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深海のYrr



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深海のYrrの評価: 3.44/5点 レビュー 77件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(3pt)

翻訳のレベルが低い

話は面白いが、翻訳があまりよろしくない。
特に会話パートは直訳のような文が多いため、読むのに苦労する。これならまだ原文を自分で翻訳しながら読んだほうが理解できるかもしれない。
深海のYrr 〈中〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈中〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)より
4150411719
No.14:
(3pt)

作品として冗長すぎ! 結局は、エイリアンものです。

まずは、上、中、下巻で、小説として長すぎ。
恋愛、遺伝子、先住民族、生化学、世界地理(海底)、宗教論
など多岐にわたるサイドストーリーが、多数の登場人物に合わせて
書かれ、海底の住人Yrrとの戦いに、物語として厚みを持たせよう
としている。著者のその意図が、見え見えで読みこなすのが大変。
結局は、ラストの脱出艇の奪い合い、そして、自爆死での犠牲に
よる世界救済は、従来のエイリアンものパターンと全く同じ!! 
単に、宇宙が海底に変わっただけ。
プラス、Yrrはあまりに呆気なく敗れた感じで、大肩すかし。

世界的津波も、未知のウイルス感染の拡大も、この小説が書かれた
2007年には物語上の脅威であったが、その後、一部は現実化して
世界を襲っている。逆にその方が遥かな恐怖だ!
深海のYrr 〈下〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈下〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)より
4150411727
No.13:
(3pt)

深海のYrr

自分では決して手に取ることのない種類の本。
友人に勧められて読んだ。

とにかく、長かった。
こんなにだらだらする必要はなかったと思う。
これが上中下の三冊でなく、一冊にまとまっていれば
もっといい本になっていたのではと思う。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.12:
(3pt)

テンポ×

技術や学術について凄く丁寧にページを割いているところは、筆者の真面目さが感じられて好感が持てました。

ただそこに沢山登場する人物の描写が加わり、さらに場面もポンポン地球規模で飛ぶのでテンポが良くないです。

登場人物と場所絞って、一冊くらいにした方がよかったかも・・・ドイツ語でこのボリュームの本はエコに反する気が。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.11:
(3pt)

海好きならまあまあ

ブック○フの100円コーナーで売っていました。

読むでみると、反捕鯨の日本批判が目に付きましたが、
あちらのおクニの事情や主流もあるんでしょうから、それらは読み飛ばし。。。

(でも、食べるためや素材活用のための捕鯨はNGで、
 伝統保持だけのための鯨狩りはOKとはこれいかに? その方が生物の理から外れてないか?)

海洋ミステリー的な読み応えは、、、まあまあです。
てか、後半から政治的駆け引きの人間劇になりだしましたが。。。

全3巻みたいですが、
海洋ものというより、SF的な話に広がりそうな伏線は冒頭にもあったので、
そこは許容範囲でしょう。
むしろ。あと2巻続くなら、諸々がおざなりにならず、
ちゃんと全てがリンクして結末に行くのかな?と思えます。

ただ、それも100円だったからの評価ですね。
この本に1冊500円以上は出せません。
値段からすると、
ミステリー好きにも海好きにもSF好きにも、ちょっと中途半端ですね。
もちょっと安価なら☆も上げたいとこですが。。。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.10:
(3pt)

海洋版ソラリス。情感なし。

海。ゼラチン。言語が数学。などなどでSFの古典「ソラリス」を彷彿とさせます。
 他者とのコミュニケーションに常に不満感を抱えるアナワク、ヨハンソンを中心人物にすえていることからも著者がソラリスとその相互理解というテーマを意識しているのは分かります。
 しかし、ミステリーのようなエンタメ性を付け加えたことで登場人物の背景の物語と本筋の謎の進展がどうもフィットしなくなった気がします。間に入る心理描写が何か余計なものに感じられてページを飛ばしたくなるくらいです。
 海という叙情性を掻き立てる場所を舞台にしてるわりに殺伐とした雰囲気しか感じられないのはそのあたりが原因でしょうか。
 エンターテイメントとしても、多すぎる登場人物、乱脈な場面転換、科学や技術の長い説明のせいでページをめくる手が鈍ります。結局人にはあまり薦められません。
 ただ、豊富な科学知識が与える世界観の厚みのおかげで、落ち着いて考えるとちょっと苦しい気もする小説の大ネタ部分は不思議と荒唐無稽に聞こえません。その意味でSFの醍醐味としてはかなり素晴らしいものが味わえます。さて、それだけで読む価値があると思えるかどうか。それは人によるでしょう。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.9:
(3pt)

あっけない結末

いよいよクライマックスと思いきや、結末はあっけない。確かに面白いんだけど、どこかで読んだことがあるような...有川浩の『空の中』に似てるかもしれない。

それと最近、海洋ものを立て続けに読んだせいかな?『ハイドュナン』とか『モビィ・ドール』とか。そういえば、『ハイドュナン』、まだ途中だった。これも読まなきゃ。

ベストセラーになるぐらいだから、面白いんだけど、これだったら日本の小説の方が面白いかもしれない。捕鯨についても、ずいぶん悪者に日本はされてるし、なんかヨーロッパの環境保護の視点って自分には合わないのかな?
深海のYrr 〈下〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈下〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)より
4150411727
No.8:
(3pt)

少なくとも日本人にとっては冗長過ぎる

上中下巻通して読んだのですが、とにかく長かった、という印象です。ところどころ急に面白くなって読み進むのが早くなる部分もあったのですが、作品のテンションが持続することがほとんどなく、盛り上がる場面の次は盛り上がらない場面が来て、途端に読むのが辛くなる、ということが何度もありました。

特に下巻で非常に長々と、地球・大陸・海の歴史のようなものが語られるのですが、それがクライマックス手前であるために非常にイライラさせられました。映像作品であればここでスケールの壮大さや、地球の歴史、その中における人間、というようなことを視聴者に考えさせることもできたでしょうが、映像がなければ単にストーリーを止めてしまう冗長な長文としてしか機能していません。ここで「はよクライマックスいけよ」、とツッコミを入れたのは僕だけではないでしょう。
そこをなんとか読み進めた後の待望のクライマックスはかなりあっさりしており、その後のエピローグは作者の考えるエコ関係のお説教という流れも、肩すかしをくらったようでイマイチ読んだ達成感がなかったのが残念です。

またキャラクターが多いために人間模様を描いたサブプロットもかなり煩雑なのですが、煩雑なだけだとしか思えませんでした。
少なくとも「くせ者揃いのメンバーが様々なトラブルを通しながら人種・国籍・宗教の違いを乗り越えていき、最終的にみんなの心が一つになることで最強のチームが誕生、そして最終決戦へ」というタイプのお話ではなく、かなりあっさりキャラクターたちが出会って親密になるので、そこまで色々なキャラクターのエピソードはいらなかったんじゃないでしょうか。

作者の方はこの作品の取材に四年かけたそうですが、その中で得た情報の取捨選択をせずに全部放り込んだような作品になっています。豪華といえば豪華で、欲張り過ぎたといえば、正直そうでしょう。
ドイツでは大人気だったのだから、ドイツの方はこの作品を非常に楽しんだのでしょうが、もっと刈り込んで上下巻ぐらいの分量の方が、日本人の好みには合っているかもしれません。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.7:
(3pt)

おいてきぼりのYrr

上巻でYrrって何者?、どうするの?っと期待感が膨らんだだけに、
結局人間同士のどたばたに終わる展開にちょっと肩透かしを受けた感じ。

もうちょっとYrrと人間の係りを描いて欲しかった気もします。

オーソドックスな感じですが、映像化すれば壮大だろうなと思いました。
また、派手なアクション有りで映画向きでしょう。
深海のYrr 〈下〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈下〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)より
4150411727
No.6:
(3pt)

敵の存在

上巻では予想もつかない展開で、
結末はどうなるのだろうとわくわくしました。

このまま予測不能の状態で展開するかと期待しましたが、
Yrrの存在が明らかになるにつれて、だんだんアメリカっぽさが
前面に出てきた気がします。

敵か味方か? アメリカ中心のパワーゲームの匂いが漂うにつれ
科学ものから遠のいた気がします。

下巻に期待です。
深海のYrr 〈中〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈中〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)より
4150411719
No.5:
(3pt)

ドラマチックな展開が始まる。でもあいかわらず・・

本論と関係のない情報が多く、和訳も解り難くい。
加えて展開も遅いので、だんだんと読むのに飽きてきた。

中巻まで読んでも、登場人物に感情移入できないし。

ただ、上巻よりはドラマチックな展開が起こります。
そこだけが救いです。
深海のYrr 〈中〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈中〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)より
4150411719
No.4:
(3pt)

翻訳が酷過ぎる

大筋のプロットや世界観は面白い。
ただ、技術的な描写が冗長に感じ、
また、人物造型もイマイチ浅く主人公たちをどうも好きになれない。

それよりも、翻訳の酷さが一番気になる。
会話においては誰の発言によるものか戸惑う時もあるし、
文章の意味が一意に解釈できないケースも・・・。

翻訳が丁寧に仕上げられていれば、
面白い小説になっていたと思う。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.3:
(3pt)

ゼラチンやりたい放題

斬新な海洋サスペンス。ゴカイが自然災害を起こすくだりなんかは非常にスリリングで読み応えがある。筆者が映画好きなためか活字を読みながら映像だけでなく配役までも浮かぶ。

しかしながら、これだけ長い作品なので『ゼラチン質』にもう少しリアリティを追求して欲しかった。未知のものだから何でもありと言われればそれまでだが、『ゼラチン質』の歴史や生態、数はほとんどベールに包まれ、様態は神秘的というのは少しロマンチックすぎないか。

『ゼラチン質』の知性にも違和感を覚える。人類は『ゼラチン質』から自然との共存を学んだかもしれないが、一方の『ゼラチン質』は下僕である海洋生物の知能を蹂躙している。人類を改心させるためなら、オルカの1匹や2匹、ましてや下等なゴカイや蟹の犠牲は厭わんということならば、『ゼラチン質』も自らを理性ある支配者と考えている米国人に近く、そんなに崇高な代物ではないのではなかろうか?

という難癖は映像にしたら気にならないかもしれない。もともと映画好きの著者の作品だし、映像の方がリアリティが増す。長編なので思い切った編集で面白いところだけを抽出することも可能。既に映画化が決定しているようなので、監督と脚本家の腕に期待したい。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.2:
(3pt)

面白いかな??

温暖化による、メタンハイドレート、海流、生態系、等々に対する影響、その深刻さ、の情報を得ることが出来た。

 ゴーアさんが「不都合な真実」DVD版の追加部分で言及していた内容をやっと理解出来て、「そうだったのかぁ」と実感しながら読み進みました。

 ...が、読み物として、創作物としての印象は、つまらん。

 「Yrr」の名前の由来、この本のつまらなさは、この辺にも現れている、と思います。

 でも、でも、2時間に内容を凝縮して、派手な映像をくっつければ、立派な映画になる、とも思っています。その時は、原作のことは忘れてアクション映画を楽しみますよ。「オレは原作読んだんだぞ〜」って言いながら。(笑)
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700
No.1:
(3pt)

多少のネタバレあります。

分厚い文庫本3冊…

長い…

アナワクが主人公だとわかるまでかなりかかった。

登場人物の数は多いので、ストーリーが進むにつれだんだん減ってくることに安堵すら覚える。

しかしどうしても気になってしまうのは、ページ稼ぎのような文章の多さ。場面によっては出だしと終わりだけ読めば十分な部分もかなりある。

それからストーリー進行のペースが悪い。クライトンのように、多人数視点が謎が解明されるにしたがって一気に収束していく感じではなく、インディペンデンスの沈没によって無理やりまとめられていく感じがする。

しかし、映画にもなるようですし、その際は相当ハショる場面が多くなって、逆にすっきりするのではないかと期待しています。
深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)Amazon書評・レビュー:深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)より
4150411700

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