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シューマンの指



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シューマンの指の評価: 3.74/5点 レビュー 110件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.74pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
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No.3:
(3pt)

映画化するといいかも

クラシック音楽について詳しいわけでもなく、普通のミステリー好きが読んだ感想です。
 ミステリーとしては、「そりゃないでしょう。最後の最後に出てくる妹の手紙はあんまりでしょう。後出しじゃんけんですよ。反則!!」ということになります。
 ただし、シューマンのピアノについてはどうしても聞きたくなり、思わずCDを借りてきて聞いてしまいました。遠い記憶の中で「トロイメライ」という曲名と、鳴っている音楽が一致して心が豊かになりました。主人公の「音楽は演奏されていなくても、そこにある」というのは、「頭の中である時ぐるぐるエンドレスで思い出される、あの感覚なのかなぁ。」(違うのかもしれないけれど)
 いずれにしても、音楽を音でなく文字で表現することは、えらく大変なことだと感じました。もしかしたら映画化すると音も入って、もっと素敵になるのではないでしょうか。
シューマンの指 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シューマンの指 (講談社文庫)より
4062773856
No.2:
(3pt)

面白い小説であるけれど。。。

「シューマンの指」という作品名、音楽ミステリーといった評判から読んでみたけれど、正直賛否両論の1作でしょう。巷では、シューマン生誕200年ということですが、クラシックが好き、基礎知識を持っていない方がこの本を読むと、なかなか評価を得られる部分も少ないと思う。300数ページのボリュームで、中盤くらいは登場人物の紹介は当然ながら、クラシックピアニストが何たら、シューマンが何たらとミステリーというよりもクラシック音楽の評論もどきの部分は、意味が分からない?といった読者も多いと思う。リヒテル、グールドが何たらとか、マルタ・アルゲリッチをマルデ・アルゲリッチという登場人物のところは大笑いしたけれど、たまたまクラシック音楽を以前結構聞いていた私には、何とかついていけたけれど、正直専門的な音楽用語もあり、ついていくのがつらい人がほとんどと思う。音楽ミステリーといった異色のジャンル、しかも通常ピアニストならショパンか、ベートーヴェンと思うんですけれど、シューマンを題材にするところ、凝っているなーと関心もするんですけれど、大衆受けは難しいでしょう。NHKの週刊ブックレビューに取り上げられ、作品のインパクト、さすが芥川賞作家といった精緻な部分、作品の総合的な評価は決して低くないけれど、自分は結構楽しめたけれど、何でといった読者も少なくないと思う。でも作者の本作の意図は、決して大衆受けするような小説を書こうとは、たぶん思ってないんでしょうね。それが当たっていれば、十分うなずける一作であろうし、年末のミステリー評論で、評論家等がどのような評価をするのか、とても楽しみです。今回自分はアマゾンでは、点数は★三つとしたけれど、今のところ、これといった大本命がない今年の国内ミステリー界、「このミス」あたりでベストテンにもしはいれば、なかなかどうしてミステリー好きも冷静な評価で、感心するんですけれど。
シューマンの指 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:シューマンの指 (100周年書き下ろし)より
4062163446
No.1:
(3pt)

面白い小説であるけれど。。。

「シューマンの指」という作品名、音楽ミステリーといった評判から読んでみたけれど、正直賛否両論の1作でしょう。巷では、シューマン生誕200年ということですが、クラシックが好き、基礎知識を持っていない方がこの本を読むと、なかなか評価を得られる部分も少ないと思う。300数ページのボリュームで、中盤くらいは登場人物の紹介は当然ながら、クラシックピアニストが何たら、シューマンが何たらとミステリーというよりもクラシック音楽の評論もどきの部分は、意味が分からない?といった読者も多いと思う。リヒテル、グールドが何たらとか、マルタ・アルゲリッチをマルデ・アルゲリッチという登場人物のところは大笑いしたけれど、たまたまクラシック音楽を以前結構聞いていた私には、何とかついていけたけれど、正直専門的な音楽用語もあり、ついていくのがつらい人がほとんどと思う。音楽ミステリーといった異色のジャンル、しかも通常ピアニストならショパンか、ベートーヴェンと思うんですけれど、シューマンを題材にするところ、凝っているなーと関心もするんですけれど、大衆受けは難しいでしょう。NHKの週刊ブックレビューに取り上げられ、作品のインパクト、さすが芥川賞作家といった精緻な部分、作品の総合的な評価は決して低くないけれど、自分は結構楽しめたけれど、何でといった読者も少なくないと思う。でも作者の本作の意図は、決して大衆受けするような小説を書こうとは、たぶん思ってないんでしょうね。それが当たっていれば、十分うなずける一作であろうし、年末のミステリー評論で、評論家等がどのような評価をするのか、とても楽しみです。今回自分はアマゾンでは、点数は★三つとしたけれど、今のところ、これといった大本命がない今年の国内ミステリー界、「このミス」あたりでベストテンにもしはいれば、なかなかどうしてミステリー好きも冷静な評価で、感心するんですけれど。
シューマンの指 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シューマンの指 (講談社文庫)より
4062773856

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