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屍者の帝国
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屍者の帝国の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 1~20 1/3ページ
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冒頭のワトソン登場やらヘルシング教授登場やらは、ををと思わせて、Mが出てきて、あれ、実は007へのオマージュと思わせながら、結局、フランケンシュタインの怪物は何だったのだろうか? Wowowドラマの「ナイトメア」に登場したフランケンシュタインの怪物=THe Oneの方が深みのある人物造形だったから、本作の中途半端な描写がつまるところ、本作を知りつぼみにしてしまった。また、折角、ワトソンを登場させて、ホームズに見抜かれたアフガニスタン戦争出征が描かれるんだから、その辺りを膨らませてもいいだけど、思わせぶりで終わり。Mが登場してMI6の前身が出るなら、もっと、それらしく描いてもいいのに中途半端。 この作品を絶賛している方たちは、何をもってして傑作と評価されているのでしょうか? あいまいなままのラストを理解されたのでしょうか? それがわからないお前が〇〇だと言われたらそれまでですが^^; 我ながら、よく最後まで読み切れたと褒めてあげたいww | ||||
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亡き伊藤計劃氏の遺稿を盟友円城塔氏が引き継いで完成させた本作。 皆さん書いているが読みにくい…。 辞書引き引きでないととても読み進められない。 実世界の故事を引いているのは良い。物語のディティールが描き足されるし、史実を引くことで行間に隠れたこちらの世界の設定を想像するのもおもしろい。 しかし、円城節なのかしら。日本語をわざわざ難しい言い回しするのは、困る。たしかに音にするとかっこいいのだけれど、わたし頭良くないので古めかしい言い回しとかいちいち調べなくちゃなの面倒臭い。そんなのが多すぎて、調べてもどうせ覚えられないし。 戦闘シーンも分かりにくい。計劃氏のそれのようには場面が目の前に浮かんでこない。 だが、劇中ワトソン自信が言うように長い物語がやっと終わり、巻末フライデー視点のエピローグはちょっとウルっとくる。 こんなに長い話にしないで早くここにつなげればいいじゃないかと言うと、ザ・ワンが言うように、馬に水を呑ますには川に連れて行くだけでは足りない。喉を渇かす必要がある…というところか。 | ||||
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プロットは悪くないのに設定への説得力が何もなく、とにかくそういう設定なんで、という世界観を押し付けられるうえ、文章の読みにくさも相まって1ページ1ページが苦痛でしかなかった。とにかくワクワクさせられることが無かった。 | ||||
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プロローグ部分は伊藤計劃さん。第一部以降を円城塔さんが書いた本です。 プロローグ書いて、そこで伊藤さんがお亡くなりになって、それを円城さんが引き継いだ、というものらしいです。 世界観としては、明治維新が終わってしばらくしての時代で、 死体を操ることができる技術が開発されていて、プログラムをインストールしたりすると、その死体が動く、ということで、軍用に応用されて、死体の兵隊なんかが組織されている。 そんななか、死体の兵隊を率いて「死者の帝国」を築いているヤツがいるということで、主人公たちが調査を開始。 なんか、まんま「地獄の黙示録」じゃねえ?という気もしないではないですが、 そこから、死体技術をめぐってのバトルが…という感じでした。 なんか、やっぱり、円城さん以降から、急速に物語が失速しているというか、 つまんなくなってきましてね。 というのも、なんかもってまわった言い回しというか、わかりづらいんですよね。 「わかってるだろ?」と言わんばかりの書き方だし、 いや、だから、よくわからんのだって、という感じがずっとしました。 「こういう世界観なんで、ヨロシク」 とか言われたとしても、非合理的で納得できないような世界観ならば、そら納得できんし、入り込めないですよね。 とりあえず、つまらんクソみたいな作品です。 円城さんがすべてを台なしにした感じがします。 伊藤さんが、もうすこし長生きして、続きを書いてくれていれば、もうすこしまともになったかもしれません。伊藤さんの急逝が惜しまれた作品でした。 | ||||
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正直、自分には響きませんでした。伊藤計画が好きで、期待して読んだのもあり、その分ガッカリが大きかったです。世界観や設定はとても良いのですが、話の構成というか進み方というか、とにかく読むのに疲れました。せっかく伊藤計画の名を冠している作品だからと、何とか最後まで読んだ、そんな感じです。 | ||||
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なんだろう・・・これほど豪華な題材と近代史の豪華キャストを惜しげもなく投入して、現代SFの重要テーマである人間の不死性を扱う物語が、面白くならないわけがないのに、円城氏は見事にそれを裏切って、くそ面白くない物語をつづってくれた。伊藤氏の第1部は軽いながらもその後の物語を期待させる始まりだったのに・・・誰かもう一度、第2部から書き直してくれないだろうか。とりあえず円城氏の他の作品はWishlistから消しておこう。 | ||||
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ハーモニーや、メタルギアを読んで期待を抱いて読んでしまった。 中二病な言い回しが多く、非常に読むのがつらい、、 構想は面白かったのに、残念だった | ||||
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この作家は、絶望的に各章の引きが下手くそ。説明しなくてもわかる部分を省きつつ、余韻を残しつつ引くのが理想だが、この作家は無意味に名詞を増やし、冗長な説明を、名詞の後で展開し、唐突に引く。結果、常人は理解が及ばぬまま場面転換を余儀なくされる。そもそもあとがきでも言っているが、荒唐無稽さをカバーできるパワーのある伊藤氏でこそ成り立ったであろう作品を、このようなよくわからない文体で展開されると、あらも目立ち、かといってそれらを内包し前に進むパワーもなく。、、、とても残念です。読まなければよかった。 | ||||
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伊藤計劃氏の作品だと思って読むと期待外れかもしれません。 伊藤計劃氏の書きかけの作品を円城 塔氏が完成させた作品となっていますが、伊藤計劃氏のテーストとは異なり、そのつもりで読むとガッカリと言うか、とてもテンポが違い読みづらいです。 私は円城 塔氏の作品は読んだことがありませんが、そちらに近いのかもしれません。 | ||||
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円城塔さんは読者を選ぶね。伊藤計劃とはやっぱり別物。伊藤計劃経由で本作を手に取った自分は文章の読みにくさに何度もくじけそうになって、世界観を味わうどころではなかった……。 | ||||
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伊藤計劃の意思を引き継ぐのであれば「伊藤計劃ならこう書くだろう」と考えながら書くべきだと思う。円城塔から伊藤計劃への感謝の言葉なんてこの物語には必要無い。そんなのはどこか別のエッセイなんかで書いてほしい。 こんなのは伊藤計劃の本ではない、私はそう思いました。 | ||||
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未完の作品は完成させる必要はないとわかる作品でした。 二次創作物扱いが妥当だと思います。読み進むにつれ冷静につまらないな、という感覚になり、読了時には腹が立ちました。舞台も途中でハーモニーを意識したような似た場所があり、なんだかな、と。 同人誌ですね。 | ||||
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十九世紀を舞台にした小説で、『フランケンシュタイン』の技術を使って、蘇らせた?死者に労働をさせている世界を描いている。パラレルワールドを扱った「歴史改変」ものだ。あるいは「スチームパンク」というジャンルだ。文章が、古典の翻訳小説みたいで読みにくかった。内容も、スチームパンクが好きな人にははまるかもしれないが、わたしの場合、SFといと、近未来の洗練された技術を思い描いてしまうので、スチームパンク特有のレトロな技術の積み重ねからなる世界には興味が持てなかった。 | ||||
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死者が物語のキーだし、舞台はヨーロッパだからでしょうがキリスト教用語がよく出てくる。 しかしその扱いととても薄い。 日本人が書くならそれくらいの観点だろうなあとは思うけど、せっかくの死と生と宗教が出てくるなら もうちょっと信仰的な葛藤が絡んでくると重厚になったんじゃないかなあというのが個人的な感覚。 話はきちんとした文章のラノベでした。 | ||||
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とにかく読みづらい一冊。 伊藤計劃氏のムダのない素敵な文章はすぐに終わり、あとはひたすら知識量を自慢したいだけのような文字の羅列が続く。 確かに作家が切り替わる点は覚悟していたが、これだけ毛色が違う人材を持ってくる意図がわからない。 氏の急逝が尚更惜しまれるような本でした。 | ||||
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小難しくて何を言いたいのかわからないし所々英語を使っているのがきもい。 非常に残念。 | ||||
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クッソつまらなかった。 博覧強記だが、冗長で、小難しい言葉をいたずらに羅列し、 登場人物が皆知的水準が高く、引用好きで、 場面展開が急で…もうネガティブなことしか読んでる最中思わなかった。 伊藤計劃が書いたプロローグしか面白くなかった。 | ||||
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円城は面白い文学を書けても、面白い物語は書けないとつくづく分からせてくれた。 伊藤と円城は違うタイプの作家なのに、どうして出版社はこれを書かせたのか。 正直金返せ。 | ||||
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伊藤計劃さんの本が大好きで売られているのを見つけた瞬間即買いしてしまいましたが…これは期待はずれとしか言えませんでした。最初のプロローグは続きが気になるワクワク感に溢れていたのですが、そのあとはよくわからない理屈をごねごね綴っていてザ文系の私は正直はぁ?って感じでした。作者がやはり作風も大幅に変わってしまうのでしょうが、これは私には合わないと言わざるを得ない作品でした。伊藤計劃さんが好きな方は絶対に買わないことをお勧めします。映画なら節々を省略してくれるので観やすいかなという気がしますので映画だけ観るのがいいと思います。 | ||||
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ハーモニーや虐殺器官を読んだ後、こちらを読ませていただきました。感想、「モヤっと」です。 他の方もコメントなさっていた様に、私は伊藤先生が作品中で広げている生命や意識、魂といったテーマについての解釈が非常に好きです。難しいテーマなのですが、ストーリーに組み込まれ展開されていること、対話や独和が上手く利用されていることで読み進めやすく、そのうち理解が追いついてきます。 ですが、この作品は読み進めても読み返しても解りづらい部分は無くなりません。むしろ読み進めるにつれ増え続けます。「言語による菌株の不死化によってヒトを屍者化」辺りからは、もう頭に浮かぶ「?」を消していくために進んでは読み返すの繰り返し作業でした。 菌株が意識そのもの?それとも拡大派と保守派の対立が意識を生み出す? 「通常の菌株は宿主の死とともに活動を停止する」 だとしたらどうやって死んだ菌株を不死化させる? 「菌株の非晶質体だ」............................??? SF染みてきたストーリーにお手上げ状態となりかけていた私にトドメを刺したのは花嫁の再登場(再形成?)でした。本当に(゚Д゚)のような表情で固まっった後、一気に脱力しました。そこからは機械的にページをめくり続けたため、内容をほとんど覚えていません。巨大な虚脱感のみが残りました。.読者にとって物語が理解できない以上のバッドエンドがあるでしょうか。 正直、これは伊藤先生の要素を組み込んだだけの別物だと感じます。これならば未完のほうが良かった。先生のファンにはおすすめできません。 | ||||
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