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(短編集)

鬼の跫音



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【この小説が収録されている参考書籍】
鬼の跫音
鬼の跫音 (角川文庫)

鬼の跫音の評価: 7.63/10点 レビュー 16件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.63pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

鬼の跫音の感想

6編からなる短編集であった。
6編に共通するのはSという頭文字の人物と鴉。
しかし、共通するのはそれだけで、連作短編ではなく、それぞれが完全に独立した作品であった。
6編目の最後の作品で、共通するSの秘密が明かされる驚愕のネタを期待したが、何もなく些かがっかりした。
テイスト的には米澤穂信の「儚い羊たちの祝宴」に似たダークな雰囲気。
でも「儚い羊たちの祝宴」よりは、すこしレベルが落ちるのかな。いまいちオチの切れがない。オチが唐突過ぎて無理やり感がある上に、やや分かりづらい。
余韻を残して読者に考えさせたいという著者の意図だろうか。
ということで、当方はやや消化不良感を覚えたので、この点数とした。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.2:
(6pt)

鬼の跫音の感想

人の悪意を表現した短編集ですね。心地よい読了感は得られないです。

kmak
0RVCT7SX
No.1:
(6pt)

鬼の跫音の感想

主人公のイニシャルがSで共通していますが、独立している6作の短編集です。
そういえばこの作家さんのデビュー作はホラーだったなって思い出させてくれるような作品。
意図的に読後感を悪くさせる落とし所で、まぁ道尾さんらしいっていうか、この人にしか描けない世界観でしょうか。

梁山泊
MTNH2G0O

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