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皆殺し
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皆殺しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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友人ミックの手下が、郊外の倉庫で何者かに惨殺された。ミックの依頼をうけて、スカダーは犯人探しを請け負うことになる。だが調査を進めるうちに、スカダーは敵の襲撃にあい、抗争に巻きこまれた周囲の人間までもが、次々に殺されていく……。追いつめられてゆくミックとスカダー。はたしてふたりはこの戦いから生還することができるのか。そして姿なき暗殺者の意外な正体とは──。 | ||||
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購入歴が表示されなかったので怪しみつつ求めましたが、かつて読んだ本でした。街の書店で買ったのですね。やはりレビューを備忘録代わりにするのが安全なようです。 さて、内容ですが、忘却力著しい今日この頃でも、さすがにしばらく読んだところで、あの強烈なラストを思い出しました。まさに、ミック・バル-無双物語で、解説者ですら出来映えに疑問を呈するほどですから、シリーズファンの批判が強いのも納得です。けれどもたまにはこんな西部劇的な物語があってもいい。時間を忘れて読み続けさせる吸引力は再読時も健在でした。ちょっと殺しすぎではあるが・・・。 | ||||
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ローレンス ブロック 好きにはたまらない一冊です。夜のお供に最適 | ||||
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タイトル通り、最初から最後まで人が死にまくる。えっ!あの人までも? シリーズを順に読んできた人にはそういう驚きがある。前作までは頭脳的で静なる名探偵を極めていきそうになったスカダーが、今回は打って変わって「動」になる。スカダー・シリーズ屈指の傑作「800万の死にざま」の頃に彼自身が戻っていくように一瞬思えた。あの頃彼が何度も繰り返していたあの台詞を再び甦ったから。もちろんアル中には戻らないのだが。リアルな語り口で、人の死が全編に描かれる。それも突然の暴力による人の死が。先程まで会話をしていた人物が、死体になって横たわる。死とは何か?・・ちょっと考えさせられる。 | ||||
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もう20年以上も続いているスカダー・シリーズ。作品の度に、ファンはその細やかな人物・心理描写と、素晴らしいプロットに心を奪われてきた。探偵小説でありながら、ニューヨークを舞台にした、割としっとりとした現代小説のシリーズであった。 最近はマット・スカダーが結婚したりライセンスを取ったりと、ファンの驚く出来事が続いていたが、同時にちょっとマニッシュになりすぎたと言うか、意外にハードになってきたな、とびっくりしていた。 そして、本作はお馴染みミック・バルーの物語として描かれているが、その内容の血生臭い事といったら、シリーズでも最異端だと思われる。そして、最後には裏切り者をゴッド・ファーザーの様に炙り出すミック。これは本当にスカダー・シリーズなのかしら、と驚いてしまった。ミックの戦争に巻き込まれ、行動を共にするマットにも。 ともあれ、やはりブロックは人物描写とプロットの天才である事に変わりなく、引き込まれる小説だ。 最後に、この小説で死んでいった多くの”常連”達の冥福を祈りたい。特に、ジム・フェイバーに。 | ||||
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