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(短編集)
光の帝国 常野物語
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光の帝国 常野物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 81~89 5/5ページ
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短編集なのだが、それぞれが本当に面白い。 何処か神秘的で壮大で「常野」の世界にどっぷりはまってしまいます。 「光の帝国」は泣けちゃいます。 ただ、短編なのが惜しいところ。 これだけ常野の世界が広がっているのだがから、長編で読んでみたい! | ||||
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ちょっぴり不思議な力を持つヒト達の物語です。 それぞれが序章、みたいなストーリーなので、ヒトによっては欲求不満を感じるかもしれません。続きを待つのが苦痛ではなく、自分で色々と想像するのが好きなヒトにはオススメです。 また、作者の個性が一番つまった作品だと思いますので、恩田作品の入門書として読むのも良いかもしれません。 | ||||
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恩田陸の感性が私にぴったりハマるのがわかってきた。 好きな話の方向性というものが似ているのだ。光の帝国というタイトルは未来を案じさせるが常野物語というサブタイトルは過去を感じさせる。 「常野」から来たという彼らは何かしらの不思議な力を持っている。 穏やかで知的で、権力への志向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮す人々。常野一族を巡る連作短編集。 能力者でありながら、ひっそりと暮しているという部分に好感が持てる。 SFのようなのに物静かなのだ。 ファンタジーにも取れるのに現実にほど近い。 読み終わった後の清清しいこと。数年前にNHKでドラマ化されていましたが、そんな短時間ではこの小説のよさはわからないだろうと悲しくなりました。 | ||||
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いわく形容し難い、善意の話なのに居心地が悪い、ひょっとすると話のせいではなくて作者どののもとから持っている資質なのかもしれないが。人物が皆ひたむきで魅力的で、どこか世界とずれたところを生きている。常世というさまざまな不思議な能力を持った、大人しく温和で、力を持ちながら容易に世間に溶け込んで生きていく一族と土地に絡んだ連作短編。 ていうか……っ、先にも後にも大量のドラマを抱え込んでいそうな人物が続発! 先を楽しみにするというのも小説の醍醐味のひとつだがここまで数が重なると欲求不満になりかねん(笑)。続刊してますけどねー、それでも先は長そうだ。挙げ句作者どのまで、あとがきで似たようなこと書いてるし……やはりそうか。 | ||||
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ここしばらく小説を読んで泣く、ということが無かった。 それは映画でも同じなのだが「ここで泣け」と言うような場面が決められているようで天邪鬼的だけど涙は出なかった。「6番目の小夜子」を読んでから恩田陸は気になる作家のひとりでもあった。そんな時、友人から「いいよ」と薦められたのもあり文庫も出ていたのでこの本を手に取った。ファンタジー的な要素も含まれているけれど、それだけでなくどんな人間の心の中にもある優しさをふんわりと出してくれる、そんな気持ちになる温もりのある小説だったと思う。人目をはばからず泣いてしまった…通勤帰りの電車の中だったけれど(笑)出会えて嬉しい1冊。 | ||||
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恩田陸の新たな領域を切り開いたこの作品。登場する常野の人々はだれもが、権力への志向をもたずにひっそりと生きる人々です。時に常野の人々が遭遇するふつうの人間とのかかわりを様々な視点から見つめた哀しさと愛しさにあふれるこの一作。これはゼナヘンダースンの「果てしなき旅路」(ピープルシリーズ)へのオマージュとしてささげられたものです。不思議でありながらも人間らしい感動を味わえるでしょう。 | ||||
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現実にはありえない―ありえないと思いながらも、この世のどこかに心安らぐ懐かしい場所があるのではないか。これは短編集ながらも、全編通して人の中に眠るそんな感覚が、呼び覚まされてならない気がしました。又、この筆者による『空間』の描写方法はこの本に限らず秀逸で、一度引き寄せられたら、読み終わるまでその世界に迷い込むような錯覚さえ覚えるものです。ノスタルジィ漂う『光の帝国』、読んだ者だけが知る感覚に溢れた空間がこの本にはあると思います。 | ||||
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子供のころ読んだ物語は、いつでも何かのきっかけでその世界に入り込んでいけそうな、そんな不思議なリアルさを持っていました。 この物語も、私たちの日常生活のどこかに つながる扉を持っているような、そんな世界を感じさせます。 常野という世界が本当にあってほしい。 そして、そこに集う人々に幸せになってほしい。 祈るような思いとともに、まだまだたくさん、 この物語の続きを読みたい、、、そう思わずにいられません。続編が出るのでしょうか??? | ||||
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