沈黙への三日間
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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1999年6月に行われたケルンサミットにおける米国大統領暗殺計画が本書のおけるメインテーマだ。この暗殺計画が作者の創作物か否かは判らないが、これをモチーフに女性暗殺者と物理学者の対決という図式を描き出した。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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最高の腕を持つ女性テロリスト「ヤナ」のもとに暗殺の依頼がくる。 おりしもケルンでは先進国首脳サミット開催のため、各国要人を迎えるべく厳戒態勢が引かれていた。 たまたまその地を訪れ、暗殺阻止に奔走することになった物理学者のオコナーと広報担当のヴァーグナー。 ターゲットとその場所とは…。 上下2巻の大著。 上巻は、ほとんど登場人物のキャラクター設定のために割かれています。 各国首脳などは実名で登場します。 ストーリーがめまぐるしく展開するのは下巻から。 スピーディーな展開で、ラストもこのテの小説には珍しいエンディングですが、どうも無理がある設定でストーリーにのめりこめませんでした。 「最高の腕をもつ」といいつつ、最後はプロらしくない振る舞いですし。 ★3つがいっぱい。 | ||||
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前者のレビューに同感。 「深海のYrr」では、これまでのさまざまな物語の焼き直しではない、 斬新な着想とスピーティーな展開に、 ぐいぐいと引き込まれていきましたが、 この小説は、読むのに苦労するほど脱線、人物描写が饒舌すぎると感じられるところの連続で、 未だ上巻の半分までしかたどりついていません。 ああ、最後まで読む気になるかどうか・・・。 現代ミステリーのスピーディでスリリングな展開を期待している人にはおすすめできないかな。 | ||||
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『黒のトイフェル』、『深海のYrr』、『LIMIT』に続く、ドイツのベストセラー作家、フランク・シェッツイングの新作。今まで同様、ボリューム満点のサスペンス小説だけど、この上巻の展開は遅いかな。 1999年のケルン・サミットを舞台にした要人暗殺をテーマにした小説。コソボの問題などの民族紛争やNATOの軍事介入といった背景に、科学技術を絡めて、面白くまとめているのは、さすが著者らしいけど、長い小説が好きな私でも、ちょっとイライラするぐらい展開が進まない。この内容なら、半分のボリュームでいい感じがする。 主人公の科学者などの登場人物の設定などはいいんだけど、物語の展開があまり予想外なものもなく、しかもあまり進まないのが残念なところだ。 1999年という設定もちょっと古いような気もする。クリントン大統領やエリツィン、小渕首相なんて名前が出てくると、なんだか懐かしく昔のような気がしてしまう。ただ、民族紛争やテロは、あれから10年以上もたつが、9・11以降、なお激化していることを思うと、決して古びてはいないテーマだ。 | ||||
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