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葉桜の季節に君を想うということ
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葉桜の季節に君を想うということの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全617件 381~400 20/31ページ
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| 叙述ミステリーと知らずに、しかも、初めての叙述ミステリーとして読めば面白いかも。 十角館の殺人と同じ。ワンパターン。 | ||||
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| 殺戮にいたる病、イニシエーションラブの後に読みました。 叙述トリックがわかった瞬間、確かにおぉと口に出してしまいました。 ただ、上に挙げた二つの小説と比べると、驚きが少ないです。 最後のほう文章がだらけて説教くさい。 叙述トリックはスパッと最後の一行ないし二行で 終わらせるのが粋ってもんです。 文句ばかりが目立つのは、文面がなんだか薄っぺらい。 それゆえか、登場人物の感情も薄っぺらく感じました。 本の厚さは分厚いんですがね。 | ||||
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| 叙述トリックものは好きでよく読みます。 騙されて「やられた〜!」とテンションが上がるものが多いなか、この小説は読み終わってテンションが下がりました。 ストーリーが最後の方まではおもしろくて、どうなるんだろう??と結末を楽しみにしていただけに、そのオチだったのか…とがっかりしました。 あ〜ぁストーリーはよかったのにもったいない。 以前に同じトリックのものを読んだことがあったからがっかりも大きかったかもしれないですが。 | ||||
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| 主人公の若々しい疾走ぶりが面白かったので、どんでん返しにがっかりした。 叙述トリックが無くても、いや、むしろ無い方が良い作品になったのでは、という思いもあった。 しかし、時間が経つにつれ、「葉桜」というタイトルに込められたように、 この最終章が作者の熱い思いであるとするならば、 これはこれで良いのかもしれない、と思うようになった。 | ||||
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| 記述トリック系の小説です。 大概の人は最後まで騙されると思います。 しかし種明かしされた時の「そうだったのか!」と言う爽快感を感じる事はありません。 悪徳商会の悪い奴らが作中成敗されることはありませんでしたし。 あとネタバレになるので詳細は書けませんが、種明かしされた後に最初から読み返してみると、 今まで主人公とヒロインのやり取りがなんだか気持ち悪く感じました。 まぁでもヤクザ襲撃事件の話は割と楽しめました。 これだけで短編小説として読めます。 | ||||
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| あの大落ちについて語りたい人も多いみたいですし、 カスタマーレビューもこんなに書かれていますから、 ちょっと違うこと、書きます。 ある土曜日、仕事で(!)中居君のラジオを聴くことになり、 「やっぱ力抜いてやってるな」と思っていたらリスナーから 「中居君のおススメの本を教えてください」というリクエストがあり 「うーん・・・歌野晶午・・・『葉桜』も2003年か」と 中居君は呟きました。 あれだけ忙しい人が本を読んでる! この一点でアマゾンに頼みました。 みなさんも何時どんなタイミングで良書に巡り合えるかわからないので 気合い入れて毎日を過ごしましょう。 | ||||
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| 特に先入観なく読んだので、叙述物と知らず、最後にあれ?となりました。 けど、クリスティのオリエント急行みたいな、唸らされるような驚きはなかったです。 まあ、ありちゃありだけど…苦笑ですね 読みものとしては可もなく不可もなく 一番感心するのはトリックとかよりタイトルですね。ほんとにいいタイトルです。 このタイトルで宮部みゆきさんみたいな小説が上手い人が書いてたら傑作だったかもしれません。宮部さんの「魔術はささやく」とか陳腐ですぐネタわかるけど、ぐいぐい読ませるし、その知ら仕掛けの後にドラマをひとつ用意したり見事なものです。 素晴らしいタイトルに大きな仕掛けなんだけど、肝心の文書というか小説が下手なのがおしいところです。 ただ単純に面白いかで判断する素人との自分とは違い、同業者筋はこんな話を成立させる難しさはよらわかってるはずなんで高評価なのも頷けます。 自分は折原一さんの「倒錯のロンド」とかのが同ジャンルでは随分レベル高く感じましたが。 | ||||
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| 「騙された」とか「トリック」といったレビューが多いですが、それにとらわれず素直に読んで欲しいです。 タイトルから想像されるほど超純文学的ではないけれど、素直な恋愛ものです。 特に恋愛など忘れかけた40代50代以上の大人が、ほっこりと暖かい気持ちになれる……そんな「トリック」だから、たとえ騙されても悔しく嬉しいです。 | ||||
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| ミステリを読む時に期待することの一つに「うまく騙してほしい」という思いが読者にはあると思います。確かに本作は99%の人が騙されると思います。(いや、100%と言ってもいいかもしれません) でも、その騙し方が「うまく」ないのです。うまい騙し方は、伏線をばっちり回収して、読中に感じたちょっとした違和感を全て拭い去り、読者が「してやられた感」を感じるものでなければならないと思います。本作のやり方はズルいの一言。この仕掛けをやりたいのであれば、もっともっと伏線が必要だと読後に感じました。その結果、「騙される人が減ったとしても」です。それぐらい、この騙しはは強烈(言い方を変えればアンフェア)です。作者はミスリードしすぎ。ご自分でもそう感じられたから、最後に補遺をつけられたのでしょうね・・・。なお、未読の方でこれから読まれようと思う方は、絶対に最後の補遺を先に読んではいけません。ちょっとだけ見てみようかなというのもダメです。思いっきりネタバレしておりますので。 | ||||
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| 題名が気になり、古本で100円ということもあって購入した。 まず文章があまりうまくない。それと会話が多くしかもいちいち長い。読むのをやめようかとも思ったがなんとか最後まで読んだ。 そして、最後に待っていたのはとんでもない驚きだった。まさかと思い数ページさかのぼって読み返したり、これまでの物語を思い出そうとしたりした。 読んでいる最中何度か疑問に感じた部分は確かにあったが、よもやこのような展開になるとは予想外だった。 騙され驚いた、しかし、よくできた叙述トリックに騙されたときの気持ちのいい驚きとは程遠く、納得できず気持ち悪さが残るだけで、よくできた叙述トリックからも程遠い。 ミスリードを誘うのは叙述トリックとして当然だが、この作品は誘いすぎている。 また、謎解きとまったく関係なくわざわざ出来の悪いトリックをやった意味が私としてはよく意味が分からなかった。 途中まで内容の薄いハードボイルドのようなものが続き、最後に出来の悪いどんでん返しが待っている。 この作品の印象はそんな感じだ。 個人的には、五指に入るほどの駄作だった。 驚くほどつまらない。 この作品に使う費用と時間を、別のことに使うことをおすすめする。 しかし、題名が気に入ったので星二つということで。 | ||||
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| やられた。騙された。たっぷりと張られた伏線をこうも見事に無視してしまっていたとは……。著者の叙述による見事なまでのミスリード。やられた。そして快感。 だが、この物語で良かったのはトリッキーな部分だけではない。最後の‘二人’の会話。この深さ、前向きなバイタティ……。生きるということに明確な力をにくれる名作! | ||||
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| 名作としてよく見るタイトルなので気になっていましたが、気取った感じのタイトルが嫌で、 今まで読まずにいました。そうか、タイトルはそういう意味だったのですね。 読み終えたら、いいタイトルだと思えるようになりました。 騙されるか、騙されないか、それによって面白かったか面白くなかったか、決まるみたいですね。 私はすっかり騙されてしまったので、面白かったです。 主人公のエセハードボイルドみたいな態度がかわいいと思い、わりと好きだったので、 気を散らさずにすんで、気づけなかったのがよかったのでしょうw 主人公を好きになれないと、気が散って気づいてしまうかもしれません。 それにしても、こういうパターンのミステリって、パターン分けが難しいですね。 パターン分けしてしまうと、ネタバレになってしまうから、 好きな人が選んで読めないし、嫌いな人が選んで避けられない。 途中がちょっと退屈になりそうではあったけど、テンポがよいので最後まで止まらずに読めました。 | ||||
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| たった今読み終わったが、内容は非常に薄かった。ストーリーはスカスカである。叙述トリックのためだけになんとかストーリーらしきものをひねり出した印象。文章表現は非常に幼稚で、ほぼ会話を中心にストーリーは進む。その会話の一言もページの半分を使ったりする。相手との会話なのに一方的に長文を喋るのだ。ページ数はそこそこあるが、会話が中心なのでカギカッコで改行されるため余白はかなり多い。あっさり読破することができる。ケータイ小説は読んだことがないが、読んだとしたらこの作品のようなものだろうと勝手に思った。短編漫画を薄く延ばしたようなストーリー。肝の叙述トリックも驚くというよりガッカリするだけ。途中でその可能性があるかもと思えるレベルのことなのだが、そうだとするとかなり不自然さを感じ、やはり別の結末が待っているだろうと思っていたらその通りだった。かなり強引さを感じた。不自然じゃないぞと言わんばかりに、巻末に叙述トリックに関する事件等の資料が載せられている。第4回本格ミステリ大賞受賞らしいが、とても「本格」と言える出来ではない。小説を初めて読む小学生にはよいと思う。ただ性行為の表現が初っ端から出てくるが。 | ||||
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| 物語とは「現実の写し」ではない。物語には主人公も脇役も存在するが、現実の世界には主人公も端役もいない。しかし物語とは全くの「創作」でもない。例えば主人公が着ている服の色についての説明がなかったとして、それは主人公が「色を持たない服を着ているから」だとは、読み手は解釈しない。物語とは、現実についての知識と、物語自身との共同作業によって成立するものなのだ。単なる文字の羅列が、もっと徹底した言い方をすれば紙の上に存在する黒い染みの模様が、読み手を笑わせもし、泣かせもするのはそのような読み手と物語との関係性において、である。 『葉桜の季節に君を想うということ』は、そのような共同作業を逆手に取った傑作である。説明されないことを、読者は自らの有する「現実に対する知識」において補う。その、物語中で語られない部分についての「補完」が最後の最後で見事に裏切られる。物語とは畢竟文字でしかないにも関わらず、その文字でしかないものの持つ「力」を改めて見せつけられる思いだ。映像化不可能であるということ以上に、最後の最後で世界の様相ががらりと変貌する物語は数少ない。殊能将之『ハサミ男』、我孫子武丸『殺戮に至る病』などと並んで、言語の言語性を巧みに利用した作品。 | ||||
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| 見事に騙されました・・・ 本格ミステリーや叙述トリックミステリーとして見たら 確かに微妙ですが、これはこれでありじゃないでしょうか? どちらかと言えば、レビューでたびたび名前の出ている本格派の 綾辻行人さんや叙述トリックの折原一さんより青春小説を交えている 伊坂幸太郎さんや道尾秀介さんなどに近いような 気がします!! | ||||
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| 表紙とタイトルが気に入った人はこのレビューを読まずにすぐ買うことをお薦めします。 表紙が気に入って、レビューをチラッと見て「ああ、叙述トリックなのかな?」と思いがっかりしながらも 題名が気に入ったのでやはり買うことにしました。 叙述トリックというのは「叙述トリック」と書かれていることでネタ明かしされてしまう宿命のあるミステリーです。 今まで「叙述トリック」と帯やレビュー、あらすじに書かれていた本で最後までそのトリックがわからなかったものはなかったです。 私はミステリーの愛読者ではないのでいつもぼんやりと推理小説を読んでいます。それでも叙述トリックというのは すぐオチが読めてしまうものばかりでした。叙述トリックと言ってしまってはネタ明かしされるようなものだからです。 編集者は「叙述トリック」と帯に書くのをやめた方がいいと思います。 酷いときは(どの作品とはいいませんが)第一章でオチが読めます。星5のレビューや○○賞受賞というのも叙述トリックと 知らずに読んだ幸運な読者の感想だと思います。 しかし、この作品は違いました。やはりぼんやり読んでいたのですが、見事に引っかかりました。 真相とは特に関係のないトリックだったのも満足でした。このトリックのネタが開かされる前は 登場人物の魅力のなさ・・・ネットでよく見かけるものの現実ではあまり見ない人物像や薄っぺらなモノローグ、 共感できない考え方、どうでもいいような(それこそネットで検索したような)薀蓄や微妙な違和感が気になって 「買って失敗したなぁ」と思っていたのですが、このオチには満足しました。微妙な違和感にもしっかり説明がつきました。 視点がガラっと変りますね。見事だと思います。主人公は相変わらず嫌いなので読み返したいとは全く思いませんが、 買って損をしたとも思いません。レビューも読まずに買って欲しい本ですね。 | ||||
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| どんでん返し系の作品とは知らずに、初版で読みました。 にもかかわらず、読み進むにつれて文章に違和感を感じる。明らかに××についての描写を避けてますよね。なぜ、編集者や校閲のダメ出しが入らなかったのか。もしかしたら… と思った通りの結末でがっかり。 この手のトリックは、ネタが明かされた時点で容疑圏外にいた人物が圏内に入ってくることに醍醐味があると思うのですが、この作品ではネタが割れても事件の様相は何も変わらない。ピントがズレている感は否めない。 権威になりすぎた「このミス」が、当初の裏ベスト的な立ち位置に回帰しようとした時期に、きれいに収まった徒花的1位だったと思います。 | ||||
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| いわゆる叙述トリック系のミステリー作品。 書くべきことを敢えて書かず、読者のミスリードを誘い、最後にすべての真実を明らかにする、という叙述トリックは上手くいけばものすごい衝撃を読者に与える形式だと思う。 が、それは上手くいけばという話で、なかなかこれが上手くいかない。この作品も上手には仕掛けているものの、やっぱり上手くいったとは思えなかった。 わかった後「なんだよ、それ」という気持ちが強く残る。こういうのは叙述トリックとしては失敗しているということなんじゃないだろうか。 難しいんだろうなぁとは思うものの、だからといって読者は許してはくれない。少なくとも僕は許さない。 残念。 (叙述トリックでは「ハサミ男」が最高傑作だと思う。これ以上のものをまだ読んだことがありません) | ||||
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| 検索で「大どんでん返し、小説」をたたくと必ず挙げられるこの作品。 構えて構えて、騙されるか〜、オチは何だ〜、と頭をクリアにし慎重に読み進めましたが、見事に騙されました。 「先入観」とは怖いものです・・。 | ||||
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| 様々な賞を受賞ということで、相当な期待を持って読みました。 読み始めてすぐに、今時こんなレトロなキャラクター設定??とすごく違和感を感じました。 正直、コバルト文庫の男性版かと思いがっかりしました。本格ミステリーじゃないだろうと。 作者の文章力もどうなのかとさえ思ってしまいました。 ストーリーはありがちですが、淡々とすすんで行くため、ある程度ひきつけられます。 、、、そして、最後に驚きました!!やられたーという感じです。 2回目に読み直したときの違和感の全くなさといったらありません。さすがです。 正直言って、ストーリー自体はたいしたことありません。節子さん側から見た安藤さんとの章があればよかったのではと思います。 ある意味、唐突すぎたというか、、、 でも、最後に驚きたい人にはおすすめです。レビューも読まずに読んでほしいです。 | ||||
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