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スメラギの国



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【この小説が収録されている参考書籍】
スメラギの国
スメラギの国 (文春文庫)

スメラギの国の評価: 3.09/5点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.09pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

さすが朱川さん

気に入ったこと? 読めて幸せ。 気に入らなかったこと? 普通に売ってないことかな。 猫や犬、人間 みんな幸せに生きていきたいだけ。
スメラギの国Amazon書評・レビュー:スメラギの国より
4163267808
No.4:
(5pt)

面白かったですよ

みんな批判が多いようですが(特に猫好きに)、猫と人との闘いという設定が
面白いと思った。
猫といえば、癒しやらかわいいというイメージなので、それをここまで崩してくれる
作者の頭の引き出しは、いつもながらに多いなぁと感じた。
スメラギとは、[皇]と表記し、天下を統治する天皇の意なんだそうだ。
確かにホラー的要素はあるかもしれないが、全体的に見たら感動モノだ。
特に並走して出てくる、村上さんの話は特に感動、みんなに読んでもらいたい内容である。
スメラギの国Amazon書評・レビュー:スメラギの国より
4163267808
No.3:
(5pt)

いや、面白いですよ?

極端に評価が低いようですが、恐らく猫好きの方はご立腹されるのでしょう。

特にそうでない方は、結構楽しめるのではとおもいます。
ただ、猫たちがどんどんスプラッタにお亡くなりになるので、そういうのが大丈夫であれば・・・。

かなり長編ですが、サクサク読めます。
スメラギという超常的な力を持つ不思議なネコがいて、このネコのもとで、
多くの猫が軍隊のように統率されて、色々と怖いことになっていきます。
貫禄あるデブネコがいい味だしていたり、スメラギの素顔も意外だったりして、最後まで飽きませんでした。

戦中の日本を比喩しているのかよくわかりませんが、ネコが非常に全体主義的で
その辺はちょっと違和感ありましたが。
犬ならまだ分かるんですけどね。
スメラギの国Amazon書評・レビュー:スメラギの国より
4163267808
No.2:
(4pt)

猫がこわいです。

表紙は幻想的だったので、優しいファンタジー作品かと思ったら、
これが全くの見当違いで、恐ろしい話でした。
結婚間近の恋人にも話せない隠し事をもつ、主人公・志郎が、
ちょっとしたミスから、人間と同じ様な知恵を持つ猫たちの攻撃対象なってしまうお話です。
いろいろな悩みを抱えながらも頑張っていた志郎が、
我慢の限界で怒りを爆発させるシーンでは、人間の醜さが一気に表面に出て、
なんだか人を信用できない気分にさせられました。
また、次々と車で猫をひき殺す描写があまりに多く、
志郎ではないですが、読んでいるわたしもかなり落ち込みました。
猫好きの人にはお勧めできないかも。
ただサイドストーリーの、子どもを無くした父親が猫のおかげで立ちなおるシーンは、
感動的で涙ものです。
起承転結の”転”までは少し長く感じるかもしれませんが、
後半はあっという間です。
エピローグがちょっと蛇足に思え、締まりがなかったのが残念でした。
スメラギの国Amazon書評・レビュー:スメラギの国より
4163267808
No.1:
(4pt)

身近な存在の猫だけに…リアルです。

恋人の結婚を控えて新居に引っ越した志郎。そこは幽霊マンションが近くにあったりそして目の前の空き地もいわくありげだった…。人間の思考を持つ「新しい猫」と人間のお話。★朱川さんと言えば、もちろんホラーです。そしてこれもホラー。★猫って「化け猫」とかそういうちょっと怖いイメージもあるだけに、このお話はそれに結びついてゾクッとする部分がありました。★もちろん猫達の復讐劇の裏には、ちゃんとそれなりのワケがあるんですがね…。★ラストでスメラギの孤独な胸の内がシミジミと描かれていて…切ないです。★今まで朱川さんは短編ばかりでしたが、実は長編も魅力的です。
スメラギの国Amazon書評・レビュー:スメラギの国より
4163267808

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