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下町ロケット
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下町ロケットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全611件 401~420 21/31ページ
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中学生の子どもが読みました。 途中「今、こうなってる」と話してくれ、読みすすめるのが楽しみなようでした。 | ||||
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リアリティ、実現性や現実とのギャップはとりあえずおいといて、読み物としてのクオリティは非常に高い。 テンポのよい文体と回りくどさの無いとんとん拍子のストーリー構成。厚さや見た目に反して、早ければ3時間程度で十分読了可能である。 登場人物も「中小企業サイド」「悪の大手企業」「強い巨大企業」「家族」「銀行」と非常にすっきり分かれており、キャラも立っているのですっと話が入ってくる。「あれ、これ誰だっけ?」などと言いながらパラパラ戻って探すことはおそらくないだろう。 星をひとつ減らした理由としては、ストーリーにひねりが少ない点である。これは人によっては読み物として致命的欠陥たり得るかもしれない。 よく言えばすっきりしているのでスラスラ読めるが、割と序盤で話が読めてしまうかもしれない。あっと驚くとんでもないどんでん返しがあるわけではない。 ただこの作品の主題は知的財産権の争奪ではない。中小企業や下請け企業の悲哀と、日本の誇ってきたものづくりの精神、仕事の意義、そしてビジネスにおいて勝者とともに必ず発生する敗者の心境・・・・・それらを鮮やかに描き出し、自ら考え直すことではないかと私は考える。 ゆえにストーリーのひねりはその目的を達成するにあたってはさして重要でないと考えたため、星をひとつ減じるに留めた。 さすが直木賞、と言わしめる作品だった。 ぜひ一度読んでみることをお勧めします。 | ||||
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「いい人と悪い人」が登場人物のほとんど。 社会の大多数を占める「普通の人」はあまり出てこない。 主人公の周りに群がる人物像があまりに画一的でゲップが出そう。 特に主人公と対立する側の人間。 傲慢・尊大・横柄・夜郎自大・自意識過剰・勘違い・オレサマ・ 権勢欲・出世欲・虎の威を借る・バカetcetc。私もそこそこの長い 時間を社会に出て過ごしてきたが、この本に出てくるみたいに 「悪意の固まりしかない」人間にはほとんどお目にかかったことが ない。 どんな愚かに見える人間にでも少しくらいの人間臭さや可愛い 部分はあったりするもんだと思うのよ。それが人間だろう、と。 どんだけ権謀術数を巡らしても家に帰ったら嫁に頭が上がらない とかさ。 ところがこれに出てくるナカジマやテイコクの人間には「悪く書いて やろう」という意識がたっぷりの人間がわんさか出てくる。 「どうせ後でオレたち落ちぶれるからね。その時にカタルシス を味わってね」と言いたげなくらいに悪意に満ち満ちた人々。 とにかく主人公を窮地に追いやろう追いやろうとする。 人間ってそんなもんだろうか? とにかく単純に二極化された人物像設定にいい加減疲れた。 これが直木賞なのか。最近思って来たんだが、〇〇賞を取った からっておもしろい(=自分に合う)、ってわけじゃないんだな。 | ||||
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中小企業の心意気が読者にモチベーションを与える。アクションを引き起こさせてくれた。 | ||||
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世の中には多種多様な娯楽がある。 漫画、アニメ、音楽、TVゲーム、ドラマや映画、そして、小説など・・・。 どれをチョイスするかは、その人次第だが、ジャンル問わず本当に心の底から、「面白い」と言える作品には、そうやすやすとお目にかかれるものではない。 僕にとってこの「下町ロケット」は、本当に面白い小説だった。 正直、この面白さは、早々味わえないと思っている。 一口に小説と言っても色々だ。 有名な作品だからと言って、紋切り型に自分も好きになるとは限らない。 自分の場合、寧ろ失望する事の方が多かった気がする。 「〜賞を取ったから」とか、「TVドラマ化」などの謳い文句は、作品の価値とは必ずしも一致しない物だ。 だが、この「下町ロケット」は、直木賞と言う看板を預けても、なんら遜色ない。 もう正しく、受賞が大納得の快作だった。 僕は、思う。 純文学とか、抽象的な世界を表現している作品よりも(勿論、良い物もありますよ!)、「下町ロケット」みたいに、ガッツリと「面白い!!」と思える作品の方が僕は、好きなんだと・・・。 | ||||
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母が興味を示し買わせていただきました♪ しみじみと、日本の未来について語ってくれる本です♪ | ||||
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キャラクターで、印象的なのはやはり殿村。作者が銀行員だったから、作者の成りたい姿が反映してる。 特許紛争は物足りないがマニアックでは普通な読者は退屈だろうし。 特許の中間処理やってたので優先権主張当たりの経緯をより詳しく知りたい。 展開に期待させ、一息で読めてしまい勿体ない感じ。 社長の趣味で20億円要素開発されたら、そりゃ怒りだす冷飯開発者もいるよね。その辺のリアリティーをツッコムと、議論あるだろけど、これは小説ですから、ワザワザ詰まらない本を読みたいと、思わないし怒りは良く分かります。開発のマネージャーなら読みながら泣く場面です。 特許弁護士外伝とか、特許紛争の二次創作とか無いのかな? | ||||
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ロケットエンジンの研究者として、一度はあきらめたロケット開発 で、形は違えど自らが経営する会社の技術で、その夢を実現しようと する、熱いドラマです。 小説なので、都合のいいように話が進みすぎる部分があったり、 運転資金の確保でのくだりでの、銀行の貸し渋りぶりが 最終的に優良企業であるとのことで、大企業の監査担当との 結論と合致しないであったり、と細かい部分は荒削りですが なんといっても、ストーリーが面白くてあっという間に ページが進んでいきます。 きっと、デフォルメしているだろうけど、大企業と技術が ある中小企業の関係であったり、社長の苦労であったり、 サラリーマンをしていれば、一度は「そうそう」と頷いて しまうような内容もいっぱいあって、本当に楽しめた。 サラリーマンの方が共感が得られそうな内容ですが ドラマ性があって楽しい小説を探している人には ほんとにおすすめできます。 | ||||
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この話に出てくる会社や組織は、財閥メーカー、中小企業、外資系投資会社、国の研究所などであり、 それらの関係性が実際に財閥メーカーなどで働いている友人等に聞き及んでいるものと同じであり、 非常にリアルなストーリーだった。 社会の構図を知るという点でいくと、就活前の学生の方々に読んでほしい一本。 | ||||
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期待通りでした。 子供の学校での朝読書にも読ませています(高校生) | ||||
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読んでいて、胸が熱くなり、涙が何度も何度もこぼれてきました。 そして、勇気づけられました。 とにかく読んでほしい。特に中小企業の経営者の方にお勧めだと思います。 | ||||
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困難に立ち向かうには努力や勇気だけではなく夢(ありきたりだけれど)という燃料も必要。楽な道が目の前にあらわれても ゆさぶられない、妥協しない主人公。思わず続けて2度読んでしまった。最高のGWでした | ||||
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下町の技術系中小企業が舞台の小説です。 話の内容は、テンポ良く、主人公とその企業を取り巻く経営環境の変化など、とても、面白いと思います。 「組織」という観点から見ても面白と思います。 色々な方に読んで頂きたい書籍です。 そして、「特許」が終始関係する点が、技術系企業の共通する内容かもしれません。 知財立国で生き残りをかける日本という点から考えると、中小小規模企業の経営者、法務部門、支援機関など、参考になると思います。 | ||||
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何度も繰り返して読み直してます。結末も、めでたしめでたしだから、幸せな気持ちになれるのかも。 | ||||
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思っていた通りの品でした。 また機会があればたのみたいと思っています。 | ||||
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進められて読みました。最初は興味なかったけれど、 人間描写がいい。下町で生きる人々が生き生きとしてて、 すっと世界に入り込めた。 王道だからこその感動がある。 | ||||
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知的財産権を話題に直木賞。今まで皆無でした。 現在、日本の製造業自体が円高等の影響で元気がない。 あくまで知的財産権(特に特許権)は、ものづくりをフォローするもので、これで金儲けするのは邪道と思う。 本来のものづくりとはこんなものであったかと、再認識するにはお勧めです。 | ||||
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分かりやすい大衆娯楽小説的なサクセスストーリだ。意外だったのは特許とか製品開発とか元請け・下請けの関係など技術者の活動舞台がテーマになっていること。このような現場を知らない一般人には受けてるのだろうか。 また、中身の詳細についてはかなり誤解や誇張があり、実体に即していない箇所もあって違和感も感じてしまう。あくまでも小説で、元銀行員が書いたものなのでしょうがないとは思うがもうちょっと正確に書いた方がいいのではないか。とても法学部出身者の著作とは思えない。 たとえば、特許査定後に優先権主張をして特許の内容を変えたとか、日本の特許が全世界で通用するような誤解を持たせる記述や、ただ1つだけの特許でバルブシステムの全権利を網羅できているとか、実体とかけ離れた莫大なライセンス料とか、特許侵害では当然検討されるべき無効審判については触れられていないこととか、200名の企業が小型とはいえエンジンを一社で開発しきれるはずがないことや、全く別物の「小型エンジン」と「ロケットエンジン」を同じ基盤の技術であるような前提とか、本部長とはいえ技術担当者が購買部や財務部などに相談することなく勝手にライセンス契約を結ぼうとしたり、三審制を無視した訴訟の描写設定や、主人公の話しぶりが好戦的でビジネスマナー・礼儀の欠如、などなどである。一般受けはするのかもしれないが、製品開発技術者や特許技術者には相当な違和感、不自然感が残ると思う。 | ||||
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すごい面白い。かなり入り込んでしまった。 完全に文型人間だが、ものづくりっていいなあと思った。 知財での裁判から始まるストーリーだが、その核はものづくりや自社製品へのこだわり、そして壮大な夢。 途中までなんか展開早いなあと思っていたが、読み終わってみたらその面白さに脱帽してしまった。 夢に挫折した社長の人生、そして家族。社員としての立場、自らの人生。両方の苦しさをうまく描き出してだけでなく、その中でも自らの夢や会社への思いを乗っけていることが、この小説を大いに面白いものにしているし、夢を追うことを単なるきれいごとに終わらしていない。 また、物を作ることへのこだわりを感じるとることができ、ソニーやホンダなど今日本の大企業として存在している企業にも創世記からこうやって大きな夢を持って追いかけてきたんだろうなと思わされた。 こんなに感動するとも思わなかったし、心が熱くなるとも思わなかった。 とても面白く、お勧めする。 | ||||
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映画を見ているような錯覚に陥りました。 勝手にキャストも決まっていて・・・。 | ||||
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