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(短編集)
往復書簡
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往復書簡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 61~80 4/6ページ
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三部作からなる往復書簡に交差する作者の眼差しは一貫している。思春期にそれぞれの事情から、誰もが抱えざるを得ないそれぞれの光と影へのエレジーである。交差する光と影が織りなす愛の行き先は独白という形の中で完結します。そして、日常性の中に組み込まれていくその確かなる愛が生きていく原動力となるだろうという爽やかな感動を与えます。愛は独白のプロセスをたどってこそ、昇華していくものなのか! | ||||
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告白、少女など読了感が悪過ぎるものばかりで以来、湊作品は敬遠して来ました。 こちらはそうでもなさそうなので、手に取りました。泣けました。 女性の手紙を読んでいると、どれもが自分を少し投影出来そうな、改めて湊かなえのそこはかとない凄さを感じました。 こういう、心理を手玉に取るのが上手だからこそ、読了感の悪い作品は徹底して読了感が悪いのでしょうね。。。 | ||||
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手紙でのやりとりで物語の進む全4編の短編集。 手紙を通じて明かになる昔の真実。 その真実に対して主人公達はどう考え、どう行動するのか? 映画「北のカナリアたち」の原作は、「二十年後の宿題」。 手紙のやりとりという構成は大変珍しい。 手紙を貰った主人公に感情移入もしやすいと思う。 湊かなえらしく、読了してもモヤモヤ感が残るが、良作ミステリ−。 久しぶりに直筆での手紙も書きたくなった。 | ||||
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「告白」を先に読んで衝撃を受けて、期待してる人にはお薦め出来ません。 「告白」と同じような展開で「告白」よりまどろっこしい 回りくどいというか言い訳がましい印象で途中飽きてきました。 残念ですが、最後の短編は意味が解りません。 おそらくこの作家の本はもう読まないと思う。 | ||||
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湊さんらしいなと思った。 でも告白や少女のようにドロドロと重いものではなくて、読み易かった。 | ||||
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湊かなえさんの本は割と好きでよく読んでいます。 この小説は手紙のやりとりで構成されているので最初はもどかしい気持ちで読んでいましたが、 だんだん夢中になり、するすると読み終わりました。 やっぱり女同士のゴチャゴチャした感じを描くのが上手ですよね。 この感じ分かる分かる〜と思いながら読みました。 映画が全然違う感じになっていそうですが、見に行こうと思います。 | ||||
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3編(4編?)の物語から成る作品。 この作者の作風からして、すごく期待しながら読んだのですが。 すみません、断言させていただきます。 面白くなかったです。 次に期待します。 | ||||
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自分は湊さんの展開の仕方や人物の心理描写,シニカルな表現が好きなので、この作品も楽しませて頂きました。順番を付けると、3→2→1の順番で好きです。1は少し無理がある感じがしたけど湊さん特有の後味の悪さがでて良いと思うし、あとの2作は救われる?話なの読後は爽快感がありました。手紙形式で読むのが煩わしいという方もいますが、特に意識しなければ気になりません。買って損はないです。 | ||||
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はじめのタイトル「十年後の卒業文集」 この登場人物はアホなのかと思いました。 手紙のやり取りがかみ合っていないし、お互い疑っているし・・・ ラストで納得できました。 面白かったです。 真相を打ち明けたときの登場人物の反応もかいてほしかった! | ||||
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「十年後の卒業文集」「二十年後の宿題」「十五年後の補習」と、三作品が収録されていますが、最後の「十五年後の補習」が一番面白かったです。 手紙を書く必然性が一番感じられた作品だからかもしれません。 他の方のレビューにざっと目を通してみると、かなり厳しい意見が多いようですが、まだ「告白」を読んでいない私は、大ベストセラーと比較のしようがないせいか、十分楽しめました。 何となく、読みそびれていた「告白」を読んでみようと思います。 | ||||
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一冊読み終わってすぐ「え?」ってなりました。 作者さんの本の最後にババババッっと全てが分かって「あー!こことここが!!」みたいなすっきり感とゾクゾクした感じが好きだったのに、今回はあれ?って感じ。 1つ1つの話にいつもの衝撃がなさすぎて、それぞれの話が1冊全体でまた1つに繋がるんだと思って期待して「早く早く!」って思ってたのに…。 自分が気づけないだけかと思ったら違うみたい…。 湊さん独特のハラハラ感が好き!って方は読まなくていい気がします。 物凄い偉そうだけど、湊さんの作品は好きなので、また次期待してます。 | ||||
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3作の短編で構成されています。 各エピソードのつながりは全くありませんので、カバー裏に連作集的な説明がありますが、短編集の誤りです。 文庫化によって追加されたといわれている数ページのおまけエピソードのみ、一つ前のエピソードと関連があります。 この作品、最初から最後まで手紙のみで構成されています。 読みながら、そして、読み終えて感じた事は、手紙のやり取りのみをひたすら読み続ける事の苦痛さです。 これは体験してみないと分かりませんが、人によっては相当なものになると思います。 途中でギブアップする人もでるかと思います。 この作品の評価は、物語の内容そのもの以前にここに尽きます。 | ||||
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タイトル通り、全てが手紙のやりとりになってます。 登場人物同士のやりとりが全て手紙となっており、まどろっこしい事この上ない。 好きな人には、手紙を読み進めながら、徐々に全貌が明らかになるのがいいのでしょうが、僕はダメでした。 普通の小説にして下さい(笑)。 | ||||
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他の方のレビューを見ると、ボロクソに言われているものが多い。 私も一本目の、『20年後の卒業文集』を読んだときはそんな感じを受けた。 イマイチ入り込みにくかったことがあっても、読み進めていくうちに段々とそうなっていくことが多いのだが、この作品に関してはそれがなかった。 オチも「なんだかなー」という感じで、読むのをやめてしまおうかとも思った。 でも、それ以外はそんなことはなく、面白かったと思う。 だから星は4個でもいいんだけれど、やっぱりつかみが大切ということで3つにする。 酷評が多いようだけど、多くの人に読んでほしい。 | ||||
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湊さん「告白」以来2作目です。「告白」が私には怖すぎて途中本を閉じてしまったりしてたものですから (苦笑)、こちらはだいぶソフトで読みやすかったです。 ですが皆さんもおっしゃっているように3作共似たような構成ですので、3作目はもうどうでもいいって感じもありましたが・・・。(終末だけは映画やドラマのおわりのようで良かったです。) しいて言うなら私は2作目が良かったかな。恩師がすべて分っていた、みたいな。温かいものを感じました。 ただ3作共、一人一通の手紙の量がハンパないので、ここまでってありえるのかな?と単純に思います。 | ||||
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映画化ということで読んでみた。3作品とも世界観は良く描かれていたが、手紙形式に表現しているため小説としては中途半端な感覚を受けた。 | ||||
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今の時代メールや携帯電話、スマホなどの便利なものであふれかえっている中 なぜか新鮮な気持ちで読みふけってしまいました。 手紙方式の短編集。読みやすかったし面白かった ただこの作者のレビューをみると必ず「告白」と比較されてて不憫です(笑 自分も告白を読んで、そのあとこの作者の作品を少なからず期待して読んだ時もありましたが。。 今は告白とは全く別の目線で読む事にしています。 そしたら結構いい作品もあるんだけどー。甘いかな?? | ||||
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文章も上手なんだけれど、感性と言われるものがこんなにも豊かだと感じる著者は珍しい。 あくまでも褒め言葉なんだけど、何故かいつもネガティブと言うか卑屈と言うか物事を斜に構えると言うか・・・そっちがわの感性を感じます。 それなのにどうしてこんなに面白いw | ||||
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この小説は、約90ページずつの中短編3つで構成されている。 一つずつの作品には全く、関連はなく、ひとつずつ独立した物語だ。 ただ、1つずつの作品にすこし完成度にムラがあるかもしれない。もちろん、好みの問題だとは思うけれど、読後にあまりピンとこない作品も入っていて☆3つというところかなぁと思う。 「告白」のときのように一気に読み上げれるのは変わりなく、読み物としては手紙というのも、面白い気がするけれど、驚きとなどは少ない作品だと思う。 変わらないのは、ほかの作品と同じで、読後感はあまりよくないかもしれない。 | ||||
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3編からなっている。 物語の結論から書けば・・・たいした内容ではないのだが・・・ 手紙のやり取りから、読者はいろんなことを想像する。 読み手の想像力によって、面白さは変わってくるのではないのかと感じた。 今後も楽しみな作家さんです。 | ||||
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