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よろずのことに気をつけよ



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よろずのことに気をつけよの評価: 3.57/5点 レビュー 47件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 1~20 1/2ページ
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No.29:
(5pt)

芋づる式謎解き

人や地方の伝統などが絡んでいて、著者の得意な物語の組み立てに満足しました。面白かった。
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No.28:
(4pt)

オカルトミステリー

乱歩賞では珍しいオカルトものです。
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4062171430
No.27:
(4pt)

読み終えた後、途中での恐怖感から解放されました。

人間のもつ、悪と善の究極を巧みに表現された作品に感嘆です。
読者の恐怖心はドンドン加速され、絶好調の一瞬で、人間のもつ慈しみに、両極端の表現に、圧倒された作品❗️
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4062171430
No.26:
(4pt)

ホラー+ミステリー。

面白かったです。一気読みしました。超常現象かと思っていましたが、違いました。題名とのギャップがあります。
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4062171430
No.25:
(5pt)

大好物の作品でした

歴史、宗教や各地の習俗が好きな私に、友人が勧めてくれた本でした。田舎にある小さな祠や岩、禁足地…そう言ったものに、ゾワゾワっとした魅力を感じる人はのめり込める思います!

薄暗い緊張感の中で話は進み、クライマックスはハラハラするような、スリリングな魅力もたっぷりです。

プロットが、映画化されたフランスの例の宗教と例の美術館の作品に似ています。
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4062171430
No.24:
(5pt)

引き込まれるように、よめました。

江戸川乱歩賞を取った作品とは後で知りました。場面の表現と、例えが丁寧で、終始、ハラハラして楽しめました。ここ最近、タブレットで読書し始めましたが、このような本に出会えて本当に良かったです。。
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4062171430
No.23:
(5pt)

法医昆虫シリーズから、こちらへきました

法医昆虫シリーズが面白かったので、みなさんのレビューを拝読した上でこちらを読みはじめました。
おもしろいっ!
こちらもシリーズ化すればいいのに!!
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4062171430
No.22:
(4pt)

タイトル、インパクトがあって好きです。

ずっとタイトルが印象に残っていて、内容もなかなか面白そうだったので読んでみました。
最初はなんだか文章が昔風だなぁと思っていたのですが、読み進めているうちに気にならなくなりました。
キャラクターがみんな個性的で魅力があります。
おじいちゃんが何をしたのか、一体何に呪われていたのか…どうしてこんな目にあわなければいけなかったのか。
気になってどんどん読み進めました。
時々?な部分やラストの多少の強引さは感じましたが、物語の雰囲気はとても好きでした。
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4062171430
No.21:
(5pt)

参りました。どストライクです!

ホラーではなく、伝奇ものでもなく、オカルトでもない
最高水準のエンターテイメント。
いにしえから伝わる、日本の歴史、風習、風俗、土着の宗教、民間信仰などなど
ちりばめて、なんとグイグイ読ませてくれることか!
呪いとか怨念とかのワード、大好きでやられちゃいました。

主人公、ヒロイン、鳥博士、友人の占い師など、登場人物も皆、魅力的です。
殺されたヒロインの祖父はもとより、祖父の教え子や教会の神父、田舎の青年に至るまで
巧みな人物描写がされていると思います。

二時間ドラマのラストシーンっぽい渓谷でのロケーションやラストの爽やかな安堵感。
傷ついた人々の優しさが底に流れており、私も絶対そうするであろう、エンディングです。

なぜに映像化されていないのでしょうか!?
主人公の学者を長谷川博己さん、ヒロインを吉岡里帆さんを思い浮かべながら読んでしまいました。
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No.20:
(4pt)

怖くはないけど、興味深い。

あまり惹かれる題名ではなかったのですが、思っていたのとは全然違いました。
現実に起こった殺人から、主人公とヒロインが独自に呪いについて調べていく話。
村に代々伝わるマイナーな呪いやすごい薀蓄の数々・・・。途中までの分からないままの怖さはあったのですが、蓋を開けてみれば・・・あまり怖くもなかったですし、緊迫感もなかったので、最後の盛り上がりがもう少しあれば、より面白かったのかな、という気もします。でも扱っている題材は魅力的ですし、登場人物たちのキャラも濃くていいですね。
時間や現実を忘れて、楽しませていただきました。
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4062171430
No.19:
(4pt)

人の怨、ひたすら念ずる。

呪術を専門に扱う研究者のもとに駆け込んできた女性。彼女は自分の祖父が殺されてしまったという。そしてその床下から見つけた呪符を持参していた。人は呪殺できるのか?その呪符は本物なのか?話を聞くうちに殺された状態や日付などから見え隠れする呪術者たち。祖父の生前をたどると今まで知らなかった一面が見えてきて・・・。そして巻き込まれていく。

呪術というのはとてもそそられる対象。こういうのは好き。そしてこの作者は最後まで展開がわからなくていい。
面白い!現在は呪術なんて鼻で笑われる側面を持っているけれど、それもやっぱり「怨念」って怖いわけで。いくら信じていない人でも藁人形に五寸釘があったらそこに見える「人」の「念」の部分にぞっとすると思う。そのぞっとする部分がふんだんにあって、ゾクゾク。そして謎解きの部分もあって、楽しい。あまり書かないから読んでみてほしいと思う。
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No.18:
(5pt)

ぶっ飛んだ!

面白いにもほどがあるだろ。
とにかく読みなさい。今すぐ読みなさい。
傑作だからね。
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4062171430
No.17:
(4pt)

呪術って。。。

読んでいて、たいへん面白かった、というのがまずの感想。

日本古来の神社や、祠、八百万の神々、村人たちの信仰。
どれをとっても、日本古来から庶民の人々が、生活の中で信仰していたもの、を彷彿とさせるキーワードだ。

遠野物語も口頭伝承の物語。
この物語の呪詛もそうであったとしても、何ら不思議はない。

ただ、途中まではとてもドキドキ、ワクワクであったのだが、後半、クライマックスか というところにきて、
ちょっと、「こじつけ」っぽくなってしまったところは、残念だ。(昨今の2時間ドラマ或は海外のスプラッター系っぽい)

著者が、福島県白河市出身とあって、最後の描写もなかなかリアルでよかった。

関東平野が終わり、山並みが徐々に増していくあたりには、こんな、「お百度めぐり」に適した(?)神社はたくさんあるのだ。
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4062171430
No.16:
(4pt)

おもしろかったですよ!

呪い研究に没頭する文化人類学者の仲澤のもとを、祖父を惨殺されたという17歳の少女真由が訪れる。彼女が彼に見せたのは、家で見つけたという古い呪いの札。仲澤はその呪いの札が呪詛の塊である「本物」であることに一目で気づき、愕然とする。
ここまでの呪いをかけながら、結局殺人という強行策にでたのはなぜなのか?そもそも誰が祖父に呪いをかけたのか?なぜ祖父が呪いをかけられたのか?
二人は謎をとくために、頭と足をつかいながら、謎の源へ迫っていくが、待ち受けていたのは?

非常に面白く読んだ。つっこみどころはあるけれど、スピード感もよく、「祈祷念仏」の世界をワクワクしながら読んだ。
後半の地方の情景は、それだけでほとんどホラー。雰囲気もよく、久しぶりに満足した江戸川乱歩賞受賞作だった。
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4062171430
No.15:
(5pt)

面白い!

呪いについての薀蓄がすごい!
よくこれだけ調べたなあ〜と思います。
得体のしれない寒村の風習と謎の呪文、護符。
これだけの話を書くにはかなりの資料が必要だと思う。

まあ、読者は謎解きはできないけど、オカルト好きな私は満足。
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4062171430
No.14:
(5pt)

前半はダルイ。ラストは秀逸。

前半から中盤にかけての会話による謎解き。。。
これはダルかった。
もっと他の見せ方がなかったものか?
読んでいてイライラした。
全般的には細部にこだわることによってリアリティがうまく引き出されていたと思った。
ラストはテンポもついてきて秀逸。
ただ、よくよく考えてみると、
この小説。大どんでん返しがない。
そこが残念なところか。
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4062171430
No.13:
(4pt)

近年の乱歩賞受賞作の中では1番の出来!

この作者は非常に、「文章の読みやすさ」に心を砕いていて、スラスラと読める。
且つ、小説のストーリーの序盤の「引き」が非常に強く、序盤・中盤までは、満点に近い評価を与えられる傑作!と言っても過言ではないと思った。 (しかも、新人賞ということに限らず、である)
 怨念・呪詛をテーマとして描いているから、どうりで面白いわけで、題材の勝利でもあろう。
 惜しむらくは、終盤のやや失速=動機のありがちさが、ちょっとイマイチかな、と。

 まあどのみち、処女作としては、恐るべきページタナーぶりであろう。
ミステリ・エンタメ系の他新人賞受賞作と比較しても図抜けている印象が強い一作だった。
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No.12:
(4pt)

タイトルが…

販売戦略的にタイトルはこれで良かったのでしょうか?最初は「いろいろなことに気を配っていこう」みたいな啓発本かエッセイかなんかだと思っちゃいましたもん。帯に『呪い』って書いてなければ買い逃すとこでした。この手のテーマはお好きな方も多いでしょうから、よりわかりやすいタイトルで訴求した方がと感じました。 内容は、まあ普通…。京極氏ほどの蘊蓄はないし三津田氏ほどのムードもなく、復讐の動機も物語の展開も予想の範囲内。正直、既に似たようなのいくつか読んだことあるぞみたいな感覚をもちました。個人的にはキャラクターにも「魅力的でしょ」って冒頭から押し売りされてるような感じを受けてしまい、今一つのれませんでした。じゃあ何で☆四つかと言うと、巻頭の作者の言葉がとても良かったからです。何となく恩田陸さんみたいで。今後に期待します。
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4062171430
No.11:
(5pt)

人間の業が厚みを持たせている

面白いものは面白い。本作品について、その理由を考えてみた。'1.書き込みすぎていない。この作品は読者の想像力に任せているところが多い。そのため、読者は過去の体験の中で最も恐ろしいシーンを想像し、この作品に投影することで、のめり込めるのだ。いかに削り込むかが作家の腕の見せ所だ。単に削りすぎると薄っぺらい文章になってしまう。削り込み具合がよい。'2.主要登場人物各人が払うことのできない業を持っている。何十年も人を呪い続けることはできるだろうか?今の僕には、できる人がいるだろうと思う。この点は、都会人の常識で考えてはいけない。山奥の閉ざされた地域に暮らす人々は何を楽しみに生きているのか。レジャーやグルメではないだろう。子供の成長ではないかと思うのだ。もし、自分の子供が殺されたなら、殺した犯人を恨む反面、目を離した自分を責め続けるだろう。この作品に欠けているものがあるとすれば、呪術師たちの自分を責める反省がないことだ。犯人を恨んでいるようで、実は自らを責めている。その業から逃れられない呪術師たちを描いていればもっと素晴らしかったと思うのだ。'3.僕は小説は秀逸な作品になればなるほど、その独特の雰囲気、世界観をを味わうものだと思っている。その点で、この小説は成功している。現に多くのレビューアーがそういっている。
 なお、以下の点を補足したい。ディテイルの整合性は、それほど重要ではない。力のある小説は、整合性を求めない。歌舞伎と同様だ。見せ場があれば読者は十分酔いしれることができる。最後に気になった点。字の地名は創作か実在かわからないが、西郷村は現に存在する。フィクションとはいえ、怪しくて行くのが怖い。地元からクレームは大丈夫なのか?「ぼっちゃん」を考えれば、大丈夫な気もするが。あた、呪術師たちが滑稽だと言っている人がいたが、それはそうだろう。最高の悲劇と喜劇は紙一重なのだ。同じ物語が見る者の置かれた立場で変わってくるのだから。
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4062171430
No.10:
(4pt)

「呪い」から伝わる恐ろしさが、面白い。

江戸川乱歩賞は、
とても読みにくくて、なかなか読むことはなかったのですが、
本書は、最初から最後まで通してとても読みやすい。

「呪い」という、少し小難しい内容ですが、
入念な調査に裏打ちされる知識の量は卓越しています。

一つ真相に迫ると、次の謎が沸き起こる。

「呪い」という歴史を感じさせる
恐れ多さというものが、ひしひしと感じられます。

筆力、内容の深さともに申し分ないできだと思います。

特に、最終章の衝撃は圧倒的です。
よろずのことに気をつけよAmazon書評・レビュー:よろずのことに気をつけよより
4062171430

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