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ドグラ・マグラ
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【この小説が収録されている参考書籍】
ドグラ・マグラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全504件 241~260 13/26ページ
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で、挫折。 疲れちゃったのでネットでネタバレ検索して済ましちゃった(^_^;) | ||||
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長いあいだ探していた、ドグラマグラ愛蔵版とも言える復刻版をついに見つけました。 すでに文庫本では二回読んでいます。 本当は1935年初版の、あの怪しげな女の人の顔が載った函入りのドグラマグラが欲しいのですが、 それはもはやかなわぬ夢です。 復刻版では、原文に忠実なルビ付きとの事で、嬉しい限りです。 幻魔怪奇探偵小説の決定版であり、三大奇書のうち、おそらく最高傑作に位置するこの作品は ミステリー小説マニアが一度は読まねばならない 「鬼の関所」 であります。 PS この本の箱は二重になっており、夢野久作さんの写真が載った箱の中には、夢にまでみた、 あの1935年初版の函入りのものが入っていました。 箱から本までの完全復刻です。 函の表紙に描かれた妖しげな女性の顔はいったい何を意味するのでしょうか。 そのレトロ感たっぷりの雰囲気はマニアにとって嬉しい限りです。 「ラグマラグド」と当時はタイトルを反対にして出版していたようですね。 この本を読むと、精神に異常をきたすというらしいですが、確かに読了した直後はそれほど意識しないのですが、 次第、次第になんだか悪い夢を見ていたような、 言葉で形容するのが難しい奇妙な精神状態に確かに変わるんですよ、これ。 それはともかく、この復刻版は素晴らしい。 どう考えてもマニアなら、買いでしょうね。 | ||||
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私はすでにドグラマグラの文庫本を持っている。 しかし、私は文庫本は嫌いではないけど、 ひとつの文学作品が「分冊化」されて出版されることを極度に嫌う性分である。 私はただひたすらに、一冊の分冊化されない書物としての「ドグラマグラ」が欲しくて本書を購入した次第である。 夢野久作氏の作品について言えば、もし、彼が十年かけて「これを書くために生きてきた」 と言わしめた程の大作、ドグラマグラを発表していなかったならば、おそらく歴史に名を残す作家にはなれなかったであろうと思う。 それほどまでにドグラマグラという作品はあまりに衝撃的で、世界の推理小説中の屈指の傑作である。 おそらく昭和十年当時の人々にはこの作品は理解し難かったに違いない。 それゆえ、現代というポストモダン以降の人間にはかえって理解しやすい作品ではあるまいか? 読むと精神に異常をきたすという、いわく付きの奇書ではあるが、 それは根拠の無い都市伝説に過ぎないので、推理小説が好きな方はぜひ読むべきであります。 これを読まずして死ねるか! というほどの傑作である 補記 もうひとつの解釈。 角川文庫版のドグラマグラのレビューにひと通りの解釈を並べてみたのだが、しかしこの作品には、それとはまったく別の解釈もありうると述べておきたい。 角川文庫版においた私は、この一連の殺人事件の犯人は正木博士だと断言してしまった。 確かに「あの巻物」が呉一郎の心理遺伝の直接の原因ならば、その正木犯人説は成り立つのだが、 では、第一回発作の時点で母親を殺害した根本的動機がそれだと曖昧になってしまう。 この第一回発作時においてはまだ呉一郎は巻物の存在を知っていない。 事情が混み入ってくるが、その場合、正木博士犯人説は成立しなくなる可能性が出てくる。 解釈次第では正木博士が呉一郎に巻物を渡したのは、呉一郎の心理遺伝を確証するために過ぎなかったかも知れない。 正木と呉一郎が親子の関係であることは間違いない。 正木博士は本気で本当の意味で呉一郎を救おうとしたのかも知れない。 その場合、犯人はやはり呉一郎という解釈も成り立つのだ。 「解放治療場」における惨劇を食い止めることが出来なかった正木博士が良心の呵責に耐えられずに投身自殺した可能性だってあり得ない話ではない。 上記のように解釈すると、今迄信じていたはずのストーリーがまるで違ってレールが狂ってくるのだ。 つまり少なくともこの物語には少なくとも二種類の解釈可能性があるということだ。 あたかもマルチエンディング制のゲームの様に、、、である。 | ||||
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謎が多い物語の始まりから、精神医学のウンチクの様な記述の中盤を過ぎて お怒涛の終盤に引きずっていかれました | ||||
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読了までにかなりの時間がかかりました。途中で飽きてしまったところがあったので少しずつ読み進めていきましたが、最後になるにつれて予想外の展開が続きいつの間にか引き込まれていました。随分、前の物語ですし、仕方ないのですが、表現に違和感は感じました。 解釈が非常に難しいので、時間をあけてまた挑戦してみたいとも思います。 | ||||
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何気無く開いたページに目を通したら、私を取り込み取り憑くかのような負の念が漂って来ました。 そのページには、ある言葉が・・・・・・・・・・・チャカポコ チャカポコ スカラカ この作品を描いた作者の凄まじいまでの気迫が伝わってきます これは確かに精神を病られるのもわかります ですが、それはこの作品の怨念ではなく、それを読む私たちが作者の想いを理解出来ない故ではないかと思います。 残念ながら私は作者の領域はいたっていませんので、一度に読むことは無理でした。 私は小説が好きで特にミステリやサスペンスが大好物で、時間を忘れぶっ続けて読むことも珍しくありませんが、これは時間をかけてゆっくり読みました。 ミステリー小説が好きなら1度は読むべき作品ですけど、くれぐれも無理をしないで自分のペースで読むことをお勧めします。 | ||||
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話題になっていたので読んでみようと購入いたしました。 話の大筋はわかるのですが、独自の言い回しや言葉遣いに翻弄され読むことに必死になりすぎて内容がまったく頭に入ってきません。 読み進めた後、登場人物の言葉を確認するためページを戻ったり進めたり・・・・(笑 大抵の文庫は一日で読み終えてしまうのですが、この本に関しては数日に数ページしか進まず、いまだ読み終わりません。 私にとっては、ある意味「気が狂いそうな本」です。 | ||||
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まさに恐ろしいミステリー小説だ。 夢野久作氏は明らかに天才だと思う。 本書のカバー絵が下品で、ウンザリしてしまうけど、内容の物凄さは、読んだ人間にしか絶対に理解出来ないだろう。 本書の読者は、このドグラマグラなる奇妙キテレツな作品を書いた著者とおそらく激しい脳内バトルを余儀なくされるであろう。 昭和十年という時代に、よくもこんな凄い作品が書けたものである。 それにしても、小説とは言え、脳医学の天才的権威である某帝国大学の教授が、いきなり乞食坊主よろしく、スチャラカ、チャカポコ スチャラカ、チャカポコ木魚を叩きながら、 道化じみた「脳髄論」の宣伝をして地方巡業してしまう辺り、夢野氏のこれが本当の阿呆陀羅経だよ! という声が聞こえたくるようで、奇怪なだけではなくて、ちゃんとユーモアのセンスも垣間見せてくれる。 つまりエンターテイメントとしても超一流という事だ。 捕記、頭が混乱した方へ。 この姿なき空前絶後の殺人事件の真犯人は、 言うまでもなく正木敬之博士その人であり、物語は初めから法医学者、若林鏡太郎氏との壮絶な心理戦にあった。 主人公の記憶喪失者、呉一郎はあくまで正木博士の哀れな実験材料に過ぎない。 物語の流れを注意深く観察するとそう結論せざるを得ない。 哀れで純真な呉一郎青年は確かにこの一連の殺人事件の実行犯ではあるが、本人には精神医学的な暗示をかけられており、自分自身が殺人事件の実行犯である自覚はない。 あくまで殺人を教唆したのは人間の皮を被った悪魔たる正木敬之博士その人である。 それが証拠に「あの巻物」を呉一郎に手渡したのは正木博士である。 法医学者、若林鏡太郎はこの事件を調査して、あと一歩のところで正木博士の犯罪を暴けるはずであったが、その寸前で当の正木博士は投身自殺してしまい、この事件は永久に迷宮入りしてしまったのである。 残されたのは無惨に記憶を喪失してしまった呉一郎青年のみという事になって、この物語は終わっている。 私に読み間違えがない限り、この事件の真相は以上のようなものである。 補記2 阿呆陀羅経の一節ですが、北京、ハルピン、ペテルスブルグじゃ・・・ のところですが、昭和10年当時、北京はまだ北平(ペイピン)と呼ばれていました。 ふたつの違う呼び名があったのでしょうか? その後、調べてみるとペキンという呼び方は日本統治時代になってつけられた愛称で、 いまだ、南京を首都とする国民党政府側(台湾)では、いまだに北京の事を北平と呼んでいるとの事です。 | ||||
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上巻のレビューにも書きましたが、内容を理解しようと悪戦苦闘しているので、まだ下巻にたどり着いていません(笑 願わくば、来年中に上下巻共に読み終えたいです。 話の大筋としては面白いと思うので、読書好きな方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか? | ||||
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ドグラマグラ。 この作品は今回初めて読んでみた次第であるが、 内容が内容だけに、グルグル脳髄回転地獄とでも形容したくなるような、読んでいてなぜか不思議といっこうに物語が進まずに同じ場所を堂々巡りしているような錯覚をおぼえる実に奇妙な作品だと思う。 まさに頭脳内迷宮を明かりも無しに手探りで出口を探し求めるような奇妙な感覚。 夢野久作氏は明らかに天才だと思うのだけど、その天才性にはゾッとするような恐怖と戦慄を感じるのは私だけだろうか? 昔から本書を読んだ人間は精神に異常をきたすという言い伝えがあるようだが、 果たして、この作品を読み終わったあと自分がどうなるか? それにしても破格な面白さに我を忘れて読んでしまう。 恐れおののきつつ、ついつい読書に没頭してしまう。それがドグラマグラの魅力のなせるワザであることは言うまでもない。 ただし、確かにいろいろな要素でゴテゴテとデコレーションされて非常に複雑な小説となっているけど、物語の根幹となるストーリーラインは「意外と単純であります」 したがって、落ち着いてジックリゆっくりと読めば、必ず読破出来るし、また、この複雑奇怪な物語の全体像がジグソーパズルのピースが全部埋まった時のようにパッ!と目の前に開ける時が必ず来ます。 諸君!!健闘を祈る 補記 脳髄は物を考えるところにあらず。 正木博士の上記の言葉を信じるなら、(多少SFじみているが) この小説の犯人は、はじめから「いなかった」 事になる。 呉青秀からの心理遺伝による記憶が呉一郎青年をしてこの一連の凶行に至らしめたとしたら、 呉一郎に責任能力はないし、ましてや証拠さえありゃしない。 あえて犯人を特定するならば、脳髄による脳髄のための殺人だったと言える。 だが、そう「思い込ませる」のも脳髄のトリックなのだ。 ましてや、脳髄は物を考えるところではないなら、犯人は影も形もない、怪魔人という事になる。 要するに、犯人なき犯罪こそドグラマグラという空前絶後の探偵小説のテーマではなかろうか? | ||||
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角川文庫で一回読んだが、本というのはどうしても本棚に入れておくだけでも 傷んでくるのでkindle版でも入手しました。 特に出だしの部分が好き。思わず引き込まれます。 この主人公はいったい何者なのだろうという謎を終始持ちながら読み進めていく のですが、なかなか真実が見えてこないのが魅力なのかもしれません。 | ||||
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おどろおどろしい仕掛けを組んで伝えるものかどうかは、今の時代になってみると、少しかったるいのではとの印象が強く、途中から付き合えなくなった。 | ||||
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日本三大奇書の一つ。せっかく無料なので手にとってみた。 私は科学、確信的事象に興味がある人間なのでSFや推理小説は読まないが、コレハ面白いと。。。エェ、10月20日。ワタシは奴の前で階段を登っていたと思ったらいつのまにか降りていた。何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ..... もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…チャカポコチャカポコ | ||||
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夢野久作の代表作 彼の作品は他も面白いけれど、一番のオススメはこの作品 | ||||
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上巻よりも表紙イラストがきわどくなっている気もするが、中身は名作 | ||||
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なんか回りくどい言い回しでページを稼ぐ駄作って感じですかね。 | ||||
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作者の想像力に魅力を感じます。 グイグイ引き込まれていきます、間違いなく傑作でしょう。 | ||||
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精神医学や心理学や哲学に理解が深い人・あるいは内省力が高い人ほど、これに感銘を受けるのではないかと思います。 例えば自分自身についての洞察を得て従来のパターンから抜けだした経験のある方(神経症の治癒経験等)にはかなり馴染みやすいのではないでしょうか。 しかし、結局捉われています。しょせんカエルから犬になった位の変化です。どうしても何らかのストーリーに捉われてしまうから凡人であるように思えます。 凡人は嘆きながら凡人をやるしかないのでしょうか。 私にはどこかで「本物」が嘲笑っているように感じられます。 | ||||
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びっくりしたのですが、誰一人レビューを書かれている方で、精神破綻したという方はいらっしゃいませんね。 僕はこの本を読んだ後、どのくらいの時間が経過してだかわかりませんが、精神に異常をきたし、自殺未遂、精神科のお世話になりました。 僕はこのタイプのものに惹かれやすく、子供の頃協調性が足りなかった方ですが、 それも圧倒的に周囲に馴染めないというほどではありませんし、 何より割と適当に読破し、あまりのちんぷんかんぶりに耐えかねてネットで物語の捉え方、ついて調べてしまい、適当に納得してしまうような人間でした。 統計的に言ってこんな人間がいることは誤差の範囲かもしれませんが、そうした情報もあった方が中立的だと勝手に思ったので、書かせていただきました。 センセーショナル過ぎてそれゆえいろんな人が読んでいる本ではあるものの、そういった売り方をしていい本ではない、というのは僕の勝手な考えです。 | ||||
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初めて読んだ感じは「???」でした。ま、新しい試みと言う事で、発想は面白いけどオチがないって感じですね。ちょっと食い足りない感じでした。 | ||||
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