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13階段
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13階段の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全350件 221~240 12/18ページ
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おもしろかった。 テーマは重いが、先が気になってどんどん読みすすめられます。 映画にもなりましたが、映画はこの作品の根幹に関わる部分の解釈が全く違います。 主人公の人格や、なぜ事件を起こしたか、意味合いが違ってくる(より悪い方向に)。 なぜ原作通りにしなかったのか?理解に苦しみます。 映画だけ見て「いまいちだった」と思った人にこそ、読んでほしい。 本当はもっと素晴らしい作品なんです。 | ||||
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先が気になるんだけど、じっくり読まないと何か大事なことを見逃しそうで、1行1行味わって読みました。しかし後半は我慢できずに一気読み。殺人という罪と死刑という罰。そんな重いテーマにもかかわらず、とても楽しめる作品でした。この作家の他の本も読みたくなります。ただテーマがテーマだけに仕方ないのですが、終わりが私好みではなかったので星は4つ。 なぜ人を殺してはいけないのか?という問いに、正直、答えられなかったことがありますが、この本を読んでひとつの答えを得た気がします。人が人を傷つける、それはほんの一瞬のことだけど、そこから広がる波紋はどれほど大きいか。加害者・被害者本人、家族、友人、だけでなく、その罪を調査する人、罪を犯したと判定する人、罰を与えると決める人、処罰を行う人、そしてその家族・・・。最初の一石さえ投じられなければ傷つくことのなかった多くの人たち。 死刑制度を維持しているのは、それを支持する国民でもなんでもなく、人を殺せば死刑になるということを知っていながら殺人を犯す者たちなのだ、という刑務官の心の叫びとも思える一文は心に残ります。 | ||||
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グレイブディッガーを読んで面白かったのでこちらも読んでみました。 ちょっと暗いかな、と思いましたが事件の真相にせまるところから 読むのが止まりませんでした。 最初から最後の最後まで飽きることなく伏線も見事で 面白かったです。個人的にはグレイブディッガーのほうが 好きですが物語の重厚感はこちらのほうが勝っていると感じました。 | ||||
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グレイブディッガーを読んで面白かったのでこちらも読んでみました。 ちょっと暗いかな、と思いましたが事件の真相にせまるところから 読むのが止まりませんでした。 最初から最後の最後まで飽きることなく伏線も見事で 面白かったです。個人的にはグレイブディッガーのほうが 好きですが物語の重厚感はこちらのほうが勝っていると感じました。 | ||||
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残念ながら著者の高野和明は知りませんでしたが、何故かタイトルに惹かれ手に取りました。 主人公は、喧嘩で相手を殺してしまった「三上純一」と刑務官「南郷正二」。 死刑制度、司法制度、保護観察などに関する内容が出てくるなど若干重い部分もありますが、全体を通して見ると重すぎる訳ではありません。 後半になるにつれて、展開がスピードアップしていきますので読みやすく、重いテーマを、その構成や描写力で上手く娯楽作品に仕上げています。 長いトンネルを出た瞬間の、あの眩しさを本著を読んで感じてみて下さい。 | ||||
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残念ながら著者の高野和明は知りませんでしたが、何故かタイトルに惹かれ手に取りました。 主人公は、喧嘩で相手を殺してしまった「三上純一」と刑務官「南郷正二」。 死刑制度、司法制度、保護観察などに関する内容が出てくるなど若干重い部分もありますが、全体を通して見ると重すぎる訳ではありません。 後半になるにつれて、展開がスピードアップしていきますので読みやすく、重いテーマを、その構成や描写力で上手く娯楽作品に仕上げています。 長いトンネルを出た瞬間の、あの眩しさを本著を読んで感じてみて下さい。 | ||||
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いやあ、面白いです。 長編なんですが、先が気になって、気になって、もう一気にいっちゃいます。 映画になったようなので、見た方も多いかも? 社会の矛盾やら、死刑制度の是非やら、いろいろ考えさせられることもありましたが、 それよりなにより、テンポといい、設定といい、本当におもしろい。 映画を見た方も、読んでなければ、ぜひ読んで欲しいです。 自信を持って、お奨めできる本です。 | ||||
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高野さんは初めて読みました。 ある死刑囚をめぐる導入から始まって、主人公青年と刑務官の登場 から始まって、最初は見えてこなかった物語の構図が、話の進展に つれて徐々に明らかになってきます。 とともに、日本の法制度、刑罰制度、司法制度、死刑制度、保護観察 制度など罪と罰、更正に関する綿密な調査の成果が随所にちりばめられて おり、作者の綿密で丁寧で広範囲にわかる調査と熱意が伝わってきます。 後半へ進むほど読み手に映像イメージがわきあがってきて、クライマックス に向かって速度を増しながら、真実と万華鏡がひとつに収斂していく 巧みな構成をとっています。 タイトルが持つ二重の意味深長さもさることながら、市民が知る機会の少ない 刑法の世界と、特に私になじみのあるリアルな房総を舞台にした、大変 よく描けた佳作といえると思います。 | ||||
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高野さんは初めて読みました。 ある死刑囚をめぐる導入から始まって、主人公青年と刑務官の登場 から始まって、最初は見えてこなかった物語の構図が、話の進展に つれて徐々に明らかになってきます。 とともに、日本の法制度、刑罰制度、司法制度、死刑制度、保護観察 制度など罪と罰、更正に関する綿密な調査の成果が随所にちりばめられて おり、作者の綿密で丁寧で広範囲にわかる調査と熱意が伝わってきます。 後半へ進むほど読み手に映像イメージがわきあがってきて、クライマックス に向かって速度を増しながら、真実と万華鏡がひとつに収斂していく 巧みな構成をとっています。 タイトルが持つ二重の意味深長さもさることながら、市民が知る機会の少ない 刑法の世界と、特に私になじみのあるリアルな房総を舞台にした、大変 よく描けた佳作といえると思います。 | ||||
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宮部さんの帯の言葉に惹かれて手にした一冊。 私はまだ高野氏の他の著作を読んだことがないのであまり迂闊なことは言えないが、この作品に限っては、冒頭から最後の最後まで、緊迫感とスピード感がぴんと張り詰めており、その力は読み手をぐいぐいと作品の中へ引き込まずにはいない。 そして一気に読み終えた後、読者は、この作品のテーマとなっている死刑制度や冤罪についてを、自ずから考えずにはいられなくなるのだ。久しぶりに、読み終えてもしばらくの間、脳裏に焼き付いて離れなかった一冊。 | ||||
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宮部さんの帯の言葉に惹かれて手にした一冊。 私はまだ高野氏の他の著作を読んだことがないのであまり迂闊なことは言えないが、この作品に限っては、冒頭から最後の最後まで、緊迫感とスピード感がぴんと張り詰めており、その力は読み手をぐいぐいと作品の中へ引き込まずにはいない。 そして一気に読み終えた後、読者は、この作品のテーマとなっている死刑制度や冤罪についてを、自ずから考えずにはいられなくなるのだ。久しぶりに、読み終えてもしばらくの間、脳裏に焼き付いて離れなかった一冊。 | ||||
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高野和明の名前を知らなくても,映画がイマイチだったらしいことを知っていても,是非手に取って読んで欲しい。 少し分かりにくい箇所や強引な箇所があるが,緻密な構成,ちりばめられた伏線,何より重く考えさせられるテーマを上手に探偵物や活劇物の要素でくるんで,上質なエンターテイメント作品として成り立たせている。 また,読者の年齢によっても,どの登場人物に感情移入するかが変化する。誰に共感するかで,物語は少しずつ違う表情をみせるのも素晴らしい。 ケンカで運悪く相手が死んでしまうと大変なことになる。ケンカはしてはならないなと思わされること間違いなしである。一方で,子供がいる人なら,もし自分の子供が殺されたら....犯人を許せるだろうか。 読了後,損したとは思わないですむ作品である。 絶対的な正義がない以上,法律がルールである。しかし,このルールは時に非情である。 | ||||
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高野和明の名前を知らなくても,映画がイマイチだったらしいことを知っていても,是非手に取って読んで欲しい。 少し分かりにくい箇所や強引な箇所があるが,緻密な構成,ちりばめられた伏線,何より重く考えさせられるテーマを上手に探偵物や活劇物の要素でくるんで,上質なエンターテイメント作品として成り立たせている。 また,どの登場人物に感情移入するかで,物語は少しずつ違う表情をみせるのも素晴らしい。絶対的な正義がない以上,法律がルールである。しかし,このルールは時に非情である。 ケンカで運悪く相手が死んでしまうと大変なことになる。ケンカはしてはならないなと思わされること間違いなしである。 読了後,損したとは思わないですむ作品である。 | ||||
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ミステリーとしてもスピード感があり、評価は高いのは妥当ですが、テーマは重く、そして、貪欲なほどに広い、という印象を受けました。ミステリーに巧くしたててありますが、文章力、構成力から考えて、あえてミステリー分野ではない形で読んでみたかったような気もします。映画は観ていませんが、映画化された作品を高野氏が決して満足のいく評価をもってしていないというところは、ミステリーが前面に押し出されていたからではないかと、うがってみました。 うまく表現できないのですが、テーマの多面的な描き方が、日本の作品ではないような雰囲気を持っていたように思います。 | ||||
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ミステリーとしてもスピード感があり、評価は高いのは妥当ですが、テーマは重く、そして、貪欲なほどに広い、という印象を受けました。ミステリーに巧くしたててありますが、文章力、構成力から考えて、あえてミステリー分野ではない形で読んでみたかったような気もします。映画は観ていませんが、映画化された作品を高野氏が決して満足のいく評価をもってしていないというところは、ミステリーが前面に押し出されていたからではないかと、うがってみました。 うまく表現できないのですが、テーマの多面的な描き方が、日本の作品ではないような雰囲気を持っていたように思います。 | ||||
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早く続きが知りたいと、心から思える1冊です。 次から次へと起こる様々な展開に目が離せませんでした。 文章構成は本当に上手いです。読者を飽きさせない術を心得ているようです。 ひとつのドラマを見ているような、そんな気がしました。 また本だと実際のドラマと違い、自分の気持ちや空き時間次第で一気に読めちゃうのもいいですね。 私はこの本でミステリーのホントの面白さを知ったような気がします。 冤罪・・・それは罪の無い人間に罪をきせること。 そんな人間の命をかけた過ちに本気で立ち向かおうとする刑事たち。 最後にはえっこんなことが・・・って思えることが多くあって本当に面白い本です。 | ||||
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早く続きが知りたいと、心から思える1冊です。 次から次へと起こる様々な展開に目が離せませんでした。 文章構成は本当に上手いです。読者を飽きさせない術を心得ているようです。 ひとつのドラマを見ているような、そんな気がしました。 また本だと実際のドラマと違い、自分の気持ちや空き時間次第で一気に読めちゃうのもいいですね。 私はこの本でミステリーのホントの面白さを知ったような気がします。 冤罪・・・それは罪の無い人間に罪をきせること。 そんな人間の命をかけた過ちに本気で立ち向かおうとする刑事たち。 最後にはえっこんなことが・・・って思えることが多くあって本当に面白い本です。 | ||||
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高野和明・著。江戸川乱歩章受賞作の通り、推理もの。だけどどこか心に訴えるものがあるので、推理物がすきな大人の男の人に結構指示集めてます。紹介したらどの人も、反応よかったですもん。最後に明かされる真実には泣きました。といっても、難しくてトリックとか、高校生時代の私にはあまり理解できませんでしたが、それでもなんだか切ないなぁと思いました。 宮部みゆき氏絶賛な作品です。内田康夫とか、宮部みゆきとか、赤川次郎とか、真保裕一とかそこらへん好きな人にはツボな作品だと思いますよー。文庫本にもうなってるんでぜひどうぞ。 | ||||
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高野和明・著。江戸川乱歩章受賞作の通り、推理もの。だけどどこか心に訴えるものがあるので、推理物がすきな大人の男の人に結構指示集めてます。紹介したらどの人も、反応よかったですもん。最後に明かされる真実には泣きました。といっても、難しくてトリックとか、高校生時代の私にはあまり理解できませんでしたが、それでもなんだか切ないなぁと思いました。 宮部みゆき氏絶賛な作品です。内田康夫とか、宮部みゆきとか、赤川次郎とか、真保裕一とかそこらへん好きな人にはツボな作品だと思いますよー。文庫本にもうなってるんでぜひどうぞ。 | ||||
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最後、一応決着はするのですが、後味は悪いと私は感じました。 それはつまり、過去の事件の事です。 主人公にも問題はあるのでしょうが、やりきれません。 これ以上はネタばれになるので、深くは書きませんが、私はこのような重い作品は苦手です。 しかし、出来そのものは良いと思いますので、☆は4つにしました。 最初の設定で刑務官と元殺人犯の一般人が謎を追いかけるというものには、少し無理を感じたのですが、それはちゃんと説明ができているのでよいです。 しかし、サスペンスとしての盛り上がりも大きい作品とは思いますが、 私は好きにはなれませんでした。 | ||||
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