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葉桜の季節に君を想うということ
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葉桜の季節に君を想うということの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全617件 401~420 21/31ページ
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| 普通のハードボイルドかと思っていたら、作者の仕掛けに引っかかってしまいました。 軽妙な文章が読みやすくするすると読めますが、それに惑わされると後でびっくりするでしょう。 読み返せば構成や文章、言葉も良く考えられており、ミステリ好きに広く進めることが出来る作品だと思います。 | ||||
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| まずタイトルがとてもいいと思います。 トリックはこの分野の教科書どおりと言ってもよいくらい良くまとまっています。 当然ですが見事に騙されます。 といっても、注意深く読めば察しがつきますけど、これほどまでとは。。。 この分野のミステリーは、それ単体では「ああ、また騙された」で 終わってしまってつまらないのですが、タイトルの部分とトリックが 相乗効果を発揮して読後感が良い作品に仕上がっている点は評価できると思います。 ただ、全体の構成は荒いですね。 犯罪者が犯罪を告白してすぐにああなっていいものでしょうか。。。。 全体としてそういう作風です。 | ||||
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| 読む前に少なからずの書評を見たのだが、押しなべて最後のドンデン返しに騙されると書いてある。要するにミスリードの作品なのだ。 従って、私は冒頭から騙されてなるものかと、神経質になるほど深読みをした。 例えば男性の名前であっても男性とは限らず、女性の名前であっても女性とは限らないのではないかといったように――。それと時代はいつなのかという事。現代風に書いていても、現代とは限らない。地下鉄だって、戦前からあるのだ。 しかし、やはり騙された。若干のヒントをあげるなら、絶対に映画化・テレビ化は無理だということになるだろうか。これ以上はミステリのルール上言及すべきではないだろう。 それと最近はミステリの世界でも、やたら長いものが多くなったが(おそらく、ワープロで書いているからだろう)、長けりゃ良いというものではない(勿論、長くて良いものもあるが、少ない)。 本作品はほどよい長さで、そう読むのにしんどさは感じなかった。そして何といっても題名だ。『葉桜の季節に君を想うということ』。前作『世界の終わり、あるいは始まり』もそうだったが、これ以上はない題名をつけてくれた。 そう、読み終わってから、改めて見てみると、つくづく感慨深い題名なのだ。さあ、ヒントをまた言ってしまった。これから読もうと思う諸君、心して読んでくれたまえ――。 | ||||
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| 残念ながら、ミステリーにこ慣れた自分はぜんぶ騙されませんでした。推理小説としては至らないです。 タイトルのトリックは見事。騙されましたよ。みんなガッカリというが、一体なにが? ……。まあ、少々粗い作りになっている。が、そこは探偵の性格でご愛嬌といこうじゃないか。笑 「何でもやってやろうや」 そう好戦的に人生と立ち向かえる一冊。オススメです。 | ||||
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| 主人公の過去、事件、依頼、そして恋・・・。 テンポよく、断片的なピースが結末に向かって回収されていく。 がしかし、最後の50Pで、それまで読者が頭に描いていた「絵」が激変する。 物語に没頭すればするほど、意外なかたちで物語は終わる。 狐につままれる、とはこのことかと。 「射精後」から始まる演出といい、ちりばめられたヒントといい、 作家さんの戦略にまんまとハマった。 『イニシエーション・ラブ』と似たような、余韻が残る本。 小説でしか味わえない不思議な体験でした。 | ||||
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| レビューが賛否両論なのは分かる気がします(汗) でも私的には素人探偵の奮闘ぶりと主人公の恋愛模様。 主人公サイドの登場人物は憎めない人が多く、エンターテイメント的に読んでいたので読みやすかったし楽しかったです☆ どんでん返しについては・・・そもそもそこに期待していなかった為かいろんな意味でスルー出来ました笑。 自分に置き換えるにはかなり話しは大きいし、綺麗にまとめ過ぎ感はありますが、元気がもらえるラストでした☆ | ||||
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| どの登場人物にも感情移入出来ず、途中で何度も読むのを止めようかと思いつつも 何とか最後まで読み進んだのですが、結末にびっくりというよりもがっかり。 怒りすら覚える。 後味の悪い小説No.1。 読まなければ良かった小説No.1。 時代背景や時代考証ゼロ。 作者は読者をおちょくることのみ考えて書いたとしか思えない。 星1個でももったいないくらい。 この作者の作品は二度と絶対に読みません。 | ||||
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| 前評判を聴いて、是非にとも!と意気込んで読みました。 読み始めて、すぐに主人公であるトラの個性に好感を持ち その言葉に噴出して…。 成る程、面白いな…と読み進む速度が上がり。 色々癖のある、登場人物達が交差して さて、一体何がトリックなのか、何処で騙されるのか? 騙されるであろう自分を予想しながら読み進む。 そして。 見事に騙されました。 しかし、個人的には気持ちの良い騙され方ではなかった。 他の方のレビューにもあるように「ガッカリ」してしまったことは否めない。 偏見があるからだと言われれば、返す言葉もありませんが 正直、読後は後味が悪いのが本音。 騙された後、読み進むのが辛かった。 でも、作者の本当に言いたいことは この騙された後の下りであるとは思う。 それ自体は、本当にそうだと共感もする。 時間が経つにつれ、こんな騙し方もあるのだと歓心もできた。 それでも、自分勝手に想像して作り上げてしまった世界が崩れて すっきりとしない。 ミステリーとしては、霊感商法や人探しなど、色々な伏線が張ってあり 見事に回収されていく様は面白い。 そこの部分だけを見れば、充分に楽しめるエンタメ度の高い本だと思う。 これは、人によって 本当に賛否が分かれる本でしょう。 | ||||
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| ハードボイルドと言うべきなのか、語り口調に引き込まれあっという間に読み終わった。肝心のトリックの方も、素直に「やられた!」と感じた。ここは人によって好みが分かれる点であろう。タイトルも綺麗で、内容と上手く繋がっている。 | ||||
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| 本作は叙述トリックものの小説に分類される。叙述トリックは作者が読者に錯誤を与える文章表現トリックである。ミスリードした世界と真相のあいだのギャップが、叙述ものの推理小説のメインの楽しみとなる。ただし、単純に言葉遊びで楽しむだけとなると、小説内の出来事すべてがゲームの駒となってしまい、小説として読む意義が薄れてしまう。叙述というメタ的な楽しみが物語と乖離しないために、叙述ものにはテーマという一貫性が必要となる。叙述トリックとは、人間が知らず知らず身に着けた偏見を告発するトリックだ。この告発と物語の意図が絡み合って初めて叙述トリック小説は、単なるパズルから小説へと昇華される。ただしあまり「おまえはこんな偏見をもっているのだ」と説教くさくてもよくない。この辺の繊細なバランス感覚が小説を傑作とするか駄作とするかの大きな分かれ目となる。このような視点で見た場合葉桜は、とてもよく出来た小説である。叙述と物語の持つテーマは見事な一致をとげ、それでいて読者の偏見をこれみよがしにあげつらうこともない。さらに、テーマはしっかりとしており登場人物たちにも皆、魅力がある。しかし、この作品は決して傑作とはならない。なぜならば、本作はテーマ以前に叙述トリックが的をはずしているのだ。どういうことかといえば、ミスリードによって作られる世界と真相のあいだで、犯人も探偵も事件の流れもすっかり同じなのだ。しかも叙述トリックが成立するために必要な探偵とヒロインの邂逅は偶然であり、そのほかの点を鑑みてもミスリードされた方が必然性が高いストーリーという、読後にあまりの違和感が残るものとなっている。本小説を破天荒な探偵と一癖ある登場人物が織り成す、キャラもの小説として割り切って読むならば本当に楽しい。が、本作品の推理ものとして読んだ場合は、きっと不満を覚えるだろう。 | ||||
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| 夜にゆっくり読む小説と思って買ったのにたった二日で読んでしまいました!(グイッと引き込まれましたね)どんでん返しの連続はホントにあきなかったし複線のはり方が絶妙!ホントに現在の老後問題を考えさせられた。ただ唯一最後のオチだけは自分は好きではなかった(-_-;)良いオチなんだけれど・・・でも全体を通してみればとてもよくできた本です。でも二度三度と読み返したくなる本ではないかも笑″(オチがオチなだけに) | ||||
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| 素敵なタイトルと、ネットでの書評に惹かれて買いました。 確かに驚きはあったのですが私にはあまり心地の良い驚きではなくて・・・。読みながら自分で創りあげた世界を最後に汚されてしまうようなそんな残念さがあってトリックがわかった後に最後まで読み切るのが正直苦痛でした。「自分に偏見があるのか」とも考えましたがそれだけではない、何か嫌悪感を抱かせるものがある気がします。私は個人的にガッカリでしたが、これに「してやられた!」と思って楽しめる人もいると思いますしあまりに「すごいミステリーだ」と言われてしまったせいで正当に評価されない部分もあるのかもしれません。 | ||||
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| オチはまったく分からなかったがだいぶ無理があると思う。まぁさくさく読めたからよしとしよう | ||||
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| 賛否両論かまびすしい作品だが、自分は純粋にどんでん返しを楽しめた。もちろん、あれ? あれ? と何度も前のページに戻って読み直し、伏線の張り方に感心。 普通の小説なら大概書かれているある事を伏せてあるのに早く気付くべきだった。それを変に感じさせないのは上手いプロット構成の仕方にある。 いろんな人物のエピソードが最後にピタッと収束する快感。ラスト近くの主人公の台詞は正に人生の応援歌。自分も頑張らねばと励まされた。 とにかく、400ページを超える本を先へ先へとページを繰らせる筆力は大したものだ。 | ||||
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| 大胆な設定が最後にわかることがとても印象的なのですが、それなしでも面白いです。怪しい霊感商法業者の調査をするのがメインストーリーですが、どう考えても映像化ができないのはご愛嬌。キャラが立っている登場人物、誰もが興味を持つストーリー、微妙な記述の伏線もしっかり回収されていて、心地よい裏切られ感が印象的。気軽に読めて楽しめます。 | ||||
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| 叙述トリックの定番ってだけに収まらない読後感。 題名と作品内容のこの上ないマッチング。 レビュータイトル部分からして、誘導されている愚かな おいら。 アンフェアな表記もほとんどなく、完成度が高い。 「おじいさん」ね。 読んだ人しかわからなくて恐縮ですが、 この「おじいさん」てニュアンス、作中では日本語でしか成立しない んじゃないかな? 英語でこの意味合いの違い(ネタバレ)を表現できるのだろうか? そんな意味でも、微妙な言葉遊びを含めて、そして、 最高峰のタイトル命名の意味を、これから読む方は 心して1文1語を読んでみていってください。 他の人に薦めたくなること必至! 年配の方が読んだ感想を聞いてみたいな。。。 | ||||
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| まぁ言いたいことは一つだけ、無意味などんでん返しはやめてもらいたい!と言うことです。本作は文章がややチープだが、故に展開も早く、結構な厚さの割りに読むのに体力が要らない。それはまぁ良い。しかしあのどんでん返しはなぁ〜。もう少しはっ!と驚くものが良かったなあ。はぁ?と思いましたからねぇ、正直。 評価が分かれると言うより、作品の肝が分からない。結局作者はこのどんでん返しを使って見たかっただけなのか、それとも末尾にある資料から訴えたいことがあるのか、どちらとも中途半端と言わざるを得ないでしょう。 | ||||
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| 一般的な文庫本に比べて厚みがあります。読書が苦手なのでこの厚さを読むにはどれくらいかかるんだろうかと不安になりましたが、そんな心配は無用でした。読むのを止められなくて一気に読み終えてしまいました。しかもちゃんとトリックにひっかかって。ネタばらし辺りは「えっ?!」と何度思ったことか。全く疑うことなく騙されていた自分にびっくりです。言葉の表現の力って大きいですね。今2回目を読んでいます。トリックが分かっているので違う見方が出来るかなと期待してます。 | ||||
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| 初めての叙述トリックとの出会いで 他のレビュアラーの高い評価に誘われての購入でした。 ストーリーで大きな役割を担っている 詐欺集団の「蓬莱倶楽部」は一体どうなるの・・・という 消化不良は、残りますが 社会風潮の取り入れ方もうまく あれっという驚きの感覚には しばらく浸ることができます。 著者の巧みさは評価できます 20100912 | ||||
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| ミステリーをけっこう読んできたからか、みなさんのレビューを見て期待しすぎたからか。 びっくりはしなかったです。 でも、全体的にとても読みやすくてサクサク読めます。ので★3つ。 確かに最後のほうで、あ、そうだったんだーと軽い衝撃はありましたよ。 衝撃は少なかったですが、騙されていたというか。。。あの人はここに繋がるのね!という感じ。 うまく伝えられませんが、読んでみてもいいかもしれません。 あまり"どんでん返し"を期待しすぎないようにしたほうが素直に楽しめるかも。。。 | ||||
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