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(短編集)
往復書簡
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往復書簡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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手紙のやりとり形式が好きなので読みました。まどろっこしい言い回しや、気取った比喩などが無いので。 確かに読みやすいです。1、2話とも前半は面白かった!(3話は最初から最後までつまらなかった) 1話め。謎が謎を呼びワクワクしながらページをめくりましたが、ビックリ。そんなアホな!の後半。 まず相手が本人じゃ無いと思った時点で電話かけるだろう。そこから違和感。 結末がわかった上で読み直したら「ああ〜」となるかと思いきや逆。当人だったらそんな質問するわけないだろー。言動が意味不明すぎる。 2話め。1話目がそんなだったので、期待しないように読む。 「会って幸せかどうか見て欲しい」ってあまりにふんわりした依頼。 誰が決めるの幸せそうって。見た目?自己申告? 6人それぞれの個性がしっかりあり、目に浮かぶような描写は良かった。 でも最後がまた無理だった。そんなことを昔の先生に頼みます? そして全話、無理やりのハッピーエンド。 風呂敷を広げすぎて収集つかず。最後がしょぼい小説家さんってたまにいます。 この方はいつもそうなのかな? | ||||
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よく話題になっていたので告白から二冊目です。語り口調なのは告白と変わらずでした。 手紙をやりとりする先生と生徒、海外青年協力隊に行った恋人と彼女などの舞台設定。ウィキペディアでみたら作者の経験ばかりでした。展開は意表をつかれて面白いし、心理描写も複雑に絡み合ったりするところはよいけど、授業みたいな一方的な語り口が一緒で飽きてしまいました。以外といい話だったりするけど、基本的に「疑い」がベースなので、終わり良くても読後がももやっとするし、深みがないと感じます。ここまで話題なのがよくわからないです。ワイドショー好きなら良いのかもしれません。 未経験ジャンルのことなど取材されたら広がりがあり、面白いものが書けるのでは。違う語り口があったら読みたいです。 | ||||
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情報なしで読み始めたので、一番最初のストーリーが続くかと思っていました。 次の話でかみ合わないことに気付き、内容も少しずつお粗末な感じになり 残念な作品集と思いました。第一話を引き延ばして長編にしてほしかったと思いました。 | ||||
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#1 余りにも「どうでもいいわ」って話で、この本を選んだことを後悔しかけた一篇。 手紙でまさかの(ある意味)叙述トリックが使われているような希ガスですが、 そうまでして知りたかったことなんでしょうか、この真相は。 10年も経っているのに、”その日”の服装のことを まるで昨日のことの様に思い出してる描写に違和感覚えました。 #2 これが一応、一番面白く読めた作品(相対的にですが)。 最後、依頼された男に密接に関係してくるんだろうなぁと思ったらこれか。 結局、先生の手のひらの上だったわけですね。 #3 結局この手法って、後からいくらでも「実はこうこうで」を積み重ねていける 狡い方法なんだなと思えてきました。 読者にはわからない”手がかり”も後から後から提示出来ますしね 伏線もなんもああったもんじゃない。 湊作品、もう一冊読もうと手元にありますが・・・ ”普通の小説”が恋しくなってきました。 | ||||
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読後感わるし。そしてがっかり。 今までたくさん本を読んできたけど、この想像力の貧困な私が、先の展開がわかってそれが見事に当たるという、初めての本。 まさかこうくる? まじかよー。まじだった。 たまたま職場の人が『告白』を貸してくれて、なんちゅう話だ…と幻滅して後味悪く、 『Story Seller3』に「楽園」があって、綺麗な舞台になんていう展開なんだ、と後味悪く、 たまたまBOOKOFFで見つけた本書を、次はいいかもしれない、と思ったら、これまたどろどろ。 人の気持ちはこんなに簡単じゃない。 人の気持ちはこんなに冷たくない。 そもそも軸となるきっかけとなる事件からして理解できない。 この著者の作品はもう読まない。 初めてそう思ったことが、すごく悲しい。 | ||||
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この本の前後の湊かなえ作品も読みましたが、 湊かなえさんの本は展開の仕方が似ているので、 二作目、三作目以降はどれだけストーリーが魅力的かが重要だと思います。 湊かなえさんの本を初めて読むならいざしらず、 何度か読んできた人なら展開も読めてすぐに飽きが来てしまいます。 それでも平均点以上を取っていくような内容で途中まで満足していましたが、 終章の蛇足感ですべてを台無しにしてしまったように感じました。 想像の余地を奪われてしまって、逆に”何も残らない”作品となってしまいました。 | ||||
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今回は、短編。 そして、どれも手紙のやり取りで事件や真相を暴いていく。 というような展開のものです。 しかし、真相を暴くというと奥が深そうですが、 どの章も少し込み入った手紙のやり取り。という程度で あまり、緊迫感はなく。 長編で、あらビックリという展開を期待している読者に とっては物足りない作品になるのは間違いないです。 皆様がおっしゃっている通り、「告白」があまりにも 衝撃的で、印象に残る作品だっただけに、 それに似たスリルを味わいたく湊かなえさんの作品を 読むのだと思いますが、今のところ、そういった作品は まだ内容に思います。 | ||||
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思い上がった作家だ。むかむかする。どうしてこうも高慢ちきなんだ? | ||||
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「告白」では、登場人物の独白の連続で物語が紡がれた。 本作は往復書簡で物語が紡がれる。 「告白」ほど読後の陰惨さがなく、事件といえども比較的ほっとする部分があるのは救いだが。 この形式で書くことを思いついた時点でそれ以上の深みが作りにくかったのか、記述の形式に印象の多くが割かれてしまい、ストーリーが心に残らない。 アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」「そして誰もいなくなった」もやったもん勝ちの作品ではあったが、インパクトが違いすぎる。 なので星二つ。 | ||||
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映画北のカナリアたちの原作を読みたいと思い拝読致しました。この作品から脚本を書き上げた那須真知子様に敬意申し上げる。また建設業に携わる労働者が自分を卑下してるなんて馬鹿馬鹿しい。 | ||||
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「告白」を先に読んで衝撃を受けて、期待してる人にはお薦め出来ません。 「告白」と同じような展開で「告白」よりまどろっこしい 回りくどいというか言い訳がましい印象で途中飽きてきました。 残念ですが、最後の短編は意味が解りません。 おそらくこの作家の本はもう読まないと思う。 | ||||
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3編(4編?)の物語から成る作品。 この作者の作風からして、すごく期待しながら読んだのですが。 すみません、断言させていただきます。 面白くなかったです。 次に期待します。 | ||||
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一冊読み終わってすぐ「え?」ってなりました。 作者さんの本の最後にババババッっと全てが分かって「あー!こことここが!!」みたいなすっきり感とゾクゾクした感じが好きだったのに、今回はあれ?って感じ。 1つ1つの話にいつもの衝撃がなさすぎて、それぞれの話が1冊全体でまた1つに繋がるんだと思って期待して「早く早く!」って思ってたのに…。 自分が気づけないだけかと思ったら違うみたい…。 湊さん独特のハラハラ感が好き!って方は読まなくていい気がします。 物凄い偉そうだけど、湊さんの作品は好きなので、また次期待してます。 | ||||
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3作の短編で構成されています。 各エピソードのつながりは全くありませんので、カバー裏に連作集的な説明がありますが、短編集の誤りです。 文庫化によって追加されたといわれている数ページのおまけエピソードのみ、一つ前のエピソードと関連があります。 この作品、最初から最後まで手紙のみで構成されています。 読みながら、そして、読み終えて感じた事は、手紙のやり取りのみをひたすら読み続ける事の苦痛さです。 これは体験してみないと分かりませんが、人によっては相当なものになると思います。 途中でギブアップする人もでるかと思います。 この作品の評価は、物語の内容そのもの以前にここに尽きます。 | ||||
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タイトル通り、全てが手紙のやりとりになってます。 登場人物同士のやりとりが全て手紙となっており、まどろっこしい事この上ない。 好きな人には、手紙を読み進めながら、徐々に全貌が明らかになるのがいいのでしょうが、僕はダメでした。 普通の小説にして下さい(笑)。 | ||||
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この人は一人語り形式がうまい。引き込まれるように読んでしまう。 だけど、どの作品もイマイチストーリーが小ぢんまりというか、ちまちましてるんですよね…。たいてい、途中でネタに気づくのですが、いやまさかこれだけで終わらないだろうという展開で終わってしまい、「え、それだけ?」と思ってしまう。 6人の同級生の話を聞く話は、「そんなことのために、トラウマになっているかもしれないことをみんなから聞き出させるなんて、教師としてそれでいいの?」と思っていまいました。 | ||||
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ファンです。 売れっ子なので勢い量産傾向にあるのはしかたないので、 よくよく吟味してハズレはなるべく引かないように気を付けているのですが 『夜行観覧車』がよかったのとちょっと間が空いてさみしかったので 期待半分...と自分に言い聞かせて購入しました。 それでも期待はしていたとみえます。 かなりがっかりしました。 目先を変えただけの凡打だったと思います。 手紙形式を思いついたのはさすがにいつもいつも『告白』では 脳がないとおもったからでしょう。 第一話は、手紙のやりとりに不可欠な時間の流れがかんじられない。 書簡とは形だけで内容はいつもの独白にすぎません。 手紙を書くという機会が減ってしまい、 手紙というものに縁遠くなった読者を見越して考え付いたやり方だと思われます。 トリック(と呼べるのか)もありきたりで退屈です。 第三話は「あのこと」でさんざん引っ張ってなんだ..のオチ。 半ば 飛ばし読みになってしまいました。 かなえさん これからもお付き合いします。 が 出来れば 中ヒットを待ってます。 | ||||
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なんじゃこりゃ…。 率直に言って読み終った感想がこれ。 この人はこういう会話形式でしか小説書けないのかなぁ。 独白でも手紙でも、読み終えた感想が似た感じになってしまうんだけど。 再読しようとは思わない。 | ||||
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この本を読んでいたら、井上ひさしの『十二人の手紙』という小説を思い出しました。 本書と同じで、手紙形式の文章による短編集です。 「手紙」という媒体をうまく使った、どんでん返しアリの面白い作品でした。 それを先に読んでしまったせいか、本書を素直な気持ちで読めませんでした。 面白いとは思えませんでした。 本書は手紙という縛りがあるためか、トリックの仕掛け方が上記の作品と似ている所があり、 先の展開が割と簡単に読めてしまうんです。 あまり比べるのは良くないと思うんですが、 はっきり言って『十二人の手紙』の方が手が込んでて面白いですし…… あと本書では「手紙として、こういう文章はアリなのか?」という箇所もあったりして、 たまに違和感を覚えることがありました。 細かいかもしれませんが、出来ればそういうところにもこだわって欲しかったです。 | ||||
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「告白」からこの人の本は全部買って読んでるが、段々うすくなってるのは否めない。というか同じような展開でこうも何回もやられると飽きる。独特の文体の面白さと登場人物の瑞々しさは相変わらず魅力でこちらも「告白」に縛られてるのか今回こそはまた何かありそうな気がしてついつい買ってしまうが、(「告白」をいつまでも期待されちゃ作者もたまらないだろうけど)だがそれに変わる新境地があるワケではなく、正直近作はティーン小説だ。大の大人が唸るような作品群では決してない。結構作品を発表してるが、期待されて依頼されて必死に書いてしまうのはやめてじっくり溜め込んで欲しい。僕は待ってるしとにかく次も買うけど無駄に買わせないで。「告白」と比べないですむ作品を待つ。 | ||||
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