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凍花
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凍花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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長女の百合さんが妹二人に対して強烈なコンプレックス描写が印象的でした。 百合さんの日記で次女をゲロンパ、三女をチャバネって表現してて気持ちが悪かった。 元々母親からストレスの掃き溜めに、と勧められて日記を描き始めたけど妹二人をそういった表現をして妹二人が不憫でならなかった。 大学での好きな人に付きまとった件や、妹二人や家族を酷い描写で日記に書いてたため、もしかしてこのお姉さんは双極性障害か解離性同一性障害じゃないのかな、と思いました。 長女の性格に最後まで理解できなかった。 | ||||
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自慢の姉二人。自分にとっては優しくて完璧な長女が、なぜ次女を殺さなくてなならなかったのかを三女が長女の日記を基に、探るお話。 日記の中の長女を探るうちに、どんどん彼女の本音の部分を発見しては、三女が嫌悪感を募らせていきます。 前半は、次々に事実が分かる展開になっていて先へ先へと読みたくなり面白かったですが、長女のように周りに気を遣って生きている人間に対して、今までのほほんと我儘に生きてきた三女が勝手に嫌悪感を募らせている感じがあまりにも身勝手で共感できず、後半は少しクールダウンしてしまいました。 人間の怖さを堪能するホラーなのかと思っていましたが、最後のほうは長女があまりにも不憫で悲しいお話だったように思います。 | ||||
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評価が良くて驚きました。 読みやすいだけで、内容に深みがない。主人公や周りに共感も持てないし、残念な小説でした。あれだけの悲劇はこんな薄っぺらい描き方では、納得できません。 | ||||
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一気に読み終わりました。 長女の百合ほど美女で仕事ができて、という感じでは私自身ありませんが、とても共感できました。 誰もが持っているけど自分でも見ないようにしてしまっている本当の気持ち。 それを深いところまでえぐられて自覚させられる気分で、何度も何度も涙しました。 他人から見れば恵まれている、けれど本当のその人の心なんて誰にもわからないと思いました。 オススメです。 | ||||
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ある日、美人三姉妹と評判の家で、一番大人しくて品行方正に見えた長女が、どちらかと言えば奔放な次女をアイロンで殴り殺すという事件が発生した。いったい仲の良かった三姉妹に何が起こったのか? ミステリーとして紹介されていますが、東野圭吾や宮部みゆきなどを愛読している人にはお勧めできません。トリックと言うものではなく、若い女性が持つ人間関係や恋愛の悩みと葛藤が生み出した悲劇なので、ミステリー好きの人よりは、姉妹愛について共感できる人に向いていると思います。ただ自分には非常に不自然なストーリーでまったく共感できませんでした。 | ||||
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三姉妹の長女(百合)が、次女(梨花)を殺害した。 三姉妹は、非常に仲が良く育って来ていた。 なので、三女(柚香)は、長女が殺人を犯した理由が分からない。 柚香は、百合のことを知るために動き出す。 ブログで意見を求めたり、百合の昔の知人に会ったり・・。 作品中盤で、百合の日記が見つかる。 日記の内容は、柚香にとっては衝撃であった。 日記が見つかって徐々に明らかになっていく 百合の心情については、悲しくもあり同情できる部分もあった。 しかし、理解しにくい心理状態もあった。 人と上手く付き合うことは、非常に難しいことである。 女性の作者らしい視点で書かれている。 | ||||
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”自分はこういう人間なんだから” ”いつもと違う自分を出すと嫌われるかも” こういった感情は多かれ少なかれ誰しもが持っている。 ただしそのような外付けの仮面をかぶるのは大抵は人間関係をうまくいかせるためのものであって、仮面をつけているにもかかわらずそれが受け入れられない時の二重の苦しみは想像を絶するものだと思う。それこそ物語の中にあるように家族にだって内面が分かるとは限らない。 他人にどう思われているか気になる、というのはほとんどの場合はいわゆる自意識過剰であると思う。なぜなら類は友を呼ぶの法則に則れば、人は自分と同等の人と自然とつるむようになるからだ。 ところが本作の長女・百合はその自意識が過剰になり得ないくらいの美貌と能力を持っていた。一方で”普通”のコミュニティに溶け込めない自分に葛藤を抱いてしまった。 天才の苦悩はこういうものなのか、と想像を働かせながら文中の日記を読むと、人を理解することがどれほど難しいかを思い知らされるようである。 花は凍ってしまえば醜い一面を晒すことはない。しかしそれはただ人に見られるためだけのもので、中身がどれほど腐食しても表面は変わらぬ美しさを保つことを強いられる。終盤、三女・柚香はようやく凍り付いた姉を融かすきっかけを得たが、それが次女の犠牲なしに可能だったのかはやはり分からない。 | ||||
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物語のポイントが何処にあるのか不明。 事件を起こしてしまった長女の内面を深く掘り下げるわけでもなく、 日記と三女の猛進で話が進んで行く感じ。 家族の中から加害者と被害者を出してしまった家族の 葛藤の描写が弱い。 そして三女が余りにも自分勝手で子供染みていて、 好きになれない、というより腹が立つ。 他人を思いやる気持ちが全く感じられない。 | ||||
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いっきに読んでしまった。後半のそれぞれの心の内がすごく納得できた。 | ||||
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途中から何となく結末がわかってきてしまい、読み終わった後はやっぱりそうかと思い、意外性に欠ける | ||||
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女性作家らしい、女性同士のよくある日常のやり取りが リアルに描かれています。 ラストまで大きな驚きはなく、展開が読めてしまいます。 長女はいろいろたいへんなんです、という作品でした。 | ||||
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正直薄っぺらい印象を受けました。 話の展開が安易で簡単に予想がつきます。 説明過多な記述が多いのも気になります。 この小説からは身内から殺人犯を出した家庭の深刻さや 圧迫感は全く感じられません。 | ||||
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初めて読む作家さんは文章のカンジで、はいっていけない方もいるのですが 最初のページから読みやすくあっという間に読み終えてしまいました。 ミステリーというのとはまた違うかもしれないですが 長女の違った面が判明していく過程は引き込まれました。 長女の考え方は「長女」ということに関係なく そもそも少し病的に思えますが、 人に嫌われることを異常に恐れるところとか、誰にも自分は必要ではない? と思うところとか、理解できるところもあり悲しくなりました。 百合さんのこれから、が非常に気になりました。 | ||||
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色んな意味で、たまらん気持ちになる本です。 あっと言う間に読み終りました… | ||||
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とても読みやすくて、サラッと読めました。 でも読みやすい分、ひねりが少なく、物足りなさを感じました。 | ||||
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内容に期待して読んだからか、淡々としたまま終わってしまった。 姉と次女に確執があった訳でもなく、姉が次女を殺した経緯もほんの少し書かれているだけで、正直なんだったんだろうかと言う感じでした。 | ||||
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このお話の長女程、出来た人間ではありませんが、長子なら解る解るって内容が沢山ありました。 話は妹・三女の視点から書かれているので、若干苛っとすることもありましたが、最後まですんなり読めました。 大体、結末が予想できたので、ミステリー色はあまり強くなかったと思いました。 | ||||
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しっかり者で優しい長女、明るく天真爛漫な次女、甘えん坊な三女、よくあるイメージ通りの三姉妹ですが、この物語は長女が次女を殺してしまうところから始まります。三女は完璧と信じていた長女がどうして次女を殺してしまったのか、そして、自分の知らない長女の姿を探ろうとします。 誰しも必ず、家族にも見せたくない秘密があると思います。三女が長女の秘密を知っていく様は、スリリングで衝撃的、そしてとても切ないです。長女の心理を辿るにつれ、感情移入を余儀なくしてしまい・・・最後は涙がこぼれそうになりました。おすすめです。 | ||||
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しっかり者で優しい長女、明るく天真爛漫な次女、甘えん坊な三女、よくあるイメージ通りの三姉妹ですが、この物語は長女が次女を殺してしまうところから始まります。三女は完璧と信じていた長女がどうして次女を殺してしまったのか、そして、自分の知らない長女の姿を探ろうとします。 誰しも必ず、家族にも見せたくない秘密があると思います。三女が長女の秘密を知っていく様は、スリリングで衝撃的、そしてとても切ないです。長女の心理を辿るにつれ、感情移入を余儀なくしてしまい・・・最後は涙がこぼれそうになりました。おすすめです。 | ||||
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100%理解できるのは、きっと自分だけ。たとえ家族であろうと恋人であろうと全てを理解するのは無理。「理性」が働くから心の悪魔の部分も隠せる。その悪魔の部分に踏み入っていく妹。心の病。。。現代病だな。。。長女の気質。わかる気がしました。メールや手紙、日記形式で書かれている部分が多いので読みやすくどんどん進みました。人から見た感じと自分の中の気持ちのすれ違い。伝えることの大切さ。しみじみ感じました。 | ||||
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