考えて見ました。 理由1。会話劇が中心なのに、会話が面白くない。 なんだか理屈っぽすぎて、何が言いたいのかがさっぱりわかりませんでした。 理由2。色んな古典作品からインスパイアされた要素をダラダラと書き連ねているだけな気がしました。 ワタイは劇中で使われた作品で知ってたのはフランケンシュタインの怪物くらいで、それもなんとなーくしか知らず、さらにその他の作品についてはほぼ知らないので、置いてけぼり感しか生じませんでした。 理由3。理由2と似ているかもですが、円城氏が知識をひけらかしているだけの作品に感じられました。 物語がやや盛り上がってきたかな?と思うと、すかさず何かしらの作品などを元にしたような論理の説明や会話が長ーく始まり、だれてしまいました。 本来なら作品全部を読んでから評価すべきでしょうが、残り三割ほどは人生初となる流し読みをしました。それほど苦痛な文章でした。 もっともっとワタイが、屍者の帝国に登場した作品を読んでいれば、楽しめたのでしょうかねー。 とにかく、本作品の著者として、伊藤計劃氏の名をクレジットするのは失礼とすら思える内容でした。けっきょく近所の古本屋に値段のつくうちに売っちゃいました。 | ||||
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円城さんの本も伊藤さんの本も読んだことがないのですがあんまりおもしろくなかったのです。 設定とか心理状態とか字数をかけて書いてあるのですが、なに言いたいのかよくわからない。 円城さんの文章のせいなんでしょうか? 今度伊藤さんの本も読んで確かめてみます。 | ||||
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うーんスチームパンクのようでもあり、サイエンスファンタジーのようでもあり。 ホームズと出会う前のワトソンは、なぜワトソンであったのか、あるいはワトソンになったのか。何がワトソンをワトソンたらしめているのか。 という話。着想は面白く元ネタのストーリーを読んでいるととっても楽しめる。現在の技術なら映像化できるだろうと思う。 ホームズのいう「あのひと」はワトソンの既知の友人だったのだね。 ただ、「冒険活劇」なのか「神と生者と屍者と機械の心理劇」なのかが消化不良の感じがします。 ホームズのパスティーシュとして見ると、それなりに面白いですね。 「M」はデイオゲネスクラブのマイクロフトで、フライデーはきっとその後ベイカーストリートイレギュラーズに加わるのでしょう。 最後にホームズとの出会いシーンに繋げてほしかったな。 | ||||
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時代は、1800年代。 登場者は、ワトソンをはじめとして、フランケンシュタイン、カラマーゾフの兄弟のアレクセイ、副島や寺島ら明治の初めの人たちがいたり、何とも壮大なお話。 死んだ人たちを、あらためて動かして、生者の力、助勢にするという考え、いわゆる復活は昔からあったのだろう。 それがこんな物語となりました。 アニメーションとか、ゲームとかの、原作っぽいかなぁ。 とても楽しめるが、あんまり、いつまでも心の中に印象を残すというより、その場を楽しむって感じ。 でも、これはこれでありだと私は思う。 円城さんが、伊藤さん亡き後、書きついで物語として終結させたことに☆1つ、上乗せ! | ||||
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もう一度じっくり読み返したいと思ったのは久しぶり。詰め込み具合が贅沢すぎて…堪能させていただきました。気力のあるうちに読むべき本の一つ。 | ||||
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伊藤計劃作品は、短篇含め全て読みましたが・・・違いますね・・・世界観は、引き継いでますけど、円城さんの作風は、自分には合わない・・・難解で読むのが苦痛でした・・・ まぁ、引き継いで完成されるって知った時から、期待してませんでしたが、自分の読解力に難があるからかな。 | ||||
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読むのに8時間かかった。 舞台は19世紀末、英国諜報員のワトソン博士の冒険が描かれている。 当初は、ある地域で屍者の帝国が築こうと企むやつがいると、それを阻止すべく動いていた。 しかし、様々な事件に巻き込まれるうちに、世界が屍者の帝国になる危機に瀕する。 気付かぬうちに二十年もの間に続いている賭けに巻き込まれて行く。 本書に出てくるのは魔術ではなく科学。 錬金術のように思われる技術に読者は魅了されて行く。 科学、哲学、宗教、神話が織りなす物語だ。 人類の屍者による、不死の獲得は某アニメの計画を彷彿させた。 オススメです。 | ||||
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