■スポンサードリンク
葉桜の季節に君を想うということ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
葉桜の季節に君を想うということの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全617件 541~560 28/31ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 主人公・成瀬将虎が悪徳商法を行う「蓬莱倶楽部」とのやりとりをメインに書いた作品。 蓬莱倶楽部とのやりとりや潜入などはスリリングだし、テンポもいいので面白いです。 でも残念な事に、タイトルにもなっているヒロイン麻宮さくらの人物像描写が全くと言っていいほど無い。 演出上仕方なかった部分もあるのかもしれませんが、それでもさくらの性格、魅力みたいなものが全く感じられない。ずいぶんと事務的にくっついた感じがしてしまうので、惹かれてしまうエピソードとかを入れてくれたら、タイトルにふさわしかったのでは・・・と思います。 過去の思い出に出てくる京の方が魅力的な女性に書かれています。 あとは主人公である成瀬を気に入るかどうかで評価が分かれると思います。 全体的に語り口が幼く感じられ、女性や目下に常に厳しい命令口調で威張るところや、風俗に世話になるところをそんなにたくさん書く必要があるか?と思ったので評価下げています。 でも一番幻滅したのは内容ではなく、最後に付いていた統計です。 わざわざ統計をつけないと、内容が正当化できないと思ったのでしょうか。 逆に差別意識を感じてしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ミステリーはあまり詳しくないが、受賞作品なので、時間潰しのために読んだ。それがこの本のために他の用事に割いた時間を潰すことに。タイトルと内容は合っていると思わないが、読んでよかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 本格ミステリ大賞もあり、各メディアで大絶賛されていた本ですが、正直言って「だから何?」でした。 不幸にも最大のトリックと言われていた「ラスト」を、前半部の断片的なヒントで想像してしまったので。 というか、文章をよく咀嚼すれば、多くの人が無意識でも気づくと思います。ガーッと読む人にオススメかな。 しかし、仮にトリックに気づかなくても私は「だから何?」だったと思います。 既存のハードボイルド小説の域を出ないし、私にとって『可もなく不可もなく』な展開でした。 好みの問題もあるでしょうが、話はよくできているけど、周りが騒ぐほどの作品かどうか・・・・・ 期待しすぎました。 受賞云々を別として、ふと手にとって読んでみれば「なーるほど♪」と楽しめたかも。 色々な意味で、先入観なしに読みたかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 驚いたとか何とかいうより、とにかく気持ち悪かったです。 本格でもないし、叙述トリックというにはキビしいかな? 日本語能力の高い人なら途中で見破れると思います。 ささいなことなのですが、港区は青山高校の学区ではないですが当時はOKだったんですかね? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 『第4回 本格ミステリ大賞』あぁ、そうですか・・・ ラストのほうはしらけちゃって斜め読みでした。 大賞をとるくらいですから、私の感性が”ヘン”なんでしょうが、それにしても、会話なんかもステレオタイプで陳腐なように思うのですが・・・。 スミマセン・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| まず主人公の絶妙な語り口に笑い転げながら読み進める。 豊田商事ばりの(それ以上か)詐欺事件を核にしつつ、恋あり 笑いあり涙ありの青春喜劇かと思っていたのですが・・ なんの予備知識も無く読んだ(普通はそうなのだが)のでラスト はシックスセンスやマトリックスを軽く超える衝撃がッ!! 拝啓−将虎様。貴方のように死ぬまで積極的に生きてみたいと思う 今日この頃です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 面白いんですよ。過去の話も現在の話も飽きさせないし。でも最後のどんでん返しってこれのことかー・・・ってちょっとがっかり。話のあらすじ自体にどんでん返しがくるのかと思ってたので・・・そういえばにたようなどんでんがえしを山○○緒の本で見たことあるなーって思いました。多分あのどんでん返しがこの本を軽くしてるんだな。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| きれいにだまされました。 「大どんでん返しがある」と聞いて どんなどんでん返しか期待して読んでいったら・・・ だまされた。 社会コードと言葉の仕掛け、 すっきりさっぱり味わってみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| �...^�,'読��>�,<��,'�(tm)�"''��, 読'��(tm)''��,<�ae'��<��Y� | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 数年前、話題になったときに読んだのですが、葉桜の季節になったのでついニヤリとしてしまいました。 たまに平積みになっているこの本のセンスのよい表紙と題名を見るたび、やはりニヤリと・・・。 題名がカッコよすぎるなんて書いてる人がいますが、作者は読者が本屋でこの本を選ぶ段階から見透かしてハメているんですよねー。そこらへんは脱帽です。 なによりたぶん、この先何年も葉桜を見るたびニヤリとしてしまうんだろうなあという、記憶に残る本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| あまりミステリーは読まないのですが、 これは内容は軽すぎず、でもさらっと読めてしまう本でした。 最後のどんでん返しは・・・ えぇ!!?!ってカンジで本当にだまされました。 前の方を何度も読み返しちゃいました。 でも、最後の補遺は必要ない気がします。 言い訳がましいというか、 作者には補遺がいらない程度に文章の中で 読者が理解できるようがんばってほしかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 「このミス」が選んだ理由もわかるような気はしますが、サイズの合わない服を着せられているような、妙に居心地の悪い読後感です。補遺で「服が悪いのではなく、あなたの体型が悪いのです」との説明。補遺の必要な作品って何だ?損した気持ちです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| こういうのを本格、とか新本格とかいうのだろうか? 最初からバレバレの叙述トリックが読む側の読み違いなのかも しれないと思いつつ読ませられる。 ひょっとしたらものすごく面白いストーリーなのかもしれない と錯覚させ最後まで読ませるチカラは有る。 が、それだけ。最後は脱力。 この人の場合たくさんのストーリーアイデアがありながら、 ひとつの作品として終結させると言う力量にかけている気がしてならない。 映画の作り方を参考にしながら書き進めていると言うのは、 本人がその気になっているだけなのではないか? まず、映像化は絶対無理だし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 傑作ですよ、傑作。ミステリーマニアは、(私も含めて)ヒネタ人が多いので、出来が良くてもあまり評価しなかったりする傾向があります。この小説は、普段ミステリーを読まない人にこそ読んで欲しい。いくつかの話、それぞれになぞ賭けがあり、それを包括する形での大きな謎、そしてトリックが最後に待っています。個人的に、本格派も社会派も融合させたミステリーが好きなので、こういう小説は大歓迎です。ミステリーものって、「だまされないぞ!!」と構えている人を相手に読ませなきゃいけないんだから、大変ですよね。もちろん、そんな人にもこの小説はオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 確かにミステリとしては変化球かもしれないし、こういうヒネリについていけない人もいるのかもしれませんが、いいじゃないですか。なにしろ読んでて面白いのだから。最後の数十頁、3回読みました。どこから変わったのかわからなくて。しかし、この作品は絶対に映像化できないでしょうね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 何かの雑誌で紹介されていて、面白そうなので読んでみた。う~ん・・・、あまり・・・。最近では現在と過去、もしくはA地点とB地点というふうな別世界の話しを同時進行して、最後にリンクして、な~るほどいう流れが目立っているが本書もそれで、それがあまりリンクしていないんだな。結局最後は驚かされたけど、いい意味ではない。裏切られた感じ。さらに言えば、思い返してみると気持ち悪い。まだやくざの話(過去の話)だけのほうが良かった気がする。本は辞典のようにこってり分厚かったが、過去も現在も落ちが非常に弱く、あっさり控えめ。読むきっかけとなった雑誌のレビュー記者の方に乾杯。良かったら私のHPもご覧になってください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| さっき読み終わったんですが、素直に面白かったです。少しずつ読みながらひっかかったことが、なるほど!って感じで最後に納得がいく。うまいなぁと思った。後輩きよしのところだけ、ちょっとずるいかなぁって気もしましたが。まあ細かいことは言いません!読みやすく肩がこらず、いいんじゃないでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 「葉桜の季節に君を想うということ」 こんな美しい日本語を聞いたのは久しぶりだ。ミステリーはあまり読まないのだけれど、あまりに綺麗なタイトルに惹かれて読むことにした。 内容は十分に質の高いものとなっていた。ミステリーの核はクリスティーの「アクロイド殺し」を髣髴とさせるものがあった。素直に読むと(というよりもかなり疑り深く読んでも)だまされてしまうのは必至だろう。これをアンフェアだというのは穴のあなが小さいだけだ。もう一度読み返してみれば良い。如何にうまく書いてあるかがわかるだろう。 まあこれを抜きにしてエンターテイメント作品としてみ手も十分に満足できる内容になっている。登場人物の語り口も軽快で読みやすい。 決して映像化不可能な、文学ならではの作品。文字を媒体とした故に創り出すことのできた娯楽的快楽世界をとくと御堪能あれ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| まるで人情芝居のような話だ。話の随所に盛り込まれた、トラちゃんの過去の話もとても面白い。だが一方で、実際にこういう霊感商法で被害にあっている人たちがたくさんいるという現実に気づかされると、心が重くなる。お金を持っている高齢者は、のんびりしていられない。油断できない世の中なのだ。それにしても、この作品のラスト・・・。読者をこんなふうにはめるなんて、そんなのありなの!? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 確かに「ああ、なるほど」と最後に思わされるのは間違いありませんが、話そのものは意外なくらいストレートです。二つのエピソードが螺旋のように絡み合って進んでいきますが、それほどの複雑さはないので、ミステリを読んでいる感覚はあまりありませんでした。ミステリの枠にこだわらなければ、結構楽しんで読める作品だと思います。私もだまされたクチですが、嫌な感じはしません。素直に「なるほど」と思いました。ただちょっと、タイトルは美しすぎるかもしれませんね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!





