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(短編集)
退職刑事
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退職刑事の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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評論書『黄色い部屋はいかに改装されたか?』で、都筑道夫は「トリックよりロジックが大切だ」というようなことを言っている。そしてその実践例として、自らの『退職刑事』シリーズから「ジャケット背広スーツ」という作品を創った経緯を述べている。 それで興味をもち、本書を読んでみたわけだが…うーん、あまり面白くなかった。よく考えてみれば、わたしは『隅の老人』も『九マイルは遠すぎる』もあまり楽しめなかった記憶がある。トリックよりロジック、そしてロジックよりプロット、と考えるミステリファンなのだ。 都筑道夫はまた「名探偵は必要」という主張でも知られるが、本書ではあまりに登場人物がキャラ立ちしていなくて、魅力が感じられないことも残念だった。短編集だから仕方ないのか? でも名探偵が必要と言うなら、短編集であってもそれなりのキャラクターを創造してほしかった。 解説では、褒めているのか褒めていないのかよくわからない解説を法月綸太郎が書いている。要は手放しでは褒められないが、褒めるべきところがないでもない、ということだろう。シリーズは6冊まであるようだけれど、もういいかな、十分かなという気がしている。 | ||||
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かつては硬骨の刑事、今や恍惚の刑事になりかかった父親が、捜査一課の現職刑事である息子の家を頻々と訪れる。五人いる息子のうち、唯一同じ職業を選んだ末っ子から現場の匂いを感じ取りたいのだろう。その息子が目下捜査中の事件について話を始めると、父親はあれこれと突っ込みを入れ、あげく真相を引き出してしまうのだった……。記念すべき第1作「写真うつりのよい女」をはじめ、推理の過程が秀逸な「ジャケット背広スーツ」など、7編を収録。 | ||||
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悪くはないとは思うんだけど 昭和だなぁって感じ | ||||
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