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葉桜の季節に君を想うということ
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葉桜の季節に君を想うということの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全574件 561~574 29/29ページ
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『このミス』と『本格ミステリ・ベスト10』両方で1位を獲得するというのは、非常に珍しい事例のようですが。快挙ですな。思えば、島田荘司氏の推挙によってデビューを果たした「新本格」のホープでありながら、どうにも垢抜けない、今一歩押しが足りなかった歌野氏。『死体を買う男』で飛躍を遂げるかと思われたものの、それ以後も、ブランクもあり、やはり突き抜ける事はないのかと思われていた作家さん。その歌野氏が、これほどに評価高い作品をものするとは‥‥僭越ながら、感慨深く思ったりします。面白かったです。まずまずの分量なのですが、気が付けば半分を過ぎ、そして一気に読み終えた、という感じ。主人公のキャラクターと相まって、ハードボイルド風な展開はとてもリズミカル。複数のエピソードがそれぞれの視点で語られる構成でもあります。読み応えタップリ。その大掛かりなトリックの威力もさることながら、最も評価されるべきは、そのリーダビリティの高さではないでしょうか。物語に入り込むからこそ、仕掛けに嵌る驚きも大きいというもの。世評を裏切らない秀作といえましょう。 | ||||
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宝島社の『このミステリーがすごい!〈2004年版〉』1位につられて読んでしまいましたが、読後感は「アイデア一発のみ?」という感じでした。で、そのアイデアを語りたいがためにストーリーを作っているようで、展開にやや無理があると思います。SF商法等、細部の描写も取材不足が感じられます。あと「ドヤ」という言葉が多用されるのですが、一般的に「ドヤ」とは、宿の倒語であり山谷や釜が崎の簡易宿泊所を指して言う言葉だと思うのですが、どうも著者は意味を取り違えて使っているようです。重箱の隅をつつくようですが、気になってしょうがなかった。本当は「ヤサ」(鞘の倒語。自宅という意味。)って言いたかったんじゃないかな。たしかにテーマは現代的かもしれませんが、再読したいとは思いません。はっきり言って時間の無駄でした。もっと完成度の高い面白いミステリは、他にたくさんあると思います。「このミス」もあてにならないな... | ||||
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「花びらが散った後の桜の花が冷たくされるように・・・」これは「風」の名曲「ささやかなこの人生」の歌い出しですが、作者はこれを意識したのでしょうか。きれいな題名、軽い文章で、まとまりもよく、どんどんページをめくってしまう。ページ数も手ごろで3時間もあれば読める。弁当箱のような超大作に比べればとても良い。何よりも映画にできそうもないところが良い。映画化、テレビドラマ化は堕落への第一歩ですから。しかし、これが叙述ミステリーの限界でしょうか、やっぱり無理がありすぎる・・・○○の○○姿は、ちょっと想像したくない・・・ここまでして、ミステリーにしないといけないのかな。率直な感想です。評論家の先生はきっと読みやすさを評価しているのだと思います。 | ||||
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「このミス」1位に,ひさびさつられて購入.軽い文章,少し「重め」の内容,だれもが「やられた,そう来るのか」とつぶやくであろう結末.あっという間に読める.いい意味で年末の心地よい「時間つぶし」になった.「このミス」1位は大げさ.ミステリーとは思えないオチ.ほかのreviewerの言うとおり,ミステリーという必要なし.もう一度読み直そうとは決して思わない作品.読みっぱなしでオッケーでしょうね,筆者も. | ||||
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どことなくダークな雰囲気を持ってるけれど気さくな主人公と、自殺未遂をおこすような危ういヒロイン。怪しい健康食品販売会社のトラブルに巻き込まれて、危機一髪のところを彼女に助けられたけれど、実は…みたいな流れは、ミステリー小説にありがちな内容。最後に分かる事実は、小説だからできた話だと思う。「このミステリーが凄い!NO1」ということで読んだのですが、ちょっと納得のいかない話でした。好きな人と、嫌いな人で分かれる小説だと思います。 | ||||
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-高齢化社会-深刻な社会問題を背景に、老人を食い物にする悪徳業者を紆余曲折しながら追い詰めていく素人探偵の話。というと単純に聞こえるが、本書はそんなに安易には構成されていない。巧みなトリックで読者を煙に巻き、並行進行するサイドストーリーの謎解きも見事で、著者から日本社会へのメッセージも力強いものがある。トータルバランスで☆5つをつけました。もちろん、ミステリマニアにしてみれば、トリックの新鮮さや不自然さを云々言いたいところでしょうが、私のような軽いミステリファンにはカッコイイ作品でした。 | ||||
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なんか、ちょっと軽めの男(主人公)と思いきや、サクサクと語られる読みやすい文体に波乱万丈な生き様、やっぱりこの主人公かっこいいかもなんて思いながら読み進む中、印象的に挿入される土を掘る情景。なんだろう?どういうことだろう?とドキドキして、ラスト!「そういうことだったのかー!」とすっかり騙された後の気持ちの良い余韻。かっこいいよ、かっこよすぎるよ!こんな風に生きていけたらいいなって葉桜の頃を考えます。 | ||||
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最後までこの小説のトリックはわからなかった。驚いたけど事件をひっくり返したわけでもないし、やられたという感動はなかった。それに偶然も重なり過ぎだし。ミステリー何とかの1位というから事件をひっくり返すようなどんでん返し、トリックがあるのかと思っていた。主題も理解できたけど、これなら別にミステリーでなくてもよかったのでは? | ||||
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絶対あなたもだまされます。などという書評を読んで、「俺は絶対にだまされないぞ!」と心して読んだのに、まんまとだまされました。タイトルにも、意味がありますが、最後までわかりません。あなたも、葉桜の季節とは、どういう意味か知りたいでしょ。ストーリーは意外と単純、一晩で読めますよ。私は今、サクラが咲いているかなあ? ふふふふ・・・ | ||||
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分厚さも何のその!あっという間に読み終えました。面白かったです。驚きました!もう途中からは、頭の中で想像として出てくる彼らが…。これ以上は書けません。奥が深いですよ、タイトルも中身も。この本の面白さをトリックだけで片付けるなんて、もってのほか!!生きる勇気がもらえる本です。 | ||||
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上手いダマし方ではないので、「ふ~ん」といった感じ。○○トリック(ネタバレになるので伏せます)を一度も読んだことがなければ、それなりの「驚き」はあるかも。小説としては二流。 | ||||
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いきなり性描写で始まり、びっくりさせられるが、これも読者をワナにはめる作者の狙いかもしれない。確かに、この手のキャラクター探偵小説で読者が無意識に考えている前提をひっくり返したという点で面白いとは思う。でも、音のちいさいレコードの音量を上げたら急に大音響で「わ!!」と驚かされたような驚き(そういうのが昔あった)で、私自身はあまり感心しなかった。それよりも、そういう設定そのものの謎かけにパワーが使われているので、別に探偵小説でなくてもよかったんじゃないか、とも思う。 | ||||
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主人公が探偵をしていた20歳の頃に関わった殺人事件と、老人を食い物にする悪徳会社の実態調査、そして、麻宮さくらとの恋愛と大体3つの話が並行して語られますがどうして繋がって行くのだろうかと思いながらページをめくる手を止めれませんでした。とにかくストーリーの構成と伏線の張り方が本当に上手い。ちょっと無理な設定もなきにしもあらずですが、それを言い出したらきりがないのでしょうね。最後はまんまと騙されたっという感じですが、ミステリー好きにはたまらない一冊かもしれません。まさに文藝春秋社の“本格ミステリーマスターズ”にピッタシの作品と言える。悪徳商法や高年齢化社会など社会的な問題も取り上げてて実際に起こっても不思議でないからいい勉強にもなる1冊です!。あとでもう1回結末がわかった上で読み直すのも面白いかもしれませんね。貫井徳郎さんの『慟哭』のファンの方なんかは是非読んでもらえたら満足できるかなあと思いますよ。 | ||||
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