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深海のYrr



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深海のYrrの評価: 3.44/5点 レビュー 77件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全77件 21~40 2/4ページ
No.57:
(1pt)
※削除申請(1件)

アマゾンの対応

ここにレビューを書くとアマゾンは私に何かしてくれるのですか?どうもアマゾン様の巨大な組織は一方的にお客に売り込むばかりで心は籠っていないと思うのですが違いますか?対応が機械を相手にしているようでなんとも寒々しく感じてなりません。
深海のYrr 〈下〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈下〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)より
4150411727
No.56:
(5pt)

海洋スペクタクルSFの傑作。綿密に取材されたバックボーンがリアリティを感じさせる.

海洋資源プラントで発見されたなぞのゴカイとメタンハイドレート、ホエールウオッチング中に人を襲うクジラとオルカ、そしてロブスターやカニにまぎれこみ、人々を襲う謎のプランクトン、大量発生する猛毒クラゲ、船を沈める貝の出現という海洋生物からの攻撃に面食らう人類を襲う大陸棚地滑りと大津波。環境保護やエコには全く興味がないが、海という大きな謎を舞台に繰り広げられる壮大なストーリに引き込まれる。読みにくい、翻訳が悪いという評価もあるようだが専門用語が多いからではないだろうか?私は読んでいて違和感はなかったし、ハリウッド映画を見るように楽しめた.原発問題で資源確保が問題になるなか、海洋資源開発は重要なファクタとなってくるだろう.しかし、われわれはあまりに海を知らなすぎるし、また、危機に対する想定がコストバランスに左右され、都合の悪いことが蕊て想定外とされるようでは危うい.そもそも何十億という人がこの星で生きていること自体、環境を破壊せざるを得ないのだし、本作のようなカタストロフがいつ起きてもおかしくないのかもしれない.もちろん、謎の知的生命体Yrrは抜きにして。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.55:
(2pt)

どんな結末か思い出せない

最初のほうは緊迫感があってよかったのだが、2冊目くらいからだらだら。
1冊目を読んだ半月後に2冊目完了し(その間別の本を4冊読んだ)、その3ヵ月後に3冊目を完了した(その間別の本を45冊読んだ)。
いやー3冊目読むの苦しかったー。とりあえず全部読んだ自分を褒めてあげたい。
なんか最後があいまいだった気がするが結末が思い出せない。
時間を無駄にした。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.54:
(2pt)

読むのに疲れる

上中下の3巻構成だが、下巻で読むのを挫折してしまいました。
読み終わってないので内容への批評は致しませんが、
とにかく読むのが疲れる小説でした。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.53:
(4pt)

好感がもてる作品

この作品のテーマは、イールと呼ばれる人類を超える生命体と人類が共存できるか否かである。キリスト教的世界観によれば、人は生物の長であり、神から選ばれた特別な存在である。東洋的世界観によれば、他の生物と人類は対等の関係であり、イールと人との共存も全く違和感なく受け入れられる。西洋人にとっては驚きの内容も、日本人にとってはあたりまえのことだったりする。この物語のヒーローはインディアン系のカナダ人で、東洋的な感覚をもつ科学者である。この物語を西洋人が作ったことはほほえましい感じがした。自然は敵視する対象でも、過剰に保護する対象でもなく、単に身の回りの空気のようなものである。地球は狭くなり、西洋人も東洋的考え方を重視せざるを得なくなってきたのだろうか。お互いに知ることこそが世界平和にとって大切なことと、この本を読んで考えた。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.52:
(3pt)

深海のYrr

自分では決して手に取ることのない種類の本。
友人に勧められて読んだ。

とにかく、長かった。
こんなにだらだらする必要はなかったと思う。
これが上中下の三冊でなく、一冊にまとまっていれば
もっといい本になっていたのではと思う。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.51:
(1pt)

つまらない

つまらないです。シーシェパード的な概念もプラスしてとてもつまらない。小説は何百と読んできましたが個人的に小説は海外より国内のもののほうがレベル高いですね。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.50:
(1pt)

レベルが低過ぎ

なんというか…全巻通しての感想は作者の「子供の傲岸」かな。一つ言いたいのは鯨は絶滅危惧種でもレッドリストでもないということ。もっと勉強しろ。
深海のYrr 〈下〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈下〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)より
4150411727
No.49:
(3pt)

テンポ×

技術や学術について凄く丁寧にページを割いているところは、筆者の真面目さが感じられて好感が持てました。

ただそこに沢山登場する人物の描写が加わり、さらに場面もポンポン地球規模で飛ぶのでテンポが良くないです。

登場人物と場所絞って、一冊くらいにした方がよかったかも・・・ドイツ語でこのボリュームの本はエコに反する気が。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.48:
(3pt)

海好きならまあまあ

ブック○フの100円コーナーで売っていました。

読むでみると、反捕鯨の日本批判が目に付きましたが、
あちらのおクニの事情や主流もあるんでしょうから、それらは読み飛ばし。。。

(でも、食べるためや素材活用のための捕鯨はNGで、
 伝統保持だけのための鯨狩りはOKとはこれいかに? その方が生物の理から外れてないか?)

海洋ミステリー的な読み応えは、、、まあまあです。
てか、後半から政治的駆け引きの人間劇になりだしましたが。。。

全3巻みたいですが、
海洋ものというより、SF的な話に広がりそうな伏線は冒頭にもあったので、
そこは許容範囲でしょう。
むしろ。あと2巻続くなら、諸々がおざなりにならず、
ちゃんと全てがリンクして結末に行くのかな?と思えます。

ただ、それも100円だったからの評価ですね。
この本に1冊500円以上は出せません。
値段からすると、
ミステリー好きにも海好きにもSF好きにも、ちょっと中途半端ですね。
もちょっと安価なら☆も上げたいとこですが。。。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.47:
(4pt)

フィクションとはいえどもかなりリアル・・

この本を執筆するにあたり、著者のフランク・シェッツィングさんは4年間も取材をしたそうです。
そのため、ストーリーはかなりリアルで頭の中に映像が浮かんできました。
しかも、登場人物のなかには実在する人もいるらしく、そこがまたリアルです・・。
個人的にこの本は大好きで、原作を少しと、英語版を全部読んだことがあるのですが、
日本語の訳だと少し読みにくく感じてしまったので、4つ星にしました。
数年後には映画化されるそうなのでとても楽しみですね。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.46:
(5pt)

なるほど、こうするしかなかったかな

上、中と読んできて、多くの読書がそれなりに感情移入をしてきた様々個性的な登場人物が、何とも無残に、時にあっさり、時に劇的に、あるいは風景として死んでいく様は驚くほかない。
ハリウッド映画や本邦の作品では、こうもあっさりと死なせていくことは想像できないと感じた。
誰が生き残るのだ、誰が「選ばれる」のか、みな死んでしまうのか、と最後の結末の前に、まずは上中巻と時間をともにしてきた登場人物の行く末を案じてしまった。

本書、特に下巻となって一番面白く重要になったのは、言語体系はおろか、存在様式も全く違う生命体の知性を認め、これとどうコンタクトし、コミュニケートするのか、と言う点であった。
このことは、きわめて極端な例と見えながら、実は人種、宗教の違いを超えた人間同士の関係や、あるいは人間が自然界とこの地球で、どういう立ち位置なのか、と言うことを本質的な部分から考えさせられる非常に興味深い問い掛けになっている。

ありきたりな結末と言い切ってしまう人がいるようだけど、私は(一人の海洋生物学者として)そうは思えない。
科学的な事実、論理的な帰結として、荒唐無稽でもあり得ない、でもなく非常に納得のいく方向性を示されたと思っている。
これほどの内容。。。事実に立脚しつつ大きな発想の展開が随所見られ、大変貴重な作品に出会えたと感謝している。我が国ではなかなか会うことのできない、一級のエデュテインメント(エデュケーション+エンターテインメント)としても、興味深い作品として推薦できるものである。
深海のYrr 〈下〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈下〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)より
4150411727
No.45:
(4pt)

いよいよ核心が見えてきて

登場人物の多さ、まさに地球規模の(おまけに日本人には馴染みのない地域・海域ばかりの)舞台設定、複雑に入り組む人間模様、見え隠れする政治的思惑。。。いずれも、ちょっと類を見ないスケールと設定だけに、戸惑いと取っつきにくさのあることは否めないだろう。
海洋生物学を専門にし、今も海洋にいつも接している自分がそうなんだもの!

しかし、しかし、おもしろい。
いよいよ核心が見えてきた。
このおもしろさは、なかなかヘビーに腹にこたえる。
核心を話すことは出来ないが、巨大な政治、社会、自然の脅威の核心が、自然に理解できるところが面白い。それも、実に論理的、科学的に。

そう、これは、まさに良い意味で、ためになる。
一級のエンターテインメントでもあり、いよいよ発散していた人間模様も集約してきた。
へこたれそうになった読者諸氏も、いよいよですぞ!
深海のYrr 〈中〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈中〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)より
4150411719
No.44:
(3pt)

海洋版ソラリス。情感なし。

海。ゼラチン。言語が数学。などなどでSFの古典「ソラリス」を彷彿とさせます。
 他者とのコミュニケーションに常に不満感を抱えるアナワク、ヨハンソンを中心人物にすえていることからも著者がソラリスとその相互理解というテーマを意識しているのは分かります。
 しかし、ミステリーのようなエンタメ性を付け加えたことで登場人物の背景の物語と本筋の謎の進展がどうもフィットしなくなった気がします。間に入る心理描写が何か余計なものに感じられてページを飛ばしたくなるくらいです。
 海という叙情性を掻き立てる場所を舞台にしてるわりに殺伐とした雰囲気しか感じられないのはそのあたりが原因でしょうか。
 エンターテイメントとしても、多すぎる登場人物、乱脈な場面転換、科学や技術の長い説明のせいでページをめくる手が鈍ります。結局人にはあまり薦められません。
 ただ、豊富な科学知識が与える世界観の厚みのおかげで、落ち着いて考えるとちょっと苦しい気もする小説の大ネタ部分は不思議と荒唐無稽に聞こえません。その意味でSFの醍醐味としてはかなり素晴らしいものが味わえます。さて、それだけで読む価値があると思えるかどうか。それは人によるでしょう。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.43:
(5pt)

日本人には絶対に描けないな

素晴らし、の一言。この緻密さ、科学技術的情報の正確さ、ドラマティックな展開。着想と謎の深まり。実に面白い。と、まずは、上巻を読み終えたところで書きます。

ただし、注釈が必要でしょう。
私は、海洋生物学で博士号の学位を取り、現在も海洋エネルギー、環境問題を研究する現役の研究者であり教育者です。私の☆5つは、そんな私にとっては、と言う意味です。

この本を読むのに、必ずしも海洋環境、海洋生物、エネルギー問題の知識は必要ではないかもしれないが、膨大な科学技術の情報のもとに組み立てられている部分があるし、ロマンスやアクションより、生物の謎と不可解な海洋現象が話の柱だから、科学技術に全く縁のないヒト、海に全く興味のない人をどれだけ引きつけるのかは疑問です。
ただ、そんな方面に縁のないヒトでも、本読み、にはこの本を薦めています。
それ以上に、自分の授業には使いたいな。とか、同僚研究者には、もっともっと強く薦めるな、とも思っています。

さて、中、下と進むにつれて、この話しはどうなるのか。
楽しみでならんですわ。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.42:
(4pt)

スリリングな展開を予想させる第1巻

ドイツの海洋科学小説。パニックもの。あまりドイツの小説は読んだことがないが、帯の瀬名秀明のコメントに惹かれて読んでみた。

こういう環境保護ものが好きなわけではないが、読んでみるとちょっと恐ろしい。上中下の三巻で、ものすごく長い小説だが、この上巻は、クジラや生物の人間への反抗の始まりが描かれており、とってもスリリング。これからの展開も期待させる。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.41:
(4pt)

環境保護からSFへ

中巻は、地球を襲った大惨事が描かれている。津波、生物兵器?
これらの原因があんなことにあったなんて...

環境保護小説から一転して、本来のSFっぽい話になった。
深海のYrr 〈中〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈中〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)より
4150411719
No.40:
(3pt)

あっけない結末

いよいよクライマックスと思いきや、結末はあっけない。確かに面白いんだけど、どこかで読んだことがあるような...有川浩の『空の中』に似てるかもしれない。

それと最近、海洋ものを立て続けに読んだせいかな?『ハイドュナン』とか『モビィ・ドール』とか。そういえば、『ハイドュナン』、まだ途中だった。これも読まなきゃ。

ベストセラーになるぐらいだから、面白いんだけど、これだったら日本の小説の方が面白いかもしれない。捕鯨についても、ずいぶん悪者に日本はされてるし、なんかヨーロッパの環境保護の視点って自分には合わないのかな?
深海のYrr 〈下〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈下〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)より
4150411727
No.39:
(4pt)

意外な展開

上巻のうちはどうやって話が進むのだろうかと思ったが、なるほど、あのエピソードがこうからんでくるのかと、中盤から一気に話が進む
科学的考証、シーン描写も真実味があって興味深く読める。
まさかのファーストコンタクト

他のレビューあーも言ってるが、誰が会話してるのか分かりづらい、映画の話がくどい点は残念
あと、妙に日本の登場が多いのはドイツ人なのだからか?
次回作が楽しみだ。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.38:
(3pt)

少なくとも日本人にとっては冗長過ぎる

上中下巻通して読んだのですが、とにかく長かった、という印象です。ところどころ急に面白くなって読み進むのが早くなる部分もあったのですが、作品のテンションが持続することがほとんどなく、盛り上がる場面の次は盛り上がらない場面が来て、途端に読むのが辛くなる、ということが何度もありました。

特に下巻で非常に長々と、地球・大陸・海の歴史のようなものが語られるのですが、それがクライマックス手前であるために非常にイライラさせられました。映像作品であればここでスケールの壮大さや、地球の歴史、その中における人間、というようなことを視聴者に考えさせることもできたでしょうが、映像がなければ単にストーリーを止めてしまう冗長な長文としてしか機能していません。ここで「はよクライマックスいけよ」、とツッコミを入れたのは僕だけではないでしょう。
そこをなんとか読み進めた後の待望のクライマックスはかなりあっさりしており、その後のエピローグは作者の考えるエコ関係のお説教という流れも、肩すかしをくらったようでイマイチ読んだ達成感がなかったのが残念です。

またキャラクターが多いために人間模様を描いたサブプロットもかなり煩雑なのですが、煩雑なだけだとしか思えませんでした。
少なくとも「くせ者揃いのメンバーが様々なトラブルを通しながら人種・国籍・宗教の違いを乗り越えていき、最終的にみんなの心が一つになることで最強のチームが誕生、そして最終決戦へ」というタイプのお話ではなく、かなりあっさりキャラクターたちが出会って親密になるので、そこまで色々なキャラクターのエピソードはいらなかったんじゃないでしょうか。

作者の方はこの作品の取材に四年かけたそうですが、その中で得た情報の取捨選択をせずに全部放り込んだような作品になっています。豪華といえば豪華で、欲張り過ぎたといえば、正直そうでしょう。
ドイツでは大人気だったのだから、ドイツの方はこの作品を非常に楽しんだのでしょうが、もっと刈り込んで上下巻ぐらいの分量の方が、日本人の好みには合っているかもしれません。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700

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