■スポンサードリンク
ファントム
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ファントムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アマゾンレビューでクーンツの傑作という評価を見て、かなり期待して読み始めましたが、残念ながら期待はずれでした。 1983年の作品ということで、いかんせん古くなってしまっている部分もあるのだと思います。 内容は「しばらくの間、町を離れていた主人公が妹を連れて町に戻ってみると、町の人が全て消えていた・・」というものですが、この説明をみて頭に浮かぶ「このお話では、こんなことが起こるのかな?」ということが順番に起こるだけの平板なストーリーです。自分としては、感情移入できず、ファントムの正体にも無理があり、恐さも意外性も感じませんでした。 私がこの小説を読んで特にいまいちだなと思った点を挙げると1、キャラクターの特徴が弱い(主人公の特徴がストーリー展開でいきていない、またそれ以外の登場人物の特徴も弱い)2、キャラクターの行動に合理性に欠けるところがあり感情移入できない(なぜ、1日目の夜をやり過ごした段階で町から脱出しないのかわからない)3、町に何度も後続の応援部隊が到着しており、それが緊迫感を失わせている。4、応援部隊の死が突然であっさり過ぎて、恐怖を感じない5、ファントムが正体を現すのが、下巻の真ん中辺りで遅すぎる6、ファントムの正体が巨大なエイリアン的古代生物というのでがっかり(ファントムに知性をもたせたり、様々な超常的能力を予感させたり、宗教的意味づけをしたかと思ったら、アメーバ的巨大古代生物って・・。いかにもハリウッド映画ぽくて映画化しやすそうですね・・。)7、上巻早々に出てきたケイルという人物とその関連の話はいったいなんだったの?(結局、本編とどんな関係があったの?)8、ファントムが死んだ後の、ケイルとジーターの行動は余分という感じです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!