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13階段
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13階段の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全350件 161~180 9/18ページ
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確かに良く書けてる、とは思う。しかし、こういう重いテーマは、ノンフィクションなり純文学でやれば良い、とわたしは思う。重すぎるテーマがミステリの興趣を妨げてるような気がするし、逆にトリックというかミステリの落ちとかけれんみが折角の重いテーマにはふさわしくないような気がする。物語にどっぷり浸りこむというエンターテイメントの醍醐味は味わえなかった。 | ||||
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とても面白いです。脚本家のためか、テレビドラマ的な面白さがあります。 双子がさりげなく出てきて、何かあるかもと思いましたが、うまく使っていました。予想外でした。 賞をとるためにはしたがないのでしょうが、設定などで少し無理をしているかなというところもありました。 | ||||
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殺人と過失致死の境目。 適正な殺人事件捜査の重要性。 人間の行動を支配する動機の深遠さ。 人生のトラウマと戦い続けながら生きること。 保身と守るべきもの。 復讐の是非。 重いテーマを、難解な社会的問題提議をしながら 構成した今作品。 ミステリーとしても読み応え十分であり、結末も 納得。 伏線も、質・量・回収ともに満足。 読者に訴えかけてくるメッセージ性もあり、リアリティーも あるので、読んだ警察・司法関係者の方にぜひ感想をお聞かせ 頂きたい・・・。 映画での山崎努・反町隆史・大杉蓮も重厚な演技で最高でした。 | ||||
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殺人と過失致死の境目。 適正な殺人事件捜査の重要性。 人間の行動を支配する動機の深遠さ。 人生のトラウマと戦い続けながら生きること。 保身と守るべきもの。 復讐の是非。 重いテーマを、難解な社会的問題提議をしながら 構成した今作品。 ミステリーとしても読み応え十分であり、結末も 納得。 伏線も、質・量・回収ともに満足。 読者に訴えかけてくるメッセージ性もあり、リアリティーも あるので、読んだ警察・司法関係者の方にぜひ感想をお聞かせ 頂きたい・・・。 映画での山崎努・反町隆史・大杉蓮も重厚な演技で最高でした。 | ||||
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死刑囚の冤罪を晴らすための真犯人捜しのストーリーももちろん面白いが、 刑務官・南郷の死刑執行時やその後の苦悩こそがこの作品の最も大切な 部分なのかなと思う。死刑を執行する側の葛藤や苦悩など考えたことも 無かったので、読んでいてこみ上げてくるものがあった。 ミステリー部分も最後は二転三転とし、非常に良く出来た展開であった。 何となく予測がついた部分もあったが、さらに一工夫、二工夫が施され ているので、読後感も満足。 これがデビュー作だというのだから本当にお見事。 | ||||
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死刑囚の冤罪を晴らすための真犯人捜しのストーリーももちろん面白いが、 刑務官・南郷の死刑執行時やその後の苦悩こそがこの作品の最も大切な 部分なのかなと思う。死刑を執行する側の葛藤や苦悩など考えたことも 無かったので、読んでいてこみ上げてくるものがあった。 ミステリー部分も最後は二転三転とし、非常に良く出来た展開であった。 何となく予測がついた部分もあったが、さらに一工夫、二工夫が施され ているので、読後感も満足。 これがデビュー作だというのだから本当にお見事。 | ||||
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映画化もされている本書ですが、タイトルから今まで敬遠してきましたが、読まず嫌いだったことを後悔しました。 死刑制度という大変難しいテーマを重くなりすぎずに描いており、ミステリ小説として一気に読みきることが出来ます。 新人の方ようですが賞を獲られただけある納得の一冊です。 本書によって廃止か否かを結論つけることなど無意味ではありますが、興味を持ち議論することは大いに結構だと思います。 ただ、依頼人が散弾銃を携えて現れる、支配人が急に襲い掛かるというクライマックス2つの格闘シーンは余計だった気がします。 刑務官が収監されるというオチ(?)も個人的にはイマイチでしたので☆4つ | ||||
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映画化もされている本書ですが、タイトルから今まで敬遠してきましたが、読まず嫌いだったことを後悔しました。 死刑制度という大変難しいテーマを重くなりすぎずに描いており、ミステリ小説として一気に読みきることが出来ます。 新人の方ようですが賞を獲られただけある納得の一冊です。 本書によって廃止か否かを結論つけることなど無意味ではありますが、興味を持ち議論することは大いに結構だと思います。 ただ、依頼人が散弾銃を携えて現れる、支配人が急に襲い掛かるというクライマックス2つの格闘シーンは余計だった気がします。 刑務官が収監されるというオチ(?)も個人的にはイマイチでしたので☆4つ | ||||
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仮釈放された服役囚と,元刑務官が, 冤罪と思われる死刑囚の執行を食い止めるために調査を 依頼されるというストーリー. 死刑とそれに関わる人間の苦悩というシリアスな命題や, 服役囚とその保護司という普段は触れることのないというテーマを扱っている. 死刑を扱った作品の中でも,リアリティがあって,掘り下げ方も巧みで 刑罰のあり方というものについて考えさせられる. また,事件の真相はなかなか複雑だが,すべての伏線をきちんと回収しているし トリックもオリジナリティがある. ラストの落ちも含めてミステリーとしての完成度も高く, テーマ性だけでなく,エンターテイメントとしても十分楽しめる1冊. | ||||
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仮釈放された服役囚と,元刑務官が, 冤罪と思われる死刑囚の執行を食い止めるために調査を 依頼されるというストーリー. 死刑とそれに関わる人間の苦悩というシリアスな命題や, 服役囚とその保護司という普段は触れることのないというテーマを扱っている. 死刑を扱った作品の中でも,リアリティがあって,掘り下げ方も巧みで 刑罰のあり方というものについて考えさせられる. また,事件の真相はなかなか複雑だが,すべての伏線をきちんと回収しているし トリックもオリジナリティがある. ラストの落ちも含めてミステリーとしての完成度も高く, テーマ性だけでなく,エンターテイメントとしても十分楽しめる1冊. | ||||
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「江戸川乱歩賞」というタイトルに魅せられて読み始めたこの作品。「13階段」というとイメージからは考えられないほど奥の深い作品だと思います。死刑=悪い奴を処罰という考えでしかなかった私には、死刑囚及び、犯罪加害者の背負った十字架というものがこんなにも重いものだとは知りませんでした。そして、その十字架は執行人にまで及び、主人公の家庭までも破壊してしまう。 なんと重い罰なのだろうか。仮出所の三上純一が背負った十字架。南郷が思い描いた刑務官。そして、再出発をかけた樹原亮の冤罪への道。そして最後の結末。どれもこれも重い十字架だらけという感じであった。これはやはり、単純なミステリー、犯人探しではなくこの小説の柱である、「死刑」に対するそれぞれの考え方がいろいろなところで描き出され、考えさせられたのがいい作品へと繋がったのではないか。「江戸川乱歩賞」の名に恥じないいい作品であった。 | ||||
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「江戸川乱歩賞」というタイトルに魅せられて読み始めたこの作品。「13階段」というとイメージからは考えられないほど奥の深い作品だと思います。死刑=悪い奴を処罰という考えでしかなかった私には、死刑囚及び、犯罪加害者の背負った十字架というものがこんなにも重いものだとは知りませんでした。そして、その十字架は執行人にまで及び、主人公の家庭までも破壊してしまう。 なんと重い罰なのだろうか。仮出所の三上純一が背負った十字架。南郷が思い描いた刑務官。そして、再出発をかけた樹原亮の冤罪への道。そして最後の結末。どれもこれも重い十字架だらけという感じであった。これはやはり、単純なミステリー、犯人探しではなくこの小説の柱である、「死刑」に対するそれぞれの考え方がいろいろなところで描き出され、考えさせられたのがいい作品へと繋がったのではないか。「江戸川乱歩賞」の名に恥じないいい作品であった。 | ||||
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評判のミステリと期待して読んだだけに、イマイチ。 悪くは無いけど、素晴らしく良くも無い。 ミステリとしては平凡。見えない線がつながる様な驚きも無いし、設定や展開がややご都合主義的。 結末ありきで作ったような、やや雑で強引な構成だった様に思う。 また人物描写も主人公の元刑務官がどうにもらしくない。 あの軽薄さ加減はフリーライターとかの方が合ってるような・・・? 特筆なのは、死刑囚を取り巻く環境などの描写があった事。 これは良かった。 死刑囚になるという事(つまり犯罪者になる事)が自分とその家族など周りの人間にどんな影響を与えるのか、という事についての記載は興味深かった。むしろこれを主題にして欲しかった。 犯罪者になる事が如何に周りを不幸にするか。 この本が犯罪の抑止効果となる事を願う。 | ||||
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評判のミステリと期待して読んだだけに、イマイチ。 悪くは無いけど、素晴らしく良くも無い。 ミステリとしては平凡。見えない線がつながる様な驚きも無いし、設定や展開がややご都合主義的。 結末ありきで作ったような、やや雑で強引な構成だった様に思う。 また人物描写も主人公の元刑務官がどうにもらしくない。 あの軽薄さ加減はフリーライターとかの方が合ってるような・・・? 特筆なのは、死刑囚を取り巻く環境などの描写があった事。 これは良かった。 死刑囚になるという事(つまり犯罪者になる事)が自分とその家族など周りの人間にどんな影響を与えるのか、という事についての記載は興味深かった。 むしろこれを主題にして欲しかった。 犯罪者になる事が如何に周りを不幸にするか。 この本が犯罪の抑止効果となる事を願う。 | ||||
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文章はけっこうしっかりしてる。二転三転して面白かった。ただ死刑の考え方等いろいろ気にいらない。結局何が言いたいのかも良く分からんし、凶悪犯を死刑にした事をいつまでも引きずってるとか情けなさ過ぎる。 | ||||
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文章はけっこうしっかりしてる。二転三転して面白かった。ただ死刑の考え方等いろいろ気にいらない。結局何が言いたいのかも良く分からんし、凶悪犯を死刑にした事をいつまでも引きずってるとか情けなさ過ぎる。 | ||||
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最後までどんでん返しが仕掛けられていて飽きずに読んだ。面白かった。 | ||||
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最後までどんでん返しが仕掛けられていて飽きずに読んだ。 面白かった。 | ||||
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皆さんのレビューでも評価が高く、気になったので即購入!!いやー、面白い!!ミステリーは最近遠ざかっていたのですが、「江戸川乱歩賞」受賞は伊達じゃないですねあらすじとしては、刑務官と元服役囚の2人が被告人の冤罪を立証するため捜査を行うというものですが、・犯人は誰なのか?・証拠はどこにあるのか?などの、旧来のミステリの醍醐味がふんだんに盛り込まれていることは勿論ですが・犯罪被害者の救われない怒り・元服役囚に対する社会からの冷たい視線・死刑制度の賛否といった、社会的問題が旨く絡み、物語に重厚感を与えています。予想外に(?)面白く、他の受賞作も読んでみたくなりました。 | ||||
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皆さんのレビューでも評価が高く、気になったので即購入!! いやー、面白い!!ミステリーは最近遠ざかっていたのですが、「江戸川乱歩賞」受賞は伊達じゃないですね あらすじとしては、 刑務官と元服役囚の2人が被告人の冤罪を立証するため捜査を行う というものですが、 ・犯人は誰なのか? ・証拠はどこにあるのか? などの、旧来のミステリの醍醐味がふんだんに盛り込まれていることは勿論ですが ・犯罪被害者の救われない怒り ・元服役囚に対する社会からの冷たい視線 ・死刑制度の賛否 といった、社会的問題が旨く絡み、物語に重厚感を与えています。 予想外に(?)面白く、他の受賞作も読んでみたくなりました。 | ||||
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