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プリンセス・トヨトミ
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プリンセス・トヨトミの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全217件 41~60 3/11ページ
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大阪国の男たち女たちのつながりに、思わず電車の中でウルウルしてしまい、慌ててページを閉じた。 他の万城目作品を思い出すシーンもあり、こうつながるのか、と楽しかった。 会計検査官の3人のキャラクターも秀逸 | ||||
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確かに、他の人の書かれているように 他の万城目さんの作品と比べて、 テンポが悪いようにも思えます。 でも、それは同時に、大阪出身の作者の 大阪に対する思い入れがでてるような気がしました。 この人もそうだけど、町田康にも共通する 大阪人特有の滋味が特にこの作品には 特に強くあらわれているような気がしました。 僕は、それが逆によかったですね。 最後は万城目さんらしくさわやかに、 でも、大阪主題なんで泣かせる人情味もあり、 読み終わったらちょっとホロっとしてしまいました。 | ||||
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大阪城の地下を拠点とする「大阪国」が存在し、豊臣家の血を継ぐ女の子を守ることを唯一の目的として、いざとなれば220万人の「大阪国民」が決起する。このような壮大かつ大阪人の考えそうなファンタジー、だが決しておチャラケではなく、代々父が子に引き継ぐ「大阪国」の秘密とそれを必死に守る大阪人の滑稽でいてほんのりとさせるストーリーである。父と子が必死に引き継ぎ、男だけで守ろうとする「大阪国」、そんなものはとっくにお見通しだが、影で支える大阪の女たち。「大阪国」対「会計検査院」の対決も見ものだし、この検査員3名が個性的でかつ魅力的である。もっというと登場人物全員が「大阪的」に変わった人間ばっかり。颯爽とした長身で美女のハーフ、旭も、実は大阪出身の女の子で、お好み焼きが大好きで、大阪弁で最後にしゃべるところも大阪の綺麗な女の子の典型みたいで魅力的だし、男勝りの橋場茶子などは、やくざの組長の息子の鼻をとび蹴りで折ったり、ついにはそのやくざ事務所を襲撃したり、無茶苦茶である。でも、可愛い。なんかひょっとしたら、大阪には本当にこんな「大阪国」があるんとちゃうか、と思わせる作品だ。 | ||||
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映画になったよね。見れなかったけど。お城の中がどう繋がったのか見たかったです。発想がおもしろい。 | ||||
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大阪の方には面白いと思います。それ以外の方にはおすすめしません。 | ||||
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良いところ: 会計検査院の調査官3人のキャラクターは非常よく出来てるとは思った。 序盤、この3名が監査の仕事をするシーンが丁寧に描かれていて面白い。 大阪国とか社会法人OJOとかそんなどうでもいいところより、この小説は彼らの仕事ぶりで魅せるべきだった。 旭ゲーンズブールさんのデレとか、鳥居君のミラクルぶりとか、松平副長のアイス無双とかこっちで勝負すべき。 悪いところ: 非常に悪いのはセーラー服にこだわる女装癖のぽっちゃりデブが出てきたところ。 このキャラクターは酷いとしか言い様がない。 彼がどんな思いで女性服をきて綺麗になりたいのか地の文で安い理由が書いてあるが、この背景を持って彼が出てくる必然性が一切なかった。 一般的に共感されにくいキャラを出して何がしたかったのか、普通の男の子で幼なじみを助ける。これでいいのではないか。 セーラー服着たいなら体型に死ぬほど気をつけてお化粧と筋トレとダイエットとホルモン注射してから来いよ5年早いわと思った。 王女様もそんな男の子に何を思ったのかまるで描写が足りず、読み進めてカタルシスがなく、辛かった。 結論 そして、最後まで読んでわかるショボイ結末。 125億円の大阪の横領事件はこうして隠蔽されたのでしたという酷い結末は本を投げ捨てたくなった。 大阪の方はもっと怒ってもよいのではないでしょうか | ||||
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風太郎、しゅららぼんに続いて「プリンセス・トヨトミ」を読みました。 作者の書かれる世界が面白く、しっかりはまってしまいました。 プリンセス・トヨトミも同じく不思議なストーリーで、読み進めて行けば行くほど 作者の世界から抜けられなくなってしまいました。 前半でほとんど話が終わりそうに思えて、実はそこから怒濤の勢いで とんでもないストーリーが待ち構えている。 エンディングでの旭と大輔の会話は、気がつけば涙が出ていました。 自分でもよくわからないが、何で涙が出てきたのだろう。 男はいつも女性の手のひらの中で生かされているんだって 思えた瞬間か。 まさかまさかのどんでん返しで、暖かい気持ちで読み終えました。 あらためてもう一冊何か読んで見ようっと。 | ||||
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つまらなくはないですが、無駄な描写が多く冗長。先を読みたくなるようなスリルとサスペンスがあるわけでもないので、一層長く感じる。 | ||||
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とんでもない設定ではあって、そこは面白いです。 ないけれど、あったら面白いなっていう。 だけど話は緻密だし。 でもいつもの万城目さんみたいな話とはちょっと違って、面白いけれどちょっと物足りないような。。。 最後はこれで終わりなのかーってちょっと残念でした。 もうちょっと設定の方を書きこんでもらいたかったなあ。 父親と息子の話の方がメインなんだろうなあ。 鴨川ホルモーや鹿男とはちょっと違うラインかも。 | ||||
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本屋でもよく見かけた時期があり、よほど面白いのかと思ってたのですが・・・感想は題名につきます。 物語以前で終わってしまっている。 流行る理由が全く見いだせませんでした。 | ||||
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誰にでも守りたいもの、伝えたいものがある。それがどんなにアホなものでも(アホなものだからこそ、か?)。部外者にはうらやましい、大阪への愛を感じます。「ただそれだけのこと」に血道を上げて守り続ける大阪男。「男はとにかくアホな生き物やから」とそっとしといてあげる、大阪女。とにかく、その中心にあるのは「アホ」。万城目さんらしいです。なお、これは18歳以上、かつ、父を亡くした人にとっては、より深い味わいがある小説です。 | ||||
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序盤からぐいぐい引き込まれる感じはなく、努力と忍耐で読み進めましたが それぞれのキャラクターの魅力もあまり伝わってこず、 ただひたすら登場人物が増えてゆきました。 肝心の山場では登場人物たちの色んなネタが絡み合って盛り上がるかと 読む速度が期待とともに上がりましたが、結局肩透かしでした。 結末を読み終えてもこれまで読んだ文章は一体何のためだったんだろうと 首をかしげてしまいました。 独特の語り口と異色ファンタジーが魅力の作者ですが この作品に限っては面白さが一向に伝わってきませんでした。 | ||||
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原作を読みたくて購入しました。映画とは違った登場人物の設定で面白かったです。 | ||||
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つい最近、映画にもなっていた「プリンセス・トヨトミ」という小説を読んだ。まあ、文庫本でも500ページを超えるという大作だったので、私の場合読むのに3日かかりましたが。しかしながら、この小説、なかなか面白い物語りでした。大局的に言うとしたら、大阪都民、いや大阪府民200万人が、一人の豊臣家の系統をひく少女を守る、というものでした。それは、何の強制力もないのに、代々、父から息子へと18歳を超えたら明かされていく、豊臣の末代の少女を守っていくという使命。その末代の少女は自分自身の立場など、まったく知らないし、また、知らされることもない。しかし、そのご近所には、真田という家の父子がそばにいて、当の茶子を守っていく。今回の物語では、ひょんなことから、茶子と大輔が大阪府警に連行されたという一大事を知って、いつもは、白色のサーチライトに照らされた大阪城が、真っ赤な色に照らされて、それを合図として、大阪中の都民、いや府民が大阪国の危機を防衛に大阪城のたもとに集まってくる。そして普段は、普通のお好み焼き店の店主である真田が、実は、大阪都(国)の総理大臣ということで、東京からやってきた会計検査官の人たちと議論する。そのあげく、暴力に訴えるでもなく、「勝手にしろ」という鬼の検査官からの言葉を受け取り、今回の大阪国の危機を乗り越える。 まあ、いろいろな受け取り方があるだろうが、私はそこに、日本第二の都会である大阪都(府)の何か、目には見えないけれど、大切なものを400百年も守ってきたことに感銘を受けました。それは、今でいえば、岸和田のだんじり祭りであったりするのかもしれません。何か大切なもの。大切なこと。それを大阪都は、国から予算をもらってでも、守っていくというお話しだったように思う。私も27才のときに、大阪は東大阪に一時期在住していましたが、そこで、自分の本にして出版した「新・唯心論」の核心部分の着想を得ている。そして、東大阪から、丸善(株)出版の科学誌あてに、論文投稿をしていました。また大阪には、通天閣だったかに「ビリケンさん」という神様(の人形)もいる。今回の万城目さんの小説を通して、やはり、大阪には、日本の「良心」が残っているんだなぁ、と感じました。 | ||||
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大阪かぁ~。おもしろい!大阪城へ新幹線で行きたくなる。十字架見えたらそごいかも。。万城目さんの頭の中って何が入ってるんだろう?と気になる。 | ||||
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豊臣の子孫が現代も存在していると露見すると徳川方から攻撃されるとか、そういうストーリでは無かったので最後まで、この組織は必要なのか?という疑問が残りスッキリしませんでした。 父子の親子愛を表現するなら、ここまで大きな風呂敷を広げずとも万城目さんなら別の形でストーリーを作り上げる事が出来たんじゃないかなと思いました。 | ||||
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おお、そう来ましたか。という感じの飽きさせない展開でした。 この荒唐無稽な話も「絶対に無い」とは言い切れないのが、大阪という土地柄の素敵なところ。 大阪人の粋(イキ)も感じる素敵な仕上がりでした。 めちゃおもろいわ。 | ||||
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万城目さんのの小説は、『鴨川ホルモー』が自分にはいまひとつだったので、その後は手にしていませんでしたが、たまたまこの小説が映画化されたのをテレビでの放映で見て、意外に面白かったので小説の方も手に取りました。ということで、映画が先の出会いです。映画とは設定が若干異なっているものの、こちらも楽しめました。小説と映画の違いについて、あれこれ感想が飛び交っているらしいので、あらためて映画の方をDVDを借りてきて再度見ましたが、やはり、いずれもそれなりによくできているなあと思った次第です。大阪に詳しい作家さんらしく、大阪の町の様子がよくかけていると思います。 | ||||
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合理的思考の代表としての会計検査院と 伝統を親子で脈々とつなげてきた大阪の人々。 その戦いを通して、舞台になった大阪で巻き起こった橋本vs保守陣営に対する筆者の考えを垣間見たといったら考えすぎだろうか? | ||||
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細かい人物設定がある割にいまいち活かされていない様な。。。 え、これって必要なの?で??と少し突っ込んでしまいました。 こんなに大事件???あぁ、そっかプリンセスがね。 という感じ、もう少しキャラ設定が少ないほうが良かったような気がします。 キャラ設定は、面白かったです。 どうなるんだろうととてもワクワクしただけに少し残念です。 ストーリー展開は面白く、謎が解けていく時はテンポアップして楽しく読めました。 全体としては面白かったですが、期待値低めにスタートした方が良さそうです。 | ||||
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