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下町ロケット



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【この小説が収録されている参考書籍】
下町ロケット
下町ロケット (小学館文庫)

下町ロケットの評価: 4.52/5点 レビュー 611件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.52pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全611件 341~360 18/31ページ
No.271:
(5pt)

楽しい

文庫本で出たので読みました。下町の町工場といっても従業員200人もいます。夢を持って未来志向の社長は、楽にお金が入ってくるよりも技術力で勝負する道を選びます。大企業の研究室よりも先行して開発した特許技術で国産ロケットに自社製重要部品を大企業に使わせるいきさつは読ませます。その後も発展性のあるお話で、人の心意気が前へと進む道を作っていくすばらしいストーリーでした。
下町ロケットAmazon書評・レビュー:下町ロケットより
4093862923
No.270:
(5pt)

興奮しました。

実話を元にしていると感じました。設定や進行に違和感がありません。大企業の行為には戦後日本の教育から道徳が重視されていないことを感じました。日本人の心が欧米の物質主義に負けたのです。読んでいて最後は旨くゆく筈だと確信していましたが、TVドラマの水戸黄門のように一件落着しました。それが少し安易かな?しかしスカッとしました。
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4093862923
No.269:
(3pt)

ちょっと最後が物足りない。

本のタイトルとは裏腹に、中身は中朝企業の社長さんの奮闘記のような内容。研究者の道から実家の家業を継いで社長業に転身した主人公と、その会社の社員たちが紆余曲折しながらも会社のピンチを切り抜けるお話。

会社が倒産の危機に見舞われ、そのどん底から這い上がってくるまでは、さすが「半沢直樹」の作家と思わせるものがあった。が...、ロケットの部品を作成する段になると一点、あっさり出来ちゃった感が否めない。ロケットの部品製造なんて、もっと色々難関が合ってもいいだろうに...。既に部品を作るための技術は開発済みで特許も取っているからなのか、その辺があまりに軽く書かれていて、最後の方はなんだか物足りなさを感じる。

ちなみに「下町ロケット」って言っておきながら、「下町」は一切感じません。
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4093862923
No.268:
(4pt)

面白い!…がやや物足りない。

十分熱中度の高い小説ですし読後感もかなり良いです。おそらく池井戸作品を読んだ事がなく、これが初めてであれば夜も眠れないほど夢中で読むのではないかと思います。

しかし、問題はそうでない場合。

読めば読むほど湧き上がる既視感。読めてしまう展開。最後の予想がついているが故に十分なカタルシスを得る事が出来ない欲求不満。これだけ面白いのに、これだけ練りこまれているのに、それが故に不満が増すという何とも不思議な欠点を持っています。

私は読めば読むほど「空飛ぶタイヤ」が浮かんできてどうしようもありませんでした。主人公の社長はもちろん登場人物の多くがダブってしまい非常に残念。これはキャラの行動や配役がほぼ同じ構図である為であり、それ故にどうしても先に読んだ作品との類似性ばかりが目立ってしまう事につながっています。作者の中での中小企業の社長像とか経理担当者、銀行、大企業社員のキャラクターがある種ステレオタイプなので仕方がないのかもしれません。

面白いのは絶対面白いです。半沢シリーズの後に読むなら絶対にお勧めです。しかし空飛ぶタイヤの後に読むのはお勧めしません。
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4093862923
No.267:
(2pt)

直木賞と言われても、首を傾げる物

他の方の意見と同じですが、とにかく最初が難関で、悪人は悪人すぎるのに違和感があります。
 特に気になるのが、地の文の少なさ。本を開いて2ページの半分以上は会話で埋まっており、その表現も言う、言った、笑った、泣いた 等の淡々とした物。
 レーダーがたくさん、会議室だ、と言われても、具体的な表現が記載されていないので、その場の光景が読者任せなのは疑問を感じます。
 言い方は酷いですが、勢いで読むライトノベルを少し固くしたような感じ。悪人善人が極端すぎるので、現代風のライトノベルのような印象を受けました。
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No.266:
(5pt)

よく作られています。

大きな賞ととった作品ですから、世の中の多くの人に認められているのでしょうが、そういうことがなくても是非読んでもらいたいです。池井戸潤さんの作品が好きな方ならなおさらです。
現実の厳しさ、つらさ、人間の欲深さもきちんと描かれています。でも、「人って捨てたもんじゃない!」と思える読後の感じは、多くの人に味わってもらいたいです。
本当によく作られていると思います。
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No.265:
(5pt)

面白かった

最初はロケットの製作段階での技術系のお話かと思いましたが
読んでいくと銀行経営と会社経営という内容のビジネスの内容で
企業体質がありありとわかる内容でした。
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4093862923
No.264:
(5pt)

爽快で骨太のエンターテイメントでした!

一度読んだら、先が気になって夢中になってしまい、一気読みしました。
池井戸さんの作品は名前とタイトルがいつも軽い雰囲気なので、一見
中身もラノベみたいな軽い青春?小説?と思ったのですが全然違いますね。
私の好きなオヤジな骨太小説でした。
特許をめぐる法廷劇や資金繰りをめぐる殿村さんの熱い奮闘や
ロケットの部品開発など、仕事をする人間がたくさん社会人ならだれもが
共感できる骨太のエンターテイメントになっています。
何作も読んでいるわけではないのですが、池井戸さんの作品は
「正しい信念を持ってプライドを持って行動する人間・会社」は
苦境に立っていても報われ、「卑劣で信念のない人間・会社」は
必ず報いを受けることが多いですね。
現実はそんなにうまくいくことはないけれど、物語の中くらいでは
「正しい人間の努力が日の目を見る」という世界を見たくてそれを
かなえてくれるこの作品はさわやかな読後感を与えてくれるので、
誰もが夢中になってしまうんでしょうね。
仕事をしているすべて(特に法務や理系)の人に強くお勧めしたい
小説です。
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No.263:
(5pt)

池井戸潤

池井戸ファンとして、すごい作品だと思いました。日本の技術がいかに中小企業によって支えられているかが分かりますし、彼らの職人魂がいかにすごいのかが分かり感動の作品と思います。
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No.262:
(5pt)

佃品質。佃プライド。

待望の文庫版登場。早速読んでみた。
今や「半沢直樹」で一気にブレイクした池井戸潤が、
第145回直木賞を受賞した作品。

物語開始早々、いきなりの試練連発。
町工場の中小企業を襲う、取引打ち切りに、特許訴訟。
しかし、これらはロケットに例えれば1段目に過ぎないことに、途中で気づく。
そして、後半の展開へ。。。

出来過ぎなくらい、よく構成されていて面白い。
そして、心を揺さぶられる。
一気に読ませる見事な長編だった。

それにしても、「空飛ぶタイヤ」は、三菱自動車のリコール隠しがモデルになっていたし、
この作品に登場する帝国重工は、明らかに三菱重工だろうし、
池井戸氏自身も三菱銀行出身で、半沢直樹シリーズはそんな大銀行が舞台。
こうやってざっと見ていくと、三菱グループがこの人の代表作のヒントになっているように思える。
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No.261:
(5pt)

さすが!

さすが、直木賞受賞作品。池井戸マジックに引き込まれていくようでした。
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4093862923
No.260:
(5pt)

とても良い内容でした

商品も綺麗で満足してます。

内容に関しては一介のサラリーマンから役員さんまで幅広い働く人間に読んでもらいたい内容です。
夢を追うことの素晴らしさ、それを共にするチームメンバーの葛藤が描かれたとても感動的なお話しでした。
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No.259:
(5pt)

ロケット開発ではなくロケット部品の開発だったとは、しかしおもしろい

タイトルから下町の中小企業が集まってロケットを開発するという話だと想像していた(大阪で実際にそういう話があった)のだが、ちょっと違っていた。著者の作品で「空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)」「空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)」という実話を元にしたものがあったので、勝手に思い込んでいただけだ。
予想とは違ったのだが、非常に面白く読んだ。主人公佃航平は、宇宙開発機構でのロケットエンジン開発に失敗し、実父の後を継いで町工場の社長に転身した。失敗の責任を追及されての辞職・転身だったが、町工場でも水素エンジン用バルブシステムの開発を手がけ、特許取得するほどの技術力を持つ企業になった。ここで、ライバル大企業から特許侵害で訴えられたり、バルブシステムの特許で先を越された帝国重工から特許権購入の話が舞い込んだりして話がおもしろくなる。
確かに特許侵害で訴えられた時に相手企業を逆に訴えるようなようなそんな都合の良いことが実際にあり得るのか、大型ロケット水素エンジン用のバルブシステムの開発段階での試験をどのようにして行なっていたのかなどという現実論はあるのだが、それはそれとしておもしろい話だった。
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No.258:
(4pt)

ドラマを観てみたいと思いました

WOWOWでドラマ化されているとのこと。ぜひ観たい、思わせる内容です。文庫本化されて、ますます売れるでしょう。
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No.257:
(5pt)

途中から、目がうるうるしてしまいました。

主人公はロケット打ち上げの失敗の責任を取らされて家業を継いだ元研究者。
それが、複数の大企業から仕掛けられる汚い手によってもたらされる会社の危機と正面から立ち向かい、解決していきます。
私自身、元々はアカデミックな世界を目指して、最終的には企業に就職したことがあり、主人公への共感がありました。主人公はかなり優秀な研究者であり、社長を継いだという結構恵まれた立場であって、自分とは違うのではありますが、それでも。

共感を感じたのは、企業といえども金儲けだけが最終決定のファクターではなく、やっていることに夢と誇りが持てるか、ということ。
自社の技術に誇りを持つということ。大企業と言っても、所詮は人間が集まっているだけで、最終決定の価値は、(たまたまその時)上の地位にいる人の能力でしかないんです。金儲けが最優先になってしまった企業は単なるブラック企業でしかありません。金が儲かるだけが価値観になったら、そういう人が軽蔑してる職業の人達と大して変わりません。いや、お役立ち度ではそれ以下か。
作者が人を描くリアリティの点でも、共感するものが多くありました。出てくる登場人物は単純に大企業=悪、中小企業=善、頑張る被害者、というステレオタイプなつまらない描き方でなく、中小企業でも、立場によっては色々な意見がでて、大企業でも価値が分かる人は分かる、という描き方でした。また最初は乗り気でない人も、いざとなると自分たちの拠って立つところに目覚め、立ち上がりました。このことも、小説の世界を超えて現実感を感じさせてくれました。
恥ずかしながら、通勤電車の中で読み進んでいくにつれて、目がうるうるしてきてしまい、文字が見えにくくなりました。涙が流れてしまわないか心配になりました。まだまだ若いつもりでも私は50代半ば、世間からは歳をとったと見られてしまうことはあるでしょう。しかし感情も能力も決して衰えているとは考えません。私はこの先、この小説の中の人々とは違った人生が待っているけれども、それでも勇気を失わず、頑張っていくことは尊いことなのだ、と思い出させてくれた一冊でした。全ての老若男女にお奨めです。
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No.256:
(5pt)

久しぶりの小説。引き込まれます。

2014年に初めて読了した本。ほとんど小説を読まないので、久しぶりでしたが、すぐに引き込まれました。筆者の本は初めてでしたが、ドラマの「半沢直樹」同様に、臨場感を感じられる素晴らしい作品でした。普段、小説を読まない方でも楽しめると思います。
下町ロケットAmazon書評・レビュー:下町ロケットより
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No.255:
(5pt)

仕事をがんばっていこうという気持ちが沸いてきました

ロスジェネシリーズで池井戸さんのファンになりましたが、今回もあっという間に読めました。
読みやすいです。
読んだ後のすっきり感というか、人生、仕事をしていく上で前向きになれる、たいへん満足のいく作品でした。
佃社長の周りに流されず、自分の信念、夢などを追い求める姿は、かっこよく感じられ、自分も少しこだわりや信念を持っていこうかなと思わせられました。
読んでよかったです。
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No.254:
(3pt)

物語はおもしろいが・・・

ストーリーは面白い!登場人物の中に、主人公の社長がいるが、ちょっと口のきき方が如何なモノかと思う。
気持は分かるけど、態度が・・・共感はイマイチでした。
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4093862923
No.253:
(5pt)

特許戦略は参考になる。が真実か、この人の本は。

特許戦略はメーカーに勤める自分にとって参考になる。文系出身でメーカーにも勤めてない人間がよくぞここまで書けるな。ただし、この人の技術に関する記述はインターネットを漁って見つけてきたものと言う。とすると、この方の銀行知識は正しいのか、と疑問を抱く。半沢直樹にしても上場企業ではありえないパワハラ職場をさも現実かのように描く。おい、池井戸さんよ、面白いのはいいが、嘘を本当のように書いて世間をミスリードするなよ。そんなことをするなら犯罪であり、まだ完全ノンフィクションかファンタジーでも書いた方がいい。善人を騙すなよ。期待してるから真実だけ書いてくれ。
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No.252:
(5pt)

さすが直木賞

池井戸潤の最高傑作作品を読んでさすが直木賞だと実感しました。
下町ロケットAmazon書評・レビュー:下町ロケットより
4093862923

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