■スポンサードリンク


翳りゆく夏



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
翳りゆく夏
翳りゆく夏 (講談社文庫)

翳りゆく夏の評価: 6.67/10点 レビュー 6件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.67pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

翳りゆく夏の感想

皆さんのレビューを読ませて頂き、なるほどそう言われてみると無理があるな、、、とは思いましたが、最後までおもしろく読めました。
個人的には、久しぶりに読みやすくインパクトのある作品に出会えた気がしてます。

kmak
0RVCT7SX
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

翳りゆく夏の感想

20年前の幼児誘拐事件の犯人の娘が大手新聞社に内定というスクープに対し、事件を犯し窓際に追いやられている元記者が、20年前の誘拐事件の真実を解き明かすという物語。
まぁ例によって例の如く、警察が20年かけて解明できなかった事件を、捜査素人たった一人で・・・っていうのには無理があります。
しかも、その元記者が何か突飛な手段を使ったというのなら分かるんですが、至ってオーソドックスな取材の中から・・・って感じですしね。
それともう1つ、この作品には欠点があって、読中から、結末だけは予想できてしまうんですよね。
誘拐された子が殺された、死体で発見された、なんて記述が一切ないわけですから、普通想像がつきますね。該当者は一名です。
そうなると、ほぉ、作者さんはここで、事件を複雑に見せようとしているな、なんてのが見え見えになっちゃう。
意外な犯人のつもりだったんでしょうけど・・・惜しいですね。

でも、凄く面白かったんですよね。
同じ乱歩賞受賞作の「13階段」とか「天使のナイフ」に似た雰囲気はあります、というのは少し大げさかな。
この2つの名作同様、人物をよく描けていると感じたんですが、やっぱ名著の条件の1つですよね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

とても丁寧に書かれたミステリーでした

読みやすい文章で好感がもてました。結末は意外でしたが、自分の子供の顔は間違えないでしょうに。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

翳りゆく夏の感想

東西新聞社が20年前の嬰児誘拐事件犯人の娘を採用したことで誘拐事件の調査を命じられた梶。20年前の事件なのに調査が順調に進むのは小説ならでは。
文章は読みやすく、物語に引き込む力もある。ただ、乱歩賞受賞作ということで過度の期待はしない方が良いかもしれません。

BOY
IM7XWAPW

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!