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帝王、死すべし
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帝王、死すべしの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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題名はクイーン「帝王死す」から採ったものだろうが、内容は作者得意の叙述トリックものである。日記体を多用していたり、現在の事件が過去の事件を反映していたりするのは何時もの如くなのだが、往時の冴えは全く感じなかった。これだけのpoorなオチを用意するのに450頁以上掛かっている辺りにも作者の力量の衰えを感じざるを得なかった。 本作のモチーフは"いじめ"問題と「***」問題なのだが、主に中学生の日記体で物語が綴られているせいもあって、読者に迫って来る(往年の)作者特有のドロドロとした怨念が感じられず、求心力が乏しく極めて平板な物語展開。錯綜した謎がある訳でもなく、上述した通りオチも極めてpoorなのだ。 作中に、新人賞を取った後、スランプが続き、今では売れない作家が出て来るのだが、その作家の応募作品に対して編集者が以下の様に評する。 「昔のような切れ味や冴えがなく、腕がなまった」 この一節を作者がどのような気持ちが書いたかを推し量ると胸が痛い。デビュー当時からの作者のファンとしては、起死回生の一作を期待したい。 | ||||
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あまりおもしろくないなー。いじめものはつまらない、特に家庭内のは | ||||
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