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(短編集)

鬼の跫音



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【この小説が収録されている参考書籍】
鬼の跫音
鬼の跫音 (角川文庫)

鬼の跫音の評価: 7.63/10点 レビュー 16件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.63pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全16件 1~16 1/1ページ
No.16:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

鬼の跫音の感想

6編からなる短編集であった。
6編に共通するのはSという頭文字の人物と鴉。
しかし、共通するのはそれだけで、連作短編ではなく、それぞれが完全に独立した作品であった。
6編目の最後の作品で、共通するSの秘密が明かされる驚愕のネタを期待したが、何もなく些かがっかりした。
テイスト的には米澤穂信の「儚い羊たちの祝宴」に似たダークな雰囲気。
でも「儚い羊たちの祝宴」よりは、すこしレベルが落ちるのかな。いまいちオチの切れがない。オチが唐突過ぎて無理やり感がある上に、やや分かりづらい。
余韻を残して読者に考えさせたいという著者の意図だろうか。
ということで、当方はやや消化不良感を覚えたので、この点数とした。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.15:
(6pt)

鬼の跫音の感想

人の悪意を表現した短編集ですね。心地よい読了感は得られないです。

kmak
0RVCT7SX
No.14:
(8pt)

鬼の跫音の感想

「鬼の跫音」読了。人間の心の闇に燻る邪悪な鬼と、ミステリーが交錯する珠玉の傑作集。「ケモノ」はまさに、人間の心の中の鬼が起こした事件を象徴したダイングメッセージが、切れ味抜群に読者を切り裂く小品に衝撃しかありません。

氣學師
S90TRJAH
No.13:
(7pt)

鬼の跫音の感想

結構、ブラックな内容であったが、悪くはなかった

▼以下、ネタバレ感想

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mick
M6JVTZ3L
No.12:
(6pt)

鬼の跫音の感想

主人公のイニシャルがSで共通していますが、独立している6作の短編集です。
そういえばこの作家さんのデビュー作はホラーだったなって思い出させてくれるような作品。
意図的に読後感を悪くさせる落とし所で、まぁ道尾さんらしいっていうか、この人にしか描けない世界観でしょうか。

梁山泊
MTNH2G0O
No.11:
(7pt)

鬼の跫音、感想&備忘録


▼以下、ネタバレ感想

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ナタ
9AJ0TZ5W
No.10:
(8pt)

鬼の跫音の感想

短編集で、それぞれの話は短いですがどれも面白い。
最後に結末を描かないのも余韻を残しますね。

momosuke
P6LHSSW5
No.9:
(9pt)

鬼の跫音の感想

短編集は苦手であるが、この作品はどれも面白かった!
最後にゾッとさせられる感じがたまりませんね。

conejo
ZYHEZN1P
No.8:
(8pt)

鬼の跫音の感想

道尾秀介の小説を初めて読みましたが、暗い雰囲気が文章から見事なまでに伝わってきました。
短編で1話が短いので飽きずに一気に読めました。それぞれの話で衝撃的な内容が明かされていきます。冬の鬼は特に衝撃的でした。
最後に余韻を残す終わり方で、想像をかき立てられるラストが特徴的です。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.7:
(7pt)

鬼の跫音の感想

非常に薄い本の中に6話入っているので、一話一話あっという間に読めてしまう。
ホラーっぽいものや、オカルトチックな話もあり、終わり方も様々でどれも面白かったです。
個人的には、冬の鬼という話が印象深かったです。

マー君
S2HJR096
No.6:
(8pt)

鬼の跫音の感想

短編集はあまり好きではないけど、これは秀逸!

りこっくま
OJP3HKGY
No.5:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

鬼の跫音の感想

「鈴虫」「ケモノ」「よいぎつね」「箱詰めの文字」「冬の鬼」「悪意の顔」の全6話の短編集です。
それぞれ独立した関連性のない短編になります。
共通項は登場人物の一人が「S」と表記されていること(同一人物ではありません)。
主人公たちの暗鬱な未来の象徴なのか、鴉が出てくること。
そして「鬼」。
タイトルの「鬼の足音」という短編はありませんし、「鬼」そのものが出てくるわけではありません。
「鬼」とは恐らく、人間に潜在する負の部分や、罪の象徴になります。
この短編集は「鬼」と化さないために越えてはいけない一線を越えてしまった人々の話といえると思います。
どのような境遇、心境で一線を越えるのか、個人の認識は別として社会的にどの程度の罪になるのかは、各話ごとに異なります。
「鬼」と化すわけなので、当然ハッピーエンドはありません。
しかし、明確に全話バッドエンドともいえません。
伏線はしっかり回収されているのですが、ラストは読者に想像の余地を残しています。
それも想像するとゾッとするような余韻があります。
また、短編にも関わらず、最後に予想を裏切るパターンや二転三転するパターンもあります(俗にいうどんでん返しとまでいえるかはわかりませんが)。
若干ホラーテイストで、どことなく世にも奇妙な物語のような雰囲気かもしれません。
短編でサラッと読めるにも関わらず、非常に密度が濃く面白いです。
道尾秀介氏の才能が光る短編集だと思います。
個人的には「冬の鬼」と「悪意の顔」がとくに好きでした。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
No.4:
(9pt)

鬼の跫音の感想

短編集です。
どの話もクオリティーが高く一気読みできます。

なかでも冬の鬼はオススメ。

バウム
B55YZM7Z
No.3:
(9pt)

鬼の跫音の感想

読み応えのある短編集!
ショートストーリーでどの話も伏線の構築が素晴らしい。

ひろゆき
44KMPFT3
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

鬼の跫音の感想

著者初の短編集は、鬼に魅入られた6人の男女の暗黒物語集!登場人物に必ず「S」と呼ばれる人物が出てくるのと人が狂気に走っていく心の過程を描いていくという共通項以外は完全に独立したホラーミステリテイストの珠玉の6つの短編たち。特に前半の「鈴虫」、「ケモノ」、「よいぎつね」の3作はミステリ的にも後味の悪いホラーとしても絶品だった!道尾さんにこういう短編をこれからも書いて欲しいなあ。

ジャム
RXFFIEA1
No.1:
(9pt)

恐ろしく質の高い、ホラーミステリ短編集

一作ごとに流れてくる不穏な空気が、読者の心をえぐるホラーミステリです。
絶対に読むべきだと思います。

アルバトロス
CRRRDTJB

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