■スポンサードリンク
虚構推理 鋼人七瀬
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
虚構推理 鋼人七瀬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 21~40 2/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理系ってとっつきにくいと思っていたんですが、読みやすいです。 語彙は決して少なくない(多い)のに読みやすい文章で、あまり見慣れない難しい単語はなかったです。読んでいて内容がすんなりと頭に入ってくるのは、ほんとお見事でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリとファンタジーのハイブリッドのような作品。 ある事件の犯人は亡霊で、主人公たちは亡霊の反抗だと知っていながらも、事件を納めるためには亡霊を否定し虚構の推理を組み立てなければならない。 普通のミステリはヒントをもとに事実を紐解くが、この作品はヒントをもとに筋の通った虚構を編み上げる。そんな倒錯したミステリだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでいて分かったのは、著者はネット掲示板における特有の世界観をあまり把握していない。 にもかかわらず、解決編において登場人物はネットと掲示板を駆使する。 著者の知識の無さが解決編を陳腐なものにしてしまい、読んでいると苦しい。 ページをめくるのもダルくなる。 「ネットの住民がなんでそんな無知で無邪気なんだ」 と、なんども心の中で突っ込むことになった。 半分以上読んだからには、完読するのが義務みたいになって最後まで読みましたけど、 もう「トリッキー、突飛、組み合わせが斬新」なだけのミステリはもう沢山。 暇つぶしに読んでいても、終盤は投げ捨てたくなりますよ。 対象年齢は中学生まで。高校生以上は読まない方がいいです、ほんとに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この物語の犯人は幽霊である。 普通のミステリといえば幽霊の犯行に見せかけて…なのだが、これは逆で、 犯人は幽霊というのが冒頭であっさり確定してしまう。 しかしその幽霊を倒すためには、幽霊のふりをする現実の犯人、といういもしない存在を、虚構の推理を作り上げて提示しなければならない。 犯人はいない。トリックも存在しない。しかしミステリ、しかも推理ミステリとして成立しているという奇策。 新感覚ミステリといいながら普通のミステリが多い中で、これほどの新感覚はそうそうない。 しかも他のミステリよりも物凄くリアルなのである。妖怪とか怪異が存在するという一点だけ除けば。 そう、本当の現実の事件には、謎もミステリもドラマも存在しない。この作品もそうである。例えばどこか不審な状況で死んだある被害者、しかし現実はぼうっとしていただけであり、ただの事故、警察の結論が正しいのだ。 しかし陳腐で普通な現実に対して虚構の謎を作り上げ、虚構の論理で塗り固め、あまりにも鮮やかな虚構を組み上げていく。 その手並みはまさしく圧巻。この作品でしかまず味わえない、本格新感覚ミステリである。 マイナスの理由は、戦闘シーンの描写の緊迫感の無さ。っていうか昔から思ってましたけど苦手ですよね城平先生? 今回は最低限だったので気になりませんでしたが、なるべく直接戦闘せずに推理と論理で戦って欲しいと願うばかりです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
また、同じ本を二度買わない為にもどなたか教えて頂けると嬉しいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
キャラものとしては最高。話は破綻までしてないものの、勢いで乗り切ろうとしているが強引すぎるところがあって残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
マンガ版から入ったのだが、やはり原作は世界観の広がりが違う。 他者の世界を描くのと、自身の世界をその言葉で広げるのではこうも違うか、と思わせる作品。 都市伝説をテーマとしている様で、独自の世界観を構築されて行く様は何というか心地よさがある。 怪談としての都市伝説ではなく、都市型フォークロアとしてのアーバンレジェンドの描き方。 他にも原作となる作品が多い様で、本作者の内包する世界が広いのだろうと推察できる。 ただ出来得るならば、その表現力をもって小説家としての腕を振るってほしいと思わないでもない。 原作しか書けない、世界観はあれども、表現力の無い作家も少なくはない。 そんな中、世界を内包しつつ、表現にも魅力のある作者さんなのだから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
発想そのものは悪くなく、「虚無への供物」的なメタミステリの系譜にあるのでないでしょうか。 ただその発想を成立させるために(あとはシリーズ化の目論見?)次から次へと設定を付け加えていってしまっては、少なくともミステリ方向の楽しさは味わえません。 ミステリの大きな醍醐味は一見無関係そうな各パーツが帰納的にぴったり組み合わさって「そうだったのか!」となる瞬間にあると思うのですが、これはいろいろ思わせぶりな被害者周りの設定はただ必要に応じて演繹的にばら撒かれただけ。 「真相」自体になるほどと思わせるような一本の筋があればまた違ったんですけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章が良く言えば丁寧、悪く言えば思考や描写を一から十まで説明しすぎて読み進めるのが辛かったです。 ミステリー+伝奇バトルがしたいのは分かりましたけど、どっちのジャンルから見ても酷すぎます。 妖怪を見ることが出来る女主人公と不死の男性のバディ物。 その体質になる凝った説明と代償の割には能力の見せ場が妖怪や幽霊使った聞き込み&ボス戦のサンドバッグ要員。 本題のミステリー?要素は刑事事件にしたことが致命的にまずいです。 警察が捜査して身元確認してるのが周知の事実である以上最後の虚構は通用しません。 ネット民もそこまで頭が悪くないだろうと、ところどころ読んでいてツッコミを入れたくなります。 あと、都市伝説として怪我人が出るくらいで抑えておけば良かったのに、途中で殺人事件にする必要あったのでしょうか。 嘘で造り上げた虚構推理で解決するという前提のため、死んだ人を蔑ろにされて後味が悪くなるだけです。 キャラ設定だけに使われる伝奇要素に、推理要素ゼロの妄想ストーリー連投してゴリ押しで勝利。 俺達の戦いはこれからだエンド。 ……評価は1が妥当です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
増刷しているわりには、アマゾンのコメント数も少なく、おそらく最後まで読んだ人が少ないのでしょう。抽象的な言葉の羅列で、この小説家は小説を書くことが苦手なのでしょう。評論とかがむいてるのではないでしょうか。小説家を目指す人には反面教師となる作品です。 視点がころころ変わるし、読者思いではありません。 発想も実はいまいちで、第四の仮説では、わたしなら色々反論できる。 目の肥えた人にはオススメできない。 ライトノベルは、私は読んだことがないので、 「貴方がライトノベルの良さがわからないからだ」 と言われたら、その通りだと思う。 しかし、この推理理論を展開するために人を殺す必要があるのか? で、未来決定能力って、いったい何? 最後の秩序があーだこーだのシーンも、この構成なら無駄。 大丈夫か、この国のミステリー業界? 読者も舐められたものだ。 追伸、評価が高い理由は、漫画から入るからでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
そもそも妖怪や都市伝説が出てくる話なので、リアリティーを求めてもなんですが、ちょっとラノベ感があります。 鉄骨を振るい人を襲うアイドルの亡霊「鋼人七瀬」。それをどう撃破するのかということで、話は進んでいきます。 設定は面白いんです。でも圧倒的な盛り上がりが感じられなかったです。シリーズ化しそうなので、今後に期待です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
原作との違いがほぼ無い作品なので 文章であえて読みたい、 原作者に興味が湧いたと言う方以外はお勧めしません。 コミック→原作の順で読みましたが主要人物3人の関係が コミックより色恋関連の描写が少しサバサバした関係に感じる程度です。 テンポが良く、あっという間に読めます。 挿絵はありません。 あやかしや都市伝説、言葉による組み立てロジックが好きな人は楽しめると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コミックが1巻無料だったので何気にダウンロードして読んだら面白かった。少女漫画の恋愛モノか何かと思ったら異能モノ超展開。これは原作を確認しておかねば,と言うことでこちらへ。文体がなかなかいい感じの乙女チック&達観した淡泊さ。コミックの方もキャラの瞳が意図的に誇張され描かれていたけど、なるほどこの雰囲気を描いたのか、と納得。後半のバトルシーンは完全に引いていて掴みづらい状況だった。九郎のアクションは遠過ぎて雰囲気掴めないし、岩永のやりとりは文字だけの静的なものだしと。これでは欲求不満だ、続刊どこだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
漫画の展開が気になったので購入。 ちゃんとした小説でライトノベルのように軽く読めるためよかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この物語に登場する人物達の名にも意味がないわけはないのである。 九朗はなんのひねりもなく「苦労」であることは確かである。 琴子に関しては作者自らが物語のなかで語っている通りである。 紗季は漢字に季節の季を当てたように、サクヤビメからであろう(ちょいネタバレごめんなさい)。 では、 六花(りっか)はなんであろうか。 私は数日、この問題で頭を悩ませた。 ある日、ふと、知人の北海道土産を手に取った瞬間、思いついたのである。 りっか(六花)は ろっか とも読む。 つまり、主人公岩永を砕くもの、 ロッカーである。 。。。つまんなくて、ごめんなさい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「名探偵に薔薇を」がとても面白かったので他の作品も読みたくなり購入。 「名探偵に薔薇を」に比べるとラノベ色が強くどこか漫画的な小説です。妖怪が出てきたりそもそも犯人が幽霊(というかなんというか)だったりジャンル的にはファンタジーミステリーといった感じ。なので殺人事件は起きますが重たさはなし。 テンポよく読めるので中盤までは楽しく読めましたが、終盤の一番大事なところでいまいちのりきれなかったのが残念。詰めが弱く中だるみが強い。締めの推理を聞いても「おおお!」と思えなかった。 そして本作はその特性上かなり人を選ぶミステリーだと思います。真相を解き明かすのではなく、それらしい嘘の推理をして大多数を納得させるのが勝利目標。タイトル通りの虚構の推理がメインにくる小説でなのでそもそも解き明かすべき謎なんてものは最初からなく、主人公が作り上げるでたらめな推理に夢中になれなければ読んでいて辛いでしょう。 登場人物は凝っていて個性もあり、続編を感じさせるラストもよかった。ですがミステリーとしてはあまり好きな部類ではなかったので☆3としています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作は2011年に発売された同タイトルの文庫版である。 作品はタイトル通り「推理」小説のため、当然ラストの推理が最大の見所。ただし城平京氏の作品を読んだ事がない方には盛り上がりに欠け、そこに至る話の展開はだらだらと遅く感じてしまうかもしれない。 薔薇やスパイラルシリーズ、十字界からの氏のファンである私にとっては贔屓目に見ても「素晴らしい出来栄え」だと思うので、氏の他の作品(漫画やアニメになっているものもある)を見た事がない方はそちらを見て、氏の「味」を知ってから、購入を検討してはと思う。 では2011年版との比較。 基本的に内容に変化はなく、加筆修正、新規のエピソードなどもない。変化と言えば、文庫版は普通に右ページから左ページに読むが、2011年版は右ページを上下、次に左ページを上下と読むタイプである。また挿絵がないのは共通だが、文庫版のカバーにはある登場人物のシルエットのみ、2011年版のカバーには登場人物3人のイラスト(+作者の一言コメント)が描かれている。値段は文庫版の方が若干安い。 素人目にはこんな感じだろうか。 内容的には星5をつけたいが、すでに知っている作品で新しい部分がとくに見られなかったので星−1という感じ。 最後に蛇足ではあるが、漫画版も発売されているので、この作品を気に入った方にはそちらもオススメしたい。 長文失礼致しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星の数こそ少ないけれど自分はこの作品が好きです。 しかし物語を読み進めるにつれ高まっていく期待が高すぎた故に ラストで盛り上がらなかった感があります。 設定はかなり面白いものでした。 登場人物の間の設定などもそそられるものでしたし、若干ライトノベル風な要素も盛り込みながら一般小説としてなりたっている。 昨今のライトノベルしか読まない若者が一般小説にも興味をもてるようになるきっかけとなりうるいい作品だったと思います。 コミカルなとこは声に出して笑ってしまいそうなほど面白おかしく、シリアスなところはとても本格的に描かれていました。 しかし「一番怖いのは真実がつまらないことだ」と作者の別の物語にもあったように この物語は真実、ラストがつまらなかった。 解決編がつまらないのは物語として一番の欠点ではないかと思う。 1つの事件で長々1冊使う必要があったのか、ページ稼ぎをしているのではないかと思われるようなテンポの悪さがラストで感じられた。 設定が好きだっただけに余計に残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
題材は目新しくて良かったのですが、 いわゆる謎解き部分が何度も同じ事を繰り返し書かれていて ページ稼ぎの為にダラダラ引き延ばされた印象でした。 事件解決方法は意外でも何でもなく、 これまたダラダラ… 新品で買わなければ良かったと久々に後悔いたしました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!