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(短編集)
失はれる物語
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失はれる物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全143件 61~80 4/8ページ
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それぞれの物語の共通項は、主人公が心に何かしらの闇を抱えているということ。でも、物語を通して、その闇が払拭されるとまではいかないかもしれないけど、ほんの一筋の希望の光が見えてくる。世の中そんなに捨てたもんじゃないよって言われてるみたいです。生きる勇気を与えてくれる、そんな作品です。 | ||||
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★3、5 失はれる物語は★5で傑作。calling youと傷もまあまあ。マリアの指は今一。 作者にセンスは感じるが、軟弱、負け犬みたいな主人公が多いような。もう少し力強さが欲しいかな。 | ||||
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乙一さんの ふんわり と 切なさ が詰まった作品 優しさと切なさと少しのやるせなさに、 ふんわりするんだけどどこか物悲しい 読み終わった後に本を胸にため息ついちゃう そんな本です 幸せは子猫の形が好き 君にしか聞こえないは切なすぎる | ||||
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乙一の作品は女性の登場キャラがどれも魅力的すぎます。 | ||||
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こちらの乙一作品は結構ストライクな作品でした。乙一作品は「GOTH」「ZOO」と読みましたが、黒い作品ではなく感動するようなこういう方向が一番いいのではないでしょうか。乙一の書く女性がストライクなことが多い・・・。(あだち充の書く女性って感じです。) | ||||
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こちらの乙一作品は結構ストライクな作品でした。乙一作品は「GOTH」「ZOO」と読みましたが、黒い作品ではなく感動するようなこういう方向が一番いいのではないでしょうか。乙一の書く女性がストライクなことが多い・・・。(あだち充の書く女性って感じです。) | ||||
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デビュー作の「夏と花火と私の死体」で興味を持ち、「GOTH」で断念(犬を殺す時点でダメでした)。なんせ残虐系がダメなんです。 しかし、ここのレビューを見てこの作品を思いきって購入。そして感動。平坦な文章に変わりはないのですが、読後感がまったく違う。ちょっと寂しいんだけど心に残る温かさのようなものがあります。 自分の中で著者のイメージが180度変わった一冊でした。オススメです。 | ||||
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短編集というと大抵いいのと悪いのとが混ざっていたりするものだけど、この本は『Calling You』『失はれる物語』『傷』『しあわせは子猫のかたち』『ボクの賢いパンツくん』『マリアの指』『ウソカノ』の七作すべて良かった。 とくに『Calling You』『失はれる物語』『ウソカノ』はキレイです。 最初の話である『Calling You』を読み始めたときには、ああ、これもありがちな救いようのない暗い話かなと勘違いし、読むのをしばらくやめていたのですが、気が変わって読み始めると、全然違いました。読んでよかったです。希望をもらえました。 『ウソカノ』もいい。いじめや孤独を扱った話の多くでは、(例えば重松清の話〔『ナイフ』とか『疾走』とか]は)読み終わった後、深い絶望感を味わうのですが、この人の話には光がある。主人公が行動している。人気のあるかわいらしい女の子に向かって、冴えない主人公の男の子が正当な抗議行動に出ている。素晴らしい勇気だ。乙一、かっこいい! | ||||
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『しあわせは子猫のかたち』 読む前でも読んだ後でもいい。 ハンバートハンバートの『おなじ話』という曲を是非聴いてみてください。 後半、自然に私の頭の中で流れてきました。 おなじ話 | ||||
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乙一の短編集ってこんな感じだったっけ? SFのような、ホラーのような、ファンタジーのような。 どれも皆、映画になってもおかしくないような映像的な作品だった。 特に最初の携帯の話が切なかった。 少女にも読ませられるような、やさしくてちょっとさびしい作品集。 | ||||
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「Calling You」「失はれる物語」「傷」「手を握る泥棒の物語」「しあわせは子猫のかたち」「ボクの賢いパンツくん」「マリアの指」「ウソカノ」とたっぷり詰まった一冊。 「Calling You」「傷」は映画にもなっています。 胸キュン系のお話ですが、「しあわせは子猫のかたち」「マリアの指」にはミステリー要素も入っており、何度読んでも楽しませてくれます(私は10回くらい読んでいます)。 年齢、性別関係なくこの本はオススメです。 | ||||
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この作品で初めて乙一さんを知りました。 Calling Youで泣きました。そして傷も感動しました。 松山ケンイチさんが帯で言っているとおり、10代の方には絶対お勧めです! | ||||
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読んでいて心地良い短篇集。 どの作品も味があって、外れがない。 全体的な雰囲気が確立されているので、それが合わない人には面白くないかも知れないけれども。 巻末のショートショートに、この著者の作風が凝縮されている感がある。 | ||||
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最近「夏と花火と私の死体」を読んで、若いのに凄く腕のある作家さんだなと思って、別の本を読み出しました。 この本は美容院で扉を開けたのですが、もう冒頭のお話から目が潤んで2話でやめました。 印象に残ったお話を幾つか。 「Calling You」 孤独な少女が頭の中で想像した携帯電話で他者と繋がるお話ですが、今が辛くても生きていこうという勇気を与えてくれる切ないお話でした。 「失はれる物語」 事故で体が麻痺してしまった主人公が妻の指で弾くピアノによって、人として大事な思いやりや愛を取り戻していくという受け止め方を(私は)しましたが、入院している家族のいる身としてはラストが哀しかったです。 「手を握る泥棒の物語」 泥棒が壁越しに被害者の手を握りしめざるを得なくなる羽目に陥るという面白い着想のお話で、成長していく上での親への複雑な感情が底辺にあり、また、ラストがしゃれていて好きです。 「しあわせは小猫のかたち」では、主人公が見えない幽霊と一つ屋根に暮らすお話で、「目を向ければ、きれいな物はいっぱいあるんだよ」と教えてくれる、優しいお話でした。 短編集なので読みやすいですし、是非是非お勧め。 でも、電車の中とかでは読まない方が安全です!それかハンカチ握り締めて読んで下さい(笑)。 | ||||
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代表作を読んで思わず涙がぽろぽろと…。 読んだあと優しい気持ちになれる、そんな短篇集です! | ||||
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なんか・・・ 一言でまとまると 世にも奇妙な物語を劣化させたみたい。 | ||||
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「しあわせは子猫のかたち」という可愛らしい短編の題名に惹かれ、初めて乙一さんの作品を読みました。 前々から評価が高かったので、とても期待していたのですが、一言で言うと「微妙」。 淡々と物事が進みすぎて「あれ?」ってことが多かったです。 それに細やかな心理描写が少なかった為、ストーリーは可愛らしいのに物足りないまま終わったのが残念でした。 乙一さんのファンには申し訳ありませんが☆3つとさせて頂きますm(_ _)m | ||||
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初めての乙一さんの作品を読みました。私は「傷」が映画化されるのを知って興味を持ったのですが・・・読んで見るとなんか正直言って「なんじゃこれー」って感じでした。 発想はとても面白いのですが限界があると思います。 まぁ、ひとそれぞれなので感じ方は違うと思いますが。。。。 | ||||
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まず装丁が美しい。そして六つの物語、すべてが美しい。『手を握る泥棒の物語』はユーモラスな明るい話だが、他はすべて事故や殺人などが絡んでいる。しかし陰惨な話にはならない。独特の優しさや透明感があり、特に『しあわせは子猫のかたち』は陽だまりのような温かさと初夏の朝のような清々しい読語感である。表題作の『失はれる物語』は重いテーマだが主人公の強さと優しさに心打たれる。『CALLING YOU』『傷』の主人公達もいじらしくて抱き締めたくなってしまう。ミステリ、ホラー好きなら『マリアの指』をどうぞ。とにかく、すべての方に自信を持ってお薦めできる一冊なのである。 | ||||
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どのお話も好きですが、とくに幸せは猫のかたち が最高でした。電車の中ではらはらと泣いてしまいました | ||||
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